弟子の勇者君に求婚されたTS転生者のスカサハ師匠 作:レシプロ至上主義者
異世界マングーラ。剣と魔法があって魔王と勇者がいる王道テンプレファンタジー世界。
数年前、魔物の襲撃によって壊滅した村の生き残りの少年が旅人に導かれ勇者となり、ついに長きにわたる激闘の末、魔王を倒し世界に平穏をもたらした。
これはその勇者の仲間であった1人の女魔術師の後日譚――
マングーラは剣と魔法の世界である。そして魔法という専門技術が体系化されている以上、それを学ぶための教育機関もまた存在する。
マグロア魔術学院。全寮制のこの学院は実力主義を掲げており、裏口入学やコネでの試験逃れ、成績詐称を許した例が一つもないことで知られる。
その狭き門を軽やかにくぐり抜ける少女が1人。
「この門をくぐるのも3年ぶり……、いやひょっとすればもっと前、ですか。不思議ですね、もう10年くらい前のように感じます」
少女の名はアルトリア・キャスター。勇者パーティーの魔術師でありTS転生者でもある。
転生特典として与えられた魔法の才能を活かし、この学院を主席で卒業したのだが、その直後に学院長からの命令で勇者パーティーに参加する羽目になった。
旅を終えた彼女はいまこうして学院に戻り、見合い話だとかに振り回されることなく、与えられた研究室で思う存分研究に集中できると浮足立っていた。
が、はしゃぎすぎて研究で使う材料が足りないことに気づかず。気が付いたのは研究室についてからだった。
「うう~、始まりからこんな初歩的なミスを……」
頭を抱えるアルトリア。幸い材料はすぐ調達できるものだったが、調達方法が少しばかり憂鬱な気分にさせる代物であった。
「あんなこともうしたくない……。でも研究はすぐ始めたいし……、う~っ!」
あーうー言いながら悩んだ末に彼女は学院の門をくぐったときとは正反対の足取りで材料を提供してくれる人物の下へと向かった。
男子寮2階の個室。そこにアルトリアの目的の人物がいる。
「……お久しぶりです、イースくん」
「うん、久しぶり。アルトリアさん」
見るからに無害そうな、草食系モブ顔男子といった容姿の青年イースは急な来訪にもかかわらずにこやかに歓迎する。
「それで? 事前連絡もなしにどうしたの?」
「……分かってるくせに」
恨めしそうに小声で呟くと、意を決して用件を告げる。
「またイースくんに材料の提供をお願いしに、来ました」
「ん、分かったよ。じゃあお手伝い、お願いね」
「……はい」
イースはベッドに座ると、おもむろにチャックを開き、バルンッと元気に勃起した肉棒を取り出す。
いやそうな顔でそれを見るアルトリアだが、観念したようにそれに近づき右手で掴んで上下にしごく――いわゆる手コキを始めた。
アルトリアが必要としている材料は新鮮な精液だ。別に人間の精液である必要はないのだが、年中いつでも、すぐ手に入るものとなると大抵人間のものとなる。
学生時代、一度イースに精液の提供を頼んだことをきっかけにアルトリアはイースから精液を貰うようになった。
「ああ、いいよ、アルトリアさん……! もうちょっと強めに、激しくお願い!」
「こう、ですか……!」
前世が男だけあってツボを心得ているアルトリアはウラスジやカリ首などを重点的に刺激し、ネチネチと我慢汁を手で肉棒全体に塗っていく。
「うっ! 出る!」
絶世といっていい美少女の手コキに耐えられず、あっさりと吐精する。
アルトリアが左手で構えていたビーカーの中にイースの精子が生殖機能を果たすことなく収まっていく。
「ふうっ、終わりました。協力ありがとうございます。それでは私はこれに、て……」
搾りたての精液を専用の容器に移して退散しようとしたアルトリア。彼女の動きか錆びついた機械のように徐々に固まっていき、やがて完全に止まった。
「アルトリアさん? おーい?」
「………………」
イースが目の前で手を振っても虚ろな目をしたアルトリアは何の反応も返さない。
「……よし。催眠成功だ」
小さくガッツポーズをとり喜ぶイース。
彼はアルトリアが学院に戻ってくる日まで、一心不乱に開発し続けた催眠術を使用したのだ。
無論、ただの催眠術では無効化されてしまうのは明白。なので彼はいくつかの条件付けを行うことでアルトリアの魔法防御を突破した。
