※この作品はR-18です。

雨風奇譚   作:はたた

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バイトしよう:序

 快晴続きの青空から真っ直ぐに降り注いでくる日光を反射させ、海原と砂浜が眩しいほどに煌めいている。小柄なデデンネが見渡せば尚のことビーチが広大に感じられ、果てしないものに思われた。

 

 消波ブロックに囲まれた海水浴場などとは訳が違う目の前の壮観は、ここが世界有数の観光地であることを認めさせるのに十分すぎるくらいの説得力を持っていた。

 繫華街(カンタイシティ)直通という立地の利便性もあって大変な人出となっており、辺りは活気にあふれている。この人数を利用しない手はなく、オープンマーケットのテントがひしめいているのも当然といえた(短時間で多くを売りさばくことができるため、店舗を構えるよりも割がいいかもしれない)。人気店が繁盛して長蛇の列ができているのは当たり前として、それ以外にも、どのテントであれ一定数の客がついて賑やかだ。個性的な品揃えの店ばかりだから目移りするし、眺めているだけでも楽しい。デデンネたちも、つい先ほど、出店しているうちの一つで軽食を購入したばかりだった。

 

『このあとは、まりんすぽーつ とやらに興じる予定だったな』

 

 マラサダなる食べ物を頬張りながら主人に確認すると、首肯が返ってくる。「マンタインサーフにチャレンジしたくて」とのことだった。

 

「人間が背中に乗ってきても気にしない大らかな性格に加え、アローラで人気のポケモンだからこそ発展したスポーツでしょうね。他の地方じゃ体験できませんから」

『マンタインが人気なのか。…なるほど、だから…』

 

 ルチャブルがしきりに頷く。土産物でやたらと見かけることを不思議に思っていたらしい。主人からの補足によると、マンタインを描いたポスターや絵葉書はアローラの土産として定番のものだという。

 彼らの泳ぐ様は、ときに悠然、ときに優雅、ときに華麗。マンタインに魅せられてサーフィンを始める人間も多いらしい。波乗りの手段としてマンタインそのものに乗ってしまうという発想もなかなかにユニークだ。

 

『全体に扁平な奴らでござる。サーフボードに見立てれば、まあ、確かに乗れそうではあるが』

 

 この発言を受けて、ルチャブルが『平泳ぎに限れば、おまえも誰かを乗せられそうだな』と返したところ、ゲッコウガは意味深に目を細めて『拙者の乗り心地を知るのは御主ひとりで十分でござる*1』などとぬかした。『何を言いだすんだおまえは!』と焦るルチャブルには完全に同意するしかなく、むしろ同情を禁じえない。場をわきまえることなく低俗なことを口にしたゲッコウガには、案の定、戒めの鉄拳が待っていた。「唐突にセクハラすな」と主人から後頭部をはたかれている。

 相も変わらずうつけ者よの。

 一連の流れに呆れながらデデンネがふと海へ視線を向けたところ、沖のほうで驚くべきものを目撃する。

 

 背に乗せた人間を落とすことなく泳ぎ、加速し、まるで滝登りのように一気に波の壁をのりこえ、ついには空に向かって高々と飛び出していくマンタイン――翼に似た形状のヒレと相まって、鳥と見紛う姿だった。単に飛び上がるだけでなく、滞空している間に軽業師じみた回転を披露しながら徐々に滑空、そして着水。飛行タイプを複合していると聞けば然もありなんという具合である。

 

『あるじ殿、…あるじ殿…、あれがもしや…?』

 

 デデンネが恐る恐る指さすと、その方向を見遣った主人は「そうそう!アレですよ、アレ!」とすこぶる元気に応答した。

 

「マンタインサーフです!」

 

 アクロバットを覚えられるポケモンですからあのくらいの芸当は朝飯前ですよねえと言っている主人の隣で、デデンネは、さあという音を立てて自身の血の気が引くのを感じた。

 …デデンネは、それなりに泳げる。高い場所が苦手ということもない。野生で森暮らしだったときは木の上から飛び降りることなど日常茶飯事だったし、主人の一行に加わってからも高所にいる対戦相手を追って跳躍することはままあった*2。

