※この作品はR-18です。

ロンドンの悪夢   作:temma165

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後編

「う…んん」

 立香が目を覚ますと、見知らぬ部屋で椅子に座っていた。壁面も天井も白で統一されており、机には液体の入ったフラスコが並んでいる。白い光を放つ照明が点灯しており、部屋の中は明るい。さながら、どこかの研究室のようだった。部屋の様子を見るために立ち上がろうとするが、体が動かない。立香の体は椅子に拘束されていた。どうしてこの場所にいるのか、記憶の糸を辿る。殺人鬼を追っているうちに、霧に包まれ戦闘になった。戦闘でフランがやられ、自分は気絶させられたのだ。するとここは殺人鬼の家か? 状況を把握した立香の背に汗が流れる。自分を攫った殺人鬼は、多くの人間を残虐に殺してきた。今はまだ生きているが、いつ殺されてもおかしくない。

――早く拘束を外して逃げなければ――躍起になって拘束を外そうとしたが、なかなか外れない。

 立香が悪戦苦闘していると、部屋のドアが開き、2人の人物が入ってきた。1人は白衣を纏った長髪の優男で、もう1人は、肌面積の多い服装をした銀髪の少女だった。目を覚ました立香を見て、銀髪の少女が興奮した様子で嬉しそうに口を開く。

「パラケルスス、おかあさんが起きてる! おかあさんと遊んでもいい?」

「ジャック。彼は目覚めたばかりで少し混乱しています。まずは私が状況を話します」

 パラケルススと呼ばれた優男は、はしゃぐ少女を落ち着かせると、立香と向き合った。

「我が工房へようこそ。カルデアのマスター。私の名はヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス。御覧の通り、キャスターのサーヴァントです。そして彼女の名は、ジャック・ザ・リッパ―。この街に縁が深い、アサシンのサーヴァントです」

「ジャック・ザ・リッパ―だって!?」

 パラケルススの言葉に立香は驚愕する。パラケルススという名は、高名な錬金術師として、漠然と聞き覚えがある程度だった。しかし、ジャック・ザ・リッパーについては、映画や小説等で取り上げられる機会も多いため、よく知っている。19世紀にロンドンで5人の娼婦を惨殺した正体不明の殺人鬼の名だ。その正体が、目の前にいる年端もいかない少女だとは、信じ難かった。

「おかあさん、わたしたちのこと知ってるの?」

 立香の反応を見て、ジャックが目を輝かせて問いかけてくる。立香はジャックの問いかけにうなずきながらも、困惑した。話の流れからして、”わたし”ではなく、”わたしたち”というのは不自然だ。また、部屋に入った時からジャックは自分のことを”おかあさん”と呼んでいる。男の自分に用いる言葉とは思えない。困惑する立香に説明するかのようにパラケルススが言葉を続けた。

「彼女の――ジャック・ザ・リッパ―の正体は、生まれることができなかった水子達の無念が集まった悪霊です。本来、母親から祝福されて生まれるはずだった生命の集合体――故に、彼女は自身のことを”わたしたち”と呼び、”母親”を求めて、凶行を繰り返した。若い女性の胎内に自分の居場所があると信じて」

 パラケルススは一旦言葉を区切ると、哀れみを込めた目線でジャックを一瞥した。当の本人は、パラケルススの言葉を他人事のように、キョトンとした表情で聞いている。

「彼女の本質は、サーヴァントになっても変わりません。彼女にとって理想の母親を得ること――それだけが、彼女の行動原理です。そしてサーヴァントになった彼女にとって、母親とは自身を現界させ続けてくれる存在、すなわちマスターに他ならない」

 パラケルススの言葉に立香は合点がいった。彼女にとって立香は、生きたまま魔力供給をできる貴重な存在である。そのような存在は、彼女にとっては母親になる。このため、性別に関係なく立香のことを”おかあさん”と呼んでいるのだ。

「当初は、計画の邪魔になるあなたのことは消す予定でした。しかし、ジャックがあなたに遭遇したことで、計画に変更が生じました」

 パラケルススの言葉に、立香はレイシフト直後の霧の中の幻聴を思い出す。あれは幻聴ではなく、ジャックが接近していたのだ。ジャックは、当初立香を暗殺の標的として接近したが、彼にマスター適性があることを知り、暗殺を躊躇したのだろう。そこへモードレッドが現れたため、退却したのだ。

