レストランで夕食を取り終えたライとカレンは、夜の租界を並んで歩いていた。
「ねえ、ライ。今夜ね…一緒にいてもいいかな?」
少し照れ笑いを浮かべ、カレンが言う。
するとライも笑って、頷いた。
「ああ、一緒にいよう。実は僕も、カレンと一緒にいたいと思っていた」
「良かった、ありがとう。それじゃ、クラブハウスに行く?」
「いや、それは止めた方がいいかもな。明日の朝、登校時に君がクラブハウスから出たら、親衛隊が色々詮索するだろう。
それに、ルルーシュやナナリーに会う可能性が高い」
「うっ…そうね。親衛隊はともかく、ナナリーに会うのは気まずいかも。あっ、一時間目だけ休んでこっそり後から行くのは?」
「咲世子さんがいるからなあ。あの人は色々察して、黙っていてくれそうではあるが」
「うぅ…」
カレンは眉間にシワを寄せ、悩んでいるようだった。
「まあ、アジトが無難か。人の目は、気にする必要はあるが」
「そうね。夜が更けて、みんなが帰るか寝静まってから、どちらかの部屋に…あっ、いや」
途中まで言いかけて、カレンは口ごもった。
「カレン?」
「と、とにかく、アジトに行きましょう。そうだ、明日の授業の用意は?私はアジトに教科書置いてるけど」
「まあ、明日早めに出て、部屋に寄ればいい。その方が、君と一緒に登校するより、人の目は誤魔化せるだろうし」
「わかったわ、じゃあ行きましょう」
二人は並んで、アジトへと向かったのだった。
「ふう、どうしようかしら」
アジトに着いた後、自室でカレンは悩んでいた。床にはダンベルが転がり、脱ぎ散らかした服がソファーに乗っている。
「少し片付けるかぁ。戦うために鍛えてるし、ダンベルがあっても不思議はないとして、服はしまわないと…みっともないか」
そう言ってカレンは、部屋の整理を始める。元来、物をあまり置かず、片付けも欠かさないライとは対象的に、彼女は少々がさつである。
それは本人も自覚があり、先程どちらかの部屋に行くという提案を曖昧にしたのも、現状を見られたくないからだった。
「ライは大丈夫って言ってくれそうだけど、やっぱり恋人を招き入れるなら少しは片付けないと。ていうか、がさつな面は直さないといけないかなあ」
カレンは寝間着代わりのタンクトップを手に取り、ため息をついた。それは使い古してヨレヨレになり、若干のほつれもあった。
「こんなのを着て過ごしてるなんてライが知ったら、どう思うかしら。自然体な私が好きみたいだけど、だらしなさ過ぎるって思われるかも」
カレンはしばし考えると、意を決した。
「よし、今夜確かめよう。ここまで素の姿を見せたのって、今まではなかったし。一度ライに見せて、意見を聞こう」
そしてカレンは部屋を出て、シャワールームへと向かったのだった。
夜が更けてきた頃、ライはアジトの廊下を歩いていた。
「私の部屋へ来て欲しい」と、カレンからのメールをもらったからだ。
「みんな帰ったか、寝てるのか、静かにはなったな。あまり人の目を気にしても、直に僕たちが付き合ってるのはバレるだろうが…」
廊下を進み、カレンの部屋の前に立つと、ライは少し息を整えた。
「彼女の部屋に入るのは、初めてだったな。女性の部屋がどうなっているのか知らないから、若干緊張するな。
まあどんな感じであろうと、彼女は彼女だから、いいんたが」
ライは部屋の扉をノックして、カレンを呼んだ。
「来たぞ、僕だ」
「どうぞ、入って」
ライが扉を開けると、カーディガンを羽織ったカレンが立っていた。頬を赤らめ、モジモジしている。
「どうかしたのか?」
