五車では近頃、大きなニュースで持ち切りだった。
理由はふうま家当主のふうま小太郎がふうま災禍と婚約したことで、その地位を確固たるものとしたことである。
ふうま災禍。代々ふうま家に仕える家の出で、元は弾正の秘書を務め、忠誠を誓っていた。
しかし弾正が対魔忍に対して反乱を起こしたことで一族のことを考えて弾正から離反。弾正がアサギによって討伐されてからは、秘書の座を時子に譲り、弾正が残した書物整理を行っている。
アサギより少し年上で、小太郎とは時子以上に年が離れた年の差婚。
それでも当主の小太郎が望んだ婚姻であり、災禍が小太郎に付くのであれば、と多くの門派が小太郎を当主として認めた。
災禍はそれだけの実力者。前に魔族との戦闘で両脚を失ったものの、米連のサイボーグ技術で戦闘用義足を得たために戦闘能力は前にも増して上がった。
加えて本人の邪眼も使いどころは難しいがかなり強力で、普段から髪の毛で隠している左目は『見ると視界と意識が乗っ取られる』というもの。
故にそんな彼女が小太郎を支えるのだから、誰も文句は言えないのだ。
仮に小太郎が当主の座を他の者に明け渡したとしても、災禍は生涯小太郎の元を離れることはないだろう。
何故なら――
「さぁ若様。お昼の時間ですよ」
「……ああ、災禍」
「災禍。見て分かりませんか? 今お館様は忙しいんです。お食事なんて取っている暇はありません」
「そんなの知っていますよ、時子。ですから、私が隣で食べさせて差し上げようかと」
――前にも増して小太郎に対しての甘やかしが凄まじいものになったからだ。
元々、災禍は時子より一歩引いて小太郎に接し、忠誠を誓っていた。
誰にも侮られることのないふうま家の当主に育て上げようとして日々厳しく指導する時子に対し、災禍は逆に小太郎を甘やかした。鞭が時子ならば、自分は飴になろう、と。
故に子どもの頃から災禍にはとても懐いていた小太郎。それが恋心になり、そのままを伝えられれば、いくら災禍とは言っても乙女になる。そもそも災禍も小太郎への恋心をその胸の中で静かに燃え上がらせていたのだから。
故にタガが外れた災禍の甘やかしは尋常ではない。
食事時のあーんは当たり前。屋敷内であっても手を繋ぎ、腕を組み、小太郎がトイレに行くとしてもドアの前で待機する。最たるものは学園までの送り迎えや昼休み時に出来立ての弁当を運んできて、二人きりでイチャイチャしていること。
これには流石の校長アサギも難色を示したものの、災禍との全面戦争になることを回避するため特例で認めた。そもそも小太郎との時間を奪わない限りは災禍はアサギにもとても心強い存在なのである。
「さぁさ、若様。若様が今朝食べたがっていた豚の角煮ですよ。若様のために純粋種バークシャーのお肉を仕入れてきました」
「……なにそれ?」
「まあ、ご存知ではないと? バークシャーは黒豚で、黒豚と名乗ることが許された選ばれし種ですよ」
「へぇ……」
「若様のためにちょっと遠出して訳を話して譲ってもらいました」
「あ、ありがとう」
「全ては愛する若様のためです。さあ、お召し上がりくださいませ……あーん♪」
「災禍……」
箸で摘んだ頬張り甲斐のある豚の角煮。その香ばしい香りが小太郎の鼻をこれでもかと誘惑してくるが、目の前の時子の般若ですら泣いて逃げ出しそうな顔がその誘惑を駆逐する。
「そもそも、時子はお家のため、若様のためと言いながら独り占めし過ぎなんですよ」
「私は自分の責務を全うしているだけです」
「そうでしょうか? そう自分に言い聞かせて、若様に自分の理想を押し付けていることになっていませんか?」
災禍の反論に時子はぐっと口を閉じた。そうなれば災禍が見逃すはずがない。
「私もお館様の秘書をしていた頃は何度も諌めた場面がありました。しかしそれであのお方がご自身のお考えを変えることはなく、寧ろ毎回突拍子の無いことをし、その上で丸く収める……そういうカリスマ性がピカイチなお方でした」
