※この作品はR-18です。

業深迷宮日誌   作:黒山羊

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人口爆発in繁殖教団業深迷宮支部

 アップグルントの誕生により一気に媚毒濃度の増した業深迷宮。

 

 それは居住区も例外では無く、住民達の発情状態は以前にも増して強くなっている。そんな中で、取り分け媚毒濃度が濃く、危険領域と呼べる濃度になっている一角があった。

 

 繁殖教団業深迷宮支部。太母マトビリが取り仕切るその場所は、もはや媚毒ガスが飽和して霧になっており、ある種の結界で密閉される事で際限なくその濃度が増していく異界と化していた。

 

 そんな繁殖教団の施設にも当然迷宮のバビロン端末——現在は迷宮核三姉妹が操縦している——が備わっており、生活能力のあまり無い教団員達を監視している。だが、その端末達の主たる業務は、もはや監視では無くなっていた。

 

 教団施設から、外部に向けて増設された、明らかにミスマッチな『ベルトコンベア』。それによって中から外へとひたすらに運び出されているのは、タオルに包まれて産声をあげる赤ん坊である。

 

 それを建物外の端末達がせっせと居住区各地の孤児院に輸送し、自動保育器——赤ちゃんの世話以外の機能がないバビロン端末——を使って育て上げる訳なのだが、既に孤児院が満員御礼なこの現状で子供達を保育できる空きは無く、数十階建ての高層建築を立ててはワンフロアブチ抜きの保育施設を準備し続ける日々である。

 

 そんな人口爆発の立役者と言える繁殖教団。その支部施設内は、控えめに言って『狂気の園』であった。

 

 

 * * * * * *

 

 

「おっほぉぉぉぉぅ♡♡♡ 双子出産ガバマンアクメでいぐぅぅぅ♡♡♡」

「雄汁止まらねぇッ、ああッ、ゆるゆる産後腹にザーメン充填してボテらせてあげるねッ」

 

 そんな嬌声が響く繁殖教団支部内。そこはバビロン端末があくせくと駆け回って赤子を拾い集め、産湯に入れて産着を着せ、タオルにくるんで外に通じるベルトコンベアに乗せる光景と、教団員達のあられもない姿が入り乱れる混沌の坩堝と化している。

 

 そんな中で、太母マトビリは、ニコニコと微笑みながら混沌を眺めつつ、その股座から子供を産み続け、そばに控える男連中によって絶えずザーメンシャワーを浴びせられている。

 

 その浴びたザーメンを器用に魔術で流動させて膣へと流し込み、出産と同時に妊娠を行う彼女は、なるほどこの混沌とした支部の長に相応しいだろう。

 

 何しろあまりに産むものだから彼女の足元には貪淫濁液魔が配備されており、産み落とされる大量の赤子を受け止めるクッションの役目を果たしているぐらいだ。

 

 だが彼女はまだ良い方で、支部内では最早意味不明な状況にある教団員も数多い。

 

 例えば、支部内のある部屋では、床一面の白濁液から『赤ん坊が発生する』。ザーメン風呂から絶えず赤ん坊が湧き出る様はかなり悍ましいが、その仕掛けは単純だ。

 

 この部屋にいるのはチンポシコり猿と化した野郎共と、人魚系魔物の催恋女。催恋女がザーメン風呂に放卵する事で催恋女の子供が産まれまくっているというのがその実態である。何しろ催恋女は『魚』。当然ながら放卵数は多く、それら全てが溢れる精気を糧に赤子になるとなれば、その数は計り知れない。

 

 精液の海を心地良さげに泳ぐ催恋女達の『劣情を催させる歌声』に興奮し、シコシコとチンポをシゴきまくる教団員達は噴水の様に精液を放ち、その精を浴びて楽しげに笑う催恋女や、互いに精液をバシャバシャと手で掛け合って水遊びに興じる催恋女を見て、一層興奮を増していく。

 

 オナニーとはある種、セックスよりも気持ちの良いものだ。自分自身の弱点を的確に責められ、快感も調整できる。目の前でザーメンショーを開催している人魚を肴にシコるチンコはさぞ素晴しかろう。

 

 まぁ正確には卵に放精しているので立派なセックスなのだが、まぁ人間主観で言えばオナニーと言っていいだろう。

 

 

 

 そんなオナニー部屋のすぐ近くでは、打って変わって大乱交が開催されている。と言っても、そんな乱交ですら珍妙なことになっているあたり、繁殖教団は頭がおかしいのだろう。

 

 部屋を占拠するのは、繁殖教団全体を支配する教主『繁殖者サルマキス』の血を引く連中と男たち。教主がそうである様に例外なく『ふたなり』な彼女たちと男連中の乱交はちょっと意味不明な事に『円環状』に行われていた。

 

 ふたなりのマンコをふたなりが後背位で貫き、そのマンコを更にふたなりが……と性欲に素直な電車ごっこが開始された挙句に輪になったふたなり達。そんな彼女達の輪をまたぐ様に立つ男達のチンポをふたなり達が美味しそうに頬張り、喉奥まで竿をブチ込まれるイラマチオでマゾアクメをキメながら、ふたなりマンコをふたなりちんぽでガン突きしてハードにブチ犯す。

 

 そんな汚いウロボロスの輪に惹かれてか、男達がワラワラと集まりつづける中で、円の内周と外周に立った男達のチンポをふたなりたちが手コキし始め、更に狂気度を増したキチガイムカデ競争は、ザーメンにドバドバ塗れながら奇怪に蠢き続ける。

 

