より多くの精気と瘴気を得る。それによって魔王バビロンを復活させる。
そんな目的の元、業深迷宮の面々は自分なりの手法を考えて、効率化に励んでいる。
そんな中で、『淫魔』の面々は『より効率的な搾取法』を考案する事で、迷宮に貢献しようと考えた。
通常の犯し続ける搾取方法は簡単で、精気を絞る分には不便がない。だが瘴気ととなると些か欲望が薄く、『イキ過ぎて苦しい』などの理由による少量生産に留まっている。
そこで今回新たに考案されたのは、言うなれば急がば回れ。『じっくり焦らしてたっぷり絞る』という作戦である。
その検証の為、淫魔達の元に送り込まれたのは、迷宮の住民達の中から志願して来た少年少女たち。その中には、ホウムァ少年の姿もあった。
彼とペアを組み、今回の検証にあたるのは、女淫魔の『メリテナ』だ。
優しげな顔立ちに、ずっしり柔らかな軟体おっぱい。括れを残しつつも肉付きの良いむちむちの腰回りと、大きく張りだしてプリプリに油の乗った尻。太ももは丸太のように太く、張りと柔らかさを併せ持つ至高の媚肉。
美しいと言うよりは『目の毒』と言いたくなるようなその男好きのする身体は、なるほど淫魔らしい。
そんなメリテナに連れられて、ホウムァは彼女の住む家の寝室へとやって来ていた。
「ごめんなさいね、ホウムァくん。わざわざ来て貰っちゃって」
「えっと、大丈夫です! 大丈夫! あの、はい」
「緊張しちゃうわよね、わかるわ。実験って言っても、別に痛いことはしないから安心して。……って言っても難しいわよね。……そうね、お茶を淹れてくるからちょっとだけ、待っていて貰えるかしら?」
「あ、ありがとうございます。えへへ……」
迷宮の為に、と志願したものの、やはり実験と言われると固くなってしまうのは仕方がない。だが、優しく気遣ってくれるメリテナの雰囲気と美味しいお茶で次第に緊張は解けていき、彼女と談笑しつつ数刻過ごす頃には、ホウムァはすっかり寛いでいた。
そして、緊張が緩和した事で、メリテナの放つ濃厚なメスの匂いがホウムァの性欲を刺激し、彼はその陰茎を勃起させてしまう。
そうなれば、ホウムァも業深迷宮で育った男。メスを求める貪欲な感情が込み上げ、隣に座るメリテナにぴたりと身体を擦り寄せて、熱っぽい声で彼女を行為に誘い、『お情け』を乞う。
「メリテナさん、僕、メリテナさんと一緒に居たら、こんな風になっちゃった。メリテナさん、僕、貴方とセックスしたいです」
「あらあら、まだ小さいのにちゃんと男らしくセックスに誘えるなんて偉いわ、ホウムァくん。もちろん、お相手させて貰うわね。うふふ」
地上の人間社会なら、明らかに不埒な行いとして衛兵を呼ばれそうな、ど直球なセックスのお誘い。だがそれは、業深迷宮的には珍しい行為ではないし、むしろ推奨されている。
況してやメリテナは淫系統魔物の淫魔である。嬉々としてホウムァの誘いに乗った彼女は、優しくホウムァを抱き寄せると、そのズボンを手際良く脱がせ、勃起ちんちんを取り出した。
「大きくて立派だわ、ホウムァくん。ふふふ、良い子なホウムァくんの、おりこうさんなおちんちん、お姉さんがよしよししてあげる」
「ぅぁあっ♡」
よしよし、と掌で転がされるのは、ホウムァの尿道、いわゆる鈴口部分。しっとりとしたメリテナの肌が亀頭の先端を優しく撫でる感触は、尻の穴が窄まるような、金玉がキュッと締まるような独特なもの。
気持ちいい。気持ちいいのだが、射精感は全く来ない。そんな切ない快感に追い打ちをかけるように、メリテナは空いた手でホウムァの乳首を優しく摘んで扱き上げ、その長い尻尾の先端で、蟻の門渡りと肛門をシュルシュルと撫で上げる。
「よしよし♡ よしよし♡」
「ふぅぅん……切ないよぉ♡ イキたいよぉ♡ メリテナさぁん♡♡♡」
「ふふふ、良い子だからもう少し頑張れるわよね? ほら、お口出して? チューしてあげる♡」
「んへ♡ メリテナさん、んちゅぅ♡」
「ちゅ♡ じゅりゅ♡ んちゅぅ♡ ぢゅじゅっ♡♡♡」
「ッッ♡♡♡」
