※この作品はR-18です。

業深迷宮日誌   作:黒山羊

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08/08でおっぱいおっぱいの日なので、複乳改造回です。みんなおっぱいいっぱいなのは好きじゃろ? ワシもじゃ。

このお話はスク水一郎さんのリクエストで書きました!
https://twitter.com/sukumizu/status/1405451102020009987?s=21

リクエストはTwitterか活動報告によろしくお願いします!



女の子は誰でもおっぱいプリンプリンセスなのです

「あーしもおっぱいもっと欲しいなぁ……」

「どしたの急に。アンタ結構巨乳じゃん」

「大きさもだけど数だよ! ほら、あそこに居るじゃん、最新型の子」

「あー、人間牧場の複乳複根複膣ふたなりだっけ」

「そうそう。良いよね、おっぱいいっぱい」

「んー、重たそうだしアタシは要らないかな」

「あーしが欲しいの!」

 

 そんな会話を行うのは、迷宮居住区の喫茶店でザーメンフラッペを楽しむ2人の少女。

 

 自分達の今飲んでいるフラッペの原料であるザーメンと母乳を出している『店舗備品』の複乳複根複膣ふたなりを眺めて行われるその会話は、胸の数を増やしたいという業深迷宮としてはそれほど奇矯な話でもない世間話だ。

 

 彼女達は、いわゆる普通の迷宮民。迷宮で誕生した2世や3世であり、完全に迷宮に適応している。とはいえど、まだ少女——豊満な大人の肢体と教育された優秀な頭脳を持つが彼女達は8歳児——なこともあってまだ未改造の身体であった。

 

 これは単純に機会の問題なので、迷宮には改造に関する年齢制限はない。ただ、彼女にとって改造されたいと思った最初のタイミングが今日この日だったというだけの話だ。

 

 迷宮住民の中には物心ついた瞬間に苗床に強く憧れ全身を大改造したものもいれば、初期世代なのに未だに生身の者もいる。

 

 だが業深迷宮において改造というのは、今や化粧とさして変わらない手軽なものであるというのは住民の共通認識だ。故にこそ『すっぴん派』がいたりする、というだけのことである。

 

 そして、今日少女が『改造してみたいな』と思ったのもまた、『お化粧に目覚めた』のと等価だ。

 

 故に、それを聞いていた友人から、化粧品を買いに行くような気軽さでこんな提案を受けるのは当然だった。

 

「じゃあさ、この後改造行く?」

「行く行く! でもお金足りるかな?」

「精気払いだったら余裕っしょ」

 

 そんな実に軽い雑談のノリで『改造』を決めた少女たちは、ストローでズルズルと母乳風味の精液を啜りながら、自身の改造についてあれやこれやと思いを馳せる。

 

 その光景は、女の子たちがファッションについて語る実に微笑ましい一幕として住民達に認識され、温かな視線を向けられるのだった。

 

 

 * * * * * *

 

 

 さて。

 

 少女達の会話に上った『改造』というものは、業深迷宮を統べるバビロン、アバドン、アビス、アップグルント、アポリオン等の『迷宮核』が強力に推進し、投資し続けている迷宮の一大産業であり、同時に軍事技術でもある。

 

 日夜新技術が検討され、治験が行われ、発展し続けているこの技術は凄まじく、人間という生物に関する知見が邪神軍の中で最も多い場所は業深迷宮だと言っても過言ではないほどだ。

 

 そんな訳なので、『おっぱいがたくさん欲しい』と訴える少女に対する改造手術専門医の反応は、ピアス穴を開けて欲しいと言われたかのように気軽で気さくなものだった。

 

「なるほどなるほど。初改造ですしやっぱりおっぱいは大事ですよね〜。具体的にはどのぐらいが良いですか?」

 

 そう告げる主治医。彼女の腕の確かさを物語るのは、彼女の肉体そのものだ。

 

 手術の利便性の為なのか、4対8腕に増設された長い手。そして縦4列、横4段並んだ16のおっぱい。そのどれもにピアスや淫紋が刻まれており、実に『イケてる』雰囲気の彼女の姿は、少女を安心させるには充分なものだった。