「ジャックは私への協力の見返りに、あなたの身柄を求めました。私の計画には彼女の協力が必要不可欠です。そこで私は、ロンドン中の高名な知識人を惨殺し、現場にあなたをおびき寄せる計画をジャックに託しました。1人目のフランケンシュタインであなたが喰いついたのは幸運でした」

 淡々と話を進めるパラケルススだったが、彼の話に立香は背筋が寒くなった。彼は立香をおびき寄せるためだけに、フランケンシュタイン博士の惨殺をジャックに命じたことになる。

「あとはあなたの記憶にある通りです。ジャックはオートマタを利用して隙を作り、あなたを手に入れた。彼女があなたとどう遊ぶかに私は関与しません。彼女が満足するまで相手をしてください」

 パラケルススは立香に冷たい言葉を投げかけると、今度は微笑してジャックに話しかける。

「話が長くなってしまいました。私は調べ物をしてくるので、思う存分”おかあさん”と遊んでなさい」

 パラケルススの言葉に、ジャックは天使のような可愛らしい笑顔でうなずいた。

「うん。たくさん、たくさん、おかあさんとあそぶね」

「遊ぶ前にこの薬を”おかあさん”に飲ませてあげなさい。きっとあなたの望むものを、彼がくれますよ」

 去り際に、怪しげな丸薬をジャックに渡し、パラケルススは部屋から去って行った。立香はジャックと2人きりで部屋の中に取り残される。立香は、彼女を刺激しないように気を付けて、時間を稼ぐことにした。少しでも時間を稼いで、マシュやモードレッドの助けを待つ――それしか今の立香には希望がなかった。

 

 

 立香の元に、ジャックが小走りで近づいてくる。1秒でも早く立香と遊びたい様子だ。改めて見ると、ジャックの容姿は、暗殺に適しているように思えた。銀色の美しい髪は、特に手入れしている様子もないが、サラサラとした質感を保っている。猫を思わせるグリーンの瞳は、無邪気な輝きを放っており、見つめていると吸い込まれそうだ。顔に縫い跡と傷跡があるが、マイナスのイメージはなく、人形のような彼女の可愛らしさを引き立たせている。栄養の状態が心配になるような細い手足からは、彼女が大人一人を軽々と担いで走れるサーヴァントには、とても見えない。服装は、へそがまる出しな丈の短いタンクトップジャケットに、ストリッパーを思わせるような黒いパンツを履いている。この格好なら、特定の嗜好を持つ相手を、おびき寄せることもできそうだ。腰に差した大振りのナイフが、アサシンらしい唯一の特徴だった。

 立香の元についたジャックは、まず立香に薬を飲ませようとする。

「おかあさん、まずは忘れないうちにお薬を飲もうね。お口をアーンしてね」

「…その前に、この拘束を外してもらえるかな」

 ジャックをあまり刺激しないように、ぎこちない笑顔を浮かべて、立香は彼女に頼んでみる。拘束を外した程度で逃げられるとは思っていなかったが、拘束されたままではチャンスがない。しかし、ジャックは首を横に振って断った。

「ごめんね。拘束は外さないってパラケルススと約束しちゃった」

「そう…なら仕方ないね――その薬は、俺が飲むには少し大きすぎるかな」

 立香は、自由になることはあきらめたが、なんとか理由をつけて薬を飲むのを拒もうとする。先ほど会話しただけだが、パラケルススというキャスターからは胡散臭い雰囲気を感じていた。彼が調合した薬であれば、ロクな効果がないことは容易に推察できた。

「おかあさん、このままじゃ飲めないの? それなら、飲みやすくしてあげるね」

 ジャックは立香の言葉を信じたが、対応は予想外のものだった。まず、彼女は丸薬を自らの口に含んで噛み砕いた。次に、立香の膝の上に、正座をするように座り込んだ。彼の頭に手を回し、顔を近づけていく。目と目が完全に合って、立香は全く身動きができなくなった。ジャックの顔はどんどん近づき、遂には唇が重なった。予想外のキスに驚いた立香の口に、ジャックの口内から唾液と一緒に丸薬が流し込まれる。丸薬を流し込んだジャックは、立香の鼻をつまみ、手で口を塞ぐ。

