ということでホモ回です。美少年ホモは良いぞぉ!
沙汰童子。二体で一体という変わった性質を持つ沼稚児の派生進化個体。
キルカとソルヴ&コアグラというカップルによってある程度の数が生まれた彼らを、バビロンは優秀そうな人員の補佐兼恋人役として派遣している。
闇の魔導師ヨエクもその1人。いくつもの天才的な魔術を生み出す彼を迷宮に招いたバビロンは、彼に『ちょっと特殊な性癖』があると探り当てるや否や、沙汰童子をあてがって、迷宮に彼を縛り付けたのである。
実際彼にはそれだけの価値があり、迷宮の戦闘力強化に随分な貢献をしている。スタミナとしぶとさが売りの淫系統にとって、魔術というのは唯一の火力なのだ。
もちろん一部の『タフネスを頼りに突っ込んでいってブン殴る』連中は別だが、他ならぬバビロン自身が魔術師タイプだし、淫精芙蓉樹も沼稚児も魔術が主武装。となれば、新規の魔術を生み出せる者達を厚遇するのも当然だろう。
『美少年魔物を助手名義で送り込んでその身体に溺れさせる』のが厚遇かは意見が分かれるかもしれないが。その他の福利厚生もガッチリと固めてあるので、業深迷宮流のもてなしの一環だと考えて欲しい。
そんなヨエクの朝は、一杯のハス茶から始まる。
「あぁ〜、美少年特製のハス茶は美味しいなぁ」
「ヨエク先生、それ既製品ですよ」「というか、いつも既製品ですよ」
「美少年がカップに注いでくれたらそれは美少年に聖別されてるからお手製」
「そんなわけないでしょ」「なんで先生、魔術以外はポンコツなんですかね?」
「美少年を前にすれば全ての人類はアホになるんだよ」
「いや、それ言ったら先生も美少年でしょ」「自分の性癖に素直なのは良いですけど、主語がデカいです」
1対の沙汰童子に給仕をされつつボロカスに言われている、鮮やかな桃色の髪の美形。エクステとマスカラを駆使して居そうな睫毛に、きっちり刈り込まれていそうな柳眉。透き通るような白い肌。どう見てもフルメイクに見えるが、これで寝起きのすっぴん、しかも生まれ持った地顔だというのだから、凄まじい。
彼こそが闇の魔術師ヨエク。『魔貌のヨエク』と呼ばれる『邪神大司教・八級』の存在だ。
被虐姫ミダベチが邪神司祭、迷宮のミルクタンクことルウシャが邪神司教。そんな彼女達より更に上位に位置する彼は、世が世なら勇者か魔王のどちらかになっていてもおかしくはない。
しかし、彼が生まれついて持っていた魔貌と魔術の傾向、そして性的嗜好が、彼を人間の域に押し留めている。
彼の魔貌の正体は、先天性技能『美貌・極』。身体の全てのパーツが美しくなってしまうという、ある種呪いじみたその体質は、歴史上何人か現れた傾国の美姫や美男子にも備わっていたとされるもの。
そんな体質に生まれついたヨエクは、幼少の砌から政略の対象にされ、親の顔も知らぬままに聖神教の『宣伝役』として軟禁されていた。
だが、彼の嗜癖と魔術の才能が、少年にまで成長した彼が囚われの身から飛び出す翼となった。
『自分より醜い者には一切興奮出来ない上に男が好きで、もっと言うと受け専ラブエッチ希望』という素直すぎる嗜癖と、大規模魔術を単独行使出来る才能でもって、あろう事か自ら瘴気を蓄積して
邪神式魔術で教会の連中を薙ぎ倒して逐電し、追手を迎撃する内にメキメキと位階を向上させたヨエクは、やがてオリジナルの魔術開発にも手をつけ、本格的に闇の魔導師として聖神教徒と戦い続ける日々を過ごす。
だが、『自分好みの美形』を探して廻り、1人寂しくお尻を慰める日々は彼の心に幾許かの空虚さを常に残し続けていた。そんな折に、『業深迷宮には淫魔が山程いるらしい』という情報を掴んだ彼は、縋るように迷宮を訪れたのである。
その後は前述の通り、バビロンの策にガッチリ嵌ってしまい、沙汰童子なしでは生きられない身体にされて現在に至る、というわけだ。
「はぁ〜、良いわぁ、自分より美形な美少年。それが僕のものなんだもんなぁ、ふふふ」
「もー、ストレスでも溜まってるんですか、ヨエク先生」「今日はお休みの日ですけど、もうちょっとしゃっきりしてください」
「ストレスは溜まってないけど、性欲は溜まってるかなぁ♡」
「はぁ……」「仕方ないですね」
朝っぱらから何を、と言いたげな沙汰童子の態度だが、これはヨエクの性癖を学習してのもの。冷たい感じの少々サディスティックな美少年に対して、ヨエクは最大限の興奮を示すのだ。
