今回は苗床回。大幅加筆して興が乗ったので明日はこの話の続きを書き下ろししたお話を挟みます。
あと淫精芙蓉樹の説明を忘れてたので過去話をちょっと加筆。
「では、これより新型苗床技術の実証試験を開始する。被験者はマイノーラ、執刀は私バビロンと、セウロア、キルカで行う」
「ははは、弄られるのはもう良いけど、お手柔らかに頼むよ、ホント」
そう言って苦笑するのは、手術台に乗せられたマイノーラ。麻酔が既に首から下に効いているせいで感覚が朧げな彼女だが、身体というのは正直なもの。手術への不安で震え、8つの乳房をブルンブルンと揺らしているその姿はなかなかにエロティックだ。
そんな彼女を励ますように、バビロンはその震えるおっぱいの1つを優しく揉んで性感を与えリラックスさせながら、努めて穏やかに声をかける。
「安心してくれ。今回の手術については入念な前準備を済ませてある。そして、このオペの成功失敗に関わらず、マイノーラは量産苗床から精鋭苗床へと昇格し、待遇はアンナ同様自由行動の身だ。約束しよう」
「それはありがたいね。じゃあ、とっととやっとくれ」
「ああ。……セウロア、生命維持と麻酔を頼む。全身麻酔と夢幻淫紋蛸による幸福な夢を組み合わせよう」
「うむ。……よし、問題ない。愚生は蜜液供給と共に心肺機能の補助を行おう」
そんな物々しい会話とともに、寝台に眠るマイノーラを眠らせ、魔術的に改造を加えるのは、バビロン。そしてその傍で試薬や生体サンプルを用意するキルカと、生命維持と麻酔担当のセウロア。
3人がかりの改造手術は、マイノーラをベースに更に高性能な苗床化を図るという、新たな試みの為のものだ。
「さて、まずは8つの胸の擬似子宮だな。とは言え前提として骨格を強化しなくては。骨の全石灰質をチタン合金に変換……完了。関節液に粘海溟渤淫溢魔の体液を添加。完了。さて、骨格はこれでよし。次に筋組織と靭帯だが、これに関しては無尽蔵の伸縮能力を持つマンダラの筋細胞及び骨格幹細胞と靭帯組織を移植する。キルカ、マイノーラ用筋細胞株の用意」
「はい。……全身の筋肉量より少し多めに見積もって
「よろしい。では置換する。……よし、完了。下準備だけでなかなかに手間だな。だがこれで金属の骨格と滑らかな関節に、竜の筋肉と靭帯組織を得たわけだ。これだけの強度を持つ肉体なら、理論上は余裕を持ってこれからの改造に耐えられるはず。……さて、では改めて乳房の改造に移ろう」
そういうバビロンがまず初めに取り組もうとしているのは、マイノーラの胸の高性能化だ。
現状、拡張された乳管と内部の空洞を擬似子宮として、蟲系魔物の苗床として活躍中のマイノーラの乳房。
栄養と精気を豊富に含む母乳で多くの魔物を育んできたその器官だが、技術発展により単なる乳管の利用という手法は旧式化してきており、効率的とは言えなくなってきた。
そこで、今回は一つ一つが大玉スイカ程もあるこの器官を、最新型にアップデートしようというわけなのだ。
その方針だが、せっかく発達させた乳腺器官は損なわず、むしろ強化する方向で調整する。
乳汁生産の効率化、乳汁鬱滞を避けるべく乳管を拡張し、かつて苗床だった空間を乳汁保管庫へと変えて、随意括約筋を仕込む。
一旦保管庫に貯められた母乳を、マイノーラの意思で自由に放出できるようにという改造だ。
これに合わせてタンクを同じく随意の筋膜で覆い、吐出口となる乳管の内側に
このおっぱいミルクタンクは単に母乳の生成器官として使っても良いし、もちろん今まで通り苗床に使っても良い。純粋な性能アップゆえに拡張性はマイノーラの思うがままだ。
なお、マイノーラの乳管開口部は乳首一つあたりきっかり20。それら全てに細工をすれば、なかなかの作業量にはなるのだが。
そして、マイノーラのおっぱいの苗床としての機能を更に向上させる改造として、乳首を中心として正三角形となるように乳輪の外周部分に挿入孔を設け、乳腺組織の外周に新たな器官を埋設する。
挿入孔を開閉する括約筋を仕込む関係で、外観としては、大きな本物の乳首の外周にサブの乳首が増えたように見えるこの改造。
それはマイノーラの乳房をより卑猥な器官へと昇華させ、同時にその稼働効率を劇的に引き上げてくれる最先端テクノロジーの結晶だ。
「切開よし。キルカ、『新型子宮』の用意を」
