愛玩少女は、クソ級ド変態おじ様を、愛でて→愛でて→愛で倒します! 作:まあエロい
「ずいぶん、みっともない姿を見せてしまった、ね。」
あら、泣き止んだお顔もとってもイケメン。
ユー君かッちょいいー!
「いいえ、これからもっと素敵なお姿を見せていただくので、大丈夫です。」
にっこりユー君に微笑み返したら、ぎこちないけれども、確かに、微笑み返して、くれた。
さあて。
どっから手を付けていこうかなー?
…ぐー。
私のおなかが盛大に鳴る。
シリアスな話をしててもおなかはすくもんだなあ…。
何気にここにきて初のおなかぐうだよ。
腹減るのか、この世界。
よし、じゃあ、まずは、腹ごしらえからだ!!!
「おじさま、ちょっとこちらへいらして?」
小さなテーブルセットがあるので、そちらに移動しよう。
ベッドから降りて、テーブルに行こうとしたら、ユー君に抱き止められた。
「ダメだよ、エターナル・プリティ・ロリータ…。君は気を失っていたんだから、寝ていないと、ね。」
「大丈夫、大丈夫!」
私はユー君の手を取って、テーブルに着席した。
向かい合わせではなく、隣同士で座る。
だってこの子、すぐ横についてないと、倒れちゃいそうなんだもん!!
白いテーブルクロスのかかった、ちゃぶ台くらいのテーブルに、椅子が 4脚。
かつ丼食べたいけど、絶対このテーブルには乗せちゃだめなやつだ!!!
このテーブルに似合う、私の空きっ腹を満たしてくれるオサレなもの…。
お茶セットとか??
お茶、お茶といえばー、アフタヌーンティーセットー!!
昔百貨店の屋上のカフェで頼んだ、あのセットを思い浮かべ、指で形どる。
藤色の光がつうと流れて、あのセットが、出てキター!!
タワーとティーソーサー、カップ二つに取り分け皿。
うおお、これ5000円したんだよね!!!
また食べられるとか歓喜の極みなんですけど!!!
ああ、マジチート、マジすげえ…。
この世界乗っ取れるんじゃね?
「おじさま!どうぞ!!!」
私のお気に入りのマカロンを一つ、ユー君に取り分ける。
ここのマカロンね、めっちゃおいしくってほろっととろけて、ふわっと香ってね、うん、私めっちゃ語彙力ない!
「これは・・・?」
「おいしさの極みです。」
恐る恐る、マカロンを口に運ぶユー君。
あ、かじった。
もぐ、モグ、モグ…。
憂いを帯びてた目が、目が!!!
「これは…!!!極み…!!」
きらっきらに目を輝かせてる!!
甘いもの好きなのかな?
かーわーいーいー!!!
あかん、私めっちゃユー君に夢中だわ!!
ああ…早く、早く愛で倒したいー!!!
「おじさま、こちらもどうぞ?」
完全に餌付け係と化した私は、気のすむまでユー君に甘いものを食べさせ続けた。
「こんなに食事をしたのは、初めてだよ。」
「わ、私もです、おじさま…。」
あかん。
調子に乗って食い過ぎた…。
幸せそうに食べるユー君見てたらつられて食べちゃったよ…。
アフタヌーンティーセット二万円分!!
エログッズ売ってるばばあには到底払えない贅沢品、いやあ、チート様様ですホント。
マジックポイントとかどんだけあるんだろ?
なんか気になるけど、あのふざけたボードを再び手にするのもなあ…。
「お茶のおかわりはいかがかい、スウィート。」
「あ、大丈夫です。」
私甘いだけの人になってしまったようです。
なんかおなかちゃぷちゃぷなのよ、お茶の飲み過ぎで。
…そういえば、トイレ行きたくなってきた。
「おじさま、お手洗いに行ってきますね。」
トイレに入ってじっくり観察してみる。
なんだ、この甘いにおい…?
便器は少しいびつな感じで、日本のものの半分くらいの大きさしかない。
なんていうのかな、おマル?が膝の高さにある感じ。
はっきり言って、画力のない絵師が頑張ってトイレっぽいものを書いては見たけど、ナニコレ評価しか貰えなかったような、お粗末加減がプンプンと臭うんですけれども。
そして、紙がない。
あるのは便器と変な球?と棒。
どうやって股拭くの、これ。
まさか、垂れ流し?
ええ、ちょっとやだな…。
「おじさまー!トイレの使い方がわかりません!」
トイレのドアを開けてユー君を呼んだら、お茶を飲む手を置いて、こちらまで来てくれた。
「ここに座って、排せつして、エッグロールで押さえて、おしまいだよ。」
うん、ぜんぜんわからん!!
「おじさま、ごめんなさい。私、このトイレの使い方、全然わからないの。ここで排泄するから、見ててもらってもいい?」
「!!!」
声にならない悲鳴を、確かに聞いた気がする。
しまった!まさかこれ、死亡フラグ、来るやつ…?
