更新頻度は低めですが、楽しんで頂けたら幸いです♪
晴れた日の朝。
いつもの通学路をふうま宗家の現当主、ふうま小太郎はあくびをしながらとぼとぼと歩いていた。
お家騒動やら自身の邪眼の謎やら、とにかく波乱万丈な人生を歩んでいる小太郎。
しかし当の本人は読書を好み、昼行灯に任務以外では比較的自由気ままな生活を送っていた。
そう、自由な生活を送っていたのだ。
何故それが過去形なのかと言うと――
「おはよ、ふうま。奇遇ね〜」
――この鬼崎きららという存在が大きく関わっている。
鬼崎きらら。小太郎より2つ年上で鬼の母と対魔忍の父の間に生を受けた猛者だ。
忍術を父から受け継いではいるものの、大好きだった母を父が殺したという痛ましい過去を持ち、そのせいで父と確執が生じ、忍術を封印している。
母から受け継いだ高位鬼族の「冷気を操る力」はとにかく強力で、一瞬で空気中の水分を凍結させて氷の盾を作り出すことも、冷気を纏った拳で敵を凍結させたりするなんてことも可能。
そんな彼女が何故、登校途中の小太郎の前に現れたかと言えば――
「奇遇って……待ってた、の間違いですよね? そもそも棒読みですし」
「っ……そ、そうよ、カレシが来るのをカノジョが待ってたら悪いわけっ!?」
――二人が恋仲だからだ。
きららは父のこともあり、基本的に男嫌い。加えて本人の備わったスタイルとルックスが異性の目を釘付けにするため、「男はみんなケダモノ」と思っていた。
当然、男である小太郎も初対面の頃は毛嫌いしていたが、共に戦う中で好意を抱き、それ以来ずっと遠回りながらアプローチを掛けてきたのだ。
基本的に色恋事に鈍感な小太郎は彼女の想いになかなか気付かなかったが、何度も肌を重ねた末にきららに告白したのである。
突然のことで最初はきららも一時の夢と思ったが、夢でないことが分かるとそれはもう子どものようにはしゃいで喜びを爆発させた。
小太郎も嬉しかった。現当主である自分に最愛の人が出来たのだ、と。
ただ、きららから『恥ずかしいから、他の人がいる前ではベタベタしないでよね!?』と言われたので、そこは少し残念と思いつつもきらららしいと思って素直に従うことにしていた。
が、実際は違った。
何故ならきららが小太郎と付き合えることになったのが嬉し過ぎて、小太郎のことを気に入っている友人の狐路に話してしまったところから爆発的に広まったからだ。加えて、小太郎が自分で思っていたよりも異性から好意を寄せられていたのも大きな理由。
小太郎とクラスメイトの伊紀や同級生の自斎。彼の幼馴染みの蛇子や紅。また彼を気に入っている先輩対魔忍たちや魔の者たち等々。多くの女性たちが小太郎に恋人が出来たことで、ヤケをお越し『ふうま小太郎逆レ祭り』が始まったのだ。それもこれも小太郎が性欲に正直に生きてきた結果が生んだことである。更にはきらら本人の元へ殴り込みに来る者もいた。(それはなんとか撃退した)
きららはそんな暴動になって困惑したが、絶望はしなかった。寧ろどれだけ女性たちと肌を重ねても、その中から自分を選んでくれたことが逆に小太郎への想いをより一層強くさせたくらいだ。
よって人前で触れ合うのは駄目だ、と言ったきらら本人は逆レ祭りを経て考えを改め、周りが引くくらい小太郎の側にいることにした。
きららは現在進行形で彼の左腕に両腕を絡めて鼻歌交じりに歩いている。
小太郎より強い女はいくらでもいて、そんな女性たちに襲われたら流石の小太郎も成す術がない。ほぼほぼ身から出た錆であるが、どんなに襲われても自分が彼の元から離れず、愛し続けることで彼の心だけは奪わせまいとしているのだ。
「ん〜、いい朝ね! こうやって登校するの夢だったんだぁ♪」
「付き合ってから毎日それ言ってますね」
「だって本当のことなんだもん♪ それとも何? あんたは私と仲良く登校するのが不満だって言うの?」
「いや、そんなことはありませんよ。ただ……」
「ただ、何?」
「今日もめっちゃめちゃ他生徒たちの注目の的なんですが……これでいいのかと」
「別にいつものことじゃない? それに私もう我慢しないって決めたし、先生たちも何も言ってこないし」
きららの眩しい笑顔に小太郎は胸の奥が温かくなる。
以前はツンが露出度激高の服を着て歩いていたが、こうなったらこうなったでまた愛らしく、こんな自分を愛してくれている、と。
前々からきららのことを小太郎は可愛いと思っていたが、今のきららもとてつもなく可愛くて、魅力的に思う。だからその分、彼女を大切にしようと密かに誓うのだった。
