※この作品はR-18です。

業深迷宮日誌   作:黒山羊

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久しぶりのスペリオルくんとエトナちゃん回
かつ、幹部のシヴリンと奥さんのジェシカ回です

親子それぞれのイチャイチャをお楽しみください。


魔王迷宮編
シヴリンさんちの夫婦達


 業深迷宮の居住区。迷宮最下層に設けられた、苗床や種馬、あるいは淫魔の番となった人間達が暮らす広大な界層。

 

 そこで暮らすエトナは、夫のスペリオルとの間に授かった子供をその大きなお腹に宿して、幸せな日々を過ごしていた。

 

 夫の血を引く腹の子は確実に魔人、それも変形能力を持つ淫泥魔人だ。出産に際する不安は少ない。夫いわく、彼が生まれた時も母のジェシカに痛みはなく、文字通りスルリと生まれて来たとのことらしい。

 

 最初は悪阻なども恐れていたのだが、特に大過なく、先日安定期に入ったエトナは、夫との夫婦の営みを再開していた。

 

「んっ♡ スペリオルのが私の中にぴっちり入ってる……♡ 久々だな♡」

「ええ、本当に。……ふふ、エトナさん、ミルクの甘い匂いがしてエッチですよ♡」

「お前が魔法でそうしたんだろうに、んぁ♡」

「うん、美味しい」

 

 妊娠により色素が沈着し、エロさを増した大きめの乳輪と、大きな爆乳。筋肉質なエトナの身体との対比が美しく、強靭な大胸筋を土台にしてプルンと張ったその胸は、立派なミルクタンクとして、日々母乳を産出している。

 

 本来は妊娠中は出ないはずの母乳。だが此処は業深迷宮。『母乳の産出を促しつつも妊娠には悪影響を及ぼさない薬』なんてものには事欠かないし、なんなら乳腺を改造して平常時でも母乳が出る仕様にしても良い。

 

 エトナの場合は後者であり、スペリオルによって魔術的改造を施されているのだ。

 

 そして業深迷宮では意外と高値で売れる——良質な精気源として需要が高い——母乳だが、エトナのそれはスペリオルの独占状態になっている。

 

 なんでも、兄弟が凄まじく多い彼は母のパーティメンバーであるルウシャに貰い乳をして育ったらしく、その影響で大の母乳好きになってしまったらしいのだ。

 

 だが、その嗜癖は妻のエトナとしてはなかなか大変であるのは言うまでもない。

 

「私より強い癖に甘えたがりなんだよな、もう。困った旦那だ」

「エトナさんが素敵過ぎてつい。気の強い筋肉質なお姉さんで、しかもエッチな最高な奥さんなんですから、僕もそそってしまうんですよ」

「う。照れるからやめろよ、そういうのは」

 

 だがまぁ、大変だが、幸せだ。好意を素直に向けられる感覚はやはり格別に心地よい。それが見目麗しい青年からなら、なおのこと。そして、その青年はエトナの夫なのだ。

 

 優しく、強く、美しい、雄として充分に魅力的な彼が、自分に甘えてくるというのは、実に良い。

 

 浅ましい話ではあるが、事故による傷を抱えた醜悪な容姿によって周囲の女性を妬み嫉みの目で見ていたエトナには、殊の外この状況がそそってしまうのだ。

 

 自慢する相手こそいないが、最高に格好の良い旦那を『この自分が得ている』というのは凄まじく自尊心を慰めてくれるのだ。

 

 セックス する際のゆっくりとしたピストン、優しいキス。そして、自分に子供のように甘えてくるその愛らしさ。全てがエトナを喜ばせ、穏やかな夫婦の営みの中で、彼女は何度も絶頂し、その精気を腹の子へと注ぐ。

 

「エトナさん、エトナさん、エトナさん……♡」

「そんなに縋りつかなくても逃げやしな、ぁあん♡」

 

 夫婦水入らずの日々は、水音が響き続ける淫らなもの。だが、業深迷宮において、エトナたち夫婦の営みは、決して特異なものではないのだ。

 

 

 * * * * * *

 

 

 そんな夫婦の一例が、もう一つ。

 

 結婚10年目の節目を迎えた、シヴリンとジェシカ。

 

 エトナから見れば義理の両親、スペリオルの実父と実母であるこの夫婦は、今日も変わらずセックスに励んでいる。

 

 スペリオルの父というのがよくわかる超絶美形な妖艶羅刹・淫泥魔大公シヴリンは、白磁の肌の下に細身の筋肉をビッチリと付けたダンサーの様な体躯をもつ青年。

 

 一方でジェシカは、此方も細身。かつ貧乳。ほぼ存在しないおっぱいは、10年迷宮にどっぷり浸かって母乳も毎日出しているのに、乳輪と乳首が黒く大きくなった程度でまるで膨らんでいない筋金入りの貧乳だ。

 

 だがその一方で筋肉質に引き締まった身体で大きく存在を主張するのが素晴らしくデカくハリのあるプリッとした筋肉系のケツ肉。

 

『断然尻派で断固尻派』なシヴリンはジェシカのこのケツに惚れて結婚を迫ったというほどに素晴らしいケツが、ジェシカの魅力なのである。

 

 加えてそれ以外の容姿についても迷宮生活で磨きが掛かっており、緩い癖のある黒髪や猫の様にぱっちりとしたツリ目が美しい、年齢詐欺な美女である。

 

