愛玩少女は、クソ級ド変態おじ様を、愛でて→愛でて→愛で倒します! 作:まあエロい
私とももたんは、由佳の新居からほど近い繁華街へとやってきた。大通りに面した竹上通りの入り口手前。けっこう混んでるなあ…。平日とはいえ観光客も多く、人の行き来はかなりのもの。世界が交わってない?から人は私たちをすり抜けていってですね!!ちょっとなんか気持ち悪い!!
「ね、買い物とかってどうやってするの?」
「こっちの世界にねじ込ませてもらって実体化すんのさwww」
実体化ってことは、この姿で買い物することになるんだよね。奇抜なコスチュームで闊歩している人もいるとはいえ、さすがにももたんのまんこ丸見えコスチュームは完全アウトだ!!
「まんこ丸見えはまずいよ!なんか服用意しないと。」
「あたしあれがいいなwww」
ももたんが指差すのは、ピンクのウサギの着ぐるみ。ああ、これなら大丈夫かも?私は水色のウサギの着ぐるみとオレンジ色のウサギの着ぐるみをなぞり出す。
「いいねwwwよし着替えるべwww」
「ちょ…!!こんな人前でって、そうか、世界が交わってないから見えてないんだった。…なんか盛大な露出ショーみたいでやだな。」
着替え終わったら、今まで来ていた服を…あれ、ももたんがひもひもの中に入れてくれたみたい。そうだ、買ったものを入れる袋も欲しいかも、リュックも出しとこう。さっそくなぞり出して、空のまましょい込む。
「エプロンたん、これおこづかい…使い過ぎたら、失神するまでイかせるからwww」
「使い過ぎなくても失神するまでイかせるつもりじゃないの!!」
「ばれてるwww」
ニッコニコのももたんから大きめのがま口を手渡された。ストラップ付で、首からかけられるようになってるけどずっしり重いぞ。肩こりになったらどうすんだ。…開けてみると、五百円玉がいっぱい入ってる!
「あそこの角を曲がったら実体化するよw」
「わかった、迷子にならないよう、手つないどこ。」
私とももたんはしっかり手をつないで、角を曲がって…うわ!!なんだこれ!!ぶわっと人のにおい?モノのにおい?実体化するってこういう事なのか!!一気に現実感あふれるにおいと視覚が!!
「ねーねー、あたしあれ食べたいwww」
「クレープだね、うん食べよう食べよう!」
坂道を下って、クレープ屋さんへ。メニューいっぱいあるんだよね、どれにしようかな…って!!ももたんの目の輝きが違う!!
「まようなwwwどれおすすめ?全部食おうかなwww」」
「基本はチョコバナナクリームかな、あのね、ほかにもいっぱいクレープ屋さんあるから、とりあえずここでは一個にしとこ?」
全部買ったって食べられないんだからね?!
「ねね!!めっちゃ髪キレ―じゃん!どやって染めてんの?」
「つか、写真撮っても良き?」
クレープ屋さんを見つける度に立ち止まって、都度立ち食いしてる私とももたんは…ただいま絶賛ナンパの嵐に襲撃されてるんだけど!!!正直なめてた、私今喪女の由佳じゃなくて、ウルトラかわいいエプロンたんじゃん!!そりゃナンパもされるわ!!
「あはは…地毛?写真はごめんね?一般人だから。」
「またまた―!モデルさんでしょ!ね、タピオカおごるから一緒にカラオケ行こ!」
「行かねえしwww」
クソう…由佳だった頃はナンパなんかされたことないからさ!!こういうののうまい断り方がわかんないんですけど!!ももたんがスッパスッパとナンパ男子を切り落としてってくれてるけど、きりがない。
「しまったなwww次からは男になってくるかwww」
「男になったところでギャルたちにナンパされるとしか思えないよ…。」
なんていうか、パリピたちの温度感についていけないというか。なんかさあ、人生謳歌してる人たちってパワーが違う。しつこいナンパ君をあしらいつつ、お菓子買ったり、かわいいグッズ買ったり。なんかめっちゃ楽しいな!!こういうショッピング、何気に初かもしれない。連れてきてくれたももたんに感謝しないとね!
