※この作品はR-18です。

輻射波動夫婦の、蕩ける日々   作:煮魚一番

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前回の続きになります。


第十二話「魔女の願いと、二人の未来(後編)」

「ん…」

 

翌日の早朝、ライはベッドの中で目を覚ました。隣を見ると、カレンの寝顔が常夜灯におぼろげに照らされている。

 

(カレンは、まだ寝ているな。ん…トイレに行きたいな、起こさないように…)

 

尿意を感じ取ったライは音を立てないよう、慎重にベッドから抜け出した。そして、脱ぎ散らかしていた下着と服を身に着けていると、目を覚ましたカレンがモゾモゾ動く音がした。

 

「んっ、ライ…?」

 

「ああ、すまない。起こしてしまったな、ちょっとトイレに行ってくる」

 

「そっか、どうしたのかと思ったわ。行ってらっしゃーい…」

 

カレンに見送られ、ライは部屋を出たのだった。

 

 

 

ライが用を足して、トイレを出てからアジトの廊下を歩いていると、反対側からC.C.がやって来た。

 

「何だ、君もいたのか」

 

「ああ、あまり出歩く気にもならなかったのでな。お前こそ、クラブハウスに戻っていなかったのだな。仕事か?」

 

「まあ、な」

 

するとライの近くまで来たC.C.が、ニヤリと笑う。

 

「さては、カレンも一緒だな?」

 

「うっ…」

 

「くくっ、やはりな。一瞬目をそらしたから、そうだと思ったぞ」

 

「いいだろう別に、一緒にいても」

 

ライが指で頬を掻いていると、C.C.は笑いながら言った。

 

「別に構わんが、いつまで隠れて付き合うつもりだ?いや、隠れているつもりになっているのは、当人達だけか」

 

「…君が知っているのはカレンから聞いたが、他の団員達も知っているとでも?」

 

「ふぅ、呆れたな。あれだけ四六時中、一緒にいる光景を見せつけておきながら、バレないと思ったか。

 

おそらく、ほとんどの奴らが知っているだろう。間違いないな」

 

「いや、一緒にいるのは以前からそうだっただろう。特に交際宣言もしていないのに、バレるものなのか?」

 

「カレンのお前への視線が、ただの戦友から愛する者を見る視線に変わった。お前達の雰囲気も明らかに違う、それでバレないと思う方がどうかしている、観念しろ」

 

「むう…バレているって事は、頭に入れておく」

 

ライはため息をつくと、改めてC.C.を見た。

 

「そうだ、C.C.には感謝する。カレンに助言してくれたらしいな、僕に言い寄るブリタニア側の女性に気を付けろと」

 

「やれやれ、おしゃべりな奴だ。私はただ、異なる時間や時代を生きてきた二人が、時を越えて結ばれるものなのか、興味があるだけだ。

 

その後どうなるかは相性もあるし、お前達の勝手だ。私が口を滑らせた事をアドバイスと捉えるなら、好きにしろ。ただ…」

 

C.C.がジッとライを見る。

 

「お前はどこまで本気だ?過去をあいつに隠したまま、共に生きるつもりか?それだけの覚悟はあるのか?」

 

「過去の罪は消えない、それは一生背負っていく。もしカレンが知りたがったら、話すかもしれないが、その時が来るかはわからない。

 

彼女が見ている僕は、今の時代を生きる僕だ。目の前にいる僕と過ごして、共に戦ってきて、その上で僕を選んでくれた。

 

ならば、僕は彼女の想いに応えて、彼女のいる世界を一緒に守っていく。過去を繰り返さないために、この時代に生きる人間として、未来に繋げていく」

 

「ふっ…そこまで言うなら、そうしろ。あいつは絶対に離すなよ、心底お前に惚れ込んでいる」

 

安心したような笑みを見せた直後、C.C.はからかうような視線をライに送った。

 

「何しろ、お前の子を産みたがっているくらいだからな」

 

「んなっ!?ほ、本当に君はどこまで知っているんだ!」

 

「面白い反応だ、からかい甲斐がある。お前のうろたえた顔は貴重だぞ」

 

赤面するライの腹を小突くと、C.C.は言った。

 

「所帯を持つなら、色々考えておけよ。金は給与なり、功労金と称してキョウトからでも引っ張り出せばいいが、住居も必要だぞ。

 

特区には仮住まいの宿舎もあるが、子育てには少々手狭だろう?今のうちに色々、希望を出しておけ。先の事を考えてな」

 

「はは、君には敵わないな。改めて感謝する、色々覚悟ができた」

 

「ふん、ならば報酬のピザをいただこうか。後日、改めて要求させてもらうぞ。じゃあな」

 

