※この作品はR-18です。

うっせぇな!!…だが、それがいい!一階から聞こえてくる喘ぎ声に全私が全力でハアハア!!!   作:まあエロい

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第3話

ぴっちょーん・・・。

 

お風呂場に、蛇口から垂れる水の音が、聞こえる。

地味にこの蛇口、古くなってるみたいでさ、どれだけひねっても水がね、止まんないんだよね。

いつか水があふれだすんじゃないかって心配してるんだけど、心配し始めて早二年、まだまだ大丈夫そう?

 

―――!!!

―――。

 

―――?!

 

うん、下のお盛んなお二人さんもお風呂に入ったみたいだね。

成功尽き果てるまでやりまくって、一息ついてからお風呂に行くんだもんね。

…完全に下の住人の行動パターンを予測できてしまう私。

…言っとくけど、ストーカーじゃ、ないからね?!

 

―――!!!

―――、―――!

 

お風呂場ってさ、地味にこう、冷えないために空気層があるからなのか知らないけどあんまり音がね、聞こえないんだよね。

今やってんのかなあ、二戦目。

そうだよなあ、一回出したくらいじゃ、一回イッたくらいじゃ若い人は満足なんかしないよね。

 

下の人、いくつくらいなんだろう。

確か看護婦さん?って言ってた気がする。

 

引っ越しのあいさつに来た時に顔見たけど…多分、同じ年くらいだと思うんだよね。

引っ越し祝いのタオルのデザインが若者に人気のキャラクターだったもん。

三十超えてプコペムムッケのタオルは渡さないと思うのよね…。

 

そうだよね、性欲ある年代だもんね。

暇あったらやりたいよね。

隙あらば突っ込みたいよね。

チャンスが発生したら突っ込まれたいよね。

 

‥‥‥。

 

私もだよっ!!!!!!!!!!

 

あああ!!!

 

なんで私一人でやってんの?!

なんで私ひとのエロのおこぼれで喜んでるの?!

 

なんで私誰にも突っ込んでもらえないの?!

なんで私この年になって処女なの?!

 

順調に小学校卒業して、普通に中学校卒業して、それなりに高校卒業して、なんとか大学卒業したのに…なぜ私はいつまでたっても処女を卒業できない?!

 

ねえ、なんで、なんでえええええええええ?!

 

‥‥‥思えば、昔から変なところでまじめだったのがいけなかった。

小学校の時は学校にチョコレート持ってきちゃだめって言われて、律義に守って。

中学校の時は受験があるからって、遠慮しちゃって。

高校の時は校則で禁止されてるからって、涙を飲んで。

大学の時は親友が二股されたことに怒り狂って、清廉潔白真面目一筋な人しか受け付けなくて。

 

もっと遊べばよかったんだよ、もっと不真面目に生きればよかったんだよ!

 

今さら後悔しても、もう遅い…。

 

私は桃の香りのするお湯を、勢いよくびっしゃびっしゃと…叩きつけた。

…な、泣いてなんか、いないんだからね?!

 

 

 

 

 

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