「いっ、いいから早く入って。誰にも会わなかった?」
「あ、ああ。おそらく、帰ったか寝静まったと思う」
返事をしながらライは部屋に入り、扉をロックする。
「まずね、ライには伝えなきゃいけない事があるの」
カレンは部屋を見渡しながら、話し始めた。
「一応これでも片付けたんだけど、私ってがさつな方でね。床にダンベルが転がってたり、服を脱ぎ散らかしてる事が多いの。
ライは几帳面で部屋も綺麗だし、そういうのって嫌なのかなって」
「ふむ、そんな事は気にしないさ。ダンベルは鍛えるために置いてあって、服を脱ぎ散らかすのは、疲れたりしていれば、誰にだってあり得るだろう。
それに僕は、そんなに几帳面だとは思っていない。部屋が綺麗なのは、そりゃ掃除はするが、僕が物を置かなさ過ぎるからだ。
他人から見れば、殺風景に思われやしないかと、たまに思うくらいにな」
「そうなの?」
「ああ。だからその辺は、心配しなくていい。変に飾らず、自然体な君のままでいて欲しい」
「そっか、良かった。ありがとう」
ホッとしたように、カレンが笑う。
「じゃあ、もう一つ…確かめたいの」
カレンはカーディガンとホットパンツを脱いで、タンクトップとパンツを着ただけの、艶めかしい姿になった。
タンクトップでは胸の膨らみを隠しきれず、その深い谷間を見て、ライは顔をそむけた。
「随分…大胆だな」
「ビックリさせて、ごめんね。その…私、よくこういう格好で部屋にいるの。特に寝る時なんか、は…裸だったりするし」
「そうなの…か、それで、確認したい事って何だ?」
ライに問われ、カレンはモジモジしながら答える。
「こんなだらしない格好でいられたら、落ち着かなくて嫌なのかなって。自然体でいて欲しいって言ってくれたけど、限度はあるの?」
「まあ、目のやり場には困るが…嫌ではない。あるがままのカレンが、一番好きだからな。多少がさつでも、だらしなくても、飾らない君でいて欲しい」
「でも、落ち着かないでしょ?」
「君が望むように、すればいい。君がこうしたい、これを僕に見せたい、それだけでいい。君が見せてくれる姿を、僕は正面から受け止めたい。そんな返答では、ダメか?」
すると、カレンは首を振った。
「ううん、十分な返答よ。今の私を受け入れてもらえて、本当は不安だったけど、すごく嬉しいわ。ありがとう、ライ」
カレンが笑みを見せ、一歩前に出る。
「目のやり場に困るって言ったけど、その…見ていいのよ。多少は恥ずかしいけど、正面から受け止めて欲しいから」
「カレン…」
ライの視線が、カレンを捉える。彼女は彼が見やすいように、腕を後ろに組んで、胸を少しだけ反らした。
強調された胸に彼の目は釘づけになり、夕方の行為を思い出したペニスが熱くなるのを彼は感じた。
そして彼女も、全身が彼を欲し始めるのに気づいていた。
それから少したった頃、ライは自然と身を屈め、カレンの唇にキスをした。
「んっ…」
カレンもライを受け入れ、彼の首に両手を回し、彼の唇や舌を貪り始めていた。
「ぷはっ…近づいても、いい?」
「ああ…」
「んんっ、ライ…」
一度キスを止めた直後、カレンはライに抱きつくと、背伸びをしながら再びキスを始める。
彼の手が彼女の背中や尻を撫でるたび、彼女は悶えながら息を乱すも、キスはしっかりと続けていた。
「ふあっ…はあ、もう固くなってる」
二人がキスを止めて体を離すと、カレンはライの充血した股間に目を向けた。
タンクトップの肩紐が片方ずり落ち、緩んだ布地から乳輪が顔を覗かせるが、彼女は直そうとしない。