「おかあさん、ごっくんしてね」

 ジャックの言葉のままに、立香は口内の粉末を嚥下してしまった。立香が薬を飲み込んだのを確認し、ジャックは彼を解放した。呼吸が自由になったが、丸薬を飲んでしまったことに、立香は不安を覚えた。今はまだ体に影響は出ていないが、いずれ何らかの効果が発揮されるのだろう。

「ねえねえ、おかあさん。お薬がきくまで、解体ごっこしようよ」

 立香の不安をよそに、ジャックがナイフを片手に物騒な提案をする。立香の脳裏にフランケンシュタイン邸で見た死体が浮かんだ。

「か…解体ごっこは危なそうだし、ちょっと嫌かな」

「おかあさんが動かなきゃだいじょうぶだよ。じゃあ、始めるね!」

 立香の意思など無視して、ジャックが”解体ごっこ”を始める。ナイフを逆手に持ち、立香に切りかかってきた。立香は、せめて痛みが少ないことを祈りながら、目を固く閉じて自分の死を受け入れようとする。恐怖で体が震え、目に涙が浮かぶ。彼の予想に反して、最期の瞬間はなかなか訪れない。ゆっくりと目を開けると、ジャックは高速の手捌きで彼の衣類のみを正確に切り刻んでいた。見る見るうちに、礼装が刻まれ、シャツが刻まれていく。

「おかあさん、見て。上手にできたよ」

 立香の上半身の衣類を裸にしたジャックが、うれしそうな声を上げる。

「う…うん…上手だね…」

 ”解体ごっこ”が自分の考えていたものと違うことに安堵しながら、立香はうなずいた。実際、拘束された状態とはいえ、立香の衣類だけを切る手際は、ある種の神業といえた。

「おかあさんのお洋服、いいかんしょくだったよ。まるで肉を切ってるみたいだった」

 ジャックの感想を聞き、立香は、礼装に術式が施されていたことに感謝した。礼装を術式で保護していなければ、”本物の肉”の感触を求めた彼女に切り刻まれていたかもしれない。

「つぎはこっちだね」

 ナイフを立香の股間の上にゆっくりと滑らせながらジャックが言った。

「そ…そっちは…だめ」

 下半身も衣類を切り刻まれることを想像して、立香は焦った。少しでも手元が狂えば、大事な場所を切り落とされてしまうかもしれないうえ、無事”解体”が終わったとしても、ジャックに股間を見られてしまうことになる。いくらサーヴァントとはいえ、幼い少女の外見をした彼女に見られることを想像すると、立香には耐えられそうになかった。

「だいじょうぶだよ。わたしたち、とっても上手だから」

 立香の言葉など聞き入れずに、ジャックは再び”解体ごっこ”を開始した。立香のズボンは布の破片に姿を変えていき、下着は一瞬で跡形もなく消された。

「ね? 上手にできたでしょ? おかあさんのここ、小さいからやりやすかったよ」

 ジャックは、立香の性器を軽く握って弄びながら、無垢な表情で得意そうに語る。その言葉に立香は恥ずかしさで顔から火が出そうだった。ジャックに悪意はなかったが、性器を丸出しにされ、見られた挙句に小さいとコメントされては無理もない。

 羞恥心に震える立香をよそに、ジャックは立香の膝に乗ると、彼に抱き着き、その肌の感触を楽しみ始めた。立香の胸に頬ずりをし、匂いを嗅ぐ。さらに、背中から腹に手を回し、立香の肌を撫でまわした。肌を撫でまわしている間、恍惚とした表情を浮かべている。

「おかあさんのお肌、女の人みたいにすべすべして気持ちいいよ」

 ジャックの手の位置が、胸から腹、腹からへそ、へそから腰へと段々下半身に近づいてくる。やがてジャックの手が立香の陰部に到達した。立香の陰毛に触れ、初めてジャックは不快そうな表情を見せる。

