それから、さらに数ヶ月が過ぎた。特区内に建築が進められていた二人の新居が完成し、二人は正式に入籍して、新居での暮らしを始めていた。
そして、この日もライは政庁での仕事を終えると、足早に帰宅して玄関の扉を開けていた。
「ただいま」
「あら、お帰りなさい」
すっかりお腹が大きくなったカレンが、玄関まで出迎えた。
「晩御飯、もうすぐできるからね」
「わかった、ありがとう」
ライが荷物を片付け、風呂の用意をしている間に夕食は完成し、二人は和やかな食事の時間を過ごしたのだった。
しばらく時間が経過した頃、ライが切り出した。
「そろそろ、風呂に入ってくるか?」
「あ、それなんだけど…今夜は『三人』で入りたいわ」
カレンは頬を染め、ライと一緒に入りたい旨を伝える。
「そうか、なら…入るか」
「うん」
二人は連れ添って、浴室に向かうのだった。
体を洗った二人は、仲良く湯船に浸かっていた。カレンはライに背中を預けるようにもたれかかり、彼は後ろから優しく抱きかかえている。
「でも、こんな風にお腹が大きくなってからも、一緒にお風呂に入ったり、スキンシップを欠かさない夫婦って、珍しいのかしら」
「どうだろうな。母親に負担を掛けないために控える夫婦も、少なくないだろう。だが、僕達は僕達だ。互いに望んで、互いに納得する形ですればいい」
「そうよね…」
カレンの腹を、ライが撫で回す。すると中から、衝撃が伝わってきた。
「蹴ってきたな、元気で良かった」
「そうね。病院では女の子だって言われたけど、どんな子なのかな」
「産まれてからの、お楽しみだ。どんな子であれ、健康であるのが一番だ」
「うん、元気に産まれて欲しいね」
カレンがさらに後ろに体重を掛けると、ペニスがピクリと反応して、彼女は苦笑した。
「もう…ライも元気ね」
「す、すまない。カレンの柔らかさを感じて、自然に反応してしまった」
「貴方が求めまくった姿じゃないのに、それでも私に女を感じてくれるのは嬉しいわ」
「そうか、なら良かった。カレンはいつだって、僕が最も愛する人だ。君が受け入れてくれる限り、僕は君を求め続ける」
「あっ…」
ライはカレンの腹に置いていた手を、ふくよかに実った乳房へと這わせて、優しく揉み始めた。彼女は甘い吐息を漏らすと、お返しに彼のペニスをしごき始める。
「どんどん固くなるね、このまま出しちゃう?」
「いや、後で掃除が大変だから、出すのは湯船の外にする」
「んっ…じゃあ、出したくなったら言ってね」
二人は互いへの愛撫を続け、次第に燃え上がっていく。特にライはかなり溜まっていたため、射精を我慢できる限界は早かった。
「うっ、すまないカレン。その…」
「ふふっ、思ったより早かったわね。じゃあ、出ましょうか」
二人は湯船から出ると、カレンがライのペニスを握り、優しくしごき始めた。
「さあ、熱い精液…早く私に見せて」
「だからって、そんなに速くしごかれると…ううっ!」
我慢できなかったライが、勢いよく精液を浴室のタイルに向けて放った。
「ふふっ、まだ出てる。これを中で受け止められないのが、申し訳ないわ」
「はぁ、はぁ…流石にもうすぐ産まれる子の近くで、自分のモノを動かせないからな」
「そうよね。私、この子を無事に産むわ。そして子育てが軌道に乗ったら、また…ライの前でだけエッチな女になるから」
「ああ、その時が来るのを楽しみにしているから、今は自分を大切にな」
二人はキスを交わすと、タイルを綺麗に洗って、浴室を出たのだった。
その後、カレンは無事に第一子となる女の子を出産した。ライの亡き妹と同じ「サクヤ」と名付けられた子は、二人の愛を受け、元気に育っている。
そして、子育てと並行して、二人は再び元の蕩けた関係を取り戻していた。
「はぁ、はぁ…ライが中で、んっ、久しぶりに動いてるぅ…!」
ライのペニスに膣奥を突かれるたび、カレンが悦びの声を上げ、悶える。
「やっぱり…はぁ、カレンは僕の…一番だ!こんなに夢中になれる女性に出会えて、くっ、最高に幸せだっ!」
母乳が溢れる乳房を揉みつつ、ライは我慢してきた期間の分までカレンを感じようと、盛んに腰を振る。
「うんっ、うんっ、私もぉ…はっ、最高に幸せよぉ!だってこんなに愛してくれる人の子供を産んでぇ、あんっ、またエッチな事してぇ、愛してもらえるんだからあっ!」
ライがカレンの上に覆いかぶさると、腰の動きを激しくした。何かを察知した彼女は、彼の腰の後ろで両脚を交差させる。
「さあ、久しぶりに中に出すぞ!また奥で受け止めてくれっ」
「いいよぉ、ひゃっ、出してぇ!中にいっぱい出して、また妊娠させてぇ!」
「もっ、もちろんだっ…くぅぅ!」
「はぁぁっ…!ああっ、ライの熱い精液ぃ…いっぱい中に出てるぅ!やっぱり私ぃ、んんっ…エッチな女なんだぁ…!」
ライの放った精液を子宮で受け止めながら、カレンが笑みを見せる。
「はぁ、はぁ…愛してるぞ、カレン。また僕の子をいつか、産んで欲しい…」
「うん、私も愛してるわ…ライ。いっぱい産ませてね、貴方の赤ちゃん…」
二人はカレンの一番奥で繋がったまま、熱いキスを交わす。その後も眠っている愛娘に気を配りつつ、二人は交わり続けるのだった。
それから数ヶ月後、カレンは第二子を身籠った。輻射波動夫婦の家庭はさらに賑やかさを増し、家族もどんどん増える事だろう。夫婦が蕩けた関係でいる限り、ずっと。
結構、長いシリーズになりましたが完結です。ライカレは、また別のシリーズも作成中です。少し設定が、ロスカラのルートをいくつか混ぜた感じになるため、上手くまとめるのに苦労する予感。