弟子の勇者君に求婚されたTS転生者のスカサハ師匠 作:レシプロ至上主義者
ついでにストックが切れちまったZE☆ ツングースカでのピックアップ間に合わねえぜイエーイ!(やけくそ)
異世界マングーラ。剣と魔法があって魔王と勇者がいる王道テンプレファンタジー世界。
数年前、魔物の襲撃によって壊滅した村の生き残りの少年が旅人に導かれ勇者となり、ついに長きにわたる激闘の末、魔王を倒し世界に平穏をもたらした。
これはその勇者と共に故郷の厄災を打倒した砂漠の女王の後日譚――
魔王の生まれる大陸より南方の海域に存在する砂塵の大陸、シャルシャーラ。
シャルシャーラ大陸唯一にして統一国家であるシャルシャーラ王国は砂漠の国であり、飢えの心配のない豊かな国だ。
農作物は育ちにくいが、海産物は豊富でまたラクダなどが家畜として飼育されており、それと豊富な地下資源が合わさって、北の大陸から富がこの砂と岩の大陸に流れ込んでくる。この国は貿易で富を築いてきた国なのだ。
女王ゼノビアが勇者パーティーと共にシャルシャーラを苦しめていた魔王の配下である魔物の討伐を成し、国中が湧きたったときも、王国の経済を仕切る者たちは、喝采を上げる国民の横で女王の名を活用して北大陸にて新規市場の開拓を行っていた。
そのような国ゆえに、国益のための政略結婚を女王に迫るのも、必然だったのだろう。
結婚生活3年目にして女王ゼノビアは決意した。夫以外の男と関係を持たねばならぬ、と。
私生活の面では特にこれといって夫に不満はない。国政に口出ししない点などはむしろ好ましい。
問題は夜の営みにある。セックスが下手くそなせいで一度も絶頂できたことがなく、おまけに子供ができないのをこちらの問題だと言ってくるのだ。やれそちらの努力が足りないのだのなんだのと。
「ならば証明してやろう。子供ができないのはお前の種が薄いのが原因だとな」
そう決意したゼノビアは早速、王宮でのパーティー会場で今日の妊活相手を探す。できれば性欲が強くて精液が濃い男がいいが、外見だけで見極めるのは困難だ。
そういう男が寄ってきやすいように露出多めで脱がしやすい衣装を選んだが……。
「おや? 女王陛下、おひとりですか? でしたら私と少しばかりお付き合い願えますかな?」
声をかけてきたのは外国の貴族だと聞いた、声だけでも分かる、普段のゼノビアなら絶対に相手にしない下衆の類の男。
だがズボンの盛り上がりようからして、サイズと性欲は夫より期待できるだろう。そう判断したゼノビアは誘いに乗ることを思案する。
……ちらりと夫を見やる。夫は年若い貴族令嬢と楽し気に談笑していた。
ゼノビアの決意は今、完全に固まった。
「……いいでしょう」
腕を組んで会場から退出する。
夫を含めて女王がこの場から去ることを気に掛ける人間はいなかった。
男と庭園を散歩することしばらく、顔が赤くなってきた酒が回ってきたかもしれないだのと適当な理由をつけられて休憩室へ連れていかれた。
部屋に入るなり、いきなり唇を奪われる。
「むぐっ!」
酒臭い息を吹きかけられながら口内を舌で舐めつくされる。
意識が口内に向いているうちに服を脱がされ、男の左手がパンツの内に潜り込み、膣口を開き内に指を入れる。
いつも及び腰な夫とは違う乱暴な前戯。それがいま自分は浮気していることを実感させ、股が湿り気を帯びていく。
男は前戯を止めてゼノビアの肩を軽く押す。力が抜けたゼノビアはベッドに倒れこみ、男が楽し気な笑みを浮かべながら近づいてくる。
「ぐふふ、前々からぜひ抱いてみたいと思っておりましたが、まさかこうもうまくいくとは……。それにその衣装、もしやこうなることを望んでいたのですかな?」
「………………」
図星な問いにゼノビアはふいっと顔を背ける。
一方で足を開いて男を受け入れる姿勢をとることで男に答えを示した。
「なるほど、スキモノでしたか。ではお望み通りに!」
「ふっ……ぐっ……!♡ 入ってきた、か……」
挿入された肉棒を浮気者のマンコは適度な締め付けをもって歓迎する。夫のモノよりも二回り大きいそれを、膣壁をうねらせ最奥まで誘導した。