「……んふふ、ホウムァくん、上顎の真ん中、感じるのね♡ いっぱい舐めてあげるからねぇ♡♡♡」
「んむぅ♡ むむむぅ♡♡♡」
性感帯を確かに刺激されているのに、決定的に『竿』への刺激が足りないせいで、生殺し状態のホウムァ。
だがそのもどかしさを訴えようにも、深く甘い口づけが彼から言葉を奪いさり、豊満なメリテナの肢体に埋もれた彼は、されるがままになってしまっている。
出したい、出せない、出る気配すらない。少しでも射精のきっかけを得ようとヘコヘコと振るう腰は、メリテナの巧みな手捌きで受け流され、執拗に責められた亀頭は、我慢汁でズリュズリュなまま、痛いほどに張り詰めている。
その果てに、ホウムァは数度、ドライオーガズム達した。だが、その度に金玉はずっしりと重くなり、射精を伴わない絶頂の余韻にガクガクと震えながら、より一層射精への渇望を強くする。
控えめに言って、気が狂いそうだった。出したい、出したい、射精したい。そればかりが脳裏をよぎり、乳首やアナル、亀頭に上顎といった全ての刺激で絶頂しているのに、全く満足出来そうに無い。
「ぷはっ、はぁっ、ゔぁっ、おがじぐなる゛ぅ゛ぅ♡ 出させて、射精したいッ、やだっ、やだやだやだぁ……!」
「あぁ……♡ ホウムァくんのカクカク腰振りダンス、すっごく可愛いわ♡ ふふ、でもホウムァくん! もっと頑張れるでしょう? 男の子だもの♡ ほぉら、よしよししてあげるからおちんぽさん頑張れ♡ 頑張れ♡ いっちに、いっちに♡」
「もう頑張ったから! 僕もう頑張った! 頑張ったのぉぉぉっひぃぃぃッッ♡♡♡」
とめどなく溢れる涙と我慢汁。いよいよ限界に達し、危うさを感じる痙攣を起こしているホウムァからは、苦痛と射精欲求の入り混じった濃厚な瘴気が溢れ出し、メリテナも頃合いと見たのか、少し攻め手を緩めて優しくホウムァを抱きしめる。
「ふふ、すっかり可愛くなっちゃって♡ ね、ホウムァくん、射精したい?」
「したい、したいです、したい……つらい……」
「そっか。じゃあ、ホウムァくん……私のおまんこ、使わせてあげるわね♡」
「え。————ッッッッッ!?!!?!?!!! カヒュッ……!?」
突然、ヒョイと持ち上げられて姿勢を変えらたかと思えば、そのまま対面座位の形で、ホウムァのおちんちんはメリテナのおまんこに飲み込まれていた。
その瞬間、一気に射精衝動が爆発したホウムァは瞬間的にエネルギー全てを放出するような感覚と共に盛大に射精し、マグマのように煮え滾るその子種をメリテナの子宮へと叩きつける。
究極の我慢の後、一気に抑圧から解放されたチンポからはブッ壊れたかのようにビュルビュルと精液がとめどなく溢れ、地獄の底から天国まで打ち上げられたかのようなその快感に、ホウムァは失神寸前の状態だ。
だがそんな状況でもガクガクと腰を振って竿への快感を求める事をやめないあたり、長時間続いた射精管理は彼に余程激烈な射精への渇望を刻み込んだらしい。
「お゛ッ……♡ ゔ、あ……♡♡♡」
「ふふふ、凄い射精ね♡ ほら、ホウムァくん、私のおっぱいちゅっちゅして、おきんたまで男の子ミルクもっと作って♡」
「あむ……メリテナさんのミルク……んぅ」
大きな胸に顔を埋めて乳を吸い、その乳をすぐさま精液へと変えて射精する。そんな心地の良い堕落の果てに、ホウムァは微睡むように気絶する。
その身体をしっかりと抱きしめ、彼を労わるメリテナの表情は優しく、穏やかなものであった。
* * * * * *
それから数刻後、目覚めたホウムァに今回の実験に関するアンケートが取られ、彼は解放された。
だが、彼を含めた実験の参加者は、その後自ら淫魔に身を委ね、今回の実験の再現を乞う様になったという。
淫魔の方も、瘴気、精気の収量を増大させることが裏付けられたこの手法に大層乗り気だったため、業深迷宮における淫魔族のプレイ方針はその後『おねショタ焦らしプレイ』と『おにロリ焦らしプレイ』に偏重していくことになるのだが、それはまた、別のお話。