「……ええ」
「若様もそういうところは、ご本人は不本意でしょうけれどとても似ていらっしゃいます。故に忍術が使えなくても、邪眼が使えなくても、独立遊撃隊で誇らしい成果をあげているのだと思います。加えて対魔忍にとしては貴重な指揮官という地位を築いたのです」
「…………」
「若様のためを思って何かしらを言いたくなる気持ちは分かります。でもだからといって長時間も頭ごなしに伝えても効果はありませんよ。寧ろ逆効果。若様は時子には頭が上がりませんが、その裏では本当に信頼し誇らしくお思いなんです。あなたが疲労で倒れた際、若様はどうしてましたか? 頼りなくあたふたしていましたか?」
「……冷静に判断され、身に余るお言葉と看病をして頂きました」
「でしょう? 普段は少々やんちゃ……しかしいざ家の者や仲間のためならその優しさから心を痛め、しかし必ずやその者に対する最善のご判断を下されます。ですから、ご安心を」
「……そう、ですね」
「若様にはこの災禍が一番近くにいるのですから、もう二度とあんなことにはなりませんよ。そもそも若様がお館様のような行動を起こすだなんてありえません。仮に起こしたとしても、そこには深い訳があるはず。私たちはそうなる前に若様をお一人にしないことが大切です。よって時子のようにしていると、本当に相談したい時にこうした時のことが脳裏を過ぎ、よってお一人で抱え込ませることなる……といったことに繋がりかねません」
災禍が珍しく時子へ諭すように告げれば、流石の時子も静かに頷いて頭を垂れた。
「私は真面目過ぎ、融通が利かず、お家のためと思いながら大きな過ちを犯すところでした。申し訳ありませんでした」
二人へ謝罪する時子だが、小太郎はすぐに「いつも感謝してる。いつも済まない」と返す。
災禍に至っては微笑みを返すのみ。それはとても優しいもので、時子はとても心が軽くなった。
―――
時子はあのあとすぐに自身の職務へ戻り、小太郎は小太郎で災禍から手厚く昼食を食べさせてもらった。
食器を素早く洗って片付けたあとで、災禍は小太郎を横抱きして書庫へと連れて行き、ソファーへそっと座らせてからその左隣に自分も腰を下ろす。
災禍と婚約する前から小太郎も執務や宿題は書庫でするようになったので、ここはもっぱら小太郎と災禍の二人だけの部屋と化しているのだ。
「…………横抱きする意味あったか?」
「駄目なのですか? 若様がまだ幼かった頃は良くさせて頂きましたので、久々にと思ったのですが……」
「………………」
悲しそうに視線を下げる災禍。それを見ると小太郎は弱い。
故に小太郎は子ども扱いしないで欲しいという気持ちより、その心遣いへの感謝の言葉が先に口から出た。
そうすれば災禍の表情は大輪の花のように咲き誇り、うんと甘い笑みを小太郎にだけ見せる。
「いえいえ、若様のためならばどんなことだって何も苦ではありません。寧ろ最上の喜びです」
「……でも流石に甘やかし過ぎなんじゃ」
「あら、若様。忘れてしまわれたのですか?」
「?」
「私、聞きましたよ? 若様の口から直接……『災禍にずっと甘やかされたい』と」
「………………」
小太郎は災禍にそう言われて、確かに言った記憶があると思った。
しかし小太郎としては何もここまで甘やかされることになるだなんて思ってもいなかったのだ。
婚約する前は自分を甘やかしてくれる存在だったが、そこには多少なりとも厳しさがあった。
時子の勉強から逃げ出して災禍の元へ行けば、『逃げてはいけません』とちゃんと注意され、その上で『ちゃんと休んだら一緒に時子のところへ謝りに行きましょうね』と優しく赦してくれたのだ。幼い頃からずっと。
故に小太郎は災禍にずっと甘やかされたい、と冗談を口にした。その時の災禍は『駄目ですよ』と優しく微笑む程度で、それに対して小太郎の『ですよね〜』でこの話は終わっている。
