業深迷宮の10年、その最後の日となる節目の日に、迷宮第九界層の居住区では、盛大な宴が開かれていた。
呑み食いは当然ながら、あちこちで乱交が発生する頽廃的な催しだが、人間の本能的な欲求をガツンと満たすそのイベントは大盛況だ。
そしてこの間、業深迷宮への侵入者をどうしているかといえば。唯一の入り口である巨大な縦穴を媚毒で水没させ、今日は物理的に戸締りしていたりする。
「しかし盛況だな。こうして迷宮の住人が一堂に会する機会はなかなか無いからか?」
「バビロンは端末で全員と顔見知りだけど、意外とあった事ない面々もいるもんねぇ。例えば迷宮みんながルウシャにお世話になってるけど、実際にこうして会うのは殆どの子が初めてだったり」
「ああ、確かに。アンナの言うのも尤もだな……というか、ルウシャにとっては初の外出か。……凄いなアレ」
妻のアンナとそんな会話を交わすバビロンが見つめる先にあるのは、居住区に影を落としながら浮かぶ遊星の如き巨大おっぱい。と、その無重力状態を保つべく周囲を囲む衛星の如き淫泥魔たち。空を飛んで宴に参加しているものも多いとはいえど、ルウシャ程に目立つ者は少ないだろう。
毎日少しずつ成長し続けているその巨大なおっぱいは、迷宮全域に母乳を供給する程の高性能。そんなルウシャに母乳の元となる栄養を供給するのは、厳選された『ショタ』な淫泥魔達だ。
その筆頭、淫泥魔従僕のテンポは、今もルウシャに傅き、世話を焼いている
「ルウシャたま、川エビと夢魔睡蓮の根のかき揚げと、蓴菜のわさび和え、それに『まる鍋』をお持ちしまちた!」
「まぁ、今日は随分ご馳走なのだわ……お酒が欲しいくらい」
「ふふふ、ルウシャたま、こちらに」
「あら! テンポちゃんは気がきく良い子なのだわ〜!」
「えへへー」
実にほのぼのと宴を楽しむ彼らが舌鼓を打つのは思いのほか真っ当な料理だ。
アヒルやガチョウの卵を使ったオムレツ。スッポン料理の代表格である『まる鍋』。鯉やフナの煮付けに、熱帯果実の盛り合わせ。もちろん、それとは別に『魔淫蟲の卵入りジュース』やら『芙蓉樹飴』やら『牛角乳鬼チーズ』やらの媚毒系食材もあるが。
この日の為、というわけでもないがネミツ湿地帯や近隣の熱帯雨林で手に入る食材をチマチマ集めて養殖していたバビロン。魔物化して食料事情を安定させるのが目論見だったが、余剰分を今回のイベントに提供したのである。
そして、業深迷宮では腹が満たされれば次は性欲を満たすのが一般常識だ。
あちこちで既に始まっているまぐわいが産み出す精気と陰気が、居住区を満たし、迷宮の住民に活力を齎して、性欲の渦は拡大する一方である。
「あぁん、おちんちん大洪水になっちゃうぅ♡♡♡」
そんな声を漏らすのは、幾多の淫角鬼たちの父であるレーニア。迷宮で最も改造されている男にして、全身おちんぽ人間である。そんな彼と交尾するのは、妻であるプルナ。人間大に身体を縮めてはいるが、その正体は巨大な鬼。
プルナの膣内に陰茎を突き立て、射精しながら腰を振るレーニアは、蕩けた表情でプルナにキスをねだり、幸せそうにセックスを楽しんでいる。
だが、彼は、そんなまともなセックスの範疇に収まるタマではない。その背からニョキニョキと生える桃色珊瑚のような物は、彼の数多の陰茎だ。
触手状に長く伸ばせるよう調整されたそれらは、周囲にいる淫角鬼達に貪られており、精液を勢いよく噴き出して彼女達を楽しませている。触手に改良されたことで基部を集約できるようになったため、触手ちんぽはレーニアの背に集約されており、無数に枝分かれして樹木状になっているそれが背からいくつも生える様は、熾天使の翼をも思わせる威容だ。
更にレーニアの全身から、汗のようにドロドロと滲み出るのもまた精液。全身の汗腺から精液を出すという能力を得たレーニアはまさに全身チンポ。その身体には精液を求めた魔淫蟲や淫猥大蟲が集り、特に汗腺の多い腋の下には搾孔淫蟲が吸い付いて、溢れる精液を舐めしゃぶっている。