そんなちょっとマゾっ気のあるヨエクは一旦椅子から立たされる。
其処に入れ替わる様にして椅子に掛けた『粘土』の沙汰童子『イレべ』がポンポンと自らの膝を叩いて、座るようにヨエクに促した。
ヨエクも心得たもので、いそいそとその膝に腰掛け、イレエに後ろから抱きかかえられる様な体勢で、ワクワクと頬を綻ばせる。
そして、『液体』の沙汰童子『ノゲレ』がヨエクの前に跪くと、彼のズボンを脱がせ、パンツも剥ぎ取って、ワイシャツ以外何も身につけていないあられもない姿に変えてしまう。
挙句にイレべに後ろから脚を抱えられて大きく開かされたヨエクは、ノゲレの眼前に勃起した陰茎を晒してしまう。
「えへへ、お願いします♡」
「はいはい」「まだ準備は済んでませんからね」
そう言って、仕上げにノゲレが召喚したるは搾孔妖精蟲の『美少年型』タイプ。ブリーダーによって丁寧に飼育されたこの個体は、膣ではなくアナルを模した口を持つ、精巧な美少年フィギュアの様な姿をしている。
そんな、まるで愛らしく媚を売るかのように頭部——に見える産卵管——を器用に動かしてあざとい表情を浮かべた搾孔妖精蟲の
ノゲレはチンポの世話を搾孔妖精蟲に任せると、その端正な顔をヨエクの肛門へと近づけて、囁きかける。
「邪神式魔術プログラム、起動。
「ひゃぅ♡ お尻の前で完全詠唱されると吐息がっ♡」
「ふふふ、息だけで感じちゃうんですね、先生」「ほら先生、お顔はこっち向いて」
二人掛かりで翻弄されるヨエク。その尻穴にノゲレは自分を構成する媚毒液の粘度を調整した特製ローションを馴染ませて、汁だくのその穴を、細い指で優しく解す。
「ひぃん♡ あっ♡ おなかぁ♡」
「ヨエク先生、なんでキリッとした感じの美少年なのにそんなに敏感なの」「いやノゲレ、先生は先生以下の顔相手だと媚毒幾ら打ち込んでも勃たないから」「知ってるけどねぇ」
「その冷めた目、ゾクゾクするぅ、ヴッ♡」
「はい1発目ですねー」「先生が孕ませた搾孔妖精蟲の卵胞、後で数えましょうね先生」
「ひゃぃ♡」
指だけでイかされ、蕩けた顔を晒すヨエクに、イレベとノゲレはキスの雨を降らせつつ、その両耳の穴を舐め回す。
「ひぁ♡ それダメッ♡ くちゅくちゅされて脳味噌溶けるぅ♡♡♡」
「脳より先にお尻が蕩けてますよね」「じゃ、先生。そろそろ挿れますよ」
そう告げて、イレべとノゲレは2人同時に、陰茎をヨエクの中へと突き込んだ。美少年2人に挟まれての二輪挿し。2人の身体にプレスされ、ゴリゴリと直腸を擦る2本の剛直に玩弄されるヨエクは、ビクビクと身体を跳ねさせて快感に悶える。
「あっ♡ あぁッ♡♡♡」
「先生、今日はこのまま夜までセックスしましょうね」「たっぷり愛してあげますから」
「しゅるっ♡ ずっとしゅるっ♡♡♡」
「良い子ですねー」「ご褒美にダブル
イレべのずっしり濃厚な粘土精液とノゲレのサラサラたっぷりな液状精液。少し射精位置をずらして注ぎ込まれた事で、大腸にパンパンに蓄えられた液状精液を結腸と直腸の粘土精液が塞き止め、ヨエクは見事なボテ腹に成り果てる。
「あぎぃ♡ 妊娠、しちゃったぁ……♡」
「僕たちの赤ちゃん、大事にしてくださいね、先生」「ほら、お腹の赤ちゃんに栄養あげましょうね」
「あっ♡ 駄目♡ 首筋甘噛みしないでっ♡♡♡ ふぁっ♡ おっぱいちゅうちゅうも駄目ぇ♡ 父乳でちゃうぅぅ♡♡♡」
実に幸せそうな声で哭くヨエクに気を良くしてか、一層攻めを強めるイレべとノゲレ。彼らの行為は宣言通りに夜まで続き、実に満足そうにヨエクは気を失うように眠りにつくのであった。
* * * * * *
そして今日も、ヨエクの朝は、一杯のハス茶から始まる。
「うん、やっぱり美少年お手製のお茶は美味しいなぁ」
「昨日も今日も既製品ですよ」「定型句化して来ましたね最近」
「ふふふ。さて、今日の予定はなんだっけ」
「新型魔導炉心の試運転と」「侵入者強制性転換トラップの実証実験ですね」
「わかった。じゃあそれは午前中に終わらせて、午後からは魔導光学兵器の試作に使おう」
「はい先生」「平日は本当にマトモですよね先生」
「日常を丁寧に過ごすからこそ非日常の快楽は味わい深いんだよ。さて、じゃあ次の休日目指して今日もしっかり頑張ろうじゃないか」
そう言って微笑むヨエクには、先日の淫らな姿の面影はほぼ存在しない。
ただ、沙汰童子の子を孕み、ぼってりと膨れた胎だけが、彼の身体に淫靡な爪痕を残している。