ライが学園に復帰して、数日後。その日の放課後、彼はカレンと二人で、生徒会の仕事を片付けていた。
他のメンバーは所用で先に帰っており、生徒会室は二人きりだ。
「よし、終わった」
「ちょうど良かったわ、私もよ」
同じタイミングで仕事を終わらせ、二人は息をついた。
「もう夕方か、そんなに時間が過ぎていたなんて」
「お互い、集中していたからね。さあ、出ましょうか」
そう言ってカレンは立ち上がったが、ハッとした顔をした。
「あっ、数学の教科書を置いてきちゃった」
「教室にか?じゃあ、今からでも行くか」
「ライも来てくれるの?」
「構わないさ。今日はアジトに行く用事もないし、時間はいくらでもある」
「ありがとう」
こうして、二人は連れ立って教室へと向かった。
まだ施錠されていない教室へ入り、カレンは自分の席へ向かうと、机の中から数学の教科書を取り出した。
「これでよし」
「予習でもするのか?」
「一応ね。日本解放への大きな前進を果たしたから、今度は学生の本分も、果たしておこうかなって」
「なるほど。今しかできない事に全力で取り組むのは、有意義だからな」
そう言ってライが窓の外を見ると、うつくしい夕日が見えた。
「綺麗だ」
「わあ、本当ね」
カレンはライの隣に並ぶと、机の上に腰掛けた。
「こんな風に、ライと穏やかな気持ちで、夕日を眺める日が来るなんてね」
「ああ、今まで頑張ってきたからな。まだ道半ばだが、本当に良かった」
「ええ。私だけじゃなく、みんなと力を合わせたからね。そして何より、ライがいてくれたから」
「僕がか?」
するとカレンはライの手を取り、頷く。
「貴方が隣にいてくれるから、私は勇気を出せたし、前に進む事ができた。そしてこれからも、そうありたいわ」
「嬉しい事を言ってくれる。僕もこれからずっと、みんながいる場所を、カレンと一緒に歩いていく場所を、君と一緒に守りたい」
お互いの手を優しく、そして強く握り、二人は寄り添って夕日を眺めていた。
しばらく後、ライがカレンの方を見ると、夕日に照らされる彼女の美しさに見とれた。
そして、そんな彼の視線に気付いた彼女が、優しく微笑む。
「どうかした?あっ…」
ライは自然と、カレンの肩を抱き寄せていた。すると彼女も応えるように、彼の背中に腕を回した。
「ふふっ、積極的ね」
「君こそ」
二人は笑って見つめ合うと、唇を重ね合わせた。ライの脇に柔らかな胸が押し付けられ、彼はその感触をさらに確かめたくなり、強くカレンを抱き寄せる。
やがて彼女は唇を離すと、頬を赤らめて言った。
「もう…積極的過ぎない?ここは教室よ」
「あっ、すまない」
「待って」
離れようとしたライの体を、カレンが逆に抱き寄せる。
「嫌だ…とは言ってないでしょ?」
「それって…」
「あのね…これからライの部屋、行ってもいい?続きはそこで…」
ライは黙って頷くと、二人で教室を出て、クラブハウスへと向かったのだった。
ライの部屋に着くと、二人はソファの上に荷物を置き、すぐさまキスを始めた。
「んっ、ライ…」
背伸びをしてライに抱きつきながら、カレンが舌を彼の口の中にねじ込んでくる。
彼もそれに応え、舌を絡ませながら、スカート越しに尻を撫で回していく。
やがてキスを終えると、彼女が瞳を潤ませて言った。
「ふふっ、積極的ね」
「君に誘われて、ここに来るまで我慢していたんだ。君こそ、情熱的じゃないか」
「貴方に夢中だから…想いが溢れてくるの。もっと感じたいし、感じて欲しいの」
カレンはライから離れると、制服の上着とネクタイを脱いで、ソファに掛ける。
そして彼の手を取ると、自分の胸に押し当てて言った。
「抱いて…またいっぱい、愛して」
ライは制服の上着を脱ぎ捨て、カレンをベッドの上に寝かせると、ブラウスのボタンを外していき、胸をはだけさせた。
そしてブラジャー越しに乳房を揉み、谷間に息を吹きかけると、彼女が甘い声を上げる。
「んっ…くすぐったい」
「もう、外してもいいか?一度、起きてもらう必要があるが」
「すぐに触りたい?なら、このままでも大丈夫よ。このブラジャーのホック、前にあるから」
カレンがブラジャーのホックを外して布地をどけると、豊満で美しい乳房があらわになった。
「なるほど、こういうタイプもあるのか」
ライが両手で二つの乳房をつかみ、大きな円を描くように優しく愛撫を始めると、カレンは身をよじって悶えた。
「あっ、やっぱり直接触ってもらえるのが、一番好きぃ…」
「じゃあ、これならどうだ?」