 だが、あのマンタインサーフは常識外れではないのか。「サーフ(サーフィン)」と聞いてデデンネがイメージしたものとはまるきりかけ離れていた。

 マンタインサーフを体験したいというのだから、主人も、そしてきっとデデンネたちも、マンタインの背に乗ることになる。途中で振り落とされないような固定器具や命綱のようなものはあるだろうし、仮に落下しても身を守れるようライフジャケットを着用するはずだ。しかし、一般的に考えつく安全対策ではデデンネの気は休まらなかった。

 怖い。

 以上。

 デデンネはスリルを楽しさに変換できるようなポケモンではない。あのマンタインサーフにしてもそう、スポーツではなく常軌を逸した絶叫系アトラクションとしか思えなかった。

 

『……、…どうせおまえはパニック状態になった挙句に喚き散らしながら電撃を乱射するのがオチだ。浜辺で見物してろ』

 

 ゲッコウガにしては珍しく、(言い方に棘があるにせよ)まともな助け舟を出してきた。デデンネがまじまじとその顔を見つめると、ゲッコウガは鬱陶しそうに眉間にしわを寄せる。

 

『おまえはホラー映画でやらかした前科持ちだろうが*3。海中で放電する気か?勘弁してくれ*4*5』

 

 もっと言い方があるだろとゲッコウガをたしなめつつ、主人とルチャブルも「観光を楽しむことが目的なのだから無理する必要は全くない」と言い添え、デデンネを気遣ってくれた。

 何事も経験ではあるが、無理をしなければ成立しないというのなら、それは既に「楽しむ」範囲の埒外となる。確実に迷惑をかけることが予想されるなら自ら辞退するのが正解だ。逃げ道を用意してもらったのだから、素直に甘えておくことにしよう。

 

 

***

 

 

「さーて!張りきっていこうではありませんか!カッコイイ技もバシッときめたいし、コツなんかも聞きにいきましょう」

 

 マンタインサーフへと繰り出すメンズの背中を送り出したあと、彼らの雄姿を見届けるためにデデンネはヤシの木で陣取ることにした。高さのある木だが、ざらついた幹には出っ張りが多く、都合のいい足場となってくれる。おかげで登頂は容易かった。

 展望台と同じで、ここなら遠くまでよく見通せる。葉と葉の間に適当に腰を下ろして、一息ついた。

 

 

『お!かわい子ちゃんはっけーん!』

 

 

 …まさかナンパ?こんなところで?

 早くも孤独が解かれ、びくりと肩を揺らしてしまう。主人たちの出番がくるまではひとりおとなしく待つ予定だったので、誰かに話しかけられることは想定していなかった。

 急いで声の方へ視線を向けると、浮遊するポケモンが一体、デデンネを眺めていた。

 

『あ、ごめんね。驚かせちゃった。そうだよねえ、木の上だもの。鳥ポケモン以外で声をかけてくる奴がいるなんて思わないもんな』

 

 リージョンフォーム――…アローラ地方へ向かう船旅の途中、主人が説明してくれた。各地方の環境や文化に影響を受け、適応し、姿を変えたポケモンたちがいるのだと。出会い頭のコラッタもそうだった。そして、今、目の前にいる初対面のライチュウもデデンネの知る原種とは異なる姿をしている。

 明るい青を湛えた瞳。羽のような形状の愛らしい耳。手袋や靴下を身につけているかのような白い手足。何よりも目を引くのは、大きく発達した尻尾の先だ。アローラのライチュウはサイコパワーを操る能力を備えており、尻尾に乗って浮き上がることができる。その状態で移動するので「陸サーファー」の異名を持つと聞いていたが、その通りの有様で、ライチュウは懐っこい笑みを見せた。第一声こそくだけていたものの、下心は感じない。軟派な気持ちで話しかけてきたのではないのだろう。ライチュウは店名と思しきロゴが刺繍されたキャップを被り、おそらくは小銭などが入っているウエストポーチをつけ、更にはドリンクサーバーを背負っていた。仕事中なのだ。実際、『一杯いかが?』と尋ねられた。