なのに婚約したら『やっと若様のお望みを叶えて差し上げることが叶いました』と、蝶よ花よと甘やかされることになった。
口は災いの元とよく言ったものだ、と小太郎は内心独りごち、それだけ災禍が自分へ向けてくれる愛の重さを今になって思い知るのだった。
「それはそうと若様。今日のおやつは何をご所望ですか?」
「…………ホットケーキ」
小太郎がそう言えば、災禍の鈴の音のような笑い声が溢れる。
「若様は本当に私のホットケーキがお好きですね。お気に召してもらえて恐悦至極に存じます」
「災禍のホットケーキは特別なんだよ、俺にとっては」
小太郎の言葉に、災禍の表情にはパァと大輪の花が咲いた。
昔から小太郎は時子から逃げ、その都度食事を抜きにされる罰を受ける。そんな時に災禍が小太郎にひもじい思いをさせるのは心が痛むので、ホットケーキをよく焼いてやった。
焼いてやるととても嬉しそうに、本当に美味しそうに食べてくれるので、災禍もついつい甘やかしてしまう。
時にはシフォンケーキやバームクーヘンといった貰い物も出していたが、小太郎の笑顔が一番輝くのがホットケーキだったので実は常にホットケーキミックスは欠かさないようにしていたりするのだ。
それもこれも今となっては災禍の小太郎への愛故。
「若様はこのあとの本日のご予定は特にありませんでしたよね?」
「ああ。今朝やっとこの前の任務の報告書が完成したからな。アサギ先生に提出して、休んでいいって言われて帰ってきたらあの様だ」
「時子も悪気は無いんです。ただ、報告書の確認を若様が怠ったので、それを咎めていただけなのですから」
「言われなくても分かってる。俺のことを思ってのことだって。そもそも咎める価値も無い、居ない者としての扱われ方の方が身に沁みてるからな」
「若様……」
「今だって、災禍がいるからふうま一族は俺を認めたって思う。でもそれでいい。骸佐たちとだって色々あったが、災禍やみんなのお陰で元の鞘に収まった。なら俺はみんなに笑われない当主になる。それだけだ」
普段は全く強い意志を自分から晒さない小太郎。それでもやはり災禍の前では、自分の今の心の内を素直に吐露出来る。
災禍はそんな小太郎がとても頼もしく、とても愛おしくて、いつの間にか小太郎をその胸の中に収めていた。
「……若様、こんなにご立派になられて……災禍はこれからこの身が朽ち果てるまで若様と共にあります」
「ああ。これからも沢山世話になるだろうが、愛想を尽かされないように努力するよ」
「あら若様、要らぬご心配を為さるんですね? そう言えば、これはまだ若様に話したことはありませんでしたが、実は私の母は父からプロポーズの際に『甘えさせてくれ』って言われたそうです」
「……そう、なのか」
「はい。ですから私も若様からの言葉に年甲斐も無く運命を感じてしまいました。そんな方を私が置いて行くとでも?」
「…………」
「ふふっ、流石にそれだけでは信じられませんよね」
災禍はふわりと微笑むと、ソファーへ小太郎をそっと押し倒した。
小太郎が「何を」と災禍へ言おうとしたが、それは口から出ることは無かった。
何故なら災禍がすぐに顔を寄せて、キスで小太郎の口を塞いだから。
「んっ……ちゅっ、じゅるっ、んんっ……っ!」
細く肉厚な災禍の舌が小太郎の口内を自在に蹂躙し、潤った唇では何度も何度も小太郎の舌先を啄んでいく。
「今から、私がどれだけ若様のことをお慕いしているのかお教えしますからね」
いつもとは違う妖艶な笑みに、小太郎は思わず息を呑んだ。
「あぁ……なんて太く、硬く、逞しいオチンポなのでしょう。見ているだけで、端なく涎が溢れてしまいます……♪」
小太郎のズボンを丁寧に脱がし、勢い良く飛び出てきた小太郎の愚息を災禍は目を輝かせて眺め、艶やかな唇の周りを赤い舌でペロリと舐める。
「……災禍」
