※この作品はR-18です。

業深迷宮日誌   作:黒山羊

96 / 141
刃牙シリーズって面白いですよね。


第3回! 苗床オーディション! 【全選手入場ッ】

「さぁ、始まりました性器の祭典、乳湧き肉棒躍る、業深迷宮きっての大イベント! 第3回ッ! 苗床ッ! オーディションッ! 本戦!!! 処女膜! じゃなかった開幕だーッ!!!!! ……実況はお聴きの通り、歩く拡声器ことワタクシ淫妖艶美大角鬼の『セプゥキ』が、解説は迷宮きっての有識者、女装錬金術師のキルカ先生にお願いしております!」

「どうもー、今日はよろしくおねがいしまーす」

 

 響き渡る実況の声に沸き立つ観衆。魔物も人も、業深迷宮に属するモノ達全てが楽しみにしていた、苗床オーディションが、この日、本戦を迎えていた。

 

 一時はバビロンの死で延期されたものの、先日から予選が行われ、無事に本戦となったこの第3回。

 

 錚々たる面々の中から選ばれたファイナリスト4名がしのぎを削る白熱、いや白濁の戦いを見るべく、会場には多くの観客が詰め寄せていた。

 

「さてそれでは早速、選手入場! まずはエントリーナンバー1番、迷宮生まれの迷宮育ち、苗床を夢見て9年生きてきた努力の女! 第1回では4位、第2回では3位と着実に実力を高めている大会常連『イゥア』の入場だ!」

「イゥアちゃん、今回はかなり改造して身体を仕上げて来てるので期待できますね」

「なるほど、改造された肉体に期待ですね! 確かにパッと見ただけでも去年とは明らかに違っております! 勝利の為に人間を超えたというわけなのでしょうか!」

 

 興奮を煽る実況と、盛り上がる観衆。その最中で注目される『イゥア』の身体は、確かに通常の人体を超越している。

 

 身体をぴったりと覆う黒いスーツは、おそらく鎧縛嬌触装甲。その下に隠された肉体の詳細は計り知れないが、脇の下から股に掛けて8対16個の爆乳が連なるその外観だけで、彼女の本気は窺いしれる。乳腺堤の限界に挑んだ全身おっぱいとも言える彼女の勇姿に、観客は大きな歓声で期待感を表し、彼女もそれに応えて乳を揺らしながら元気に手を振り返す。

 

 そんな中、実況は次なるファイナリストの名前を呼んだ。

 

「次にエントリーナンバー2番! 意外な種族からエントリー! 腐乱花魁から進化した傾国堕誘(けいこくだゆう)の『テビウ』だ! 見た目はどう見たって爆乳美女だが、彼女は不死者(アンデッド)! 果たして苗床として役に立つのか!?」

「傾国堕誘は中位の不死者で、吸血鬼(バンパイア)や死霊賢者(リッチー)と同格ですからね。何か不死者なりの苗床システムがあるのかもしれません」

「なるほど、確かに吸血鬼と人の合いの子、半吸血鬼などは聞いたことがある! 彼女は迷宮に新たな苗床概念を齎すのか!?」

 

 そう紹介されて、会釈する傾国堕誘の姿は、異様に肌が白いものの美しく、大きな胸、括れた腰、大きな尻という男好きのする肢体を惜しげもなく晒している。

 

 血色の悪い唇には敢えて鮮やかな水色のリップをつけており、寒色ベースのメイクが彼女の冷えた身体を引き立てている。

 

 その肉体は生命活動を停止しているが、果たして苗床としての性能は如何程のものなのか? 