「……きらら先輩って本当に可愛いですね」
「っ……ほ、褒めたって何も出ないわよ?」
「冷気めっちゃ出てますよ」
「こ、これは汗掻かないようにしてるのっ!」
「ベッドの上では毎回汗だくですけどね」
「そのことはいいでしょ、このヘンタイっ! でも好きだからねっ!」
実は昨日も二人は睦み合っている。なのにきららは毎回小太郎が登校して来るのをその途中で待っているのだ。対魔忍としての任務がある場合は流石に別だが。
小太郎は寝不足を感じているが、きららに至ってはとても晴れ晴れとした表情で、肌も艶々である。
時子や災禍といった屋敷にいる面々は当主ときららの関係を好意的に受け止めているが、ただ一人天音に至っては「若のお世話をするのは私だ」と対抗意識を燃やしていて、鉢合わせする度にきららを煽っている。
そもそもきららも小太郎が何だかんだ女性から人気なのをよく知っていた。
忍術が使えない、当主失格の目抜け、云々と言われながらもその陰で努力し、対魔忍としてはあの伝説の対魔忍アサギに見込まれて独立遊撃隊の指揮官を任されている。
小太郎本人は怠惰でサボり癖のある男だともっぱら悪い評判であるが、彼が本来持つ情に厚くて仲間想いのところは彼と接したら必ず気づく。
故に彼は多くの女性たちから慕われている。
それにこれまで謎に包まれてきた小太郎の邪眼のことも研究が進んで少しずつ解ってきていて、そこもいつか解明するだろう。
だからこそ、小太郎が自分を選んでくれたことがきららは嬉しく、彼のために尽くしたい気持ちでいっぱいなので天音に認められるとまではいかなくとも、煽られても平然と彼の隣に居れるように努力している。
その努力とは、
「と言うか、また準備してきてくれたんですね」
「? ああ、この手提げの中のこと? 昨日の内に仕込んでおいて、朝に仕上げるだけにしてあるし。余裕余裕♪」
料理だ。
性格は脳筋ながら、もともと料理はそれなりに出来るきらら。付き合う前は自分だけが食べるからと簡単な物ばかりだったが、付き合ってからは毎回弁当を小太郎の分まで持参してくる。
それもこれも大好きな彼のため。加えて時子に財布の紐をがっちりと押さえられて常に金欠なのと、読書していると食事がおざなりになる彼を思ってのこと。
その効果はバツグンで、小太郎は何だかんだ言って昼休みを心待ちにしている。がっちりと胃袋を捕らわれているのだ。
災禍や鶴の助言に従って浮いた小遣いできららにリボンやヘアゴム等の小物をプレゼントして、日頃のお返しも抜かりない。
故に二人の関係は相思相愛である。
「今日は何を作ったんです?」
「それはお昼になってからのお楽しみ♪ まあ期待して、首を長くして待ってなさい!」
得意気に鼻を鳴らし、更に密着してくるきららを、小太郎は愛おしそうに目を細めて見詰めるのだった。
――――――
「〜〜〜〜♪」
きららは鼻歌交じりに昼休みに入った学園の廊下を歩くきらら。
いつも昼休みは二人きりになれる学園内のとある空き教室に向かう。日当たりは悪いがそのお陰で誰も来ないし、他の生徒の声も聞こえない。まさに二人だけの世界になれる場所。
二人が使っているのが公然の事実となっているのもあり、より誰も寄り付かないという理由も加わっているが……。
「おっまたせ〜! この私のお弁当が待ち遠しかったでしょ〜……あれ?」
意気揚々と教室にやってきたきらら。
確かに小太郎の気配がある。しかし彼の姿が無かった。
きららは悪戯でかくれんぼでもしているのかと思ったが、小太郎はすぐに見つかった。
小太郎はただ教室の窓側の奥で椅子を並べ、その上に横になっていたのだ。
「何よ〜、もう。カノジョより昼寝の方が大事なの?」
不満気に口を尖らせて零すきらら。しかしそれとは裏腹に声色は優しい。
(朝から眠そうにしてたし、その理由も私が原因だし仕方ないか……)
きららはそう考え、小太郎の側に椅子を持ってきて特等席に座った。
普段ならすぐに目を覚ますが、相手がきららだと小太郎は起きない。きららは彼の特別になれた優越感に思わず頬が緩む。
(まあ昼休みはまだあるし、お弁当箱も保温性の高いイイやつにしたからもう少し寝かせてあげよ。少ししたら起きるかもしれないし)
その間、自分は大好きな人の無防備な寝顔を堪能出来るおまけ付きとあれば、乙女ならそれだけで心が弾むだろう。
――――
大好きな彼の寝顔と穏やかな寝息。開け放たれた窓からは、心地良いそよ風が外の自然豊かで穏やかな空気を運んでくれる。
まさに幸せな空間。なのだが――
(全っ然起きる気配無いんだけど!)
