快楽天鼠。翼長1歩を超える大型のコウモリ型淫系統魔物であり、人間の可聴域外の催淫超音波を放つ彼等は、細やかながらも確かに有効なその能力で、人間を細々と狩って生活していた弱い魔物である。
彼らが住む第三界層にはトゥオセとその子孫という人間の住民が居たこともあって餓死は免れていた彼らだが、あくまでサポート役だ。
だが、バビロンの死亡や何やらの影響で一時的に居住区にまで引き下げられ、期せずして大量の人間に接触し、精気と瘴気をふんだんに浴びた事で、彼らは進化するに至ったのである。
その胸の大きさは明らかに重力を無視しているが、むしろ、そのおっぱいは『浮き』なのだ。いわゆる気球の要領で、中身に大気より遥かに軽い媚毒ガスを溜め込み、体重を完全に打ち消しているのである。
そして、おっぱいで稼いだ浮力を両腕の大きな翼でコントロールする事で姿勢を制御し、空中をゆっくりと飛び回るのが彼女達の飛行スタイルという訳だ。
高度を下げるならガスを吐き出し、高度を上げるならガスを発生させる。そのコントロールによって膨張と収縮を繰り返すおっぱいは柔軟性が非常に高く、揉めばズブズブと指が沈み込む不思議な触感。
その胸は何も全てがガスというわけではなく、完全にガスを抜いて地上に降りても、その胸囲は2歩を超える。とはいえどこまでも柔らかいそれは液体のような見事な垂れ乳になってしまうので、山乳娘は胸の自重を打ち消す程度にガスを入れて、大きな胸に張りを持たせて活動している。
そんな山乳娘だが、胸以外の特徴として、顔立ちが人には似ているが人でないという点が挙げられる。コウモリ同様大きな耳は付いているし、目はほぼ完全に退化し、皮膚の下に埋没してぼんやりと明暗を感じるだけのものになっている。
そして何より、口が大きい。その大きな口からは胸に蓄えたガスを使った大音量催淫超音波を発生させる機能があり、またソナーの発振器として普段から使われている。だが、その真骨頂は、『キス』にある。人間に対し、鼻と口を覆うように口付ける山乳娘のキスは、相手に媚毒ガスを吸うこと以外を許さない強烈なもの。長く太い舌で口内を蹂躙されながら鼻からガスを吸わされた対象は、『天にも昇る心地』となって、意識がフワフワとしたまま、快楽に全てを委ねることになるのだ。
今まさに1匹の山乳娘が人間牧場で少年を買い求め、性交に及ぼうとしているが、その光景を見れば分かるように、彼女達のセックスは非常にスムーズに開始される。
まず獲物に対して、収束した催淫超音波を大音量で放射しつつ、ガスを抜いて獲物に急降下。そして超音波で酩酊している獲物の顔面に喰らい付く様にキスをすると、すぐさま胸にガスを充満させつつ離陸。膨らむ柔らかなおっぱいと器用な脚で獲物をギュッと保持しつつ、強制的に挿入を果たし、背面飛行しつつ空中セックス。手の様に器用な足で相手の腰を掴み、勢いよく強制ピストンをさせる事で射精を促し、セックスしたまま飛び去っていく。
その流れる様な早業は、獲物に心の準備を許さず、巣に持ち帰られた彼等は、混乱したまま今度は複数の山乳娘に代わる代わる犯される事になる。
だが、そんな貪るような『食事のため』の交尾ではなく、愛し合う恋人同士の行為となると、山乳娘は殊の外愛情深い。
もとよりコウモリとは仲間思いな生き物だ。飢えた仲間に餌を分け与える習性を持ち、集団飛行の際には反響定位の周波数が被らないように皆で帯域を調整する。群れでの育児の際には託児所が設けられ、それぞれの母が迎えに来るまで子供達はじっと集団で待っているのだ。
そんなコウモリの魔物である山乳娘に一度気に入られ、家族に迎えられたなら、待っているのはめくるめく快楽の日々である。
例として、人間牧場ではなく孤児院から『お婿さん枠』として引き取られてきた少年を挙げよう。