ユー君は、口を手の平で覆って、わなわなと震えている…。
ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ…!!!
でも!!私の膀胱も限界だ!!!
ユー君の前でスケスケおパンツを下ろして、便器をまたぐ。
ちー。
あー、かいかーん…。
すっかり出し切って見上げると、ユー君が赤い顔をして、私の股間をガン見していた。
フラグ、来ます?
身構える私。
「この、棒をもって、倒れないようバランスをとって、排せつ、するんだよ。」
ああ、この変な棒は、そういう意味で立ってたのか。
「まさか、手放しで排泄、するとは…。」
ヤバイ、私なんかやらかしちゃったみたい。
「どうやってお股を拭いたらいいのですか。」
「…っ!!かわいそうに…。エッグロールも知らない、のか…?」
勢い良く、口に手のひらを当てて、呆然とするユー君がここにいる。
え、何、それ、この先、どんな展開が…?
「このエッグロールをちぎって、あてて…。」
なにやら頭上の球をどうにかするようだけど、何が何だかさっぱりわかんない。
「おじさま、やってください。」
「!!!!!!!!」
二度目の声なき悲鳴を確かに聞いた、聞きましたぞ!!!
ユー君は無言で、頭上の球に手を伸ばし、表面?を少しめくってシート状のものを引っ張ると、ちぎって私の目の前に持ってきた。
「わからないので、あててください。」
ユー君が、鼻を押さえてるんですけど。
え、何、そんなに私の聖水、臭っちゃってる感じ?!
ユー君は鼻を押さえたまま、私のまんまんちゃんにちぎったスポンジシート?を当ててくれた…おお?!
お股の水分が!!あっという間に吸収されていく!!!
なにこれ!すげえ!!!
ん?なんかユー君の手がプルプルしてるぞ…。
「ああ、マイ、スウィー、ト、これでいい、これで終わりだからっ…失礼、させてもら、う、ねっ…!!」
なんか、ものすごい勢いでトイレから出てっちゃったよ!!
おーい、この聖水、どうすんの!!!
そんなに私の聖水はクサいのか。
慌てておぱんつに手を入れて、まんまんちゃんを触り、におってみるけど、甘いにおいしかしない…。
ん?
甘い、におい…?
プリンのにおいだ!!これ!!!
目の前にぶら下がってる、でっかい球。これ、プリンなんじゃないの?!
そっか!これでまんまんちゃん拭いたから、においがついちゃったんだね!!!
世界の謎が一つ、判明したよ!!
こんなもんで股拭いてりゃ、そりゃプリン臭もするわ!!!
股からプディングの甘い香りがするとか、在り得るんですね!!
…馬鹿にしてて、本当に、すまないと思っている!!
だがな!!
こんなん…想定外だわ!!!
スケスケおパンツをずり上げて、どうしようと便器の中の聖水を見てたら、便器の端の方から薄緑色の粘液が垂れてきた。
粘液は、聖水を吸い上げて、便器の端から消えていく…なにこれ。
うおおお!!この世界のジョーシキを、ジョーシキをくれっ!!!
頭を抱えた私の目に、薄緑色の粘液がうつる。
ん・・・?
目!!!目玉がついてる!!!
これ、もしかして、スライムなんじゃないの?!
あ、目が合った。
スライムらしきもの?は、びよんと粘液の一部を伸ばして、左右にふると、便器の端っこから消えていった。
さようならのあいさつかよ!!!
トイレ一つでこの驚き、この世界は私の予想をはるかに超えてくる。
これは本気でかからねば、マジで命が危ない。
ユー君もどっか行っちゃったし、策を、策を練らねば…。
・・・。
なんも思い浮かばん。
ヤバイ!!バカ丸出しだ!!!
ベッドに転がり、頭の後ろで手を組んでぼんやり天井を見つめる。
ああ、天井、高いな…。
この世界の、魔法。
何でも出てくる、魔法。
ほしいと思ったものが、出てくる、魔法。
ほしいと、思ったもの…?
たとえば、それが、私の知らないものだったら、どうだろう。
なんか、なんかないか。
そういえば、さっきドラゴン飛んでたな。
出してみるか。
昔ハマったゲームに出てきた、仲間の赤ちゃんドラゴンをイメージして、指を空に向けて、動かす…おお!!藤色の光、キター!!!
ええー・・・。
でた。
確かに出たけれども。
現物じゃない!!!
すごくよく出来た、立体映像みたいなことになってるよ!!!
さわろうと手を伸ばしても、突き抜けちゃう。
なにこれ…。
かわいい赤ちゃんドラゴンは、だんだん色が薄くなっていって、ふわっと、消えた。
…なんだろう、罪悪感が結構あるんですけれどもっ!!!
次は…すごいマンの変身セット。
おしぼりみたいなのを、もみもみすると、マスクとバッジとマントが出てくるやつ。
あのケンカップル、めっちゃよかったよねえと思い出しつつ、指を動かすと…でた!!!
もみもみ。
マスクとマントとバッジ出たー!!!