「はぁっ、吸われるのは…んっ、もっと好きなのぉ」
ライが乳房を揉みつつ、乳首を舌で転がしながら吸い上げると、カレンの喘ぎ声が淫らさを増した。
片手で乳房を揉み、口の中で乳首を吸い、さらに彼はもう片方の手を、彼女のパンツの中に差し込む。
そして、陰毛から割れ目まで往復しながら優しく愛撫していくと、彼女は体を弓なりにのけ反らせた。
「そんなっ、あちこち一気に…あんっ、頭の中が蕩けちゃうぅ…!」
ライはしばらくの間、カレンを存分に味わうと、やがて体を起こした。
そして彼女のパンツに手を掛け、ゆっくりと下ろして脚から引き抜いた。
「はぁ、はぁ…もうトロトロになってるよね?私のここ」
カレンがスカートをめくり上げ、両脚を広げて秘部をライに見せつけると、彼は頷いた。
「ああ、すごくいやらしく濡れて、そそられる」
「ふふっ、ライがこんなにしちゃったのよ。私を散々感じさせて、いやらしい気持ちにさせたんだから。
だからちゃんと、最後まで責任を取ってよね。私を満足させて、貴方も満足してちょうだい」
「そうだな、責任は取る」
ライはズボンとパンツを脱ぐと、そそり立つペニスをあらわにした。
そして膣奥までゆっくりとペニスを挿入すると、腰を淫らに動かし始める。
「んはぁ、熱くて…硬くて気持ちいいっ…!」
「君の中も…はっ、温かくてトロトロで…すごくいいぞっ」
「うんっ、もっと私の中…感じてぇ!いっぱい動いて、んっ、気持ち良くしてぇ!」
ライの腰の動きが少しずつ速くなり、二人のぶつかる音が大きくなってくる。
膣奥への衝撃も少しずつ強くなり、カレンの悶え方も激しさを増してくる。
「んっ、はぁっ、ライぃ…!いいよぉ、もっと、もっと来てぇ!」
「はぁ、はぁ…行くぞカレン!もっと君を…君と一緒に…くっ!」
「うんっ、一緒に気持ち良くなってぇ!あっ、中っ、中にいっぱい出してくれてもいいからぁ!」
二人が結ばれて以来、何度も行われた膣内射精を、カレンが懇願する。
「ああっ、出すぞ…!受け止めてくれ、僕の事をっ!」
同じ事を望んでいたライは腰をさらに激しく振り、絶頂の瞬間、腰をカレンの股間に強く押し付けた。
それと同時に熱い精液がペニスから噴き出し、膣奥へと注がれ始める。
「ふぅっ、くぅ!」
「ああっ…ライの精液…いっぱい来てるぅ…!出してぇ、もっといっぱい奥に注いでぇ…」
大量の精液を子宮に向けて注ぎ込まれ、カレンは恍惚の表情を浮かべて受け止めたのだった。
その後、二人はつながったまま、ベッドの上で抱き合っていた。
「服を着たままだと、暑くないか?」
「んー、そうね。熱がこもって、汗で濡れてるわ」
「じゃあ、シャワーでも浴びるか?夕食も考えないといけないからな」
ライはカレンから離れると、シャツを脱いで裸になった。
一方の彼女はというと、まだ仰向けになったまま、余韻に浸っている。
「脱がないのか?そのままだと、特にスカートが精液で汚れそうだが」
「うん…何だかまだ、このまま余韻に浸りたくて」
「そうか。じゃあ、代わりに僕が」
ライはそう言うと、カレンのスカートとソックスを脱がせていき、下半身を完全に裸にした。
「さあ、起きられるか?」
「ん…ありがとう」
ライに抱き起こされて笑みを見せながら、カレンはブラウスの袖口のボタンを外す。
そして彼にされるがまま、ブラウスとブラジャーも脱がされ、一糸まとわぬ姿になった。
「ふぅ…少しスッキリしたかな」
乱れた髪をかき上げ、蕩けた瞳でカレンがライを見つめる。
「とりあえず、シャワーを浴びるか。汗だけでも流して、どこかへ食べに行こう」
「そうね。ただ…別々にじゃなくて、一緒に浴びたいわ。まだ貴方にくっついていたい気分なの」
「確かに、余韻に一緒に浸っていたいな…よし、そうしよう」
二人は脱ぎ捨てていた服を持って、浴室へと向かった。
「じゃあ、君から浴びるといい。僕は待つから」
浴室に着くと、ライはカレンにそう告げた。すると彼女はシャワーヘッドを手に取り、首を振った。
「ううん。まずは、私がライを洗ってあげる」
「君が僕を?まあ構わないが、すると君の方は…」
「ええ、貴方がしてくれる?」
「なるほど、洗いっこか。君が望むなら、いいぞ」
カレンは笑うと、蛇口を捻ってお湯を出し、ライの体を背中側から流し始めた。
「軽く汗を流すだけだから、サッとで構わないぞ」
「そう?じゃあ、前を向いて」
ライが体を反転させると、カレンは首から順番にお湯を掛け、手で軽く擦って汗を流し落としていく。