 

『いただきたいところだが、所持金がない。この場に主人がいたら間違いなく買ってもらえたと思うんだが』

 

 デデンネは、自分の主人がマンタインサーフに挑戦するつもりでいることを素直に打ち明けた。

 

『せっかくなら特等席で観ようと思い、ここにいる』

『そうなんだ、…よかった。君には待ってる人がいるんだね』

 

 相手は飲み物が売れなかったことを全く気にしておらず、食い下がってくる様子もない。嗚呼、ポツンとひとりでいるところを気にかけてくれていたのか。それと理解したとき、デデンネの口元には自ずと微笑が浮かんだ。

 

『貴方も、さーふぃんが得意そうな体つきをしているな』

『ご覧の通りだよ。いい波を逃さず乗れるよう、海辺で練習する毎日さ』

『私も一般的なさーふぃんなら興味はあったんだが…』

『マンタインサーフは特殊だからね。あの動きについていく自信がない観光客は、サメハダーを選ぶことが多いよ。もっとも、あいつらの担当はサーフィンじゃなくて水上バイクなんだけどね。そっちはそっちで人気かな』

『おや、さすがは地元民。淀みない紹介だな』

『いつも見てるからね。僕もサーフィンは得意だけど本職にしてるわけじゃないから、海上で仕事してるポケモンには憧れてるんだ』

『…海から離れられない彼らとは違って、貴方の能力は陸上でもかなり便利なのでは?すいすいと人混みの合間を縫って商品を届けることができそうだ』

 

 それに、この警戒心を解くような朗らかな笑い方。きっと彼から飲み物を買う人間は多いだろう。

 

『まあね。移動の苦労はないかな。自分にとっての理想の職種…とはいえないけど、歩合制だから売った分だけ稼ぎになるし、やりがいはあるよ。アローラはどこでも陽射しが強いから、冷えた飲み物はよく捌(は)けるんだ。僕の担当はソフトドリンクだから安いけど、アルコールとは違って大人にも子どもにも売れるし、そのへんは薄利多売って感じ』

『…貴方の話す稼ぎとは金銭のことなのだろう?ポケモンの身で金を得てどうするんだ。使う当てもないだろうに』

『あれ、…君ってポケジョブ経験ないの?』

『…ぽけじょぶ…?』

『街では色んなアルバイトの募集が出されていて、中にはポケモンの協力を求める内容の仕事もあるんだ。適正や応募条件に応じて、トレーナーに登録してもらうんだよ。働きぶりが認められたらポケモンにも報酬があるし、僕の稼ぎはトレーナーに渡してる。僕が得たお金で、餌代とか病院(ポケセン)代とか少しでも賄えたらいいかなって。要は家計の手助けだよ。もちろん、これは僕の場合だから、ポケモンによって働いてる理由はまちまちだろうけど』

 

 人間と一緒に暮らすなら、先立つものがないとね。そう言いながら、ライチュウはキャップのひさしを少し持ち上げて額の汗を拭った。その仕草が会話の流れを緩やかに止め、ライチュウがこの場を離れる前振りであることを予感させた。

 

『ジュースじゃなくて油を売っちゃったな。そろそろ販売に戻るよ』

 

 それでいい。歩合制ならば猶更だ、時間を惜しむべきだった。デデンネが別れ際に手を振ると、ライチュウは『パイルジュースが飲みたくなったらいつでも声かけてね!』と爽やかに宣伝して、ひゅうと空を切り、ビーチで渦巻く喧噪の中へ舞い戻っていった。

 

 偶然の出会いによってもたらされたのは、物思い。再びひとりになったデデンネは、ライチュウに『ポケモンの身で金を得てどうするんだ』と言い放ったことを反省した。

 ポケモン固有の能力を提供し、社会貢献を果たす。この行為が無償でいいはずがないのに、非常識な発言をしてしまった。

 私自身、働いたことがないから世間知らずなんだな。デデンネは結論付ける。

 野生暮らしを止め、主人についていくことを決断し、人の世に交わることになった当初――ポケモンは常にモンスターボールの中にいなければいけないのだと考えていた。怪物(けもの)だからだ。それが獣(モンスター)と付き合う上での安全管理だと思った。

