※この作品はR-18です。

業深迷宮日誌   作:黒山羊

98 / 141
第3回! 苗床オーディション! 【第2の試練、千の子を孕むイゥア!】

「さてさて、会場の清掃も無事完了致しました! 大変長らくお待たせ致しましたが、その分ファイナリスト各位のコンディションも万全! 早速ですが、次のお題をアンナ様から発表して頂きましょう!」

「アンナ様、淫猥大蟲回収でお疲れのところ申し訳ありませんがお願い致します」

「はーい。さっきは精気の放出量を淫猥大蟲で測ったワケなんだけど、苗床なら『自分の子供』を産むのも仕事よね。そう言うわけで、今から4刻以内にどれだけ赤ちゃんを産めるかを競ってもらいましょう。……で、それぞれのパートナーなんだけど、一次試験に組み込まれていたアンケートで選んだわ」

「なるほど、子作りですから本人の希望は大事ですね! しかして、そのお相手とは!?」

「イゥアちゃんが指名したのは、イルオセくんちゃんですね」

「ほほう、聖邪混沌淫魔人のイルオセさんといえば、ふたなり複乳美少女で有名な方ですね。融邪魔人ファントムさんと、奥様のツラワさんの間に生まれた12つ仔の1人だった筈です」

「次、テビウさんの指名は『イキの良い少年』だったので、人間牧場で選りすぐった種馬少年を用意したわ。ドーピングで調整してあるから性能は他の種馬役と同等よ。そして、セルゥくんの指名はレーニアくん。さっき言ってたわね」

「確かに言っておられました! 今度、というのはどうやら今日になりそうですね! ではヘゥーイさんは?」

「ヘゥーイちゃんの指名は、『可愛い男の子』だったから、ちょっと範囲が広くて迷ったんだけど、本人に良く聞いたらミズキくんの事だったわ」

「あ、バビロン様が手ずから調整しておられたデザイナーベイビーですね。アンナ様とジェミーさんの卵子同士で生まれた」

「そう。私とジェミーちゃんの子供。ポォゼルちゃんって彼女が居るんだけど、彼女も『そういう事なら行ってきなさいよミズキくん!』って言ってくれてたから」

「では問題なさそうですね。……さてさて、それではペアの方が入場し、会場に特設された大型ベッドにペアの2人が入り次第、子作り開始とさせていただきます!」 

 

 そんなセプゥキの号令と共に、第二種目が開始され、観客達の見守る中、4組のカップルが子作りに励む事となる。

 

 

 * * * * * *

 

 

 観客達の多くが注目する、第一種目の覇者イゥア。彼女のパートナーとなったのは元勇者のファントムの子、イルオセ。

 

 美しい少女にも、美しい少年にも思えるイルオセは女性器と男性器を併せ持つ『ふたなり』だ。小振りだが確かに存在する4対8つのおっぱいと、立派な巨根を持つその姿は、卑猥さと美しさを兼ね備えている。

 

 そんなイルオセに対し、イゥアは8対16の爆乳に子宮を8つ、胴には本来の子宮に加えて特注子宮内蔵した異形の改造人間。グロテスクさすら感じる生殖の為の肉体は、イルオセの肉棒を求め、貪欲に行動を開始している。

 

 だが、イルオセの陰茎は1本だが、イゥアの子宮は合計130。普通にヤっていたのでは、到底4刻以内に全てのマンコにチンポをハメられない。

 

 その問題に対するイゥアの回答は、生命維持のために着込んだ鎧縛嬌触装甲の利用だった。

 

 イルオセの陰茎にむしゃぶりつくのは、股間に開口部がある特注子宮と自前の子宮。まるで口腔内の様に自由自在に蠕く膣と、その奥から唇の様にチンポに吸い付き舐め回す子宮口がもたらす心地良い快楽に、イルオセの陰茎は景気良く射精する。

 

 そして溢れんばかりに放たれるその精液を膣内から汲み上げるのが、イゥアの胎内にまで食い込んでいる鎧縛嬌触装甲であった。

 

 汲み出された精液はヘソから体外へと伸びた無数の透明の管状触手でイゥアの128のおっぱいマンコに注ぎ込まれ、加えてその触手の動きは、イルオセの陰茎とリアルタイムに連動している。

 

 じゅぷ、じゅぷ、じゅぷとリズム良く腰を振るイルオセと共に蠕く触手。イルオセが動く度にイゥアの全身が脈動するその様は、何処か美しさすら覚える、一個の芸術機械の様な趣がある。

 

「イゥアさんの中、情熱的に絡んで来て、すごく気持ちいいですよ。幾らでも出せちゃいそう……ッふ」

「それは良かったです……イルオセさんの精液もとっても濃厚で、媚毒たっぷりで、美味しいですよ」

 

 そんな会話を行いながらも貪慾に精液を吸い立て、蓄積するイゥア。彼女の体内では130の子宮に入り込んだ精子を1050の卵巣から解き放たれた総数1万あまりの卵子が迎え撃ち、続々と着床しては、母胎であるイゥアから精気を吸い上げている。

 

 だがそれはあくまで第一波。作られる端から放出される卵子達全てが着床していくイゥアの子宮内空間には、莫大な受精卵のストックが構築されていく。

 

 だがしかし。それら全てを同時に育成できる程の瞬間精気出力は、流石のイゥアにも存在しない。

 

 多くの受精卵は着床後休眠状態に入り、各子宮毎に卵巣の数の分だけ選ばれた受精卵が、成長を開始した。

 

 それでも、1050の子供達が一気に成長すると言うのは恐ろしい程のエネルギーをイゥアから奪っていく。

 

 故にこそ、イゥアはイルオセを指名した。聖邪混沌淫魔人は、バビロン直々に改造したツラワの因子と父であるファントムの不死性に由来する絶倫な精力を受け継いだ、ハイブリッド。

 

 その精液を喰らう事で、イゥアの計算ではフル稼働でもどうにかこうにかやりくりできるだけのエネルギーが得られるはずなのだ。

 

 それは瘴気と精気を糧にする業深迷宮でしかありえない、ある種の永久機関。物理法則よりも神の定めた法則が優先するこの世界ならではの事象である。

 

 内側から張り詰める子宮がもたらす拡張感。自らの肉体の中で育つ1050の命に容赦なく精気を喰われる飢餓感。そしてセックスによる快感と陶酔。

 

 それらの感情が生み出す瘴気と精気を喰らって、イルオセは媚毒を生成し、それによってイゥアはより多量の精気を放出する。

 

 その連鎖の中で、イゥアは4刻掛けて遂に臨月に達し、130のマンコが同時に破水して、羊水と共に赤子を産み落とす。

 

 あわや落下するのではと思われた1050の子供達だが、彼らは鎧縛嬌触装甲の触手で受け止められて、その直後に周囲に駆けつけたスタッフによって回収される。

 

 1050人。第一競技優勝者が産み落としたその人数は、果たして、他のメンバーを上回っているのか。

 

 その結果は、判定の時までわからない。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。