「ここの毛の手ざわり、いやだな。わたしたちとおなじで、つるつるがいいな」

 そう言うとジャックは、腰のポーチを探り、ポーチの中から医療用のナイフを取り出した。

「これできれいにそってあげるね」

 笑顔で立香に告げると、鼻歌を歌いながら彼の陰毛を剃り始めた。客の髭を剃る街の床屋になったような気分で、ジャックは上機嫌だった。立香の肌を傷つけないよう気をつけながら、丁寧に彼の下の毛を剃っていく。その間、立香はただ時が過ぎるのを待つことしかできなかった。幼い少女の外見をしたジャックに性器を弄られ、屈辱的な扱いを受けても、我慢することしかできない。

 やがて立香の毛を剃り終わったジャックが、満足した表情で顔を上げた。

「おかあさん、できたよ! これでわたしたちとおそろいだね! 手ざわりもいいかんじ!」

「…ありがとう」

 ジャックの言葉に、立香は引きつった笑顔を無理矢理作る。ジャックの機嫌を損ねては、何をされるか分からない。気を抜けば泣きそうな状況だったが、立香はなんとかジャックの機嫌を取っていた。ジャックは、その後もしばらく立香に抱き着いて感触を楽しんだ。

「おかあさん、そろそろお薬きいてきた?」

 立香に抱き着いていたジャックだったが、パラケルススの薬の効果が気になるようで、体に変化がないか、立香に聞いてきた。自覚症状はなかったので、立香が薬の効き目はわからないと返すと、ジャックは小首をかしげて考え始めた。パラケルススは、ジャックが望むものを立香がくれると言っていた。ジャックが望むもので、薬がなければ立香からもらえそうにないもの――突然、ジャックの頭に薬の効果が閃いた。それは確かに彼女が望み続けたものであり、通常であれば入手することができないものだった。ジャックは、自身の閃きが正しいのか確認するため、立香の膝に座った。

「えへへ。おかあさん、わたしたちがほしかったものをもらうね」

 笑顔で立香に告げると、ジャックは彼の胸に口を当てる。乳首を口に含み、赤子のように吸い始めた。するとジャックの口内に、魔力を含んだ母乳が流れ込んできた。自身の胸を通して液体が流れていく感触に、立香は悲鳴を上げる。パラケルススの薬は、立香の体内を作り替えて、彼の魔力を母乳として分泌されるようにしていたのだ。水子の霊の集合体であるジャックは、母親からの愛を常に求めていた。授乳するという行為は、母から子への愛の象徴的な行為であり、彼女が長年待ち望んでいた行為だった。ジャックはしばらく立香の乳を吸い続けてから口を離した。ジャックが吸っていた側の彼の乳首は少し変形し、母乳が少し垂れている。礼を言おうと立香の顔を見上げると、彼の顔は少し紅くなり荒い息遣いで発汗していた。体の変化はそれだけではなく、ジャックがまたがっていた立香の性器は熱と固さを帯びていた。母乳が胸を通る際の刺激で体内から胸を責められ、立香は感じていたのだ。

 立香の変化を見たジャックは、すぐに彼の状態を把握し、淫猥な笑みを浮かべた。外見とは裏腹に性の知識も蓄えている彼女は、立香の下半身からも授乳することにした。

「甘くておいしいよ、おかあさん。次はこっちでもらうね」

 一方的に立香に告げると、先ほどとは反対側の胸にむしゃぶりつく。ジャックが乳首を吸い始めると、再び魔力を伴った母乳が流れてきた。

「く…んん…」

 ジャックの予想通り、立香がまた感じ始め、声が漏れだした。目を閉じ、声を押し殺して感じていることを隠そうとしていたが、ジャックには、彼の状態は丸分かりだ。乳を吸いながらそっと手を彼の股間に伸ばすと、彼の股間は膨れ上がり、イく寸前であることが分かった。ジャックは、立香がイく直前を見極めて、彼の胸から口を離した。ジャックの希望通り、立香はイくことができず、股間は固い状態を維持したままになる。