チンポの翼の表面からも例外なく滴る精液が放つ、むせ返るような淫臭。その中心で、最愛の妻と交わるのが、レーニアという男のセックススタイルなのだ。
「プルナちゃん、大好きぃ♡ おちんちんレーニアのおチンポエキス全部呑んでぇ♡」
「おい誰だレーニアに酒飲ませたバカは……ったく。はいはい、アタシの中で好きなだけブチまけな」
「プルナちゃんは優しいねぇ♡ 可愛いねえ♡」
「酔い過ぎだろ。何飲んだんだコイツ。普段からアホだけど、こんなじゃねえだろ」
「ごめんママ、パパがお酒弱いの知らなくてさ。でも、パパは酔ってもママが好きなんだね〜」
「うん、しゅきぃ! プルナちゃん♡♡♡」
「はぁ……幸せそうにヘコヘコ腰振りやがって全く。……ほら、お前の好きなアタシのおっぱいだぞ。これ飲んで黙っとけ」
「あむぅ♡」
どうやら酔っているらしいレーニアだが、セックスのテクは健在。プルナのイイ場所を的確に擦り、艶めかしい腰使いで彼女を喜ばせながら、同時にチンポウィングで繋がる百あまりの娘達の膣内も的確にほじり、それら全ての快感を同時に感じて、盛大に射精し続ける光景は圧巻だ。
だが、ことセックステクで言えば、忘れてはならない迷宮の幹部格がもう1人。
「ジェシカちゃん、僕らも負けてられないね?」
「馬鹿じゃねぇの?」
妖艶羅刹・淫泥魔大公ことシヴリンと、その妻のジェシカ。この十年で、膣とペニスが繋がっていない時間は全て合わせても10日に満たないという、セックスしっぱなしの夫婦である。
だが、シヴリンからの『激しいセックスをしませんか』というお誘いは、妻のジェシカにあっさり拒否された。
「今でも充分だろ。ちゃんと腰振ってるし。というか、たまには旧交を温めさせろよ。この3人で会うの久々なんだから」
そう言って、ジェシカが視線を向ける先にいるのは、上空に浮かぶルウシャと、隣の席で乳から取り出した淫角妖鬼や淫泥魔の美少年達を侍らせているマイノーラ。ルウシャはサイズの関係上通信魔術経由とはいえ、『黄色い菖蒲』のメンバーがこうして揃うのは確かに珍しい催しだった。
「まぁ男を侍らせてるのはお互い様だし、ちょっとぐらいはいいんじゃねぇかジェシカ」
「ウチの旦那のはちょっとじゃ無いからダメ。……でもまぁ、マイノーラが男を侍らせてるのはちょっと未だに違和感あるね。おっぱいも増えてるし、木が生えてるし……」
「それを言ったらルウシャはどうなんだよ」
「確かに、友人が星になるとは思ってなかったなぁ」
「私そこまでじゃないのだわ! まだおっぱいも1個あたりの直径が80歩をちょっと越えただけなのに! というかおまんこが26個あるマイノーラには言われたく無いのだわ……」
「いやいやいや、おっぱいの直径80歩っていうけど、ルウシャ、『乳腺内空間拡張・大』込みでそれだと実際は……」
「いや、どっちもどっち……いや、止めよう。私もずっと旦那と繋がりっぱなしだし、全員アレだわ。ところでさ、ルウシャはそろそろ子供作らないの? 私はスペリオルが居るし、マイノーラは沢山産んでるらしいけど」
「うーん。赤ちゃん……そういえばおちんちんはしゃぶってばっかりなのだわ」
「あー、好みの問題か。分かる。私は大きいチンコじゃねえとヤられてる気がしねぇから。セックスするより赤ん坊産んでる方がマンコ気持ちいいぐらいだよ」
そんなマイノーラの放言に、両脇に侍り彼女の乳を犯して吸って揉んでいる少年たちは苦笑を漏らす。
「ふふ、手厳しいなぁ。マイノーラ様を喜ばせられるように、僕たち頑張りますね」
「もっとチンチン大きくしなきゃね」
「おう、頑張れよ」
「その子達十分デカイのに。今アンタのおっぱいに刺さってるそれ、太さ4指はあるわよ」