胸板や腹を洗い、やがて彼の股間にシャワーヘッドを向けると、彼女はペニスを洗いながらしごき始めた。
「うっ、そんなにしなくても」
「でも、少しは期待したんでしょ?まだ固いし、こうしたら大きくなってきた」
「期待…もしたが予想はしていた。まだ君が、収まっていないと」
「やっぱり、バレた?お腹が空いてるかもしれないけど、ごめんね。もう一回だけ…あっ」
ライがカレンからシャワーヘッドを取り上げ、彼女は驚いて声を上げた。
「君がそんなに望むなら、僕も応えよう。理性を保って日常に戻ろうとせず、本能に逆らわず…」
ライはカレンの体を上から順番に洗い始め、すぐさま乳房にお湯を掛けながら、愛撫し始めた。
「んっ、ライってばずるい。私に言わせて、あっ、本能を隠していたなんて」
「すまない、貪り過ぎてもどうかと思って、抑えてしまった。結果として、カレンに恥ずかしい事を言わせてしまったな」
「恥ずかしい事を言わせた事より、あんっ、変に自分を誤魔化そうとしたのが、気に入らないわ。
思うがままに、求めて欲しいのに…ひゃうっ」
乳首を弄られて甘い声を上げながら、カレンが文句をつける。
ライはシャワーヘッドを彼女の下腹部に向けると、割れ目を弄りながら言った。
「ああ、だからカレンの事をちゃんと求める。お互いが満足するように」
ライが指を動かすと、お湯に混じって割れ目から精液が溢れ、床に落ちていく。
「あっ、あまり弄ったらぁ…」
カレンが身をよじり、下腹部に手を当てる。
「これは嫌か?気持ち良くなかったか?」
「ううん。せっかく中にいっぱいもらったのに、もう流したら…もったいなくて」
「なるほど。じゃあ、止めよう」
ライはシャワーを止めると、シャワーヘッドを壁に掛けた。
そしてカレンと向き合うと、黙って唇を重ね合わせた。
「んんっ…ふぅ」
カレンの方から唇を離すと、彼女はライに背を向け、壁に手をついて尻を突き出した。
「もう、我慢できないの。来て…中にいっぱい出してぇ」
「ああ、僕も早く…君の中にっ」
ライはペニスをカレンの膣奥まで挿入すると、すぐさま腰を振り始めた。
お湯で湿った二人の体がぶつかるたび、浴室に淫らな音が響き、二人の本能を燃え上がらせていく。
「はぁんっ、後ろからされるの初めてだけど、んあっ、これも気持ちいいっ!」
「ああっ、これもなかなかっ…くっ!」
「ふあっ、胸も同時にされたらっ!」
ライが後ろから両方の乳房を揉みしだきながら、腰の動きを激しくすると、カレンの喘ぎ声がさらに乱れてきた。
膣が締まり、ペニスに吸い付いて、彼は呻く。
「くぅっ、カレンっ」
「いいよぉっ、いつでもいいからぁ!あぅっ、奥ぅ…私の一番奥に、いっぱい出してぇ!」
「ふっ、出すぞ…カレンの子宮を満たすくらいっ…くぅぅ!」
「はあああっ!熱いの…いっぱい来てるぅ…!全部…全部、子宮に届けてぇ!」
カレンの膣奥が満たされるまで、ライは彼女に射精し、彼女も放たれた精液を漏らさず、全部受け入れたのだった。
「ふぅ…」
カレンは両腕を壁に押し当て、上半身を支えるようにしながら、息を整えていた。
ライも乱れた呼吸を落ち着かせつつ、彼女を背後から優しく抱きしめ、亀頭を子宮口に押し付けていた。
「少し落ち着いたか?どこかに座るか?」
「ううん、このままがいいわ。中でライの存在を感じて、精液で満たされていたいから」
「ちょうど良かった、僕もしばらく、そうしたかったんだ」
ライは片手をカレンの下腹部に這わせ、もう片方の手で乳房を愛撫した。
「んっ…こんなにいっぱい愛されて、幸せだわ」
「僕もだ。カレンと愛し合えて、幸せな気持ちで満たされている」
「良かった…でもこんなに何回も中に出してもらったら、いつか本当に、貴方の赤ちゃん…出来ちゃうかも」
「君はどう思ってるんだ?」
ライの問いかけに、カレンは微笑みながら答える。
「ナイトメアに乗れなくなるから、タイミングは考えないといけないけど、私は産みたいわ。貴方の赤ちゃんを、いつかきっと」
「そうか、そう言ってくれて、すごく嬉しい。僕も同じ事を望んでいるんだ、いつか君に僕の子を産んで欲しいと」
「同じ気持ちで良かったわ。じゃあいつか産む子たちのためにも、色々頑張らなきゃね」
「そうだな。子どもたちが平和に暮らせる世界を目指そう」
「ふふっ、こんな格好で言っても締まりがないけどね」
カレンに笑われ、ライも苦笑する。
「とりあえず、身支度して夕食を食べに行くか」
「うん」
二人は再度シャワーを浴びると、租界へと出掛けたのだった。幸福感と満足感を共有し、足取りも軽く。