「おかあさん、ここ固くなってるよ。こっちからもくれるのかな?」

「ち…ちがう…そんなこと…ない!」

 性行為を仄めかすジャックの発言を、立香は必死に否定する。いくらなんでも幼い少女を相手に性行為をしたいなどと認めるわけにはいかなかった。

「がまんしなくていいんだよ。わたしたちが全部もらってあげるからね」

 ジャックは立香にささやくと、パンツを脱ぎ、彼の下半身に跨った。立香の性器を自分の股間にあてがい、ゆっくりと腰を下ろす。

「ダ…ダメだ! やめてくれ!」

 このまま彼女の中に入ったら、取り返しがつかない気がして、立香はジャックに懇願した。

「おかあさん、ちょっと静かにしてね」

 ジャックは無論やめるつもりなどなく、立香を黙らせるために先ほど脱いだパンツを、彼の口に押し込んだ。立香の口内に、甘酸っぱい匂いが広がる。布を口に押し込まれて立香は声を出すことができなくなった。

「静かになったね。じゃあ続けるね」

 立香を黙らせたジャックは、性行為を進める。流石に最初はきつかったが、徐々に性器が拡がり、立香のモノを受け入れることができた。立香はジャックのきつい締め付けにイきそうになるが、必死に耐える。

「あはははは。 おあかさん、がまんしなくていいのに」

 ジャックは立香の無駄な抵抗を笑うと、立香の胸に口を当て、一気に吸い上げた。

「~~~!」

 イきそうな状態で快感を与えられては耐えられるはずもない。立香は母乳を吸い上げられると同時に、ジャックの中で果ててしまった。上からも下からもジャックに魔力が流れ込んでくる。

「おかあさん、すごくいいよ。とても気持ちいい」

 とろけるような笑顔でジャックが言う。かつてないほど魔力が溢れ、充実した気持ちになった。一方、立香はジャックの中でイってしまったことで自己嫌悪に陥り、うなだれる。

「よいしょっと」

 ジャックが腰を浮かして立香のモノを引き抜くと、ドロリとした白濁液が股からこぼれた。立香の口からパンツを回収して感想を聞く。

「おかあさんも気持ちよかったよね?」

 ジャックの問いかけに、立香は力なくうなだれたままだった。

「おかあさん、あまり気持ちよくなかった? おかあさんにもミルクのませてあげるね」

 立香の心中を理解できないジャックは、彼に与えた快楽が少なく、母乳をジャックが独占したことに不満があるのだろうと結論づけた。

 ジャックは、まず、立香の胸から母乳を吸い上げ、口に含んだ。続いて立香に口付けし、薬と同様に彼の口内に母乳を流し込んだ。すると電流が走ったように立香の体がビクンと動く。

「あぁぁぁぁぁぁ!」

 彼の母乳は自身に強烈な催淫作用があるようで、固さを失っていた彼のモノはみるみる固さを取り戻し、臨戦態勢になった。

「おかあさん、また魔力くれるんだね」

 立香の反応に喜んだジャックは、彼にまたがり、再び彼のモノを入れた。今度は性行為に集中するため、衣類もナイフも全て霊体化し、全身を使って腰を上下にリズミカルに動かす。無意識のうちに自分の胸を指で弄り、快感を増していく。ジャックの動きで立香の快感は増していき、彼は再びジャックの中でイってしまった。

「おかあさん、こんどは気持ちよかったよね?――あれ?」

 再び立香に感想を聞こうとして、ジャックはあることに気付いた。彼女の指先に、母乳と思しき液体がついていた。自分の胸を見ると、少量ではあるが、母乳が垂れてきている。どうやら立香に飲ませるために薬を口に含んだため、遅れてではあるが、彼女にも薬の効果が出たようだ。ジャックは立香の膝の上に立つと、彼の髪をなでながらそっと胸を口にあてる。

「おかあさん、こんどはわたしたちが飲ませてあげるね」

 二度に渡る射精で完全に心が折れた立香は、幼子のように素直にジャックの乳を吸った。彼の口内に甘い罪の味が広がっていく。自身がもう戻れなくなることを知りながらも、立香はジャックからの授乳をやめることができなかった。

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