ヒラヒラと手を振りながら、C.C.はライの前から立ち去った。彼も再び歩き出すと、自室へと向かうのだった。

 

 

 

ライが自室のドアを開けると、常夜灯の薄暗い明かりの奥から、カレンの声がした。

 

「ライ、戻ったの?」

 

「起きていたのか」

 

「ええ、さっきは寝ぼけていたけど、少し目が冴えてきたわ」

 

「すまないな、まだ早過ぎるくらいの時間なのに」

 

服を脱ぎながらライがベッドまで歩み寄ると、カレンは答える。

 

「別に大丈夫よ、今日は元々休みなんだから。眠くなったら、その時に寝るし。ライはまだ寝る?」

 

「横にはなるが、あまり眠くはないな。良ければ、眠くなるまで少し話でもするか?」

 

「そうね、そうしましょう。じゃあ、明るくしてくれる?」

 

「明るい方がいいのか?」

 

「だって、ライの顔をちゃんと見たいから」

 

「なるほどな。じゃあ…」

 

ライがサイドボードにあったリモコンを操作して、部屋の照明を明るくした。

 

すると、薄手の布団にくるまっていた裸のカレンが起き上がり、その魅力的な肢体があらわになる。

 

「おっと、服を着るか?」

 

気を遣ったライが目をそらすと、カレンは首を振った。

 

「ううん、このままがいいわ。私にとってはまだ、昨夜の続きって感覚が強いから。それにライだって、裸に近いじゃない」

 

「ああ…確かに裸みたいなものだな。じゃあ、ここも君に合わせよう」

 

ライは下着も脱いで裸になり、ベッドに腰掛けた。するとカレンは笑みを見せて、彼の隣に座った。

 

「ふふっ、ありがとう。私に合わせるのも、慣れてきたかしら?」

 

「そうだな。君と同じ趣向になったかもしれない」

 

二人は体を寄せ合い、ライがカレンの肩を優しく抱く。互いに黙ったまま、心地良い時間がしばらく流れた。

 

 

 

やがて、ライが口を開いた。

 

「なあ、今後の事なんだが」

 

「今後?」

 

カレンがライに視線を向けると、彼も彼女を見据えて続ける。

 

「今は学園が生活拠点の一つになっているが、もう少し特区の開発が進んだら、本格的に向こうで暮らさないか。

 

学園や生徒会のみんなに愛着や恩義はあるが、子供が産まれたら、学生のままだと大変だろう」

 

「そうね、周りの目もあるし、みんなに迷惑掛けちゃうしね」

 

「特区には仮の宿舎はあるが、あくまで仮住まいだ。いずれ、ちゃんと僕達の新居を構えよう」

 

「賛成ね。場所とか、広さはこれから考えましょうか。って、何だか裸で真面目な話をするのも、おかしなものね」

 

カレンが苦笑すると、ライも笑った。

 

「確かにな。それと、こんな格好や流れの中で言うのは、色々と台無しな気がするが言わせてくれ」

 

ライがカレンを強く抱き寄せて言う。

 

「カレンは今まで、日本を解放するために戦う事しか、考えてこなかった。そんな君と僕は出会って、君は変わった。

 

記憶のない僕を仲間として受け入れてくれて、そのうちこんな僕を愛してくれるようになって、果ては子供を産みたいとまで言ってくれた」

 

「うん、本当に私は変わったわ。でも変えてくれたのは、ライよ。一緒に戦ってくれて、支えてくれて、命懸けで私が望む世界を守ってくれたから」

 

「君がいる世界を、望む未来を守りたい一心だった。これからも変わらないし、何より君をこんな風にした責任もある。

 

だから改めて言いたい、カレン…僕と結婚して欲しい」

 

「えっ…?」

 

突然のプロポーズに、流石のカレンも目を丸くする。だが構わずに、ライは続けた。

 

「僕は戸籍やIDを持っていないから、事実婚みたいな形になってしまうのは、申し訳なく思う。だがそれでも、ずっと君と一緒に…おっと」

 

カレンに首元に抱き着かれ、ライは彼女をしっかり支える。彼女は少し震える声で、言った。

 

「もうっ、ライならもう少し雰囲気や場所に配慮すると思ってたのに…こんな唐突に、しかもお互い裸の状態でさぁ、プロポーズだなんて心の準備ができないじゃない。バカっ…本当にバカ」

 

「いや、言い訳のしようもない。少し前から考えてはいたが、思い立ったら止まらなかった」

 

「貴方も私に似て、無鉄砲で雑で、大胆になっちゃったのかしらね。でも…凄く嬉しい」

 

ライから離れて、カレンが目に涙をためながら笑う。

 

「責任なら、私にもあるわ。どこか無機質だった貴方をこんな風にして、自分に惚れ込ませた責任がね。

 