 だがそこまでしても男達は余り、余った男達は次々と外周や内周で手コキされている連中のケツ穴を犯し始めて、何やらもうわけがわからない事態に発展しつつある。

 

 上から見れば花の様にも見えるその群体は、異様な熱気に包まれつつもチンポ汁にまみれ、時折示し合わせた様にふたなりたちが同時に出産アクメをキメる意外でチンポが抜ける事もなく、ビュルビュルと射精音を響かせている。

 

 やがて、ふたなり達はイラマチオで流し込まれ続けた精液が直腸まで達した事でケツ穴からザーメンを垂れ流し始め、ねっちょねっちょと水音が増して、腸液と精液のミックスローションが猛烈な淫臭を放ちながら彼女達の身体を潤滑する。

 

 それと時を同じくして外周内周で手コキされつつケツを掘られていた男達も込み上げる精液を口から無様にザーゲロし、発酵したような猛烈なザーメン臭が部屋を満たして群衆を一層発情させていく。

 

 そんな地獄めいた光景の中で産み落とされた赤子を回収して回るバビロン端末はザーゲロだのザーゲリだのの汚い白濁液に塗れて心なしか表情が死んでいる様に見えるが、流石にそれは錯覚というものだろう。多分。

 

 

 

 そして、そんな地獄めいたチンポ過多な場所もあれば、チンポ不足な場所もある。

 

 ある小部屋の中には、男が1人しかいないのに、女が10人以上も集まっており女達に包囲された男が、酷い陵辱を受けていた。

 

「おらッザーメン、ザーメン出せッ♡ チンポアクメしろッ♡ 義務だぞッチンポで納税しろッッ♡♡♡」

「おっごぉぉぉぉっっ♡♡♡」

 

 餌に群がる鯉の様に男に群がる女達。彼女達の1人が男のケツ穴に握り固めた拳を突っ込み、意味のわからない妄言を吐きながら鋭いジャブを前立腺にブチ込みまくる。

 

「金玉だろッ、金玉にザーメン隠してんだろッッッ寄越せッ♡ ほら早くしろやッ、金玉ごとチンポからブチまけろッ♡♡♡」

「ぴぎぃぃぃぃッッッ♡♡♡」

 

 そして、また別の女も妄言を吐きながら今度は陰嚢を両手で雑巾絞りに掛けており、前立腺と金玉を両方ボコボコに責められながら、男はドドドドドド、と重低音を響かせるほどの大量マゾイキ射精をキメて、天井にぶち当たった白濁雄汁が雨となって女達に降り注ぐ。

 

 だが、それでも女達には足りないのか、男への理不尽かつ執拗な責めは苛烈さを増すばかり。

 

 ある女はチンポを指が食い込むほどに握って残像で手がブレるような高速手コキを行い、ある女は鼻と口を覆うようにマンコを押し付けて男の顔でダイナミックにオナニー。

 

 そしてある女は男の乳首をつねり、引っ張り、伸びた胸をギリギリとひねり上げて、明らかに快感より痛みが大きそうな責めを与えている。

 

 それでもなお景気良く精液を増加させて部屋を一層白濁に染めるあたり、男の身体はもう壊れているのかもしれない。

 

 

 

 そんな狂気溢れる繁殖教団。だがその中で一番子供を産んでいるのはやはり、マトビリだ。

 

 周囲の狂乱度合いに興が乗ったらしい彼女が蹲踞の姿勢をとり、その構えに応じて赤ちゃんキャッチ係の貪淫濁液魔がその巨体でマトビリの下半身をしっかりと覆う。その直後、起こったのは貪淫濁液魔が風船のように膨らみながら、その体表から赤ちゃんをゆっくりと吐き出しそれをバビロン端末が必死で回収する異常事態。

 

 マトビリのばっくりと開いた全開オマンコが一度に産める人数は10人。そこに彼女の本気の出産ペースが組み合わさるのだから、もはやその連射力は兵器である。

 

 グボボボボボボボ、と響く重低音は魔獣の唸り声を思わせるもので、おおよそ出産の音ではない。

 

 無論本気産みはリスクも大きく、消耗も激しい為、ほんの数瞬、一呼吸の間しか出来ない行為だ。子宮は裏返って体外に飛び出し、連射の勢いでモクモクと湯気を立て、マトビリ自身が過剰な出産オーガニズムで気絶してしまう。

 

 気絶したまま、波のように繰り返す絶頂にビュービューと母乳を噴き出すマトビリの子宮を整復してやり、その内側に媚毒を満たして治癒を促すのは貪淫濁液魔の仕事である。

 

 赤ちゃん機関砲の的にされたというのに実に健気な彼だが、そのかわりに気絶したマトビリの乳を揉みしだき、母乳を吸っているので役得も無くはない。

 

 だがそれが本気産みで生み出された数百の赤子を殺さないように怪我のないように受け止める超繊細な作業に釣り合うかは微妙なところではあるのだが。

 

 

 * * * * * *

 

 

 そんな変態の臨界状態とでも言うべき、狂乱の繁殖教団支部。だが、彼らが生み出す大量の人口は間違いなく今後業深迷宮に必要となるものであり、一時の負担増は投資と割り切って、今日も居住区は拡張され続ける。

 

 業深迷宮における人間の成長は早く、魔力を使って時間加速を掛けてやれば二次性徴まではそう遠い話ではない。成長後に生み出すリソース回収率を考えれば、もはや投資というよりは畜産に近い。羊飼いが牧草地が許容できる限りの羊を確保するのは当然だ。

 

 故に、業深迷宮は今日も、人口爆発の受け皿を盛んに建築し、拡張を続けていくのである。

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