「えー、やっぱチンポは太さ10指からだろ」
「いや、股が裂けるでしょそれ」
「子供ちんちんの方が可愛いのに」
「……ルウシャも大概よね」
「まぁ好みは人それぞれだろ」
ルウシャは侍らせたショタ淫泥魔にクンニやアナル舐めで奉仕されつつ、ジェシカはシヴリンとセックスしつつ、マイノーラは巨根少年達に胸を犯させつつ、歓談に興じる。
実に業深迷宮的なその集まりの傍で、本格的にセックスに耽っているのは、鰐竜騎士姫のニウレと、勇者ファントムの子供の1人ズォムヌだ。
「お゛っ♡ 良いですッニウレさんのおっぱいマンコ最高ッ♡」
「ズォムヌ君ノ腰使イモ、大変素晴ラシイ。陰茎モ丸太ノ様ダ。女泣カセダナ」
バチュバチュと音を立て、ニウレに抱きかかえられたままその胸にある生殖孔にフタナリちんちんを挿し込んでいるズォムヌは実に気持ちよさそうに腰を振り、マイノーラとは別の意味でおっぱいマンコと言うべき肉穴の触感を楽しんでいる。
人間の膣ではあり得ない強靭な筋肉に囲まれた肉穴は、真空ポンプの様な強烈なバキュームと無数のヒダで男根を咥え込み、容赦無く精液を絞りとる搾精器官。そこにズコズコとチンポを突き込む快感は、実に癖になる体験だ。
聖邪混沌淫魔人の誇るふたなりチンポを存分に活かし、ニウレの龍を思わせる相貌にたわわな胸を押し付けながら、ズォムヌは今日何度目かの精液をニウレの中に吐精する。
「あぁぁ〜……♡♡♡」
「美味イ精液ダ。シカシ中々萎エナイ立派ナ魔羅ダナ。素晴ラシイ」
「気持ち良いと無限に勃っちゃうんですぅ♡」
そう言いながら、懲りずに腰を振り続けるズォムヌに応じ、ニウレもその胸を大いに揺らしてパイズリの勢いを強め、肉が打ちあう水音を響かせながら、精を存分に貪る。
そしてそこから少し離れた場所では、我が子が鰐竜騎士姫とまぐわう様を眺めながら、融邪魔人ファントムとその3人の妻がイチャイチャと乳繰りあっていた。
「ほら、ファントム君、アイスクリームだ」
「ツラワさん、おっぱいに乗せて持ってこなくても……あむ」
「私知ってる。ファントム、こういうの好き」
「ケーレの言う通りですわね。ファントム様ったら幸せそう。……私のおっぱいもいかがです?」
「ケーレさんに、カズラさんまで……いやうん。エロ本とかでこういうの好きでした。はい」
12の複乳を持つ女騎士ツラワ、中身がスライムな魔女カズラ、つるぺた忍者ケーレ。個性的な妻たちからの奉仕に、ファントムはついついその馬並み、いや馬越えのごんぶとチンポを熱り勃たせてしまう。
融邪魔人としての能力で複数の魔物を取り込んだファントムのチンポは、フェロモン兵器の様なもの。ボッキさせればたちまち漂うオスの淫臭に、妻たちは瞬く間に夢中になってしまう。
「ぁん、ファントム様のおちんちん、逞しいです。……私の中に、どうかお情けを」
「じゃあ私はファントムくんにおっぱいを揉んで欲しいな」
「ファントム、キスして」
それぞれが勝手な事を言って襲い掛かり、抵抗しないファントムの身体を美味そうに貪っていく。
カズラはスライムの中身を生かして、ファントムの長く大きな陰茎をすっかり体内に収め、自身を貫いたその巨根の周囲を複雑な構造の肉壁に変形させ、動く事なく内部の流動のみでペニスをしごきあげる。
ツラワはファントムの手をとるとそのおっぱいマンコに両手を挿入させ、その腕をミルクまみれにしながら内側から胸を掻き回される感覚に酔い痴れ、ファントムの身体にドピュドピュと媚毒の乳をブチまける。
そしてケーレは、深く甘い口づけでファントムの口内を蹂躙し、蠢く舌先が上顎の性感帯を撫で摩る感覚に、ファントムはピクピクと痙攣してしまう。
ファントムはそんな妻たちにされるがままに行為を受け入れているが、決して受け身なばかりではない。
業深迷宮の魔物と融合を繰り返した彼の肉体は、淫魔としてかなりの実力を秘めており、反撃に転じた瞬間に、妻達を悉く絶頂させてしまうのだ。