自分だけじゃない、貴方も一緒に幸せになってもらって、元気な子供をたくさん産んで、温かい時間を過ごしたい。だから、こちらこそ改めて…一生よろしくね、ライ」

 

「カレン…ありがとう。凄く幸せな気持ちだ」

 

ライもうっすらと涙を流し、笑みを見せる。するとカレンが彼の唇を指でなぞり、求めてきた。

 

「キスして、その先もして欲しい。最後まで、私の中に全部注ぎ込むまで…んっ」

 

ライがカレンの唇を奪い、瞬時に舌も絡ませてくると、彼女も応じて唾液を絡ませ合い始めた。

 

やがてキスを続けながら、彼が彼女の脇の下から手を伸ばし、乳房への愛撫も始めると、彼女もペニスを手でしごき始めた。

 

既に勃起が進んでいたペニスは彼女からの刺激を受けて、すぐさま完全に固くなり、精を放つ準備を整える。

 

「んぅっ、ぷはぁっ…ライ…はぁ、もう…こんなになっちゃって」

 

熱いペニスを握ったまま、カレンが蕩けた笑みを見せる。

 

「あのね、プロポーズされる前からライの裸や体温、匂いのせいで…準備…大体できてたの。このまましちゃっても、いい?」

 

「ああ、もちろんだ」

 

ライが頷くと、カレンはベッドに腰掛ける彼の上にまたがり、ペニスを膣内へ飲み込みながら腰を落とした。

 

「はぁっ…熱いのが奥までぇ。もう動いちゃうから、好きな時に好きなだけ、出してね」

 

興奮したカレンがライに抱き着きながら、腰を振り始める。彼女の腰を両手で支えながら、彼は膣内のぬくもりをペニス全体で感じ、熱い吐息を漏らした。

 

「んふぅっ、ライの息…熱くて何だかエッチ、だよぉっ」

 

「カレンの中が気持ち良過ぎるんだ…くっ、もっとしてくれっ」

 

「んっ、するぅ…ふぁっ、もっと気持ち良く…あっ、してあげるからぁ!してあげるから、いっぱい出してぇ!」

 

腰を上下させて、カレンがペニスから精液を搾り取ろうとする。プロポーズが成功した事でライの彼女への想いは振り切れ、すぐにでも射精してしまいそうだった。

 

「ライぃ、好きぃ…大好きぃ!はぁっ、ずっとぉ…ずっと一緒にぃ、いっ…いたいのぉ!」

 

「僕もカレンが大好きだ!君を全部…僕のものにしたいっ、だから…うっ、だから僕の子を…!」

 

「うんっ、欲しい!はっ、ライの赤ちゃんっ…欲しいからぁ、んあっ、いっぱい中に出してぇ!」

 

カレンが射精を促し、腰の動きを速める。あまり経験のない姿勢でのセックスで、動きこそぎこちないが、彼に想いを伝えるには十分だった。

 

「くっ、カレン…!ううぅっ!」

 

ライの欲望が決壊し、亀頭から精液が溢れ出す。同時に彼はカレンの腰を抱き寄せ、子宮口に亀頭を押し付けた。

 

「はぁぁっ!熱い…来てるぅ、ライの精液が一番奥に来てるぅ!嬉しい…ふぅ、ライに妊娠させられちゃうぅ…!」

 

ライの子を孕む事への強い願望を抱きながら、カレンは想いが詰まった子種を全部、子宮に受け入れたのだった。

 

 

 

それからしばらくの間、二人は抱き合ったまま、余韻に浸っていた。

 

「それにしても、プロポーズがこんなシチュエーションになっちゃうとはね」

 

ライにしっかりと抱き着き、膣奥まで届くペニスの熱を感じながら、カレンが若干呆れ気味に言う。

 

「どうして急に、言う気になったの?」

 

「いや…その場の勢いもあるが、ちゃんと先の事を決めておこうと思ったんだ。君に結婚の意志をはっきり伝えて、今後の計画を一緒に考えていく覚悟を決めたかった」

 

C.C.に焚き付けられた事は敢えて黙って、ライは答える。するとカレンは至近距離から彼の顔を見て、笑った。

 

「そうね。未来に向かって一緒に考えて、一緒に頑張りたいからね。そのために一つ覚悟を決めるには、プロポーズもありかも。

 

だから最初はビックリしたけど、私も覚悟が決まったわ。ありがとう、ライ。改めて、これから末永くよろしくね」

 

「ああ、こちらこそ」

 

二人は目を閉じ、静かにキスを交わし始める。それは次第に音を鳴らすような情熱的なものに変わり、互いの舌が絡み合うようになった。

 

