「ルチャブル…、…わあ、鳥だけど飛行タイプだけじゃないんだ。あんなに可愛いのに格闘タイプもくっついてるの?かっこいいなあ…。おとなになったら、身体の大きさは…、……、幼稚園児くらい…? じゃあ、狭い部屋でも何とか一緒に暮らせそう…。…そっか…静かな環境が好きなんだね。生活音にも気をつけなきゃ。鳴き声…は、特に注意書きはなし。声が大きいとかでご近所に迷惑かけたり…は、心配ないかな…」
ぶつぶつと独り言を呟きながら、ユキは買ったばかりの専門書をめくる。出会うまではルチャブルというポケモンを見たことも聞いたこともなかったユキであるが、一般にはそう珍しい種族でもないらしく、書店を訪ねたらあっさりと育て方に関する本を入手できた。知識も前準備もないまま迎え入れ、後からあたふたと調べだすというのは、生き物を養うにあたり褒められた順序ではない。もちろん、その辺りのことはポケモンセンターの職員からもやんわりとたしなめられており、ユキは感情に任せた見切り発車を反省したわけだが、注意が済めば彼らは大変親切に接してくれた上、ポケモンと暮らす際に必要となる様々な手続きについても教えてくれた。
現在、時計は22時を回ったところだ。一旦本を置いて、ホットミルクの入ったマグカップに口をつけつつ
世の中には、外見の違いによってはっきりと雌雄の区別がつくポケモンもいるらしいのだが、ルチャブルにはそうした性的な特徴がないため傍目からでは分からず、検査をしないと性別を判定できないという。ポケモンセンターで簡易な健診を受けた際に、イチゴは雄だと分かった。手元の本には、性別に沿った世話の仕方や注意事項も記されている。ルチャブルは気性の荒いポケモンではないものの、雄は雌に比べて闘争心が強い傾向にあり、体格も大きくなりやすいと書いてあった。格闘タイプは名の通りに体を鍛えることを好むと聞いたことがあるし、成長すればイチゴにもやがて闘争心が出てきて、他者と競いながら実力を磨くことを望むようになるのだろう。それに、イチゴが持つ鮮やかな色彩の数々を見知った上で専門書を読めば、目立ちたがり屋という記述にも納得がいく。自分に注目してくれと言わんばかりの姿であるし、美しい翼を翻しながら技を華麗にきめることにこだわりがあるというのも尤もだ。
いずれ、戦ったり魅せたりすることを好むようになる。そういう種族であることを、念頭に置いておく必要がある。今は体の基礎を作る大事な時期なので、栄養やカロリーに配慮しながらしっかりと食事をとらせることを優先しよう。育つにつれて性格もはっきりして、彼自身の得意なことが判明していくはずだ。好きなことをさせてあげられるよう、保護者として稼いでゆかねば。ふんす!と気合いを入れるユキである。
ポケモンは個々の家庭のみならず社会的にも身近な生き物であり、ユキ本人もポケモンと接する機会は何度となくあった。だが、可愛いとは思っても一緒に暮らしたいと取り立てて望んだことはない。仮にポケモンを個人で養うにせよ、ユキの日頃の生活を考えるなら、パン屋という職業と相性のいい種族がよかったはずだ。酵母の力で助けてくれるパピモッチ、製菓の分野でもよく挙がるマホイップやペロリーム…。だが、そうした
居心地よく過ごしていくために、もっともっとお互いのことを伝えあっていこう。これからもイチゴちゃんのことを勉強していかなきゃ。ユキは欠伸を噛みころしつつ本を棚にしまい、明日に備えてベッドにもぐりこむ。
「おやすみなさい、イチゴちゃん」
照明を落とす。暗く静かになった部屋の中で、イチゴの寝息が聞こえてくる。この部屋に住まう小さな存在を想うと、温かな気持ちになった。
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「ごめん、起こしちゃったね」
女が、なだめるように頭を撫でてくる。
ごそごそと物音がしたから何かと思って起き上がれば、既に女は身支度を済ませていた。辺りはまだ薄暗い。夜明け前である。
「私、パン屋をやってるから朝は早いんだ。まだ眠かったら、寝てていいから」
木の実とお水を置いておくね。営業中でもイチゴちゃんの様子を見にくるつもりだけど、寂しくなったら一階にくるんだよ。優しく言い聞かせたあと、女は階段を下りていった。あっという間に部屋にひとり残されて、イチゴは唖然とする。マジかよあの女…と、早くも頭を抱えたい気分だった。自由に振舞うことが許されているのはありがたいが、本来なら右も左も分かったもんじゃないヒナを何の拘束もなしに放っておくなんて浅慮極まりない。ちびっ子だろうがモンスターなのだ、部屋がハチャメチャに破壊されても文句は言えないというのに。まったく、相手がイチゴ(見た目は子ども頭脳は大人)であるがゆえにあの女は難を逃れている。