「ふふふ……ご安心くださいませ、若様。若様が大好きなことをするだけですから。ですので、若様はただ気持ち良く、私の愛を感じてくださいませ」
全裸になった災禍が小太郎の肉棒を自らの秘所にあてがい、透き通るように白い背中を小太郎へ向けた。
「今から、私の若様大好きな欲張りオマンコが、若様の逞しいオチンポを気持ち良くさせますね」
「ああ」
小太郎はそんな災禍に微笑む。確実に自分が災禍に夢中になっていることを実感しながら。
すると災禍は嬉しそうに目を細める。
「ああ、若様。心からお慕いしております」
「俺もだ、災禍」
「はい……では、最初はゆっくり致しますね?」
狭い膣口に潜り込んだ亀頭が、少しずつ柔らかな肉の渦に飲み込まれていく。
蕩けるような心地良さと、より早く奥まで入りたいもどかしさに、小太郎の腰は思わず震えた。
「ふふっ……慌ててはいけませんよ、若様。ゆっくり、ゆっくりです」
早く全てを収めたいと思う小太郎だったが、彼女の意に背いて彼女の性技を味わえないのも困る。
何しろ災禍は……凄いからだ。
「さぁ、お待たせ致しました。私のオマンコの一番奥へご到着ですよ」
「くっ……!」
竿の付け根まで呑み込まれると、亀頭の先がしっかりと最奥に受け止められる。
「ふふふ、いらっしゃいませ、若様。沢山気持ち良くなって、ぴゅっぴゅーってしてくださいませ。若様の幸せは私の幸せです。ですから、沢山幸せになってくださいね」
優しい眼差しを背後の小太郎に注ぎながら、災禍はまろやかな尻で円を描き始めた。
「ん……あぁっ。ど、どうです、若様……? 私の、んんっ、膣内の具合は……?」
「相変わらず最高だ……っ」
「ふふっ、嬉しい限りです。オマンコは若様のためにヌルヌルになっていますから、気持ち良くなってください」
ニチニチ、ニチャニチャと卑猥な粘着音を響かせながら、災禍は柔らかな粘膜で小太郎の肉棒へ快楽を塗り込み続ける。
小太郎の弱点を知り尽くしている動き。それに小太郎は思わず情けない声がもれ、竿が悶えるように跳ねた。
「ぁんっ……ふふっ、もう射精してくださるのですか?」
「い、いや、これは……」
「オチンポは早くぴゅっぴゅしたい、と私のオマンコに八つ当たりをなさっていますよ?」
そう言いながらも腰の動きは止めない災禍。
故に小太郎は無理だ、と素直に思った。
悪い、と短く詫びた小太郎は、目の前にある災禍の尻を両手で掴んで自分の腰に引き寄せた。
「ひぅっ!? あぁぅ……若様、素敵です。先っぽで一番奥にキスをしてくださるだなんて……♪」
「仕方ないだろ、っ……こんなの、我慢出来る方が、どうかしてるっ」
「そこは……んっ、若様専用の若様のお子を作る部屋です。ああんっ、若様ぁっ!」
「知ってる……というか、出るっ!」
「んふふっ、どうぞ、若様ぁ♪」
甘やかすような声と共に柔穴が愛し気に小太郎の肉棒を抱きしめる。
それに堪らず小太郎が声を漏らしたと同時に、熱いものが尿道を伝って災禍の中に溢れた。
「あんっ! 来ましたっ、若様の子種がぁ♪ んんっ……素敵です、とてもお上手なお射精ですよ、若様ぁ♪」
「うぁ……災禍ぁ……っ」
「ん、ふふっ……その気持ち良さそうなお顔を拝顔出来、私も嬉しいです」
愛しいというような眼差しを小太郎に注ぎながら、災禍は震える竿の根元、玉袋をそっと手で握って、
「こうすると、もっと出せますよ……それっ♪」
弾んだ声で尻を振り、同時に中の子種を絞り出すように玉を握った。
「うぉっ!?」
「んっ……もっとたくさん、出してくださいませ、若様♪」
「お、おぉっ!!?」
「ぴゅっぴゅーって出して、災禍を若様だけの女にしてください♪」
こうされると流石の小太郎も抵抗なんて出来ない。
だらしなく口を開けたまま射精の快楽に溺れていく。
「がっ……あっ……ああっ!」
「凄いですよ、若様♪ どんどん出てきてます! 嬉しいです……本当に、私は若様の女になれたのですね」