すると彼はタンクトップを指でずらし、あらわになった乳首を指で弄り始めた。
「あっ、ライ…んんっ」
「気持ちいいか?」
「んっ…だから、もっとぉ」
ライは頷くと、タンクトップの裾をめくり上げ、二つの乳房をさらけ出した。
そして身を屈め、乳房を揉みながら、乳首を片方ずつ交互に舐めたり、優しく吸い上げる。
「ふぅっ、いいよぉ…ライぃ。もっと感じさせてぇ…!」
快感に悶え、足元がふらつくカレンを支えながら、ライは乳房に舌を這わせていく。
やがて、彼が乳房から顔を離すと、彼女は我慢できないとばかりにパンツを膝の辺りまで下ろし、手で陰毛をなぞりながら言った。
「ライ、私…もう…」
「ああ、僕もだ。ここでいいか?」
「うん、して…」
カレンがパンツを脱いで床に仰向けになり、ライはズボンのチャックを下ろして、中から勃起したペニスを引き抜いた。
そして、脚を開いた彼女に覆いかぶさると、膣奥までペニスを挿入し、腰を振り始めた。
「あっ、ライが熱いぃ…!固くて熱いのがいっぱい動いてるぅ!」
「はぁ…また僕の事を、たくさん感じてくれっ!うっ、そして君の事も、たくさん感じさせて欲しぃ!」
「うんっ、一緒に感じたいのぉ!一緒にお互いの事…ふぁっ、いっぱい感じてぇ、一緒に気持ち良くなりたいのぉ!」
ライの動きが激しさを増し、カレンの乳房が激しく揺れる。彼は彼女の唇を自分の唇で塞ぎ、熱いキスを交わしながらなおも腰を振り続ける。
「んっ、んむぅ、はぁっ!」
やがて二人の唇が離れると、ライはラストスパートを掛け、膣奥のさらに奥へとペニスを何度も突き入れ始めた。
すると彼女は射精が近い事を察して、彼の腰の後ろで両脚を交差させ、促した。
「あんっ、いっ…いいよ出してぇ!また中に精液、んっ、いっぱい出してぇ!」
「ああ、出すぞ!ふぅっ、くっ、はああっ!」
「んああっ!はぁっ、ああっ…!ふふっ、いっぱい出てるぅ…!漏らさないようにするからぁ、全部奥に注いでぇ…!」
二人はしっかりと抱き合い、下半身を強く密着させる。ライの子種はカレンの子宮に全部注ぎ込まれ、二人はまた熱いキスを交わしたのであった。
「また…いっぱいもらっちゃった」
ライにしっかり密着したまま、カレンが笑みを見せる。
「ところで、今夜はどうする?私の部屋で寝る?」
「君が良ければそうしたいが、まだ寝るための楽な格好に着替えてないし、一度自分の部屋に戻ろうかと」
「下着姿だと、落ち着かないの?前は裸で寝てたと思うけど」
「ああ、そうだったな。そう考えたら、戻らなくても良くなった」
「ふふっ」
ライはカレンから離れると、ワイシャツやズボンを脱ぎ、さらに下着まで一気に脱いで裸になった。
一方の彼女も体を起こし、タンクトップを脱ぎ捨てて彼を見上げた。
「まだ火照りが収まらないわ…。この気だるい感じが、心地いいのよね」
「立てるか?」
「ええ、ありがとう」
ライが差し出した手を握り、カレンは立ち上がった。
そして彼女は、握った彼の手を離さず、自分の下腹部に押し当てた。
「貴方で満たされて、すごく幸せよ」
「僕もカレンの中を満たす事ができて、受け止めてくれて嬉しい」
その時、膣から溢れた精液が一筋糸を引き、床に落ちた。
それを見たカレンは両脚を閉じると、下腹部を見ながら呟く。
「まだ、満たされていたいな…」
するとライはカレンを抱き寄せ、告げた。
「じゃあ、ベッドで続きをしようか。君をしばらくの間、満たせるように」
「うん、しよ…ありがとう、ライ」
そして二人は、普段はカレンが一人で眠るベッドに向かうのだった。
