弟子の勇者君に求婚されたTS転生者のスカサハ師匠 作:レシプロ至上主義者
祝! 勇者パーティー全員書ききった!
異世界マングーラ。剣と魔法があって魔王と勇者がいる王道テンプレファンタジー世界。
数年前、魔物の襲撃によって壊滅した村の生き残りの少年が旅人に導かれ勇者となり、ついに長きにわたる激闘の末、魔王を倒し世界に平穏をもたらした。
これはその勇者の仲間であった1人の騎乗者の後日譚――
大陸の北端に位置する村、キャロル。量の大小はあれ、1年のほとんどを雪と共に過ごすこの村は基本自給自足で暮らしている。
「ふむ……懐かしい。あのときとまったく変わらんな、ここは」
目を細めてつぶやくのは元勇者パーティーの斥候兼運び屋、ドブルイニャ・ニキチッチ。
彼女がこんな辺鄙な村を訪れた理由は単純で、魔王討伐を達成したいま旅を振り返ろうと思い立ったからで、かつて彼女たち勇者パーティーはとある事情でこの村に滞在していた。
そのときは村の食糧庫を荒らす大白熊を退治し、村人から感謝され皆で熊料理に舌鼓を打ったことを思い出し、ほほ笑む。
「巴が熊の頭を砕いたせいで、頭料理は食えずじまいだったな。飛行型に乗って探せば熊の1頭2頭すぐ見つかるだろうし……食べられそうなら、食べてみようかしら」
彼女の職業にして技能、騎乗者。
ドラゴン、グリフォンなどのファンタジー生物を技術と特殊な器具を用いて乗りこなし、人類社会に貢献する彼らは騎乗者と呼ばれ、特に高位の騎獣の背に乗れる者はハイ・ライダーと呼ばれ、尊敬され、畏怖されている。
ちなみにマングーラに車や列車はない。多くの転生者たちが再現しようと努力してきたが、製造と運用にかかるコストの問題を解決できずにいる。
「……吹雪いてきたな。今夜の宿を探すか」
天候の悪化を察知したドブルイニャは駆け足で家々を回る。
村の恩人を一泊めてくれる家は、一軒ぐらいはあるだろうと、希望的願望を抱いて。
結論からいえばあるにはあった。ただ予想外が重なった。
間の悪いことに飢えるほどではないがキャロル村周辺で確保できる食料が少なくなっていたこと、まもなく訪れる大寒波に備えて食料を溜め込む季節だったために、余計な食い扶持を抱え込める家が一軒しかなかったこと。
「無理を言ってしまったようだな。すまない、この礼は食料の調達で返す」
「いえいえ、我が家は僕一人しかいませんし、ニキチッチさまお一人だけでしたら問題ない程度には食料がありますから」
とどめはその家には男一人(20代、独身)しかいなかったことだ。
宿泊先に男性がいることは考慮していた、だが性欲真っ盛りの若者一人の家は想定していなかった。
村人に襲われても返り討ちにすることくらいわけないが、寝ているときも心休まらないというのはいただけない。
「世話になる」
だが他に宿がない。主人であるトックルも純朴そうな――正直、ヘタレ童貞っぽい感じだったのもあってか、直感が警鐘を鳴らさなかったこともあり、好意に甘えることにした。
なにより、ろくな準備もないまま吹雪の中を突っ切りたくはない。
当初の不安を覆すように、ドブルイニャの居候生活は穏やかだった。
家事はトックルが主でドブルイニャが補助。夕食後にはドブルイニャが冒険譚を語り、トックルがそれに目を輝かせる。
日常に変調が起きたのは、居候生活5日目だった。
「失礼します…………あっ」
「あ」
ノックをしたつもりで開けたドアの先には露出の多い戦闘装束に着替えたドブルイニャ。眩しすぎる乙女の柔肌を見たトックルの股間が見事なテントを張ってしまう。
女のほうも居候という立場と、これが事故だと理解しているがゆえに、暴力や罵声を浴びせるのは憚られた。元は男だった身として、トックルの生理現象が不可抗力だということを痛いほど理解できることもある。
「……さ、触るのは許さないが、見るだけならいいぞ?」
「え?」
「ほら」
谷間だけでなく、優美なラインが半分見えてしまっている面積の少ない布地をほんの少しだけずらす。
白い肌からうっすらとピンク色に変色している部分までで止まったそれは、見えそうで見えない突起を想像させてトックルを興奮させる。
ズボンを膝まで下ろし、シコシコと肉棒を上下に擦るといつもの自慰よりも刺激が強い気がした。
「うっ!」
5ズリほどしたところで我慢できずに射精する。空中へ飛び出したそれは、見事な放射線を描きながら、ドブルイニャの足元へ落下した。
「お、おおう……。出したか、じゃあオレはもう寝るぞ? じゃあな」