――きららは教室の時計を見ながら頭を抱えていた。
理由は自分もすっかりこの幸せ空間に浸ってしまって起こすタイミングを失ってしまったから。
(そもそもコイツ、ねぼすけなの忘れてた!)
それに加え、小太郎は大のねぼすけ。任務中ならそんなことはないが、平時ではこれがデフォ。
(あーあ。今から起こしてもお昼食べてる時間無いなぁ……全く、ふうまったらぁ)
そこできららはスマホを取り出して、とある人物に次の授業を休むことを告げた。
連絡先は小太郎の家の専属メイド鶴。彼女とはたまたま次の授業が同じだったのだ。狐路も同じ授業だが、彼女も未だ小太郎に好意を寄せていてすきあらば小太郎をかっ攫っていくのもあって言わないのである。友人関係の修復は既にされているが、彼女にこの状況を告げれば面白そうだと絶対に突撃してくる……なので自分たちの関係に何も口出ししないでいる鶴に連絡した方がいいのだ。
「ふぅ、連絡完了。あの子なら上手く誤魔化してくれるはず。今度お礼に稲毛屋のアイスご馳走しよ」
そして視線を小太郎へと戻すきらら。小太郎は依然としてすやすやと夢の中。
「こうなるとコイツなかなか起きないのよね……叩き起こすのは簡単だけど、前にそうやって肋骨折っちゃったし……優しく起こそうと耳元に冷気を吹きかけた時はしもやけにさせちゃったし。起こすのって案外難しいのよね……」
とりあえずきららは小太郎の肩を揺することにした。
「ふうま……ねぇ、ふうま。もう起きて。ねぇってば」
しかし小太郎は起きない。
そもそも横向きに眠っているので下手をすると椅子から転がり落ちる可能性が高い。
なのできららは小太郎の体勢を仰向けにした。
すると、
「………………なんでこんなことになってんのよ、ココ……」
小太郎の股間がテントを張っていたのだ。
きららはそれに若干頬を染めつつ、まあいつものことだとまた肩を揺する。
「ふうま〜、起きて〜! お〜き〜て〜! お弁当食べて最後の授業は出るわよ〜!」
それでも起きない小太郎。そのことに段々と腹が立ってきたきらら。
彼女は起きないことへの苛立ちもあったが、
「ったく、寝顔はとっても可愛いのにこっちはこんなギンギンにさせて……一体どんないやらしい夢見てるんだか……」
小太郎の股間に最も腹が立った。
前々からいやらしい男だとは思っていたが、寝ていてもこうなのかと。
しかし、
「…………ん、きらら……好きだ……」
小太郎がその小言に反応したのか、寝言を零した。
これにきららはつい驚いて目を見開いてしまう。
(ふ、ふ〜ん……私の夢でこんなにしてるんだぁ……。それなら悪い気はしないわね……んふふ♪)
ただの寝言にすっかり機嫌を直すきらら。ちょろいと思われるかもしれないが、大好きな相手だからこうなるのも仕方ないのかもしれない。
「ま、まあどうせ授業は休むし、ここなら他人も来ないし……ちょっとだけなら……」
きららはそうつぶやくと徐ろに小太郎のズボンのチャックを開け、
「あ〜……はむっ。ちゅぱっ、んちゅ、じゅるるるぅ……」
愛おしそうに、そして熱烈に小太郎の亀頭に吸い付いた。
(……大好きなふうまの匂いと味……幸せ……)
鼻から抜ける、もう幾度となく嗅いだ小太郎の匂い。
しかしきららはそれだけで鼓動が加速し、唾液が増し、表情も蕩けてしまう。
身体も次第に熱くなってきたきららは、制服の上着を脱いだ。
――――
きららが小太郎の元へやってくる数時間前。
小太郎はきららを待ちながら、授業をサボりつつ空き教室で日課の読書に耽っていた。