 

「えっと、先生より多くってできる?」

「もちろん! でもちょっと身体を支える改造とか、背骨の改造とかも入るけど良いかな?」

「それは全然良いんだけど、可愛いのが良いなぁ」

「ふむふむ。じゃあ可愛くて数が多いとなると、最新式のおっぱいウエディングドレスかな。素敵なおっぱい、楽しみにしててね」

「はい!」

 

 そんな会話と共に、魔術的な全身麻酔をかけられた少女は速やかに眠りの世界に落ち、次いで肉体の生命維持魔術と精神と魂の肉体との感覚接続を遮断する魔術的麻酔を重ね掛けされた事で、彼女は何の痛痒も無く眠りをより深くする。

 

 これより行われる改造は、迷宮の最新式改造。女の子なら流行を取り入れないと、と主治医が決めたこの改造は、苗床としての機能を極限に追求しつつも美しさや華やかさも追求した贅沢な装いだ。

 

 まずは本来の胸である胸部1対の改造だが、腋窩から副乳を生じさせることで横並びに4つの大迫力超乳セットへと仕立てていく。

 

 大玉スイカ1個を余裕で上回る巨大な乳房がドドドドンと4つも並んでいるインパクトは絶大。四つ並んでいるだけならば人間牧場産の最新式も同じだが、改造の場合やはり大きさと張りが違う。

 

 それに加えて機能も充実しているのが改造乳房の嬉しいところ。

 

 今回採用されている新型乳房は内部に空間拡張された生体母乳タンクを8基も構築した意欲作であり、かつ母乳噴射を完全随意制御とする乳管括約筋を組み込む事で母乳漏れも防止されている。

 

 さらに、母乳タンク8基に取り囲まれるように別枠で設けられた『乳苗床』の内壁は小腸の内壁にも似た高度な栄養吸収機構と、母乳を分泌する乳腺機能を備えている。

 

 これにより母乳を餌に苗床で育てた魔物から分泌される媚毒を、より速やかに全身へと行き渡らせることが可能なのだ。

 

 そんな特大かつ高機能なおっぱい。その苗床部分に植え付けるのは、先日の兵器コンペで手に入れた資金でアバドンが魔女系魔物の魔王から購入した魔物『恋茄子(マンドレイク)』を淫系統に進化させた『 蔓蕩麗躯(マントウレイク)』である。

 

 元の恋茄子は美しい紫色の花を沢山咲かせたナス科植物の魔物であり、その根が人間っぽい見た目であるというのが特徴だ。

 

 もちろん魔物であるからして、その根は見た目通り人間のように動く。だが、自ら土の中から出る事はほぼ無く、引き抜かれそうになれば『即死魔術を込めた絶叫』で対抗するという『放っておけばただの綺麗なお花』な魔物なのだ。

 

 しかしそんな恋茄子はその草体と根に多数の薬効成分を溜め込む事から聖邪の陣営を問わず需要が高い。

 

 まぁ邪神陣営であればまだ『穏当に栽培して果実を頂く』といった対応になるものの、聖神陣営は『ぶっ殺してお祓いして干した根を薬にする』という残虐無比 (※邪神陣営的に)な収穫方法をとってくるので恋茄子にとっては天敵と言える。

 

 だが、その薬効は惚れ薬や種々の解毒薬に用いられ、場合によっては解呪薬にすら使える万能性を有しており、狙われるのも仕方がないと言える。

 

 そして、そんな恋茄子が進化した蔓蕩麗躯はといえば、淫系統化したこともあり、根っこ部分が可愛い美幼女になった以外は恋茄子とよく似ている。

 

 とはいえ頭上の花はピンク色であり、花の量も元の恋茄子よりかなりてんこ盛りの『頭お花畑』なので埋まっていても見分けるのは容易だ。

 

 そんな蔓蕩麗躯を『生きた花飾り』としておっぱいに植えてしまおう、というのが今回の改造における蔓蕩麗躯の立ち位置である。

 