ケーレの口づけに反撃し、長い舌で喉すら犯しながら唾液を流し込めば、濃厚な媚毒にケーレはたちまち絶頂してガクガクと潮を吹く。
ツラワの乳内を揉む手を本気で動かせば、内側から性感帯を蹂躙された乳房は母乳を決壊させ、12の乳首から噴水の様にミルクを噴き出しながら、ツラワは蕩けた表情で脱力する。
カズラの体内を突きながらたっぷりと濃厚な精液を流し込めば、その精液の濃さと多さにカズラの身体は一回り膨れ、乳首から媚毒を発射してどうにか体積を元に戻そうとする体内の粘海溟渤淫溢魔によって媚毒の自家中毒を起こし、だらしないアヘ顔と共にペニスに体重を預けて脱力してしまい、体内を貫通したファントムの亀頭が口からピョコンと飛び出てしまう。
そして、その亀頭に本能的にしゃぶりついたツラワとネットリとしたキスを交わしながら互いの口内に精液を溢れさせ、その濃厚な味わいに酔い痴れた2人は、仲良くザーメントリップを決めてしまった。
そんな、父母の姿を見て、ズォムヌ以外の子供達も性欲を刺激されたらしい。親の背を見て育つとはよく言ったものだ。
「パパとママ達気持ち良さそう」
「良いなぁ」
「ねえ、そこのお姉さん、僕とエッチしませんか」
そんな風に声を掛けた相手は、麗しい妖精族。淫愛妖精のドロミテ、レーニアとその娘が近親婚を繰り返して妖精の血を強めた結果生み出された、迷宮産の種族である。
「あら、構いませんよ。可愛いおっぱいとカッコいいおちんちんですね。聖邪混沌淫魔人の子ですか」
「うん!」
「あら、良いお返事。じゃあ早速、頂きますね」
ナンパにしてもあまりにスムーズにセックスまで事が進むが、ここは業深迷宮。これが普通で、常識的な対応だ。セックスしたがっている子を拒む大人はまず居ない。
「んむ♡ じゅりゅ♡ ずぞぞぞっ♡」
「ぁぁッ♡ お姉さんのフェラすごいッ♡」
「ふふふ、手マンもしてあげますね。ほら、クリとちんちんのダブル責めですよ♡」
「ふぁあぁ……! しゅごい♡ しゅきぃ♡♡♡」
そして、年長の者からセックステクを仕込まれるのも、日常である。
だが、ちょっと日常ではないプレイに耽るものもいる。聖邪混沌淫魔人の1人が声を掛けた相手は、『太母マトビリ』。業深迷宮でも中々に狂気的な部類の彼女に声を掛けてしまったのが運の尽きと言うべきか、極めて特殊なプレイをさせられる羽目になってしまったのだ。
「わわっ、どうしよう、どうすれば、赤ちゃんがいっぱい……!」
「ふふふ、良くご覧になってくださいね。ほら、47人目♡」
「ひえぇ……!?」
ボコボコと気軽に赤子を生み落とすマトビリ。これが魔淫蟲や淫猥大蟲の仔ならばまだ理解はできるが、『がっつり自分の面影がある魔人の子』を生まれてしまうと無碍にも出来ず、マトビリ相手にセックスしてしまった聖邪混沌淫魔人はオロオロするばかり。
ただ出産の為にガバリと大きく口を開けるマトビリの秘裂の艶かしさに、わけもわからずチンポをギンギンと滾らせる事しか出来ない。
そんな事態を見かねて口を出したのは、豊満白豚たちだった。
「かわりにそだてよっかー?」
「え、良いんですか?」
「うん、あかちゃんいっぱいなの、なれてるし」
「でもねー、かわりにえっちしてー」
「えっちしたーい」
そういう豊満白豚は、ちょっと顔の可愛い二足歩行の豚。一瞬迷った聖邪混沌淫魔人だが、背に腹は変えられない。その勃起ふたなりチンポを恐る恐る差し出して、豊満白豚に助力を請うた。
と同時に、ピンクの肉体が彼を抱きしめ、その柔らかな乳房の群れに埋もれると共に、豊満白豚の女性器にずっぷりとチンポが突き刺さる。
「ふわぁ……♡ やわやわだ♡」
「ふふー、おっぱいものむ?」
「んく……あまーい♡」
すっかり蕩けた様子でへこへこと腰を振る聖邪混沌淫魔人。随分と情けない姿だが、豊満白豚への溺れっぷりなら上には上がいる。