 しかし、現実は違った。街に入っても、デデンネはボールの外に出されたままだった。同時に、街の至るところで自由に闊歩するポケモンたちの様子を目の当たりにして、衝撃を受けた。彼らは平然と人間社会に溶け込み、共存している。仕事をしている。ポケモンセンターで出会ったラッキーやタブンネ、公共交通機関(ゴーゴーシャトル)としてミアレシティを駆けまわっていたゴーゴート、パティシエと共に菓子作りに勤しんでいたペロリーム、雪の降りしきる17番道路を力強く越えてくれたマンムー…、枚挙にいとまがない。例えば市場に出回るミルタンクのミルク、トロピウスの果物、チュリネの茶葉など、人間の暮らしを支えるポケモンの生成物も無限といっていいほどに存在している。それら労働力も、生成物も、安売りしていいものではない。見合った対価があるのは当たり前のことだった。そこにすぐ思い至らないのは、どこかで、「獣は人のために尽くして当然」という傲慢があったためだろう。そして、その価値観は、デデンネがかつて人(・)間(・)で(・)あ(・)っ(・)た(・)と(・)き(・)の(・)記(・)憶(・)に由来している。

 貴族の娘であった頃、決して怠惰だったわけではない。修めるべき学芸のために時間と労力のほとんどを費やしていた。神経をすり減らして政(まつりごと)にも携わってきた。一方で、その身分ゆえに身を粉にして働くという経験がなく、無論、市井の者に交じったこともない。侍人に身の回りの世話をされることが多く、かしずかれて当然の生活を送っていた。特権階級だからこそ享受できる贅沢を存分に味わってきたのである。

 ポケモンとして生を受けた今世、相変わらずデデンネには労働経験がない。まずはバトルで勝つための身体作りが優先され、ゲッコウガやルチャブルと共に鍛錬に明け暮れる日々だった。

 一応と断っておくが、労働以外の手段で金を稼いだことならある。ポケモンバトルで勝利した際に獲得できる賞金などはいい例だろう。また、つい数日前に赴いたアローラのポケリゾートでも思いがけない収入があった。洞窟探検の最中に発見した鉱物が高値で売れたので、路銀の足しになったはず。だが、挙げた事例はいずれも「身内だけで完結する利益」だ。主人の懐事情をよくすることはできても、自分の能力が社会に還元されたわけではない。その点、あのライチュウは立派だった。己の身一つで社会の役に立ち、真っ当な手段で金を稼ぎ、自分の食い扶持を家に入れている。なんと逞しいのだろう。

 

 

 戦い以外で、自分の生まれ持った力を活かしてみたい。

 

 

 漠然としながらも考えをまとめることができた、ちょうどそのとき――『 コウガくん!ルチャさん!いくぜ伝説の大技ァッ!オーバーザギャラドスゥゥゥウウ!!!! 』…ウウウ…ゥゥゥ…、…語尾が木霊すほどの大声が鼓膜をつんざく。実際に技名を口に出しているところなど、まさに少年漫画の熱血主人公さながらだった。

 坐禅を組んでいたらロックバンドが乗り込んできたような、…そんな突発的なイレギュラーに少々興ざめな気がしないでもなかったが、はて何事だろう。人語ではなくポケモンの鳴き声になっているが、あの馴染んだ喋り方は主人のものだ。どうしたことかと辺りを探ると、ひときわ目立つマンタインの特大ジャンプが視界に入った。そして、くるくる、くるくると……マンタインサーフに詳しくなくても一目で難易度が桁違いだと分かる技の数々が連発される。卓越した技術がないと到底不可能であろう超絶技巧の回転だ。見ているだけで目が回りそうだが、しかし、一瞬たりとも目を離せない奇跡のような動きが繰り広げられている。その高さ、空中演技、着水までの過程には微塵の隙もなく、一つ一つの動作が完璧に遂行されていく。仮に世界大会が開催されたなら文句なしに金メダルを獲得するだろう。浜の方でも主人(マンタイン)が披露する技に魅了され、人間たちが歓声をあげていた。

