※この作品はR-18です。

母のAV   作:黒百合讐

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1.AV女優『美琴』と、母『琴美』

『五歳の子供がいます――んっ、あぁ……んっ、んっ』

 

 モニターの中の女性は、そう答えながらソファの後ろに立っている男に胸を揉まれている。

 

『奥さん、凄くご立派なものをお持ちですね……興奮しちゃいますよ』

『あぁ……やだ、えっち……あぁん……』

 

 うっとりと瞼を閉じ、男の手の動きに感じている女性。

 みっともなく開脚したその中心――スカートの中の下着は、別の男の指が『縦筋』を撫でていた。

 

――カメラが収めたその白い下着は、指が動いている部分だけ色を濃くしていた。

 

『奥さん……奥さんのここから、凄く雌の匂いがしますよ……』

『やだ、恥ずかしい……』

『そんなこと言って、どんどん濡れてきてますよ奥さん、ほら……』

 

 わざと煽るように言う男の指は、下着越しにその秘部をいじることを止めない。女性はそんな指に身を捩り、形を変えるほど揉まれる胸への刺激にも悶え続けている。

 

『奥さん……旦那さんとする時も、こんなに乱れちゃうんですか?』

『そんな、こと……あぁ……♡』

 

 

 

 

――そうやって悶えている女性は、若かりし日の母……琴美だった。

 

 

----------

 

 

――それは偶然だった。

 

 俺が熟女好きだったから――簡単に言えば、そういうことだ。

 

 俺はその日、熟女ジャンルのAVを探していた。いつも利用するサイトで熟女ジャンルを選択し、サンプルをチェックし続けた。――ピンときたら、一応レビューとかもチェックして、それから購入する。いつも通りの手順てやつだ。

 

 人気順にチェックして――ある程度確認できた俺は、その時たまたま、他の順位順でチェックしようと思い立ち、販売数でチェックしてみようと試みた。

 それはある程度人気順と被るものではあったが……中には、今まで見逃していたものも混ざっていたのだ。

 

――そして、そんな見逃していた動画の中に……若かりし頃の母が出演した作品が、あったのだ。

 

 

 

 

「嘘……だろ……?」

 

 俺は最初、それを素直に認めることが出来なかった。――だって、自分の母親がAV出演歴があるなんて……思わないだろう?

 けれど、何度確認しても、それは名前が微妙に違うだけの母で……。

 

――俺は、意を決して母の出演作を購入してみた。

 

 

 

 

――そして、今に至る。

 

 

 

 

『あんっ、あんっ、イイ――♡ 太いおちんぽ、好きぃ♡』

 

 男優の巨大なペニスをマンコに銜え込んだ母は、汗だくになりながらそう言って男の上で腰を振っていた。

 あの母が、カメラの前で騎乗位でセックスして、淫らな顔を晒している。――その事実だけで頭がおかしくなりそうだったが、一番頭がおかしくなりそうな理由は、そんな母がエロくてたまらなかったからだ。

 

『あぁ、イクっ! イクイクイク――イクゥ~~!!』

 

 男の上でガクガクと震え、母は絶頂に狂う。

 

『あ――あっ、あっ、はぁ……♡』

 

 絶頂の余韻から解き放たれ、男の胸に倒れ込む母。その豊かな胸が男の胸板で潰れているのがひどく艶めかしい。

 

――にゅるん

 

 母のマンコから抜け出るペニス。――その開いたままの穴からは、遅れて白濁液が垂れてくる。

 

 

 

 

――子持ち主婦の中出し体験

――極太ペニスに美琴ママ、イっちゃう!

 

 

 

 

 動画の煽り文句を思い出しながら、俺は真っ白になりそうな頭で射精の余韻に浸っていた。

 

 

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「お父さん、また出張ですって。ほんと多いわね、出張」

 

 そう言って、少し乱暴に食卓に料理を並べる母。――これは、明らかに機嫌が悪い。

 

 父はそこそこの会社に勤めるサラリーマン。母の容姿――40を超えても若々しい雰囲気、みなりに気を遣った美人な所を考えると、どうして父は母と結婚できたのだろうかと首をかしげるところだ。頭髪を気にしている、くたびれたおじさんだし。

 そんな父が母に最近冷たいというか、家に帰らない、帰ってくるのが遅いのは悪手なのではないかと思うのだが……父は、どう思っているのだろうか?

 

――そのうち、離婚するのかな……。

 

 ふたりを見ていると、そんな風に思うことが増えてきた。

 

 

 

 

『あんっ、あんっ、オマンコ、イイ……っ! 太くて硬いおちんぽ、気持ち良い……♡』

 

 

 

 

 あのAV――三作ほどあった母のAVは……そんな父に対するあてつけだったのだろうか?

 

「――? 何?」

 

 考え事をしながら母を見ていたら、視線に気が付いた母が怪訝な顔をしていた。

 

「あ……いや、なんでもない」

「そう……? まあ、いいわ。食べましょ。冷めないうちに」

「うん……」

 

 勃起してしまったのをバレないかとヒヤヒヤしながら、俺は母の対面で食事を取る。

 飾り気のない、無地の白Tシャツにデニムのパンツ――そんな姿の母に、AV女優としての母の姿が重なる。

 

「――!」

 

 動揺して咽せてしまい、俺は慌てて水を飲む。

 

「ボーッとしながら食べてるからよ……食事にちゃんと集中しなさい?」

「うん……ごめん……ケホッ」

 

 咳き込みながら、俺は母に謝る。

 

 

 

 

『あん……ん……じゅぽ……』

 

 

 

 

 エビフライが入っていく母の口。――その口に、エビフライではなくペニスが入っていく様子が脳内で再生される。

 

「うっ――」

 

 俺は、小さく呻くと――射精、してしまっていた。

 

「……大丈夫? 具合悪いの?」

 

 射精の感覚とトランクスの中の気持ち悪さに俯いていた俺に、母が声をかけてくる。

 

「ちょっと……食欲ないかも」

「やだ……風邪? もう少しだけ食べて、薬飲んで今日は早く寝なさい……」

「うん……そうする……」

 

 俺は、少しだけ罪悪感を感じながら夕食を食べ、薬を飲んで自室へと引っ込んだ。

 

――心配そうな母の顔と、テーブルに残った俺が残した夕食と、誰も食べない父のための夕食……。

 

 俺と父は、母を不幸せにしていないか……?

 そう思うと胸が苦しい。父はともかく、俺もそうしているんじゃないかと思うと――。

 

――それでも俺は、その夜も母のAVを見てオナニーしてしまった。

 

 

 

 

――そして数ヶ月後……俺が動画を買っていたサイトに、『美琴ママ』の新作AVがリリースされることになる。

 

 

 

 

――気が付いた時にはもう……手遅れだった。

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