満足気に微笑む災禍。その表情は本当に幸福感に溢れ、小太郎の男としての心を存分に満たしてくれる。
だが、ここで終わる小太郎ではない。
自分ばかり満足して、愛する女を満足させられないのは男として恥ずかしいからだ。
小太郎が唐突に腰を突き上げて射精中の肉棒で災禍の奥を突くと、肉感的な彼女の尻が驚いたように跳ね上がった。
「ひゃあんっ!? ど、どうされました、若様……まだご満足頂けていませんか?」
「ああ」
小太郎は短く返事をしながら桃尻に十指を食い込ませ、自分の方へ手繰り寄せると同時に腰を浮かせて膣内を抉っていく。
「あっ、ふぁっ、あぁんっ! 奥っ……若様が、ズンって突き上げて……っ!」
「まだまだこんなもんじゃないぞっ!」
「はぁ、はぁっ……ぁ、あぁんっ! いいです、気持ちいいです、若様ぁ……んぁっ、あ、あぁんっ!」
笑顔を少し悩まし気に歪め、甘い嬌声を響かせる災禍。
彼女を感じさせられているという幸福な実感が、小太郎の腰の動きをより荒々しく、力強いものにしていった。
「ふぁっ、あ、あぁんっ! す、凄いです……あんなに射精なさったのに、若様のオチンポが、更に大きく……っ!」
「はぁ、はぁっ……災禍っ」
「やんっ……駄目です、腰……勝手に動いてしまいますぅ♪ はぁぁぁ……若様の素敵なオチンポで、オマンコがもっといっぱい愛されたくなってしまいますぅっ!」
弾力のある災禍の尻が、小太郎の腰の上で弾んでパンパンと小気味良い音を立てる。
射精直後の敏感な肉棒は早くも悲鳴をあげるが、小太郎は災禍と共に達したいという強い想いで爆発を防いでいた。
「ふぁっ、はぁっ……んんっ! はぁあ……素敵です、若様ぁっ♪ こんなに、こんなにぃ、愛してくださって、あぁんっ……災禍は幸せですぅっ!」
「もっと幸せにしてやる、災禍っ!」
「あっ、あっ、あっ、あっ! カリが、私の弱いとこを、ゴリゴリって、んんんんん〜っ!」
嬉しそうに報告する災禍。その弾んだ声が、小太郎は嬉しかった。
込み上げる射精感を無視しながら、小太郎が「イクのか?」と訊ねれば、
「はいっ! 災禍は、若様と一緒にイキたいですぅ! はぁっ、はぁっ……はぁぁあぁ〜っ! も、もう、イキますぅ……若様っ、若様ぁっ……一緒にぃっ!」
震える手を伸ばして災禍は小太郎の手を握る。
そしてもう片方の手で柔らかな乳房を自ら揉み始めた。
同時に強く吸い付いてきた膣の感触に小太郎は身震いしながら、災禍の期待に応えるべく、必死に腰を上下させる。
「ふぁあっ、あっ、あっ、あぁんっ! これ、好きです……くふぅっん! 気持ち、いいです、若様っ! 欲張りなオマンコが、キュンキュンしますぅっ!」
甘い艶声。飛び散る汗と体液。たぷん、たぷん、と嬉しそうに弾む乳房。
災禍の全てに小太郎は興奮を煽られ、気が狂いそうになる。
「災禍……災禍ぁっ! 好きだぁっ!」
「くぅ、んっ……わ、私もです、若様ぁっ! 永遠に……はぁぁあぁ、お慕いして……ひぅうっ、おりますぅぅぅっ!」
災禍の手が、小太郎の手を握る力を強めた。
途端に剛直が膣内でグンッとしゃくりあげ、紛れもない射精の前触れを報せる。
「ひゃぅんっ!? き、来てます、若様の子種……っ♪ びゅーびゅーって、これでもかと……ああっ♪」
「くぅぅ……はぁぁぁっ!」
射精していても尚、災禍は優しく律動を加速させていく。
肉厚な恥唇を肉棒で貫いては引き、貫いては引きながら、小太郎は災禍に愛を囁く。
「災禍、愛してる」
「っ……若様ぁ」
膣肉は歓喜に湧き上がり、更にこれでもかと蠢いては小太郎からの愛を貪った。
射精は長いこと続き、それがやっと収まった頃には、災禍は恍惚な表情を浮かべながら長い長い絶頂を感じていたのだった――。
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