早口に言い終えるとドブルイニャは自身の寝室からトックルを追い出し、つい出来心でやった行為をベッドの中で後悔した。
一方、トックルはドブルイニャの柔肌、足元にまで飛び散った精液の跡が頭から離れず、眠れない夜を過ごした。
それからドブルイニャとトックルの奇妙な夜の事情が始まった。
「こっちの装束のほうがいいのか?」
「は、はい。そのまま、足を開いて……」
「……そして、こうか?」
「…………っ!」
昨夜とは違う、胸元の布面積が増した代わりに、下半身の露出度が増えたドブルイニャの戦装束。
足を大きく開いた状態で、秘裂を指でくぱぁと開く。リボン程度の幅しかない布地からはみ出しそうな柔肉と布越しに見える牝穴、その入り口を凝視しながらトックルは一心不乱に肉棒を擦る。
「あ………………」
肉棒が激しく震えながら精液を吐き出す。昨日はドブルイニャに届くことなく床に落ちたが、今回は彼女の股間にまでかかる。
「…………」
ドブルイニャはくつくつ笑いながら、熱っぽい視線で見つめる。その顔は誇り高き騎乗者のものではなく、オスを手玉に取って悦を感じる意地の悪いメスのそれ。
「………………」
その表情を見て萎えかけていたトックルの肉棒は僅かに硬さを取り戻す。
2、3日続いて来ることもあれば、5日経ってから来ることもある不定期な2人の時間は、新しい日常となっていった。
もうまもなく吹雪がやむ。
ここ最近の空模様からそれを察知したドブルイニャは鼻歌を歌いながら荷造りをしていた。
――やっと外に出れる。当初の目的である熊料理にありつける。でもトックルをからかえなくなるのは少し残念だ。
やや最低な思考をしながらトックルに吹雪がやみ次第出ていくこと、食と住の提供への感謝を述べて迎えた夜。部屋に訪れた彼を何も言わずに迎え入れる。
「ドブルイニャさん」
「なんだ? 今日もいつものやつだ……っ!?」
トックルが取り出したペニス。ここでの生活ですっかり見慣れたそれが、異様な姿でドブルイニャの前に現れる。
紫色の文様が浮き出た、禍々しい雰囲気を漂わせる姿。それを目にしたドブルイニャは、ペニスに視線を向けたまま凍り付いたように動かなくなる。
「ああ。やっぱり“これ”ダメなんですね」
「にゃっ!? なにを言って……」
“これ”とはトックルの用意したドブルイニャに対抗するための武器――キャロルなど一部の集落に伝わる精力剤によるマジカルチンポ化。
マジカルチンポ化とはいうが、勇者のモノと比較して大幅に能力は落ちているし、時間も一晩限り。使用するにも1週間以上前から一定回数の射精が求められるなど制約も多い。
余談だが材料はかつて勇者たちによって討伐された大白熊の睾丸。つまりドブルイニャからしてみれば、かつての仲間たちとの冒険の成果が最悪の形で返ってきたことになる。
まさかのマジカルチンポ登場に対し、ドブルイニャは赤面したまま、無意識のうちに猫耳としっぽをピクピク震わせる。
それを見たトックルは己の予想が正しかったことを確信する。
即ち――ドブルイニャ・ニキチッチはマジカルチンポへの耐性がない。
「ドブルイニャさんって、騎乗者なんですよね? でしたら……」
ベッドの上で横になるトックル。ドブルイニャの理性を溶かし、本能を刺激して止まない男根は雄々しく屹立している。
「僕に乗ってみませんか?」
男に乗る。
それはつまりドブルイニャの意思で、自身の女性器をトックルの男性器に接合させる。
「はっ……はっ……」
どこからか入ってくる、浅ましい犬のような息遣い。
「はっ、はっ、はあっ……!」
それが自分の発したものだと理解したときには、トックルの上に乗り、彼の肉棒に秘所を擦りつけていた。
最後の砦である布をずらし、男を内に受け入れる準備が整う。
「あっ…………」
ずりゅんっと、腰を落とした瞬間、呆気なく根元まで入ってしまった。
「お、おおう…………♡ 痛く、ないな♡ 初めては痛いと聞いていたんだが♡」
「ドブルイニャさん、経験なかったんですか?」
ドブルイニャに異性経験がなかったことに、トックルは驚く。
これほどの美人が男たちに声をかけられないなど有りえず、その中の1人くらい相手にしたと考えてもおかしくない。
「ないっ♡ そんなの、考えたこともなかったから……♡」
中身が男だと言えるわけもなく、誤魔化すしかないドブルイニャ。
まさかの幸運に体が固まってしまったトックル。ジンジンと股に感じる熱に中てられたのか、ドブルイニャはもじもじと、微妙に腰を動かして抽送をねだる。