心配ならモンスターボールに入れて携帯しておけばいい。だが、どうもその発想自体があの女の中にない。昨夜、(
…だからといって、この身を鍛えないという選択肢はないしな…。
イチゴは鏡の前に立ち、全身を確かめた。あどけなく、愛くるしい、既にして完成された美しい姿が変わらずそこにあった。――途端、胸を過る哀切。ルチャブルと愛し合うことが叶わないことへの悲しみは、きっと、死ぬまで心の片隅に巣食い続けることだろう。だが、沈んでばかりもいられない。ルチャブルは鍛錬を好んでいた。しなやかで逞しい肉体を、イチゴもまた目指さねばならない。そもそも、使い勝手の全く違う肉体に順応していく必要もある。とりあえず、イチゴは用意された朝食を口にして、簡単な筋トレから始めてみることにした。入念にストレッチを行い、誤ったフォームにならぬよう頻繁に鏡で確認しながら、器具を使わない身ひとつで出来るトレーニングを思いつくまま試していく。…便宜上トレーニングと称したが、名ばかりの内容だ。現段階では骨も筋肉も弱い肉体なので過剰な負荷をかけるわけにはいかず、動きの確認という程度に留めておいた。今はまだこれでいい。どんなに望もうが、肉体は急激には成長しない。ルチャブルは進化をしないポケモンなので、尚更だ。少しずつ時間をかけ、丁寧に、この身体について知っていこう。イチゴ自身がルチャブルとしての身体の動かし方を理解し、馴染んでいかねばならない。
共に鍛錬をしてきた前世の記憶があるため、ルチャブル用のトレーニングメニューは頭に入っている。なすべきことを一つ一つこなして、計画的に、段階的に、肉体改造に励めばいい。時間なら、たっぷりとあるのだから。
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苺の香りを含んでいた春風はとうの昔に過ぎ去り、今の時期は風の中に焼き栗の匂いを嗅ぎつけることもしばしばだ。イチゴとの生活は、早いものでもう半年になろうとしている。
この色彩豊かな小鳥を迎えて以降の日々を改めて顧みたとき、まず、一欠けらの苦い思いもなかったことに驚くのである。あれ?私って赤ちゃんと一緒にいるんだよね?とか、ポケモンのお世話に関しては初心者も初心者なんだけどな…とか、首をひねるばかりだ。どこを見ても幸せな思い出しかない順調な暮らしぶり…もはや奇跡といっていいかもしれない。
イチゴちゃん、すごく賢いもの。
ユキの結論はこれに尽きている。
人間の言葉が喋れないというだけで、理解力は人間並みなのではないかと思ってしまうことが多々ある。まだ一歳にも満たないポケモンなのに。
ユキの指示がすんなり通るし、一度教えたことはすぐに覚えてしまう。皿やコップをテーブルに並べて食事の支度を手伝い、食べ終わったあとの食器をシンクに運ぶ後片付けもお手の物。手すりを使わずとも、てちんてちんと階段を一段ずつ上り下りできるし、一階にやってきて軽々と小麦粉の袋を持ち上げてみせたイチゴを目の当たりにした際はあんぐりと口を開けてしまった。イチゴの倍はある大きさと重さの袋だったのに、まるでぬいぐるみか何かを抱き上げているみたいだった(それからというもの、イチゴは率先して荷物運びを手伝ってくれている)。いつだったかホームセンターに行ったときには、箒をあまりに熱心に眺めているので、気に入ったのだろうかと小さなものを一つ買い与えてみたところ、翌日からイチゴは店先の掃除を始めた。日頃から部屋を掃除するユキを見て覚えたのか、見よう見まねでイチゴが手を動かしているので、その健気さにユキは涙ぐむばかり。
遊びたい盛り甘えたい盛りであるはずの幼いポケモンに対して「勤勉」と評価するのはどうかとも思うのだが、万事につけて働き者のイチゴは、店にくる客とも早々に顔見知りになって「ちゃぶ!」と元気に出迎える。彼なりに「いらっしゃいませ」と言っているつもりなのかもしれない。無垢で明るい笑顔やパンの入った紙袋を背伸びしながら客に渡す姿が可愛いと評判で、イチゴは瞬く間に人気者になっていった。集客効果、あまりにも抜群なのである。
「ユキが自らみなしごルチャブルを引き取って育てている」という話も、ユキ本人の与り知らぬところで広まっていたらしく(どうやら農園主のイタドリが積極的に触れ回っていたようだ)、褒められることもあるのだが、ユキとしては恐縮であるし、美談で終わらせるつもりはなかった。イチゴをだしにして承認欲求を満たすようなことはしたくない。あくまでも保護者として、イチゴを養育する責任を果たしていきたいと思っている。