「できてます。各3つ、計24個」
「よし、では移植しよう」
サブ乳首、もとい挿入孔と繋がる『子宮』としておっぱいに埋め込まれたのは、マイノーラの細胞とマンダラの細胞をベースに作成した『新型子宮』。
それは、見てくれで言えばタコに似た、異形の臓器だ。漏斗型の子宮に備わった八つの卵巣。孕むことしか考えない効率特化型のそれは、重複妊娠を可能にする最新式の繁殖器官である。
子宮を構成する筋膜は伸縮性に富み、8つも搭載された卵巣は挿入に反応して排卵する方式を採用。更に魔術的なセンサーにより、チンコとそれ以外を区別する画期的システムにより排卵の無駄撃ちを阻止している。
そんな器官をマイノーラの乳房に三つずつ組み込み、筋膜と靭帯、脂肪組織で固定する。これによりマイノーラの乳房は僅かに大きくなったが、今までとほぼ変わらないサイズ感ながら、その性能は3倍以上。合計24の子宮を備える複合繁殖システムとしてアップデートされた。
24の子宮に至る擬似膣の造形をそれぞれ別パターンの名器にしたのは、バビロンによる匠の遊び心だ。
そして擬似膣や新型子宮に神経をつないでやれば、マイノーラは問題なく各おっぱいに搭載された子宮と膣を本物同様の性感帯として扱えるようになる。
ちなみに乳房については皮膚組織もマンダラ細胞由来のものを真皮ごと移植しており、伸縮性は抜群。各子宮に六つ子を妊娠して合計144つ子、なんてことになっても胸が張り裂ける事はない。
まぁ、もしそんな事態になれば自重で歩けないので、絶対安静の24時間看護にはなるが。
「うむ、良い出来だな。本物の乳腺組織は母乳生成能力に特化させ、別途子宮を追加して繁殖機能の両立。迷宮の苗床にとってのおっぱいのスタンダードになりうる出来栄えだ。では次に彼女本来の子宮を改造しようか。キルカ、次は『特注子宮』を」
「はい、ここに」
特注、というだけあって、その子宮は異様な構造だった。無数の卵管と卵巣が接続された、巨大な臓器。肺並みの大きさを持つそれは、もとより多産を前提にした複合的な子宮だ。
柔軟性、強度共に最高クラス。再生能力にも留意しており、その上で外装として『鎧縛嬌触装甲』を寄生させた逸品である。
これを、マイノーラの従来の子宮と換装し、本来の子宮は別途使用する。
その為に、バビロンは別途特注の臓器を用意していた。
「超高効率の消化吸収菅、こぶし大で通常の3倍の換気効率を持つ肺、くるみ大の心臓、大豆サイズの腎臓、こぶし大の肝臓……それらをコンパクトに胸腔の上部にまとめ、消化管を背側から肛門に繋げて、残りの腹腔を全て子宮に割り当てる。……大仕事だが、まぁ無理な話ではない」
そんな独り言を言いながら、テキパキと手を動かし、特注の子宮を腹に収めたバビロンは、最後の仕上げとして、小陰唇の内側にもう一つの膣口を設け、旧来の子宮を設置するとともに、その入り口に括約筋を設け、普段は膣口が堅く閉じるように仕込む。……真に、マイノーラが惚れた相手に対しては、この括約筋が開くという粋な計らいだ。
摘出後にキルカによって丁寧に強化された本来の子宮はスペック的にも申し分なく、マイノーラが恋をすればいつでも孕む準備は出来ている。
そうして、苗床としての基幹である生殖関係への改良が済んだ後は、細かな調整を進めていく。
魔術的な祝福、全身のマッサージ、骨格矯正や歯列矯正、その他諸々を済ませれば、ようやくマイノーラの改造は完了だ。
「お疲れ様。セウロア、マイノーラの麻酔を自然な睡眠に切り替えてくれ。……よし、これでいい。各自休憩。私もマイノーラへの説明用端末を残して休憩する」
「お疲れ様」
「お疲れ様でしたー!」
そんな声と共にバビロン達は全てをやり遂げた晴れやかな笑みと共に解散するのだった。
* * * * * *
それから数刻後。手術結果をバビロンから聴き終え、晴れてある程度自由の身となったマイノーラは、支給された鎧縛嬌触装甲を身に纏って、居住区へと繰り出していた。
片乳だけで
当然ながら普通なら歩行はままならず乳も重力に屈して垂れまくりなはず。だが、マイノーラの胸に組み込まれた魔物の組織がその巨大おっぱいを重力に抗わせ、更に外骨格として8つの巨大おっぱいを支えてくれる鎧縛嬌触装甲が乳袋を形成することで、巨大な8つのハリのあるおっぱいという非常識を成立させていた。