一つは自身の精液を発動のトリガーにすること。イース自ら独自開発した薬品を摂取することで、アルトリアが自分の精液の臭いを嗅いでから一定時間経つと発動、催眠状態にするよう仕込んだ。
もう一つは効果の制限。記憶や認識を書き換えるような強力な催眠ではなく、浅い催眠に限定することで魔法防御を突破する力を高めた。
「焦るな。焦らず、時間をかけていくんだ……」
自分に言い聞かせるように呟くイース。
浅い催眠では一度にできることなどたかが知れてる。精々がいたずらレベルだろう。
だが時間をかけ、回数を重ねていけばより深い催眠へ誘うことを可能だ。だからこそイースは催眠の弱体化を許容したのだ。
全ては確実にアルトリア・キャスターを手に入れるために。
「アルトリア、キスしよう?」
「はい……」
意思のない人形のような表情でイースに近づくアルトリア。彼女を抱き寄せ顔を近づけるイース。
ほどなくして両者の唇が重なる。
アルトリアの桜色の柔らかな唇を自身の唇で押しつぶしたり、ついばんだりと思う存分堪能する。
「アルトリア、今度はおっぱい見せて」
「はい」
キスに飽きたイースの要求にアルトリアは先ほどよりはっきりした声で要求に応え、シャツのボタンを外していく。
シャツが開かれ、水色のブラジャーに包まれた慎ましい乳房が現れる。ブラジャーも外したアルトリアは胸元をイースの眼前にさらしたまま直立不動となる。
「やっぱり大きくはないね」
アルトリアの胸部を見たイースの感想、まな板ではないが、貧乳。
しかし彼は落胆してはいない。大小でいえば大のほうが好きだが、小が嫌いなわけでもない。
容姿・性格良しの完璧美少女の乳ならば、小でも大歓迎だった。
「……名残惜しいけど、そろそろ時間か。アルトリア、手でしごいて」
「はい」
正気だったときと同じように手コキを始める。
無表情で胸を見せながら手コキしているギャップに興奮してアルトリアの手の中で逸物をそそり立たせあるが、催眠の解除が近いため視線を桜色の突起に、感覚を柔らかい手に包まれた肉棒に集中する。
そのかいあってか、すぐにイースは本日2回目の射精を迎える。
2発目ということもあり、量は1回目より少なく痛みもあったが、イースからすれば1回目より2回目のほうが気持ちよかった。
「ふうっ……、今日のところはここまでにして。…………アルトリア。1週間後、また同じ時間にこの部屋に来てね。誰にも知られないように」
「はい、分かりました」
次の催眠調教へ向けた仕込みを済ませ、付着した精液を臭い共々魔法で処理するとアルトリアを何食わぬ顔で帰らせる。
イースの頭の中は、次の調教への期待で一杯だった。
ある日は、
「アルトリア、今日はおっぱいではさんで」
「はい」
貧乳のパイズリで射精までいけるのか気になったので試してみた。
亀頭と少ししかはさめなかったが、それでも十分な柔らかさと弾力のおかげで射精できた。
また別の日は、
「今日はフェラして。口でしゃぶって、イかせるんだ」
「……はい」
少し抵抗が感じられたが、アルトリアは言われるがままにフェラを始める。
男の弱点を攻める舌にはなんとか耐えられたが、アルトリアが頭を前後に動かすと3ズリほどで射精してしまった。
屈辱に震えるイースは次の催眠で、
「ふっ! ふっ! どうだい? お尻を使われる気分は!?」
「………………っ」
臀部を上げた状態でうつ伏せになったアルトリアの生尻で自身の肉棒をはさむ、尻コキで優越感と支配欲を満たし、屈辱を忘れた。
噴出した精液がアルトリアのスカートとマントにかかり汚れるのを見て、イースは自分の野望が近づいてきていると感じた。
前戯段階最後の催眠では、
「はははっ! アルトリア? いま君のふとももではさんでいるもので擦られているそこは、マンコはどんな状態かなぁ?」
「愛液……ドロドロで♡ おちんぽ……♡ 欲しがってます♡」
パンツを脱がし、ふとももではさみながら陰部に擦りつける素股で楽しんだ。
マンコにかかるよう射精したことでアルトリアが足を開くと精液のアーチの奥に愛液を吐き出すピンク色の内がよく見えた。
なにかおかしい。
最近のアルトリアの頭の中をその言葉が占めている。
なぜ、イースの部屋に向かおうとしている? もう精液は十分な量を確保してある。わざわざ研究時間を削ってまでイースと会う必要もない。