「あっと……いけない、今動きますね」
「へ? ……あああっ!?♡♡」
下から突き上げられるたびに、稲妻のような快楽が全身に走り、涎を垂らしながら歓待するように膣を締める。
その淫猥な姿と女陰の締め付けに我慢ができなくなったのかトックルは、ぶるんっと跳ねる眼前の巨乳を掴みながら腰を振りはじめた。
「ひぃん!?♡ やめっ♡ ちちっ、乳を揉むなぁ♡」
イヤイヤと身をよじるが、それによって膣内のペニスが敏感な箇所に当たってしまい、乳房を揉まれるよりも強い快楽を感じてしまう。
快楽に反応した膣の脈動に、トックルは限界を迎えた。
「うっ……あっ……でる!」
バシャバシャと精液がドブルイニャの子宮にぶつけられる。
劣化しているとはいえマジカルチンポから放出された精液はドブルイニャに更なる快楽と多幸感を与え、それが最後の一押しとなって彼女を絶頂へ至らせた。
「ああ、ああああぁぁぁぁぁっ!!!!!♡♡♡」
初めての女の絶頂に声にならない叫びを上げて痙攣する。
オナニーでは味わえない本当の絶頂を知ったドブルイニャだが、彼女に休む時間は与えられない。
「まだです、まだいけます。ドブルイニャさ……いや、ドブルイニャ」
トックルは起き上がり、胡坐をかくとその上にドブルイニャを座らせる。
「ま、まっへくれ……すこし、やすま……」
涙目のメスの懇願に耳を貸すことなく、トックルはドブルイニャを抱え上げ、位置を合わせて下ろし、挿入した。
「んぎいいっ!♡ また……入って、きたぁ♡」
膣をかき分けながら入ってきたペニスの感触に悦びの声を上げるドブルイニャ。
一方、2度目の挿入を果たしたトックルも彼女のアツアツで柔らかく、そのうえねっとりと絡みついてくるマンコに果ててしまわぬよう歯を食いしばる。
射精の波が引くのを見計らって抽送をはじめた。同時に手を乳房に回し、硬くなったピンクの蕾を指の間で挟んでコリコリと刺激する。
「んんっ!♡ ちくび♡ ……コリコリ、するなぁ♡ おおん!♡」
後ろから抱きしめられ、弄ばれて嬌声を上げる様はペットのそれ。
マジカルチンポによって屈辱が快感へと変わり、膣の締め付けと主人を受け入れやすい体勢への移行をもって服従を示すドブルイニャは、既に心まで堕ちていた。
「んぐっ!♡ ああ、ダメだ!♡♡♡ くる!♡ くるっ!♡ イグゥゥゥッ!!!♡♡♡♡♡」
絶頂により、きゅううっときつく締め上げる肉壺へ白濁液が再び注がれる。
先に流し込まれた古い精液が新しく注入された精液を掻き混ぜられ、ドブルイニャの卵巣を侵略すべくともに奥へと進んでいく。
「あひ……♡ あへ、あ……♡」
涎を垂らしたまま虚ろな目を浮かべるドブルイニャに、背後からトックルが囁きかける。
「……まだ、抵抗する? それとも……僕のペットになる? ペットになるなら、子供ができるまで毎日これ、してあげるけど」
「…………えひ♡」
悪魔の誘いにドブルイニャは、口角を上げたにやけた笑みで答えた。
冬が去り、春が来た。
解けた雪で泥濘が広がるキャロル村を窓から眺めるドブルイニャ。
「立場が変われば、物の見方も変わるものだな」
以前はどの獣なら移動が楽、と考えた景色も今は身重の身では出歩けそうもないという考えが真っ先に浮かんでくる。
「ドブルイニャ、調子はどうだい?」
番……いや、主人のトックルが労わるように背中をなでながら聞いてくる。
くすぐったそうに猫耳を揺らしながらドブルイニャは答えた。
「いいぞ。調子はいい。この子も元気そうだ」
少し張ってきた腹を主人の手つきと同じくらい優しくなでる。
「それとドブルイニャ、今夜ちょっと……いいかな?」
含みを持たせた発言にドブルイニャのスイッチが入る。
妻の仮面が取れて、本性の愛玩性処理動物に意識が切り替わる。
「……いいけど、激しいのはダメだぞ♡ この子が驚くからなっ♡」
天才と称えられた騎乗者、ドブルイニャ・ニキチッチ。
彼女の活躍はキャロル村に旅立ったあと、プツリと途絶えている。
だが親しい者たちに送った手紙によれば、結婚して幸せな家庭を築いたらしい…………。
作中のマジカルチンポ化の薬ですが、辺境の、それも一部集落にしか製造法は伝わっておらず、外部への持ち出しも呪いの類でほぼ不可能となっております。
理由? こんなのが広まったらせっかく辺境まで来た美女、美少女(という名の新しい血)をゲットできなくなるからに決まってるじゃないですか!