 もちろん、水耕栽培ならぬ乳耕栽培で育てられた蔓蕩麗躯はその身体から媚毒と幻覚成分を滲ませることで少女に『滋養強壮効果』と『恋にときめいている時の幸せな感覚』を与え続けるので、ボディメンテ役の意味も兼ねている。

 

 だがあくまで主目的は花飾りだ。ナス科特有の星形の花をブーケのように沢山咲かせる蔓蕩麗躯は実に華やかで、『おっぱいウエディングドレス』を彩るに相応しい可愛らしい雰囲気を帯びている。

 

 また乳首から生い茂るロゼット状の葉が慎ましやかに乳房を覆い隠す天然のブラジャーのように振る舞い、森妖精や花妖精のような風雅なアクセントを乳房に添えてくれるのも嬉しい効果だ。

 

 とはいえ、改造で馬鹿デカくなった乳房や大きく主張するピンクの乳輪を覆い隠すには力不足が否めない。むしろ程よく隠す事で『輪チラ』状態となり、いやらしさが増してすらいる。

 

 そんな絶妙な色気に仕上がった横並び4つのデカパイ。だがこれらは改造の序ノ口であり、まだ少女の身体は仕上がっていない。

 

 次に取り掛かるのは、胴の前面部分。今までの術式では乳腺堤を活性化させミルクラインに沿って乳を増やすのが基本だったのだが、業深迷宮の最新技術は遂に『乳腺堤自体を増やしておっぱいをさらに増やす』段階にまで到達している。

 

 それを駆使して行われた胸下から丹田に掛けての改造により、少女の胴前面はみっしりと詰まった乳房の群れに覆われたのだ。

 

 その数なんと、横8列、縦には5段の計40。

 

 見事な円錐巨乳おっぱいの先端にデカ乳輪とデカ乳首が付いたその『おっぱい軍団』はまるで木苺のようにすら見える。

 

 付け根を辿ればきちんと列をなしているのだが、ムチムチのおっぱい同士が干渉して隙間を求めた結果、交互に積み重なっているのだ。

 

 そして、これらの乳房にも当然のように母乳タンクと苗床用空間が仕込まれている。

 

 この胴体部のおっぱい軍団に植え付けるのは、最近進化した迷宮の古参だ。

 

 バビロンがまだ沼底のショボい洞窟だった頃から照明役を延々と勤めている縁の下の力持ちこと『魔海蛍』『幻燈海月』『夢幻淫紋蛸』。それに連なる上位種としてこの度進化を遂げたのが、『星辰玻璃大蛸』である。

 

 その名の通り玻璃(水晶)の様な透き通る身体の内部で星辰(お星様)の様な光をいくつも輝かせている体長5歩の巨大なタコであり、その輝きは本気を出せば稲妻の直撃に匹敵する。

 

 そしてお察しの通り、このタコの光は強力な幻覚効果と発情効果を持つ魔性の光。夢幻淫紋蛸からさらに強力になったその効果は、余程高位の魔術師でも無い限り幻覚から脱出出来ず、よしんば脱出したところでアクメ狂いで発狂するという恐ろしいものだ。

 

 そんな正気度喪失1d100からの確定発狂行動:淫乱なこのタコ、巨大ながらもタコだけあって柔軟であり、狭い穴にもみっちりと入り込むことが可能なので、おっぱいに入れるのに支障はない。

 

 そして40個のおっぱいに40匹の星辰玻璃大蛸を宿らせれば、そこに輝くのは幻想的なおっぱいランタンだ。強烈な輝きで透ける乳肉がピンクに光り、特に皮膚の薄い乳輪は明るいオレンジ色。その先端に黒く影になる肉厚の乳首。

 

 だが、その内その乳首からは虹色に輝く粘液がトロトロと流れ始め、おっぱい蛸壺マンションは虹の輝きに包まれる。

 

 その正体は、星辰玻璃大蛸の媚毒粘液。夢幻淫紋蛸同様に体表からの媚毒分泌と猛毒の毒牙を有する星辰玻璃大蛸だが、その媚毒すら輝きを帯びるのがこの種の特徴なのだ。

 