そして
特に10年間使い込まれた立派なメイン乳首はその先端にある20の乳管開口部がはっきりと目視でわかるエロく美しい黒乳首であり、鎧縛嬌触装甲もその外見を誇示するように、乳輪の装甲を透明化させて乳首が良く見えるように配慮をしているほどだ。
その偉容は道行く迷宮住人の少女達に『私も将来はあんな淫乱デカ乳首になる!』と夢を抱かせるカリスマ性を持っており、40歳を越えているにもかかわらず苗床としての日々によって20代の美しさを保つマイノーラの容姿と合わせて憧れの対象になっている。
そんな、業深迷宮的には最高に魅力的で美しい彼女がバビロンに与えられた新居への道すがら居住区で探すのは、苗床として育てる魔物の候補だ。
「んー。何が良いかなぁ」
そんなことを呟きつつ、彼女がまず訪れたのは居住区にバビロンが設けている『蟲』の配給所だ。
そこは最下級である魔淫蟲から、淫猥大蟲、淫猥大邪蟲、淫乱尾籠猥蟲竜もそして派生種の搾孔淫蟲、搾孔妖精蟲を揃える蟲のデパート。
魔淫蟲や淫猥大蟲の卵塊はプチプチとして甘みがあり媚毒と栄養を豊富に含む為食用として人気があるほか、それらの蟲を胃袋で飼えばいつでも媚毒でお腹いっぱいになれる為、住民達に好評だ。
そしてそれ以上の上位種は、『苗床』として生きている迷宮住民達が、自分自身に植え付ける用の『苗』のようなものとして配給されている。もちろん、下位種も初心者用の作付けには非常に人気だ。
今もマイノーラの先客として訪れていた少女が直径3指、長さ半歩の良く育った立派な淫猥大蟲を2匹購入し、『此処で装備していくかい?』というバビロン端末の促しに応じて尻穴とロリマンコにぶっとい蟲を潜り込ませ、華奢な腹をボテらせて恍惚の表情で愛液と涎を垂れている。
苗床としての作法に則り、アクメの精気を迸らせ、欲望のままに快楽を貪る事で瘴気を滲ませるその少女。
それに気を良くしたのか『お嬢ちゃんはお利口だからこれはお姉さんからのオマケだぞ』とバビロン端末が物欲しげな少女のお口にもう1匹淫猥大蟲を捩じ込んでやったのは、言葉の通りサービス精神からだ。
それにより無事に3穴姦通による喉イキ膣イキ直腸イキを同時にキメた少女は、体内に潜り込んだ三匹の淫猥大蟲からの媚毒で母乳を迸らせ、粗い息を吐きながらもニコニコと苗床らしい狂った笑顔を浮かべている。
そんな微笑ましい光景を見れば、マイノーラもニコニコと笑顔になってしまうのは当然のこと。配給所に来た理由も一瞬忘れて、優しい気持ちで少女のアヘ顔狂乱アクメを見守ってしまった。
だが、そんな彼女も流石に配給所のバビロン端末に声を掛けられれば、此処に来た目的を思い出す。
「やあマイノーラ。何をお探しかな?」
「やぁバビロン様。接客用端末だと愛想が良いねぇ。まぁ、アタシも新しい身体で精鋭苗床になったわけだし、色々作付けしようと思ってさ。とりあえず蟲は……淫乱尾籠猥蟲竜を2匹と、淫猥大邪蟲を23匹」
「よし来た。淫乱尾籠猥蟲竜は今朝アンナが産んだばかりのマンダラの子が入ってるからそれをやろう。淫猥大邪蟲はその辺のを好きに持っていってくれ。……此処で装備していくかい?」
「もちろん。そこの可愛い子に大人として手本を見せねぇとな」
「お。優しいねえ。……お嬢ちゃん、良い物が観れるぞ」
そうバビロンに告げられた先程の少女がキラキラとした憧れの瞳を向ける中、マイノーラはまず淫猥大邪蟲をその苗床ボディに作付けする。
彼女が選んだのは最上段の右胸。1匹あたり直径20指、長さは10歩、重量は
蟲達が入り易いようにと両の中指と人差し指をサブ乳首の挿入孔に突っ込んでグバァと広げたマイノーラ。
その指が広げる肉穴から立ち登るホカホカとした湯気は彼女に搭載された新型子宮が蟲用苗床としての準備を始め、血行を増進させている証だ。
そんなホカホカおっぱいマンコに直径20指の淫猥大邪蟲がぶっ刺さる光景はインパクト抜群。
一応、淫猥大邪蟲は円柱ではなく頭部はチンコの如く緩やかに尖っている為挿入は比較的スムーズではある。だが、それでもメリメリネチネチと粘着質な音を立てながら巨体がおっぱいに飲まれていく光景はド派手としか言いようがない。