が、余りにも昨晩のきららとの睦み合いが激しかったために睡眠欲が勝り、並べた椅子の上に倒れるように寝てしまったのだ。
「………………?」
しかし流石に下腹部に妙な違和感を感じれば、対魔忍たる者、意識は覚醒していく。
「むちゅ……んちゅ、んぁ……ふうまぁ……ぺろっ、ちゅぷっ、れろっ、じゅる、ずちゅっ……じゅるりっ」
局部に伝わる甘い快感と共に、夢の中でも聞いた愛する人の吐息が聞こえてきた。
寝惚け眼を擦り、夢と現実の間を漂う意識を起こしていけば、ズボンのチャックから露わになった愚息と、それを愛おしそうに舐め、自身の秘部を弄る上半身裸のきららの姿が映った。
「あっ……」
小太郎と目が合い、自身の行為に恥じらいを覚えたのか、きららは寝惚け眼の小太郎でも分かるくらいに、赤面する。
「襲うなんて、珍しいですね」
「別に襲ってなんか……ていうか、お弁当持ってきたから、その……こっちは起こそうと……」
「そのことに対しては寝てしまった自分が悪いですね」
「そ、そうでしょ?」
「でもだからって襲っていい理由にはならない気が……」
「だ、だから襲ってるんじゃなくて……アンタがなかなか起きなくて、どうしようって困って」
「困って?」
「な、なのにアソコはパンパンで、寝言で私の名前言うし……」
「で?」
「だ、だからぁ、あの、その……お望み通りにしてあげようかなって、思って……」
小太郎の意地悪な問い詰めに、きららは動揺しながらも素直に白状した。
それにしても普段はこういうことに関しては受け身のきららが、まさか寝言で名前を言われて嬉しくなってしてくれるだなんて小太郎は思ってなかった。
よって最初の驚きは段々と興奮へと変わり、きららへの愛しさと淫らな熱が小太郎の肉棒へと募っていく。
「ま、まあ、起きたんだし、お弁当食べるわよ! 今仕舞うから!」
そうは言いながら名残惜しそうに肉棒へ視線をやるきらら。
そんな顔をされれば、大抵の男は昂ぶるものがある。
なので小太郎はすかさずきららの手を取って首を横に振った。
「何よ、首なんか振って……?」
「ここまで来て止めるんですか? 続きしてくださいよ」
「ふぇっ!? つ、続きっ!? ででで、でも、お弁当が……」
「せっかくその手のことには奥手な恋人が襲ってくれたんですから、最後まで責任取ってくださいよ」
腹は確かに減っている小太郎だが、今はそれよりも性欲の方が勝っている。
そもそもこのまま放置される方が男にとっては辛い。
目を泳がせるきららをジッと小太郎が見据えると、彼女は観念したようにコクリと小さく頷いた。
「わ、分かったわよ……そこまで言うなら、続き……してあげる」
言葉は素直ではないが、声色にはしっかりと喜びの色が乗っているきらら。
その証拠にきららはすぐさま竿に両手を添えると、亀頭をペロリと舐めあげた。
待ちわびた快感がようやく訪れ、小太郎は思わず腰がビクンと歓喜に跳ね上がる。
「はむぅ……んぢゅ、ずちゅぅ、じゅる……ちゅぱっ、んぁ、何よ……そんな嬉しそうな……むちゅう……顔しちゃって……じゅるるっ」
「そりゃ、嬉しいですから……くっ」
「はぁ……はぁ……ちゅぷん、こんなにビクビクさせて……ぺろっ、んちゅぅ、むぢゅ……可愛い声出しちゃって……んちゅ、じゅるりっ!」
「い、いや、これは……あっ、仕方ない、っ……ですよっ」
「んふっ……はむっ、んちゅ……あんたの感じてる顔……じゅる、んんっ……可愛い……ちゅぷっ、んじゅぅぅ」
きららは小太郎の亀頭を咥えたり、竿全体を舐め回したり、愛情たっぷりに肉棒を刺激する。
その甲斐あってか、小太郎は頭が蕩けそうになる。