「よーし食った食った!次はあのでっかいヒツジみたいなやつ食いたいww」
「綿あめだね、いいよ、ならぼっか。」
「よーし食った食った!次はあの虹色のやつ食いたいwww」
「レインボーフードだね、いいよ、ならぼっか。」
「よーし食った食った!次はあの赤いとぐろのやつ食いたいwww」
「イチゴソフトだね、いいよ、ならぼっか。」
「よーし、食った食った!次はあの長いクルクルのやつが食いたいwww」
「トルネードポテトだね、いいよ、ならぼっか。」
なんていうか、ももたんについていけないというか。なんかさあ、神様ってってパワーが違うよね。…うん、あのね、もう、無理。
「ご、ごめんももたん、あたしもうギブ…食べられない、食べたら全部出る…。」
「おお?!ヤバイ、エプロンたんの顔色っ?!」
ポテトを手に持ったまま、私は一口も食べられなくなってしまった。うう、無念…。エプロンたん胃袋小さすぎるんだって…。
「ごめんごめんwwじゃあ、あの角曲がったらあっちに戻ろ。」
私はよろよろしながらももたんに手を引かれて角を曲がった…。
ぴっかーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
真っ白な光に包まれて、目がっ目が!!目があああああ!!!
「はい、おつおつwww」
「か、帰ってきた…。うぉおおええ・・・。食べ過ぎた…。」
私は着ぐるみ姿のまま、ベッドに横になる…うう、胃薬、胃薬…。
「クリスタル!!どうしたんだ。」
シルバがベッド横に駆け寄ってくる。
「ごめん、あたしが食わせすぎたwww」
「ほう!それはいけませんな!スライムを用意いたしましょう!!」
ヒツジがくもくもをよんで、その中からビン?を出して、私の目の前に持ってくる。…ビンの中に目がある!これスライムじゃん!生きてるじゃん!ビンから手出して…左右にふって挨拶するんじゃ、ない!!
「さ!!お嬢様!!このスライムをお飲みください!」
「ちょ?!やだよ!!これってあれでしょ?!クソ親父のケツから出てきたやつ!!無理無理!!」
「さすがに親父のケツから出たやつじゃないから安心しろwww新品だってwww」
新品?!新品だろうとなんだろうと、そんな得体のしれないもん体の中に入れられるかっ!!!
「こんなの飲むくらいならおなか壊してトイレ籠った方がいいよ!!」
「ホントに?ここのトイレはスライムが処理してるんだけどwww出してスライムに処理してもらうのと、出す前にスライムに処理してもらうのとどっちがいいと思う?あたしは飲んだ方がいいと思うけどなwww」
もっともらしいこと言ってるけど!!
「どこの世界にスライム飲んで食べすぎ治す人がいるっていうのさ!!」
「この世界だってばwwここは薬の概念なくて、スライムで治すのが一般的なのww後々便利だし、飲んどいたらいいんだよwww」
くそー!!この世界の常識がまたしても私を翻弄しまくりだよ!!勘弁してー!!!
「ただふみも飲みましたぞ!」
「はあ?!あんたあんな小さい子になんてもん飲ませてんの!!さては無理やり飲ませたな!!」
はなたんに確認しようとしたら…あれ、いないぞ、どこいった。
「ねえ、はなたんは?変なもん飲ませたから逃げちゃったとかじゃないでしょうね!!」
「ただふみは今自主勉強中だ。…俺が飲ませてやろうか?」
ベッドで横になってる私に覆いかぶさるようにシルバ!!シルバがっ!!ヤバイ!両手で囲い込まれて、逃げ出せない!!じたばたしてたらシルバの唇!!唇が私の唇を塞いでっ!!
「ん――――!!ッぅン――――!!っ!はぅ、ッンチュッチュ…!」
舌が絡んできてっ!!アッ、よ、よだれっ!!違うっ、唾液っ!!雫っ!!と、とにかく、私の唇からこぼれだしちゃってっ!!あんまり激しくするとっ!!こ、こみ上げてきちゃうよっ!!…食べたもんが!!!
シルバは手に持ったビンの中身を私の口元に垂らして…!!!
「っ!?ご、ごぷっ…ん、ンぐ、んんむぅうんっ…!?」
「…よーし、ちゃんと飲めたな、エライエライ。」
…うげええ!!スライム、飲んじゃったよ!!!