ユキが、イチゴを人の世につれてきた。だから、ルチャブルというポケモンが野生ではどのように生きていくのか、なるべくその生態に沿って育てていくことが望ましい。本来ならば親が子に教えること――それと同じようには出来ないが、人間ならではのアプローチを試みている。格闘タイプのポケモンのために開発されたダンベルやプロテインを用意してみたり、そうした器具の購入だけでなく、動画配信サイトもフル活用している。ひとたび検索すれば、ルチャブルに関連する動画はごまんとヒットした。例えば、ポケモンレスラー。リングを翔けて鬼気迫る試合を展開する姿を見れば、息を呑む。例えば、ダンサー。美しい羽を引き立てる華やかな衣装を身につけ、スポットライトを総身に浴びながらコンテストの舞台に立つ姿を見れば、その煌びやかさに圧倒される。…いつか、イチゴちゃんも、こんなふうになるの?想像するだけで、今からドキドキしてくる。
ユキだけではイチゴを鍛えるための専門知識も技術も追いつかないので、分かりやすく編集された数々の動画には大いに助けられることになった。筋トレを指導する動画や、ポケモンリーグでの名勝負をまとめたバトル動画(他地方のチャンピオンやジムリーダーのパーティにルチャブルがいるのだ!)、野生のポケモンをテーマにしたドキュメンタリーも日常的にイチゴに見せ、対するイチゴ自身も食い入るようにそれらを注視し、吸収し、実践しようと奮闘している。
もしかしてうちの子って天才…?
ポケモンと生活を共にしている人間なら誰しもが一度は考える親バカ丸出しの感想を、ご多分に漏れず、ユキも胸中に思い浮かべる。本能的に強さを追求していることは、幼くも筋トレに励む日頃の様子を見ていれば察しがつくし、頻繁に鏡を見る仕草は、生まれ持った美しさを自認している証ではないだろうか。イチゴは一日のうちに何度も鏡の前に立って、様々なポーズを取り、自分の姿を見つめてうっとりとする。まるで、身体の仕上がりを確認するボディビルダーのよう。なんてキュートなナルシストなのかしら。
何事にも真摯に取り組み、それだけでなく自分の美しさを理解したうえで他者に愛想よく接することができるイチゴ。彼の能力の高さを知るたびに、ユキは、この子はきっとファイターとしてもパフォーマーとしても大成すると、そんな気がしてならないのであった。戦う道を選ぶにせよ表現の道を選ぶにせよ、それらはルチャブルという種族の、その特性の、面目躍如となるだろう。
だからこそ――…どんな将来を望むのか、確かめてみなくてはと思う今日この頃だ。まだほんの子どもなのに、高度な問いかけだろうか。難しい選択だろうか。だが、イチゴならば答えを出せるはずだと、目標が定まれば今のうちから将来に備えて行動していけるはずだと、…保護者としての欲目もあって、つい、過剰な期待を寄せてしまうのだった。
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出会った翌日に女がパン屋であることを聞いて以降、イチゴは考えていた。会社勤めでなく、自営業。職場は一階、住居とは階段で繋がっている。さて、…ルチャブルだったらどうするだろう。
かったりィ~…と思いながらも、イチゴの結論は既に出ていた。「手伝う」の一択である。
パンを焼いて売るだけだなんて単純な仕事でないことくらい分かっている。力仕事も多いはずだ。店の仕事に関われば自ずと身体が鍛えられるだろうし、客と一緒に出入りしてくるポケモンたちから何かしら情報を仕入れることもできよう。それに、ルチャブルは――己の推しは、愛されてなんぼの存在だ。他ならぬ
…ならば、この女はパン屋にのみ集中させた方がいいんだろうな。
人知れず嘆息するイチゴの胸中を知ってか知らずか、ある日、女は尋ねてきた。「イチゴちゃんは、大きくなったら、何をしたい?」と。
「イチゴちゃんの将来、一緒に考えていきたいんだ。コンテストに参加したいなら全力でサポートするし、体を鍛えたいなら格闘タイプに特化したトレーニングジムを探そう。イチゴちゃんはどうしたい?教えてほしいな」
女の左手には可愛らしいリボンが、右手にはイチゴが愛用しているダンベルが握られている。
「パフォーマーになりたいなら左手、ファイターになりたいなら右手に触ってね。選ばなかった方を諦めるってことじゃなくて、ただ、イチゴちゃんがより強く希望する方を優先的に考えていこうかなって…」
――ルチャブルは、何を望むだろう。