 そして輝く媚毒をおっぱい苗床内部の吸収肉壁からたっぷり取り込んだ少女の全身の血もまた輝きを帯び、その体は肉を透かしたほのかな桃色に輝くのだ。

 

 そんな胴体前面を覆う輝く果実の群れは、その上にずっしりと乗る四つの巨大おっぱいとのサイズ比で遠目には光るコルセットに見えなくもない。

 

 だがもちろん、ウエディングドレスを謳う以上、まだスカートが待ち受けているのだ。

 

 今回の施術モチーフは、いわゆるベルラインのドレス。スカートが大きく丸く膨らむ『お姫様』のような可愛いドレスだ。

 

 その為にはまず、ドレスで言うところの骨組みが重要となる。その為に今回採用されたのは『大型擬似肋骨構築術式』と呼ばれる迷宮の最新技法だ。

 

 仙骨を第一胸椎、骨盤を第一肋骨に見立てて、尾骨を大きく延長する事で残る胸椎の代わりとし、そこから大きな肋骨をスカート状に構成したうえで、骨の周りに肉と皮を盛るこの技法は今回のおっぱいウエディングドレス術式の為に考案されたもの。

 

 それ以外の応用もいくつか検討されているが、その最大のメリットはやはり体表面積の拡大だろう。

 

 外観としては肋骨の隙間を敢えて残し、骨をコーティングする様に皮膚を形成しているのが特徴だ。

 

 これは『胸骨』にあたる部分がなく正面部分が開いた構造になっていることも影響している。

 

 肋骨とは言ったものの、本質的には『長い骨棘のある尻尾』なので、この構造は尾骨の動きに従ってある程度動くのだ。故に擬似肋骨の隙間を埋めるように肉を盛れば皮膚が突っ張ってしまうのである。

 

 そして、この構造を支える尻尾だが、かなり強靭に構成されており、カンガルーの如く第3の脚としての運用を想定している。

 

 何しろこれから行われる『おっぱい増設』によって体重の殆どが尻尾の重さになることとなるので、強靭に作るのは当然だろう。

 

 そんな巨大擬似肋骨(しっぽ)の構築後にまず行われたのは内側部分の施術だ。スカートの前にまずはパニエから、というわけである。

 

 この場合の内側というのは、少女自身の『脚部』を指す。

 

 より正確に言えば、腰部太腿にかけてからだ。内股の付け根には通常の乳腺堤が存在する為、此処を起点に乳腺堤を延長し、太腿全体にミルクラインを展開。

 

 そこから構築されるのは、おっぱい……ではなく牛の如き長乳首の群れだ。

 

 その数、左右に1000本ずつの計2000本。

 

 太さ2指程の長乳首をニョキニョキと太ももから生やすその姿はさながらイソギンチャクだが、腰に近いほど長く、膝に近いほど短いその乳首は先端が膝丈で揃っており、なるほどパニエに見えなくもない。

 

 しかし何故乳首だけ? と思うかもしれないが、これには訳がある。

 

 この乳首はまさに牛の様な構造をしており、中央にぶっとい乳管が1本存在するわかりやすい構造をしている。そしてその太い乳管を遡った乳管の根本は太ももではなく大きなお尻に繋がっている。

 

 そして、少女のお尻の大臀筋は高機能かつ小型な改造筋組織で代替された上で、余剰尻内スペースの空間拡張が行われ、尻内に大量の乳腺が収められているのだ。

 

 言うなれば大きく膨らんだ柔らかデカケツがおっぱい本体であり、そのおっぱいに生える1000本の乳首を宿す太ももはクソデカぷっくり乳輪に該当するのである。

 

 そして、乳首1000本の内部にも空間拡張は施されており、当然ながらそこには魔物を植えつけられる。

 

 今回その任を務めるのは、またしても迷宮の新顔だ。

 

 ただの生き物である『斑毒井守』を淫系統魔物化させた『乳毒井守』。

 

 ミルクのように白濁した媚毒液を皮膚に滲ませるだけでなく、筋肉に包まれた毒腺を圧縮する事で超高速で媚毒の弾丸を打ち出すという中々ナイスな魔物である。

 