 

 新ジャンル苗床の予感、そういう意味では期待感はかなり高い候補者だろう。

 

 

 そして、彼女に続いて現れたのは、再び人間だ。

 

「さてさて、続いてエントリーナンバー3番! これまた個性的な存在! 種族は人間だが、ある意味今回の参加者で1番未知数! 『セルゥ』くん! そう、史上初の男性ファイナリストだッ!」

「個人的に一押しですね。可愛い女装っ子は良いものです。正直勃起しますね。……コホン。とはいえ我々女装子は所詮は男なので、苗床としては不利な所が多いでしょう。彼がどう戦うのか、僕も気になります」

「キルカ先生も大注目だ! 裸を晒してもなお、どこか女性的な『セルゥ』くん、本物の女を越えていけるのか!?」

 

 そんな実況に嬉しそうにはにかむセルゥは、明確に男でありながら、強烈に『メスっぽい』。

 

 男にあるまじきデカ尻の奥には、ぷっくり膨れた縦割れアナル。腹回りは外腹斜筋と腹直筋、そして腹横筋でぎっちりと括れているが、その上に柔らかそうな脂がのっており、実に美味そうだ。

 

 そして、明らかに肥大しているおっぱい。大胸筋が底上げになっているというのは一目見ればわかるが、それだけでは説明のつかないデカ乳首にデカ乳輪。

 

 手のひらほどもある大きなパフィーニップルがドームのように盛り上がり、その先端にはサクランボのような乳首が主張する。明らかに、幼少期から鍛え上げた逸品だ。

 

 ここまでくれば、もうおっぱいと呼んでも良いだろう。

 

 だが、そんな女性的な肉体への努力に叛旗を翻すかのような、『怪物』が彼の肉体には宿っている。

 

 爆根爆玉といっても良いだろう、立派なおちんちん。色素の薄い可愛いピンクチンポだが、大きさは決して可愛くない。

 

 苗床というより種馬を思わせるそのチンポを持ちながら、何故苗床オーディションに参加したのか? 

 

 そんな謎も含めて、今回のダークホースとなりうる存在と言えるだろう。

 

 

 そして、いよいよボルテージが上がってきた会場に、最後のファイナリストが現れた。

 

「ラスト! エントリーナンバー4番! もはや説明不要のデカさ! 聳える超巨大おっぱいは母親譲り! 淫泥魔従僕のテンポと、迷宮最大最強のおっぱいを持つルウシャの間に生まれた魔人! 淫泥魔人女中の『ヘゥーイ』だ!」

「おおお、これは確かに凄い。ルウシャさんにはお会いする機会もありますが、娘さんはお会いする事がなかったので……」

「それはそうでしょう! ヘゥーイさん、なんとまだ生後1ヶ月ですので! 不定形タイプの魔物は成長が早いとは聞きますが、彼女も例に漏れず既に完全な成体になっております!」

「生後1ヶ月で苗床志願とは前途有望、いや、英才教育の賜物ですかね? 彼女の頑張りに期待しましょう」

 

 

 生後1ヶ月。その爆弾発言にどよめく会場の中で、堂々とその巨体を晒すヘゥーイは、申し訳程度の女中要素としてヘッドドレスをつけている以外は素っ裸の少女である。

 

 だが、そんな彼女を評する際に、誰もヘッドドレスの事など気にはしないだろう。彼女が持つのは片乳の直径10歩、乳輪直径1歩、乳首直径半歩という驚異的な超乳。これを前にして、ヘッドドレスなど誤差である。

 

 母であるルウシャの片乳60歩という神域のサイズには及ばないが、彼女も十分規模がおかしい。何しろ、胸に小さな家が2棟くっついているようなものなのだ。

 

 そして、堂々と曝け出されたその巨大おっぱいの接地面は、父譲りの泥の身体を生かした『腹足』——カタツムリやナメクジのような貝類が這いずる為の足——に似た構造になっており、ヘゥーイは、足を使わずにおっぱいで移動している。

 

 なんとも奇妙な生態と言うほかないが、もとよりその本質は泥。彼女にとっては単に常に接地しているおっぱいを移動手段にした方が動きやすいというだけに過ぎないのだ。

 

 

 改造人間イゥア、アンデッド系女子テビウ、ダークホースちんちんセルゥ、超弩級おっぱい戦艦ヘゥーイ。

 

 4人のファイナリストの入場だけで存分に盛り上がる会場。最高潮のボルテージの中で、実況が声高らかに開催を宣言し、居住区の高天井目掛けて花火が打ち上がる。

 

 業深迷宮最大の祭りが、今ここに始まろうとしていた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。