これまでに様々な世界線で様々なルチャブルと愛し合ってきたが、彼らはいずれも好戦的であり、個としての強さを磨く傾向にあった。しかし少なからず例外もあり、格闘よりも舞踊の道に注力してアーティスティックな生き方を志していた個体もいた。女が提示した選択肢のどちらを選んでも、ルチャブルなら様になるだろうと思う。イチゴとしてはポケモンバトルに明け暮れたいのが本音なのだが、コンテストでグランプリを勝ち取ってルチャブルの美しさを世に知らしめるという道も捨てがたくはある。
選ぶこと自体はさほど難しくはない。だが、いずれにせよ選んだからには手を抜く気はないし、だからこそ「選ばせたならおまえも腹を括れよ」と女に念を押しておきたい。
店で顔見知りになったポケモンたちは、いずれも一を訊いたら十返してくれる(こちらの見かけが幼いことに油断して何でもベラベラと喋ってくれる)お節介ばかりで、彼らによれば、ここはパルデア内の僻地「ピケタウン」だという。イチゴ自身、パルデアはいつぞやの前世でちょろっと旅行したことがあるだけ、もちろんピケタウンについては何も知らなかった。地元のポケモンたちでさえ『余所の人間やポケモンは、大抵「ピケタウン?どこだよ」って感じだからね。パルデアでも知名度ゼロだよ』と話す。ならば、情報、物流、金銭、人材、設備と、あらゆる面において都市部に太刀打ちできるはずがなく、当然、より専門的で高度なトレーニングを受けられる施設など望むべくもない(実に舌打ちものである)。鍛錬が効率よく捗るような環境にないわけだ。だったら、女にはイチゴのためにピケタウンを出るくらいの覚悟をしてほしい。それに、本格的に取りかかって上を目指すとなれば金が要る。大した貯えもない女の資金力など全くあてにできないので、借金でもクラウドファンディングでも何でも利用して金をかき集めるくらいの気概がないと困る。おまえはそこまで考えてるのかと問いたい。問い詰めたい。小一時間問い詰めたい。
イチゴには分かっている。この女は既にパン職人という天職に就いており、且つ、トレーナーを兼業できるような器用さはない(…まあ、他の街にはジムリーダーとパティシエの二足の草鞋を履いている人間もいるらしいが、それは単にそいつが化け物なのであって)。
結論は振り出しに戻る。この女はパン屋にのみ集中させた方がいい。
ポケモンへの接し方は今なお試行錯誤、バトルのバの字もコンテストのコの字も知らない女が、一生懸命に「ルチャブル」というポケモンの生態を学んで養育しようとしている。その点に関しては、イチゴなりに理解はしている。そして、「それで十分だ」と受け入れるのがルチャブルなのだということも身に染みている。大体、ルチャブルは他者に犠牲を強いることを厭う。自分から相手に寄り添っていく。そういう
だから、ここで腹を括るのはイチゴの方だった。
心身を鍛えることは、これからも勝手にやっていく。もっと成長すれば、いずれは遠くに見えている荒野や岩石地帯、森林に赴いて身体を動かす機会も巡ってくるはず。野生のポケモンたちと手合わせできる日がやってくるはず。それでいい。パン屋のポケモンとして生きていく――…それが、きっと、今世におけるルチャブルの在り方なのだ。
そうと決まれば、イチゴは、ダンベルもリボンも選ばなかった。代わりに椅子の背もたれにかかっていたエプロンを引っ張り、女に向かって差し出した。女がパン屋でいつも身につけているエプロンだ。分かりやすく意思表示をしてやったというのに、女はぽかんと口を開け、間抜け面をさらしている。
うんともすんとも言わないので次第にじれったくなり、イチゴが苛立ち始めた頃になってようやく、女は震える息を吐きだした。その目は潤み、目元や鼻の先が赤らんでいる。
「あの……、…え…?…イチゴちゃん、…イチゴちゃんは、パン屋をやりたいの…?そういうこと…?」
そうだッつってんだよ!
うんざりした気持ちが表に出ないよう押しとどめながら、イチゴはこくんと一つ頷きを返す。
「いっ、…いちごちゃ、…いぃごちゃぁぁ…!!!」
泣き崩れていく女のおたふく面。そして、「だいすきだよぉ!」とイチゴをくるむ力いっぱいの抱擁。
女の腕の中でなら自分の顔を見られずに済むのをいいことに、イチゴは思いきり「うへぇ…」と言わんばかりに口元を歪め、眉間に皺を寄せた。頭のめでたい女はイチゴの反応に気付かぬまま「ふたりで一緒にピケタウンで一番のパン屋になっていこうねえ!」などと言っている。なんという茶番だ。女の情が濃いあまりにむせてしまいそうだ。だが、こんなとき、ルチャブルは相手を撥ね退けたりなんかしない。だからイチゴも、おとなしく、女の気が済むまでなされるがままになっていた。