 だが、最も凄まじいのはその媚毒の効能だろう。『男女問わず乳腺を活性化させ、母乳を大量に生成させる』という珍妙なその効果は、元々の斑毒井守(マダラサラマンドラ)がその白い毒液の印象から『ミルクが好物で牛の乳を一晩で飲み干す』という妙ちきりんな風評被害を被っていた事に関連するのかもしれない。

 

 まぁ乳毒井守となった現在では実際にミルクが好物ではあるのだが。

 

 そんな乳毒井守を合計2000の長乳首パニエに2000匹住まわせればどうなるか。

 

 その答えは、少女の全身の乳房がパッツパツに張り詰めるという凄まじいものだ。こんな状況でも乳管に仕込まれた括約筋はしっかりと仕事をしており、生成されるミルクを逃すまいと乳首を閉ざしているのである。

 

 そうして行き場を失ったミルクによって少女の拡張された体内空間は更にその広さを増していき、蔓蕩麗躯や星辰玻璃大蛸の住まう苗床にもミルクの大海が出来上がる。

 

 だが、それもいよいよ限界。各所のおっぱいが破裂するのも目前。

 

 そんな状況ギリギリを見極めて、少女の『うなじ』に4つのおっぱいが横並びに増設された。

 

 後頭部からぶら下がり、そのままなんと尻尾の先まで垂れるというとんでもない長乳。乳腺が無く完全にミルクタンクしか入っていないその内部は、各所のおっぱいと乳管で繋がる『バッファタンク』として機能する存在だ。

 

 徐々に膨らみ、後頭部からから垂れる『クソ長いおっぱい』という印象が次第に『馬鹿デカい垂れ超乳』に変わっていけば、そのモチーフが『ウエディングドレスのヴェール』であるというのがシルエットからわかるだろう。

 

 当然ながら全身のおっぱいが生み出す余剰生産分の母乳を受け入れる影響でクソ重いこの超乳ヴェールだが、その対策として全体に淫紋と共に魔術的な刻印が施されており、なんと『母乳を燃料に反重力作用を生み出す』機構が組み込まれている。

 

 結果的にむしろこのヴェールは『浮き』として働くことになり、超重量化する少女の体重を打ち消すのに一役買っているのだ。

 

 そして、この『反重力おっぱい』の存在は先程構成された『2000本長乳首パニエ』の真の機能にも関わってくる。

 

 少女の肉体を操る医者が『試運転』の為に少々神経信号を送ってやれば、パニエから大量の母乳がジェットの如く噴射され、乳首の向きを微妙に筋肉制御する事で少女の身体は自在に宙を舞う。

 

 そう、このパニエの真の機能は母乳を推進剤としたブースターなのだ。

 

 異界の言語で『 Ultra Dense(超高密度) Dirty Emulsion(ドスケベ乳濁液) Rocket System(ロケットシステム)』略して『U.D.D.E.R.S』と命名されたこの機構は、苗床に高機動性を与える事でその内部に宿す大量の魔物を輸送しようという試みの結果誕生したものなのである。

 

 2000本の小型ロケットと化した乳首はそれぞれに角度を調節することが可能な為、姿勢制御能力にも優れ、垂直離陸からの高速巡航などもお手の物。

 

 鈍重になってしまう筈の身体を自在に飛行可能なものとする事で少女の生活に関わるストレス要素を軽減し、むしろ今までより遥かに軽快に動ける様になるはずだ。

 

 なお、設計図を偶々知った元異世界人の融邪ファントムは『YMS-16Mザメル?』と謎の感想を漏らしていた事は余談である。

 

 そんなおっぱい浮上装置と長乳首パニエブースター、その試運転が終われば、いよいよスカートへと作業は移る。

 

 まずは内張の部分。脚部を囲む擬似肋骨の内側に展開されたのは、大きな巨乳首が特徴の巨乳だ。その数は100近く、スカートの内側を優しく覆う乳房のカーテンとなっている。

 

 この巨乳首の中身は、今まで少女の身体に付けられていたものとは逆にミルクタンク1つを取り囲む様に8つの苗床が組み込まれた仕様。

 