甘美な快楽に息は荒くなり、悦びを表すかのように先走り漏れ出した。
「ちゅるり、あんたのココの匂いと汁の味……あぁっ、ずちゅっ、癖になっちゃった……はぁ……むっ、じゅる、じゅる、ちゅぷっ……んはぁ……じゅぷ、ちゅるる……ぺろ、んんっ……好きぃ」
きららの蕩けた表情での愛撫に小太郎は欲望が満たされていく。
しかしその一方で目覚めた時に目にしたものは止まっていたので、そこに物足りなさを感じてきた。
「……きらら先輩」
「……ちゅぱぁっ、ちゅる……じゅぽっ、あぁ……んぅ? どうひたのよ……じゅるるっ」
竿を両手で支え、口で扱いているきららは上目遣いで小太郎を見詰める。
そんな彼女の姿を見て、昂ぶらない男はいない。
よって小太郎はきららに指示を出した。
「さっきしてたみたいに、マンコ弄ってくださいよ。勿論、舐めながら」
「んっ、ちゅぱっ……え? このまま?」
「はい」
「……ヘンタイ」
「先に襲って、オナニーしてたのは誰でしたっけね?」
「うっ……分かったわよぉ……もう」
観念したきららはフェラチオを続けたまま、空いた手で自身の秘処を慰め始める。
「んぁあ……んっ、ちゅ、じゅる……はぁっ、ちゅぷっ……はぅ、あぁっ……ちゅぅ、れろ、ちゅるりっ」
羞恥と快感の入り混じった声を漏らしながら、フェラチオをするきららの姿は、小太郎をより興奮させた。
口からするいやらしい音とは別に、また別の場所から卑猥な音が聞こえ、それが小太郎の脳を支配していく。
「じゅるり、んじゅ……ああっ、んん、ぁう……はぁ……んぅ、あんたのココ……ちゅぷっ、んちゅ、ますますビクビクしてきたわよ……じゅるるっ、んはぁ……」
「そりゃあ……くっ、気持ちいい、ですから……っ」
「あんたが……んぁっ……そういう反応するから……じゅる、あぁんっ、私の中も……ちゅぱっ、キュウってなっちゃうじゃないの……ひぅっ」
「ホント、可愛いっすね」
「ふふん、あっそ……んぢゅ、ちゅぷ、んぁっ……あんたも可愛いわよ……ちゅぱっ、じゅぽっ」
教室に響く卑猥な水音、肉棒に伝わる口や舌の甘い快楽、そして奉仕を続けながら愛おし気に見詰めてくるきらら。
視覚、聴覚、触覚の全てをきららが支配し、それに耐えきれなくなった小太郎の滾りが、その愛へのお返しでもするかのように彼女の口内へ流れ出した。
「……んむぅっ!? んぢゅ……んんんんううぅぅぅっ!!」
「きらら……ああっ!」
「ぢゅるるっ……ぢゅぷ、んちゅ……ぷはぁっ! もう、出すならそう言いなさいよ……もう少しで、零しちゃうところだったじゃない……けほっ」
大量に口内に出された精液を零さず飲み込んだことにより、きららはむせ返る。
小太郎は絶頂の快感を払いのけながら起き上がると、彼女の背中をゆっくりと優しく擦った。
「すみません、きらら先輩。でも気持ち良かったです。ありがとうございます」
「けほっけほっ……そ。まあそれならいいわ。擦ってくれてありがと」
そのお礼の返事に小太郎がきららの唇を吸うと、きららはその名前の通り、とびきり輝く笑みを零す。
「んふふっ、キスっていいわね♪ まさに恋人同士って感じで♪」
「きらら先輩、可愛過ぎ……」
「はいはい、ありがと。それより、そのままじゃズボンもパンツも汚れるから、今綺麗にしてあげる。それが終わったらお昼にするわよ! 流石にもう冷めちゃったけど、文句は受け付けないから!」
「文句なんてありませんよ」
こうして二人は遅い昼食を共に食べさせ合い、授業終了を知らせるチャイムが鳴ると同時に現れた時子によって、小太郎のみしょっ引かれるのだった――
読んで頂き本当にありがとうございました!