しかも、マイノーラは1匹が入れば即座に別の穴を広げて2匹目を誘導し、更に同様に3匹目も誘導することで、3体同時に最上段右胸のおっぱいに作付けしているのだ。
そして立派な大黒柱ほどもある蟲が3匹、たった1つの乳房へとその身体をねじ込みきった頃には、マイノーラ最上段右胸は直径1歩程に膨れ上がり、グネグネと内部で蠕く蟲の姿がハッキリと盛り上がる。
胎内の空間を拡張しているからこそ可能なその芸当。だがマイノーラは、それで満足するほど生温い苗床ではない。
まだ20匹控えている淫猥大邪蟲を今度はメイン乳首の乳管へと誘い、乳腺すらも苗床として活用するところまでやるのが彼女流。
20匹の肉の大黒柱が乳管開口部一つ一つにブッ刺さる事でどこまでも引き伸ばされる乳首は母乳を迸らせながらも最終的に直径2歩にまで拡張され、肉の枝を茂らせる大樹の如き様相となる。だが、その異様な現象は見る間に収束し、やがて全ての肉蟲を飲み込んだ乳首は、何事もなかったかのように元の握り拳大へと復元してしまう。
そんな乳首の奥、淫猥大邪蟲を飲み込んだ乳腺内は、前述の通りミルクタンクとなっており、淫猥大邪蟲はミルクの海へと解き放たれて、媚毒による風味付け要員としてマイノーラの乳腺内で一生を過ごす事が確定している。
そして、合計23匹の巨蟲を飲み込んだ卑猥な苗床おっぱいを満足そうに撫でながら、マイノーラは最後の仕上げとして淫乱尾籠猥蟲竜をケツとマンコに同時にぶち込み、複乳の下に隠れたお腹を大きく膨らませて、いつも通りのボテ腹苗床体型へと移行した。
「いやぁ、やっぱりアタシはマンコと乳に何かぶち込んでるのが落ち着くねえ」
「職業病だなそれは」
「ははは、違いないや」
そんな会話をバビロン端末と交わして笑うマイノーラは、先程の蟲姦ショーに感激している少女に苗床の先輩として激励の言葉を投げてから配給所を出た。
残る7つの乳房も苗床として活用すべく、更なる魔物を求め居住区を歩き回る彼女の足取りは、苗床化による体重の激増に反して軽く、ウキウキと弾んでいる。
そしてとりあえず、マイノーラはおしゃれも兼ねて蟲用おっぱいの隣、最上段左の乳房のおっぱいマンコと乳腺に一株ずつ淫精芙蓉樹を植え込む事を決めた。
淫精芙蓉樹は、人間の女体が『めしべ』として生えた大きな花を咲かせるのが特徴の、夢魔睡蓮の進化系魔物である。
4層でジェミーと暮らすヘラエの眷属と言うべき種族であり、セウロアのように彼女の子株である場合が多い。
そんな種族を『乳に植える』という行為が齎したのは、『おっぱいから女体が咲く』という異常な光景だ。
もちろん女体花は茎の先に咲く為、おっぱいから直接出ているのはあくまで茎。だがその茎がニョロニョロと伸びて絡み合い、太い幹のように縒り合わさって満開の巨大なブーケを形成し、その花の一つ一つに麗しい美貌を持つ美女が宿るとなるとカオスというより他はない。
一応それを淫精芙蓉樹側も承知しており、極力邪魔にならないようにマイノーラのおっぱいから生えた茎の集まりは長く上に伸びてマイノーラの頭上に花を咲かせているのだが、それが余計に『おっぱいから木が生えている』感を増している。
自身のおっぱいから生えているので無ければ、満開の花が咲く木陰で佇む複乳美女で済むのだが、コレがおっぱいから生やした木の木陰となると業深迷宮でもまず見ない光景だろう。
だがしかし、左の乳房から木を生やしたマイノーラの姿は、異様でありながら美しかった。
ある種の盆栽のような美。巨大な乳房を文字通り苗床にして生い茂る満開の花樹は、マイノーラという苗床の強靭な生命力を誇示するディスプレイとしては最高だ。
一眼見れば誰もが振り返り、雄大さに見惚れるその姿は、さすが精鋭苗床というべきだろう。
だが、右胸に巨大な蟲を蠢かせて母乳と共に乳内で育てた蟲の仔を噴き出し続け、左胸に植えた樹が母乳をたっぷりと吸い上げて花の蜜を雨のように滴らせるのは、あくまでマイノーラにとっては『最上段の両乳』を使っただけに過ぎない行為だ。
彼女の乳房は後6つ。当然これらにも満足のいく『作付け』を行うべくマイノーラは頭上から花の蜜と自身の母乳が混じった雨を降らせ、右乳から這い出る蟲が乳首をイソギンチャクのようにしているのを堂々と誇示しつつ、引き続き居住区でめぼしい『苗』はないかと探求を行うのであった。