 この苗床に宿すのは、迷宮の影の主役である魔淫蟲系の魔物達だ。魔淫蟲、淫猥大蟲、淫猥大邪蟲。流石に竜種の淫乱尾籠猥蟲竜や淫獄擁胎大猥蟲龍などは大きすぎて入らないが、それでも巨大な肉虫をミチミチに詰め込み、乳首からボトボトとそれらを産み落とすおっぱいは大変にエロい。

 

 そして、これにより彼女が歩くその場所には産み落とされる魔淫蟲達により『バージンロード』ならぬ『ビッチロード』とでもいうべきピンク色の肉絨毯が形成されるのである。

 

 輝くおっぱいドレスを一層映えさせるその肉虫達は常と同じく素晴らしい裏方として主役を盛り立ててくれるのだ。

 

 では、スカートの外装はどうかといえば、こちらは内側とは異なり巨乳を大きく超えた『超乳』揃いのタプタプおっぱいスカートの群れ。

 

 スイカを超える超乳が珍しくない業深迷宮の乳事情だが、それをスカート状に大量にぶら下げる者などおらず、この装いにはかなりのインパクトがある。

 

 その表皮にはピンク色に輝く空間拡張魔術の刺青と赤く輝く淫紋が複雑に絡み合い、星辰玻璃大蛸の発光媚毒で輝くほのかに輝くおっぱいに更なる華やかさを加えていた。

 

 だが、それは決して飾りなどではない。あえて刺青で刻むほど強力な空間拡張の術式が施された超乳の内部には32基のミルクタンクに囲まれた超大型魔造子宮が据付られており、64個の卵巣によりいつでもニプルファックで孕む準備が出来ているのだ。

 

 まさにこれこそウエディングドレスのスカートに相応しい、ラブラブ種付け交尾用のおっぱいと言えるだろう。その数は内張同様に100個あり、超巨大子宮に64つ児ちゃんを孕んだとしてその総数は6400人。

 

 実際にはそこまでギチギチに限界まで孕むことはないだろうが、イゥアやセルゥに匹敵するその生産能力は業深迷宮の技術力向上を如実に表していた。

 

 そして、そのおっぱいスカート実装を以って、遂におっぱいウエディングドレス改造は完了し、魂と精神が肉体に再接続されて、少女は新たな身体に生まれ変わる。

 

 全身248個のおっぱいと、2000本の長乳首を太腿に備えるその姿は、まさに彼女が望んだ『大量のおっぱい』そのものであった。

 

 

 * * * * * *

 

 

「うっわ〜、アンタマジで全身おっぱいじゃん。つーか、椅子座れるんだそれ」

「うん。丸椅子ならスカートの中に入れちゃえば座れるよー。えへへ、ちょっと太腿の乳首が潰れて気持ちよくなっちゃうけど♡」

「げ、本当だ。足元ミルクまみれの蟲まみれじゃん」

「そういうそっちは何の改造したの?」

「アタシは普通にふたなり改造だよ。普段はクリぐらいだけど勃起したら長さ一歩ぐらいになる感じ」

「へ〜! じゃあ後であーしのおっぱい孕ませてよ!」

「良いけど、それ全部乳マンコついてんの?」

「スカートの外側100個についてるってさ〜」

「よっしゃ、それぐらいなら全部孕ませてやんよ」

「楽しみ〜♡」

 

 そんなほのぼのとした会話を続けるのは、改造を済ませ病院帰りの先程の少女達。改造を終えて少しだけ大人になった彼女達だが、それでもやはりまだ子供。

 

 苦いハス茶ではなく甘いザーメンフラッペを飲んで談笑するその姿は、やはり周囲から微笑ましく見守られる類のものだ。

 

 たとえその姿が全身のおっぱいから母乳を撒きながらキラキラと輝くおっぱいドレス姿と、セックスの話題に興奮してウマ越え勃起チンポからビュルビュルと射精している2人組であったとしても、それはむしろ幼さ故のおもらしと解釈される。

 

 明らかに異常な彼らさえも業深迷宮ではごく平穏な日常の一コマを過ごす、ごく普通の少女達なのだから。

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