「あぁぁぁああッ! ウワァァァァァッ! ヘンウェンちゃん可愛いよヘンウェンちゃん! オマンコもおっぱいもフッカフカ、ぷっにぷに! フカフカ、プニプニ、ペロペロ、クンカクンカ……! ああもう我慢できないッ! じゅるるるるるるるるるっっ! ジュゾッ! ジュババババババッ! おいしい! 美味しすぎるよヘンウェンちゃんのおっぱい! うおぁぁぁッ! ヘンウェンちゃんッ! ヘンウェンちゃんの中ジュポジュポするよッ! 孕んでッ! 僕の子種で孕め! ぁああああッ! ヘンウェンちゃんヘンウェンちゃんヘンウェンちゃんッ! ンァーッッッ!!!!!」
解放連盟の一員にして業深迷宮の住人、『獣姦マニアのコヤニー』。豊満白豚のヘンウェンにぞっこんな彼は、愛の雄叫びをあげながら、ヘンウェンの巨体の上でズンズンと腰を振りまくり、乳首にしゃぶりつき、その母乳を全身に浴びながら夢中でセックスを行なっている。
「コヤニーはたのしそうだねー、おっぱいおいしい?」
「美味しすぎるッ!」
「よかったー。まだまだあかちゃんほしいから、コヤニーがんばってー」
「頑張るッ! あと10000は孕ませるよヘンウェンちゃんッ! ウッ、出るッ……!」
ドクドクと、流し込まれる精液。コヤニーの全身全霊フルパワーな射精は豊潤な精気と淫気を帯びており、ヘンウェンも大満足の逸品だ。そして、その射精からヘンウェンの母乳で復活し、コヤニーは再び腰を振るう。
無尽蔵のパワーを持つセックスマシーンと化したコヤニーは、業深迷宮という環境にすっかり馴染んでいる人間の代表例と言えるかもしれない。
だが、こと獣姦という点では、別の集団も中々どうして頑張っていた。
業深迷宮にある人間養殖施設の一つ、『マンバ族の村』。真っ黒に焼けた肌と白い隈取りが特徴のこの村からも数名がこの宴席に呼ばれていたのだが、彼女たちの役割は宴を楽しむというよりは『楽しませる側』であった。
「んひぃぃぃ♡ 馬チンポ最高ゥッ♡♡♡」
「おおぉ……このガバガバトロマン具合、素晴らしい非処女マンコだ……!」
知恵ある非処女厨な馬こと、双角馬。彼等へのプレゼントとして、マンバ村から選りすぐった淫乱ビッチが呼び出されていたのである。
アナルもマンコもすんなり馬の巨根を咥え込み、猛烈な獣のピストンにも善がってみせる彼女らをすっかり気に入った双角馬達は、存分に乱交パーティに励んでいるというわけだ。
馬らしいダイナミックな射精で精液は膣から逆流し、ぱっくりと開いた膣口から白い液体が流れ出る光景に興奮した別の双角馬がそこにペニスを突っ込んで、セックスが再開。それを延々と繰り返すのだから、さすがは『姦淫』を司る魔獣と言うべきか。
そして、乱交はもはや、会場全体で巻き起こり、食事をしているのは、特等席のテラスから街を見下ろすバビロン一家だけだ。
「みんな楽しそうだね」
「ああ。……明日からはまたいつも通りだからな、今日ぐらいは羽目を外させてやろう」
「普段も外してない?」
「そうでもない。皆迷宮の防衛は常に頭の片隅にあるからな。ギリギリで真面目さを持ってる。……まぁ、なんだ。今回は10周年だったが、毎年やっても良いのかもな。福利厚生に」
「フクリコーセー……それも異界の知識?」
「ああ。労働者の気力充実を図るための雇用側のサービスらしい……って、宴席でする話でもないな」
そんな会話を交わす2人には目もくれずご馳走を食べているアバドンに目をやり、そして再び眼下の喧騒を見下ろして、バビロンは改めて気合を入れ直した。
「よーし、娘も出来たし、来年も頑張ろうか」
業深迷宮の新たな日々に向けてのその一言は、誰かが魔術で打ち上げた花火の音に飲まれ、隣にいる妻のアンナ以外には聞こえない。
業深迷宮の10周年を祝う饗宴は、まだまだ始まったばかりだ。