 

 玉に瑕として唯一挙げさせてもらうなら、技が発動している間ずっと『『 あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!! 』』という筆舌に尽くしがたい絶叫が響き渡っていたことか。断末魔じみているので判別しづらいものの、おそらくゲッコウガとルチャブルの叫び声だろう。せっかくの美声が台無しになっているが、無理もないか。心躍るは観衆ばかり、サーフ当事者にとっては洗濯機の中に放り込まれたような心地なのではないだろうかと想像する。

 

 主人の「マンタインサーフにチャレンジしたい」「カッコイイ技をきめたい」「コツを聞きにいこう」という発言の意味がようやく理解でき、『あー…、…そういうことか…』と呟くデデンネ。辞退しておいて本当によかった、と心の底から安堵の溜息をつくのだった。

*1:
騎乗位

*2:
例:100話参照

*3:
92話参照

*4:
海水は電気を通しやすい

*5:
マンタインは水/飛なので電4倍




【 追記 】

① アローラでお土産を買うならライドウェアのヘルメットがいいですね。デザインがまんまルチャブルなので。


② 作中に登場したライチュウ(アローラの姿)は体よりも大きいドリンクサーバーを背負っており、これは中身が液体ということもあってかなり重いのですが、サイコパワーで浮かせて負担を軽減しています。
 ポケモンなので、お金の受け渡しは割と「何となく」でやっています。正確な計算ができるわけではないため、できれば客には釣銭が出ないようにしてほしいところなのですが、「客がちょろまかそうとしていないか」という悪意の有無については超能力を駆使して確認できています。「釣銭の過不足はないか」ということに関しても、 もし誤りがあれば客側の気持ちが揺らぐので、その機微を超能力で察しすぐに修正します。今のところ大きなトラブルは起こっていません。


③ 本文中で言及しているポケリゾートに関して
  ゲームでの扱いはあくまで「ポケモンのための無人島開発」です。しかし、この二次創作は捏造も拡大解釈も何でもありのクソの煮凝りですので、「ポケリゾート=ポケモンのためのリゾート地(既に開発済み)。地元民だけでなく観光客からも人気のエリア」という位置付けで書きました。
【 参考までに/ポケリゾート各エリア説明 】
1.のびのびリゾート:ポケマメの採集
2.すくすくリゾート:きのみの栽培、収穫
3.どきどきリゾート:洞窟探検
4.わいわいリゾート:アスレチックでポケモン育成(≒育て屋)
5.ぽかぽかリゾート:温泉(温泉に入れておく時間の長短でなつき度が変化。タマゴの孵化にも利用可能)


④ 本文中で言及しているポケジョブに関して
 ポケジョブというシステムは剣盾(第八世代)で導入されたものですが、ポケモンが人間と共生し且つ働いている描写は以前からありましたので引用した次第です。


⑤ バイトについて
 現実世界で言えば、海外の旅行先でバイトするのは難しいです。新しい働き方として注目されているワーケーションは、あくまで旅行しながらのリモートワークであり、「海外旅行先の国内の個人や企業のために働くことはできない」のが普通です。そうしないと、当該国の雇用等が減ることになりますからね。
 デデンネは安易に「バイトしたい!」と思っていますが、本来は就労ビザを申請しないといけないんじゃないかなーとか。色々考えたのですけれども、ポケモン世界にはポケモン世界なりのビザがあるかもしれません。各地方ごとの独自基準で設定されているとか。
 あるいは、一部例外を除き、ポケモン世界では基本的に「国」ではなく「地方」と呼称されるので、短期間のバイトに限り、収入の上限やシフトの回数制限を設けたうえで「定住者でなくとも日銭程度なら稼いでいいよ」ということになっている可能性も…。
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