なぜ、なぜ、なぜ――――――
気がつくとイースの部屋の前に来ていた。
――引き返すべきだ。
己の精神のまともな部分がそう告げてくる。
そうだ、あんな男と会う必要などない。前世でがり勉だのもやしだの周囲に馬鹿にされ、家が貧しいなかどうにか学費を工面し、名門大学に入学した矢先に事故で死んでしまった悔しさを、息抜きのゲームで出会った美少女になって転生した今世で晴らすのだ。
「やあアルトリア。待ってたよ」
彼女が帰る決意を固めた瞬間に扉は部屋の主によって開けられた。
「今日は最高の一日にしよう」
部屋から放たれる精臭を浴びた彼女は、
「……………………あはっ♡」
メスの声を上げた。
イースは全裸となったが、アルトリアは下着を脱いだのみで、それ以外は学院の制服、その胸元がはだけているくらいだ。
「じゃあ早速……挿れるよ?」
自分より学力も功績も地位も劣り、異性を催眠で操る最低男に処女を捧げる。
処女喪失のシチュエーションとしては最悪の状況を前にアルトリアは、ただ一言で応じる。
「――はいっ♡ あなたの元気いっぱいのおちんぽください♡」
蕩けた表情で肉棒をねだる彼女に大魔術師の威厳はなく、男を欲する売女にしか見えなかった。
これまでの催眠で躾けられたアルトリアの女陰はイースの肉棒を抗うことなく受け入れる。
処女膜を破ったときと子宮口と亀頭がキスしたとにプシュッと愛液を噴き出す。イースの体にかかるがイースは怒ることなく、むしろ喜ばしそうに腰を動かす。
「ああっ♡ イイですっ!♡ もっと、もっとしてください!♡♡♡」
「もちろんだよ! いっぱい愛してあげるからね!」
イースとアルトリアは恋人つなぎしながらセックスに没頭する。
催眠による度重なる調教によってイース専用となったアルトリアの体は、イースを悦ばせるために自然と動き出す。
腰をくねらせて肉棒が別々の膣壁を擦るようにしたり、ピストンに合わせて膣で肉棒を締め付けたりする。イースもその反応に応えるべく、愛液が飛び散るのを構わず腰を振るスピードを上げてアルトリアを悦ばせようとする。
「はっ! はあっ! アル、トリア……! キスしていい……!? もう、出そう……!」
「ん……、出して!♡ 出してください……!♡ んちゅ♡ イースくんのザーメン、私の子宮に全部……!!!♡♡♡」
キスしながらイースは腰を降り続け……射精した。
――びゅーーーっ!!! びゅるるっ!!! びゅびゅっ……
「~~~~~!!!!♡♡♡♡♡」
キスしながらの射精を受けて、アルトリアは盛大に潮を噴きながら絶頂する。
恋人つなぎとキスをしながら絶頂する彼女たちは、誰が見ても恋人どうしのセックスにしか見えないだろう。
「……えへへ♡」
結合部から破瓜の血と愛液と精液の混じった汚液が垂れる。
魔法界の新星は、ここに堕ちた。
「――以上で発表を終わります」
マグロア魔術学院にて開かれる魔法論文発表会。
壇上で今しがた発表を終えたのは元勇者パーティーの一員にして学院創設以来の才女と名高いアルトリア・キャスター。
「こんな発想ができるなんて……、やはり天才か」
「たしか彼女はまだ独身だったな……。こちらに引き込むべきか」
ひそひそと参列者から聞こえる話を聞き流しながら会場を去り、転移魔法で帰宅するアルトリア。転移魔法は燃費の悪さや発動条件がシビアなことからアルトリアでも以前はあまり使わなかった魔法だ。
つまり今は使うだけの理由があるということだ。
「おかえり、アルトリア」
「――はい♡ ただいまイースくんっ!♡」
帰宅してすぐに同居人のイースが出迎える。
2人はまだ結婚していない。いくらなんでも実績のないイースがアルトリアとすぐ結婚するのは無理があるからだ。
なのでイースが本来の研究分野である農業関連の魔法研究で成果を上げるまで、アルトリアが用意した田舎の実験場にて彼は日夜、研究に励んでいる。
しかし、どんな環境でも性欲というものは溜まるもので……。
「ところでさ……、今夜なんだけど、どう?」
腰に手を回す。それはイースがセックスを所望するときに出す合図。
アルトリアが断るはずもなく。
「はい、喜んで!♡」
かつて多くの男性の心を魅了した笑みは、とても蠱惑的なものとなっていた。