カレンがベッドの上で仰向けになってすぐ、ライはペニスを膣奥まで挿入し、二人は再びつながった。
「これで溢れなくて済むわね…んんっ」
ライにゆっくりと乳房を愛撫され、カレンは吐息を漏らす。
「こんなに僕を夢中にさせる…君は本当に魅力的だ、カレン。君がいない人生は、もう考えられない」
「ライこそ…んっ、魅力的よ。私をエッチな事に、夢中にさせて…はぁ、貴方なしでは生きていけなくしたんだからぁ」
ライを手招きして強く抱き寄せると、カレンは耳元で囁く。
「もっと…愛して。ライの想いやぬくもりを、もっと感じたいの。一番奥で貴方の精液…もっと受け止めたい」
「ああ。もっと愛するし、お互いの想いを感じ合いたい。そして君を、子種で満たしたい」
「うん、満たして…あっ、赤ちゃんの種で私の中…いっぱいにしてぇ」
抱き合ったまま、ライは腰を動かし始め、カレンは甘い吐息を漏らして悶え始めた。
精液と愛液でヌルヌルになった膣内をペニスが滑り、中を掻き回していく。
「んんっ、気持ちいい…よぉ、もっと動いてぇ」
カレンの声に応え、ライは少し上体を起こすと、腰を動かしながら両手で乳房を愛撫し始めた。
指の間に乳首を挟んで刺激し、手の平で乳房を揉みしだくと、彼女は背中を反らして快感に酔った。
「あっ、両方同時は…もっと感じちゃうぅ…!」
「くっ、中の締め付けがきつく…!」
「もっとライの事…欲しいからぁ、あんっ、体がいやらしくなってるみたいなのぉ…!
中で貴方がもっと大きくなったの…ふあっ、わかったわよっ。だから、もっと私の事を感じてぇ!」
結合部で鳴る淫らな音が、少しずつ速く、そして激しくなる。
やがてライは動きを止めると、乳房から手を離し、カレンの下腹部を撫でながら言った。
「また…出すからな。全部受け止めて欲しい」
「ええ、任せて。ちゃんと受け止めるから、全部中に出してちょうだい」
ライは両手でカレンの腰をつかむと、今までより速く腰を振り始めた。
「あっ、激しくなって…んあっ、奥に何度も来てるぅ!もっと掻き回してぇ、もっと激しく求めてぇ!はぁっ、ライぃ、もっとぉ!」
カレンが激しく悶え、ライをさらに求める。彼は黙ったまま腰の動きを強め、膣奥を乱暴に掻き回していった。
やがてペニスに限界が訪れ、彼は告げた。
「くぅっ、出すぞっ!」
「うんっ、出してぇ!いっぱい中に、あっ、熱いの出してぇ!」
ライは最後に深く腰を突き入れると、ペニスを根元まで膣内に挿入したまま、カレンの子宮目がけて射精を開始した。
「はぁっ…!くっ!」
「あぁっ…!来て…るぅ、また熱い精液…ライの赤ちゃんの種…いっぱい注いでくれて嬉しいよぉ…!
このまま全部出しちゃってね、はぁ…全部受け止めるからぁ」
今日だけで四度目の膣内射精も、今までと同様に、ライは一滴も残さずカレンの中に注ぎ込み、彼女も漏らす事なく、子宮で全部受け止めたのだった。
射精を終えた後も、二人は下半身でつながったまま抱き合っていた。
「全部出し切って、気持ち良かった…」
カレンの髪を撫でながら、ライが呟く。
「私も全部受け止め切れたし、気持ち良かったわ。しかも、今日だけで四回も」
「張り切り過ぎたか、だがそれだけカレンの事を感じられた。これからも一緒に、色々な経験や時間、快感を共有したいな」
「ええ、もちろん。ずっと一緒にいましょう、私たち二人、そして…いつか産まれるだろう子たちとみんなで…ねっ」
二人はキスを交わし、シャワーを浴びてから一緒にカレンの部屋で眠りについた。存分に交わり、愛欲を満たした後の満足感に浸りながら。