 彼女をパッと見て『30代半ば』と年齢を当てられるものはまず居ないだろう。10代にしか許されないようなハリのあるその肌と同様に肉体の中身も媚毒によって若さを保っているジェシカの美しさの秘訣は、毎日のシヴリンとのセックスであるというのは言うまでもない。

 

 そんな夫婦がスペリオルやエトナの夫婦と違うのは、まずはシヴリンとジェシカの間に産まれるのはほぼ全て沼稚児系の魔物であり、その場で即座に誕生する関係で妊娠を伴わない事だろう。

 

 実際、2人の間に産まれた魔人は今のところスペリオルだけ。スペリオルの残りの兄弟は全て淫泥魔である。

 

 そしてそんな夫婦の営みは、エトナやスペリオルの若さのあるセックスとは異なる、10年間毎日セックスしている2人ならではの行為となっている。

 

「あ、ジェシカちゃんページ送るの待って」

「またかよ、読むの遅いな」

「ごめんごめん。ジェシカちゃんのうなじの臭いが魅力的過ぎて」

「馬鹿かよ」

「ごめんて。……うん、読んだ」

 

 ムードもクソもない、石板型の魔道具に投影された小説を仲良く読みつつの背面座位。ジェシカの背に抱きつき、膣にチンポをいれた状態で彼女を膝に座らせたシヴリンは、肩越しにジェシカの手元を覗き込み、左手で乳首、右手でクリトリスを優しくゆっくり撫でている。

 

 そしてシヴリンの大臀筋大腿筋によって、ズン、ズン、と子宮まで届く淫魔チンポをゆっくり押し込む穏やかで静的なそのまぐわいは、色々試した結果『ゆっくりまったりが1番気持ちいい』と悟った彼らの10年間の歴史がこもったセックスだ。

 

 ジェシカの膣に突っ込んだその瞬間からシヴリンは常時射精しており、結合部の隙間から溢れ出す愛液と精液の混合液から常時生まれ続ける白泥淫魔や沼稚児達は、思い思いに部屋から出て行き、迷宮へと繰り出していく。

 

 沼稚児系と呼ばれる泥の淫魔達は、同種か上位種の精液と人間の体液が混ざることで産まれる魔物。

 

 そこにジェシカの卵子が介在する場合はほぼなく、それ故にスペリオルは『ジェシカとシヴリンの唯一の実子』として扱われているのだ。

 

 とはいえ、ジェシカは自分の愛液から生まれた魔物としての『我が子』も平等に愛しているので、スペリオルは特に他の兄弟との差を実感する機会はなかったのだが。

 

 さて、そんな10年選手なこの夫妻、実は毎日というよりは『常時』セックス しているといっても過言ではない状態にある。

 

 なにしろ、シヴリンときたら全ての行為をジェシカを抱きながら行うのだ。そうなるとジェシカも抱かれながら色々出来るように成長するというものである。

 

 ジェシカの膣からシヴリンのチンポが抜ける時はバビロンからの呼び出しがあった時程度。この10年抱かれ続けた日々は、ジェシカのエロ耐性を凄まじく引き上げており、彼女の脳は『全力でアクメしながら小説を読む』などという異常な行動が可能になっているのである。

 

 現に、小説をそろそろ読み終わろうかという彼女の女性器では快感で緩んだ尿道からの潮がジョボジョボと溢れ、乳首からは母乳シャワーが飛び散って、身体もビクビクと甘い痙攣を発しているのだ。

 

 そして彼女は絶頂の多幸感に包まれつつも、同時に脳の冷徹な部分で小説を楽しんでいるのである。

 

「……ふぅ。意外と面白かったな。これ誰が書いたやつだっけ」

「あとで調べとくね。あ、ジェシカちゃんこっち向いて」

「んっ♡ おい、いきなり回すなよな。チンポゴリってなってイクからさ」

「そう言いつつ、キスしてくれるの可愛いよねぇ」

「どんだけお前とヤッてると思ってんだ。キスされたい顔ぐらいわかる」

「やだ、カッコいい、抱いて」

「今抱いてるだろ馬鹿か」

 

 そんな会話を交わしつつ、対面座位で深く結合し直した2人は、キスを交わしつつ緩やかな交尾を継続する。

 

 セックス に注力した事で少し動きが大きくなり、溢れる精液を掻き出しながら行われるピストン。

 

 息のあった2人の共同作業の証としてどんどん生まれる子供達の数は、ジェシカから放出される精気と淫気の量を物語っている。

 

「ジェシカちゃんの汗、おいし」

「ちょ、きゃははは、脇はやめろッ、あはははは」

「しゃぶり尽くしても飽きないとか魔性の肉体だよね、ジェシカちゃん」

「どこが良いんだかなー、こんな胸も無いし筋肉質な女」

「ムッチムチの尻。あと筋肉」

 

 乳と尻の違いはあれどなんだか息子と微妙に趣味の似ているシヴリンに、苦笑と共にキスを落とし、ジェシカはその引き締まった肢体を蠱惑的に絡めて、愛する旦那の上でその身を踊らせる。

 

 本来は楊枝程の穴しか無い子宮頸管を大きく広げてシヴリンの亀頭を子宮で咥え、敏感なカリを子宮口を使ってネットリとフェラチオするその『膣遣い』はシヴリンを大いに悦ばせ、またジェシカ自身も大いに興奮出来る魔性のテクニック。

 

 そんな技の数々を駆使しつつも決して止まない2人のまぐわいは、今日も明日も、続いていくのだ。

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