「んむっ、ふあっ…」

 

カレンが唇を離すと、混ざりあった唾液が糸を引き、乳房の上に落ちた。ライは片手でそれを拭うと、そのまま乳房を愛撫し始め、すぐにもう片方の手で、もう片方の乳房も揉み始めた。

 

「んっ…もっと触ってぇ、あっ、そう…乳首も一緒にしてぇ。出るように…ひゃっ、いつかお乳…出るようにぃ、しっかり揉んでぇ…!」

 

形が変わるくらい乳房を揉まれ、同時に固くなった乳首を指で盛んに刺激されながら、カレンはさらなる愛撫を求める。愛する人の子を育てるための母乳を出したくて、彼女はひたすら悶えた。

 

ライもまた、彼女が母になっていく様を見届けたいのと、触り心地の良い乳房の感触をもっと確かめたいという想いから、さらに情熱的に愛撫を加えていく。

 

そして当然、二人が興奮すればするほど、膣内は締まり、ペニスは再び熱と固さを取り戻していった。

 

「そろそろ…落ち着かなくなってきたんじゃない?」

 

ペニスの根元や陰のうに手を這わせ、カレンが淫らに微笑むと、ライは愛撫の手を止め、彼女の下腹部を撫でた。

 

「その通りだ、またカレンの中に…出したくなった」

 

「私も、まだ足りないの。ライともっと、エッチな事をしたい。そして私の中を…精液でもっと温めて欲しいの。だからまた…ギュッてしながら、いっぱい出して」

 

二人は一度離れると、ベッドの上に乗り、カレンが仰向けになって両脚を広げ、ライを迎え入れる姿勢を取った。

 

彼は秘部から溢れた精液を亀頭ですくい取ると、そのままペニスを膣奥まで挿入し、精液が溜まった膣内で二人は再び一つになる。

 

「ほら、来て…んんっ、はぁぁっ!」

 

カレンが手を伸ばしてライを招くと、彼はその上に覆い被さり、彼女を抱き締めながら腰を動かし始めた。

 

彼女も彼の背中に腕を回すと、離れまいとしっかり抱き着いた。

 

「あっ…はぁっ、ライっ、突いてぇ!もっと奥まで突いてぇ、んあっ、私を感じてぇ!」

 

「感じる…カレンのぬくもりを、ふっ、全身で感じるぞ!はっ、もっと感じたいっ、もっと…出したいっ!」

 

「うんっ、出してぇ!やっ、中にいっぱい…いっぱい出してぇ!ライのお嫁さんにするだけ…んっ、じゃなくてぇ…ライの赤ちゃんの…おっ、お母さんにもしてぇ!」

 

二人は両手を重ね合わせて強く握り、一緒に絶頂へと駆け上がっていく。カレンを孕ませるという共通の願望を抱えながら、ライはひたすら腰を振り続け、何度も膣奥を突いた。

 

「カレンっ、カレンっ…出すぞ!君の奥に全部っ!受け止めてくれ!」

 

「きっ、来てぇ!はあっ、全部…全部一番奥に出してぇ!ちゃんと受け止めるからぁ!」

 

ライは激しく腰を振ると、子宮口に亀頭を強く押し付け、精液を放ち始めた。

 

「くぅっ…!」

 

「はぁぁっ…!はぁ…一番奥にぃ、出されてるぅ!させてぇ…私の事、にっ、妊娠させてぇ…!」

 

ライの想いを乗せた無数の子種が、同じ想いを持つカレンの子宮に向けて、旅立っていく。二人は強く手を繋ぎ、熱く唇を重ね合わせ、下半身の奥深くで密着しながら、一緒に果てたのだった。

 

 

 

「まだフワフワした気分だわ…気持ち良くて、幸せ…」

 

ライに抱かれ、彼の背中と自分の下腹部を同時に擦りながら、カレンはうっとりと目を細めている。

 

「そうだな。そして、まだ余韻に浸っていたい」

 

「私もそうしたいから、このままでいてちょうだい」

 

「ああ、ありがとう」

 

「んっ…」

 

ライが腰に体重を掛け、膣内で固さを保つペニスの先端が、子宮口に押し付けられる。カレンは小さく淫らな声を上げ、彼の腰に両脚を絡ませた。

 

「これから、色々な人に相談しながら、今後の事を進めないとな。まずは僕が、ゼロに話してみる。流石に子供の話題は、君から話しにくいだろう」

 

「そうね、ありがとう。後は、会長にも相談しましょうか。私の退学の時期や、生徒会の引き継ぎもあるし」

 

「ああ、そうしよう。さらに忙しくなるが、頑張ろう」

 

「うん…」

 

二人は再び唇を重ね合わせ、強く抱き合うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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