彼の1日は、山乳娘の翼とフワトロおっぱいで作られた肉布団の中で始まる。目覚めた彼がモゾモゾと身をよじれば、山乳娘も目を覚まし、朝勃ちチンポをずぷりとおまんこに納めつつ、 少年の寝起きの顔や髪を舌で舐めて毛繕いをして、ついでに唾液に帯びた媚毒で彼を発情させてしまう。
そうなれば、朝っぱらからセックスする事になるのは必然。そんな中で山乳娘は胸のガスを抜いてその大きさを調整すると、大きく膨らんだ乳輪の先にある乳首を、少年に含ませた。
山乳娘の乳腺組織は、乳房がガス風船になっている関係で乳輪の皮下脂肪の下に埋もれている。故に、母乳を作るようになった成熟個体は、乳腺によって大きな乳輪がプックリと盛り上がり、巨大な乳房に負けない迫力を持つ見事なパフィーニップルを形成するのである。
そして、ふわとろおっぱいをモミモミと楽しみながら授乳され、セックスのピストンすら山乳娘任せという最高に怠惰な朝を満喫する少年は、山乳娘のオマンコに無責任膣内射精を敢行し、満足気に二度寝をかます。
どう考えてもダメ男だが、彼に関していえば責めるのは酷だ。山乳娘の『つがい』となった男は常時山乳娘のガスにさらされる影響で次第に克己心や自立心を失い、山乳娘にひたすら愛玩される存在へと成り果ててしまうのである。
牛角乳鬼が若返りの母乳による幼児退行で身体を子供に変えられた男を溺愛する様に、山乳娘は人格を歪ませるほどの溺愛と接吻で、相手の心を幼児退行させるのだ。
そんな愛に溺れつつ眠り、微睡みの中でもっちゃもっちゃと山乳娘の乳首を咀嚼する少年は、自分がどうなっているかを顧みることもなく、ただその胸に抱かれて眠る幸せを甘受するのみ。
そのまま徐々にガス量を上げる山乳娘に連れられて器用な両足で抱かれたまま一日中過ごすその在り方は、もはや大きな赤ん坊。
そんなのが良いのか? と街を行く山乳娘に問う住人も少なくないが、山乳娘の価値観では『男の子は無能であれば無能であるほど可愛い』のだ。
人間を堕落させるという点において、その思想はおよそ最強だろう。何しろダメなやつほど可愛がり甘やかすのだ。
そして、甘やかされるまま山乳娘に抱きついて過ごす少年は、もはや人間の尊厳を喪失する。
口は乳を吸う為のもの、鼻は山乳娘のガスを吸う為のもの、あとはチンポがあれば良い。
そんなダメすぎる適応を遂げた少年は筋肉の無い華奢な体となり、栄養を母乳に頼る事で矮小化した消化管と内臓により、恐ろしく胴が細くなる。
ガスを吸うための呼吸器とチンポをボッキさせる為の循環器系は健常だが、それを支える背骨と肋骨以外の四肢の骨は細くなり、自重を支えようという意思を失っている。
いわゆる、廃用症候群。使わなくなった器官がどんどん衰えて薄弱化していくという生物が持つ特徴の一つであり、ある種の自滅装置である。寝たきりの病人が痩せ細っていくのと同じ様に、少年の身体は必要ない器官をどんどん退化させてしまったのだ。
そうなればもう、山乳娘からは逃れられない。華奢な肢体を絡ませて山乳娘に縋り付く少年は、山乳娘から離れれば『死ぬ』のである。
もはや完全に無能。単独での生命活動が不可能なその生き様は寄生虫に近いが、こうなった少年を山乳娘はたいそう可愛がるのだ。
嫌な顔一つせずに排泄の世話をし、甲斐甲斐しく母乳を与え、身体を舐め清め、優しく身体を抱き寄せて、チンコの挿入から抽送までの動作すら完全にサポート。空中散歩に積極的に連れ出して気晴らしまでさせてやるその介護ぶりは見事なものである。
だが病的なまでの愛で相手の人間性を腐らせるその存在は間違いなく魔物であり、業深迷宮の戦力。
彼女達が死して眠るバビロンへと献上する精気と瘴気もまた、魔王復活の為のエネルギーとして、迷宮を潤していくのだ。