マスクをかぶると力が1000倍に!
マントを付けると空が飛べる!
バッジを鳴らすと勝気なあの子とお話しできる!
…。
全然ならねえーーーーー!!!!!!
ただの張りぼてじゃん!これ!!!
私のプー子を返せ!!!
憤慨していると、すごいマンの変身セットも消えちゃった。
うーん、現実のものでないと、呼び出せない感じ?
現実っていうか、私が手にしたことのあるもの、みたいな?
よーわからんな。
ああ、いっそ神様にでも聞けたらいいのに。
…神様?
呼び出せるんじゃね?
この安定のぬるい設定っぷり、絶対に来るやーつだ!!!
自信をもって私は神様を召喚した!!
「かみさまー!!でーておーいでー!!!」
ベッドの上で両手をあげて、高い天井に向かって吠えてみた。
天井の下あたりに、オレンジ色のひもひも?がぐしゅぐしゅっと集まってきて…!!!
「うぃっすうぃっす!!神様だよー!!」
どっかのクソヤンキーみたいなあいさつしながらエプロンたんと同じくらいの女子が出てキター!!!
薄オレンジ色のミディアムボブが揺れる、ちょいと垂れ目のおにゃのこ、キター!!
ちょ!!!
明らかに着ているものがおかしい!!おかしいよこの子!!
上はつるペタ、ぶかぶかのブラジャーがゆらゆら揺れてて、
動くたびに桜貝みたいな乳首がこんにちは。
へその下に太めのベルトっぽいひらひらがついてて、その下には!!
われめの頂点、頭頂部?端っこ?
とにかく、ぴったり閉ざされてるまんまんちゃんがこんにちわしてる、おパンツ丸見え!!
ちなみに…よく見るとイチゴ柄だ!!!
あかん!!これあかんやつや!!
完全アウトやん!この子っ!!!
「エプロンたんめっちゃカワユス!!ゆす!ゆす!!」
あかん!これあかんやつや!!
完全私とおんなじにおいがする!!!
「ねーねーまんまんちゃんひろげていい?」
「ねーねーまんまんちゃんひろげていい?」
あかん!やりたいことまでかぶってるじゃん!!
話が進む気がしない…!!!
「はい、ストップ。ええと、神様?初めまして。」
「まあまあ、そう他人行儀になりなさんな。」
なんというフレンドリー。
「すぐ消える?」
「いや、消えないから。」
さっきのドラゴンみたいなことにはならないらしい…?
「ねーねー、さっきのアフタヌーンティーセット出してよー!食べたい!」
「出してもマジックポイントなくならない?」
「ないないwww」
さっきユー君と並んで食べ放題したフタヌーンティーセットを再び出して、神様に献上する。
「わー!!おいしそう!いただきまーす!!」
めっちゃ可愛いおにゃの子が、めっちゃぱくついてるよ!!!
これは夢か幻か。いや現実だ。
ただし異世界。なんだそれ。
「ねーねー、魔法って使い放題なの?」
とりあえず、気になることいろいろ聞いていこう。
「まあねえ、ゲームのシステム的にマジックポイントって概念作っただけでさあ、そういうのってないもんなんだって!マジックポイントも何もw」
ベイクドチーズケーキを頬張りながら、神様が断言する。
なんだ、そういうもんなのか。
「じゃあ、いろいろ魔力が枯渇して倒れるとか「ない。」」
お茶が熱かったみたい、ちょっと首すくめてる、かわいいやんけ!!!
「そういえば、神様って呼んでいいの?名前あるの?」
「神様でいいけど、名前も欲しいかも?」
「じゃあ、ももたんで。」
ぱあっとももたんの顔がはじけた。
うわあ、めっちゃいいお顔していらっしゃるわー!
「かわゆす!!いいね!!なんでももたん?」
「いや、桃みたいなまんこ見えてるし。」
「ちょwww即物的だな!!まあいいわ!!!」
ノリも自分だとしか思えないほど似ているぞ、この子!!!
いろいろ聞かないといけないことがいっぱいあるけど、どこから聞いていっていいものやら。
「ねーねー、私ってなんでここに来たの?」
「さあ、わかんない。」
マカロン一口で食うなよ!!もったいないな!!!
「わかんないって何それ。元の世界には戻れないってことでいいの?」
「そうだね、あっちは続いてるけど、閉じることも可能、どうする?」
はい?
「ああ、今のあっち、見てみる?すごいよ!マジで!!!」
突如目の前にでっかいモニター?が出てくる…うわっ!!!
「犯人さあ、取り押さえられたあと憤死しちゃってー。現場見た店のスタッフ何人かは病んじゃって病院行きだし、客は損害賠償店に求めて裁判するし、近隣住民は立退料請求するしで、もうてんやわんやよwww」
「え、これどうにかできないわけ?!」
「え、できるよ。」
そんな簡単に言うなよ!!!
「じゃ、ちょっとあっちいってかましてくるべw」
すっかりアフタヌーンティーセットを平らげた、ももたんが、立ち上がった。