「おお……! 素晴らしい、実に甘美な味わいです陛下。これを好きにできる王配殿下が羨ましい限りです」
「どうだかな……。あの短小早漏種薄男がそこまで感じていられたとは思えん」
「ほうっ! 殿下はそこまでひどいのですか!」
小声で呟いたつもりが、聞こえる声量で喋っていたらしい。
「それはそれは……、陛下もお辛かったでしょう。そのような男と子供を作らねばならぬだのとは」
うんうん頷いてゼノビアに同情しているように見える。逸物を微妙に動かして膣の感触を楽しんでいるところからして、薄っぺらいおべっかだろうが。
「ならば一層、気合を入れて陛下に女の悦びをご教授しなければなりませんな!」
気合を入れるという勇ましい言葉とは裏腹に男のピストンはゆっくりとしたものだった。腰を動かしながらの愛撫も力任せではない優しい力加減だ。
若人のように激しくない、じっくり快楽を沁み込ませる経験豊富な大人のセックス。
「ふっ♡ あぁ♡ ん♡」
初めて味わうねっとりとした快楽にゼノビアは堪えきれずに嬌声を上げる。
だが同時にこうも思ってしまう。優しくされてこれなら、遠慮をなくしたならどれほどのものか? このオスの獣性を味わってみたい、と。
悩むように下唇を噛み、やがて意を決したようにゼノビアが口を開く。
「す、すまない。頼みたいことが……」
「ん? なんですかな?」
「………………もっと、激しくしてほしい。私が壊れてしまうくらい、激しく……っ!」
女王の仮面を捨てた、ゼノビアというメスの懇願に男は本性をむき出しにした、性欲にまみれた笑みを浮かべて快諾する。
「ぐっふははっ!!! いいでしょう、いいでしょう! お望みどおり、遠慮などせずに楽しませていただきます!」
「きゃっ!?♡ な、なにを?」
下半身がつながったまま男はゼノビアの体を強引にひっくり返す。
そして右手を高らかに振り上げた。
「初めて見たときから思っていたのですが……実に叩きがいのありそうな尻ですなぁ!」
ひっくり返されたことでうつ伏せの体勢となったことで男の眼前に広がる、胸に負けず劣らず脂肪のついたゼノビアの尻。絶景であるその双子山に張り手を食らわせた。
「んひぃっ!?♡」
予想外の痛みと衝撃、そして快感に嬌声を上げる。
「んん~? 随分と可愛らしいお声をお出しになる。ではもっとしましょうか」
「ま、まって……♡ ひんっ!♡ あうっ!♡ ああんっ!♡」
男は左右交互にゼノビアの尻を叩く。ぶつかるたびにパァンッ! と気持ちのいい音を立てて震える巨尻が徐々に赤くなっていくのに比例して、秘所は増々湿り気を帯びていき、肉棒を締め付ける。
「くっ…………陛下、出しますぞ! 子種を注がれる悦び! その淫蕩な体に刻んであげましょう!」
これ以上の我慢は無理と判断した男は尻叩きを中止して抽送を再開する。
尻肉に指が食い込むほど力強くつかみながら腰を振り、男は射精した。
「おおお……!!!♡♡♡ これが、本当の射精……!♡」
脈動する男根から吐き出される新鮮な精液は、子宮が焼けるのではと思える熱が冷める前にすぐさま卵子を目指す。
その光景を魔法などは使っていないのに、まるで実際に見ているかのようにゼノビアには鮮明にイメージできた。
「くっくっくっ……、よいひとときを過ごさせていただきました、陛下。さて、終わったばかりで申し訳ありませんが、そろそろ主催者が戻らねばならぬ時刻。急ぎ……」
男は言葉を続けられなかった。
ゼノビアがマンコを手でくぱぁと広げて、潤んだ瞳で見上げてくるのを見てしまったから。
「もういっかい……♡ ちゃんとはらむためにもういっかい、しよう♡」
熟れた女体の醸し出す色香。脳髄を揺さぶる甘ったるい声。
人間としての体面のことなど忘却の彼方に捨て去った2匹の獣は、誰も来ない部屋で盛りあう。
――シャルシャーラ王国第76代目女王ゼノビア。
勇者ユリオとともに王国のオアシスを占領していた魔物を討伐し、シャルシャーラ王国中興の祖となった人物。
夫とは結婚して3年ほど子宝に恵まれなかったが、4年後にして初の懐妊。それから順調に妊娠と出産を繰り返し、合わせて7人の子供を産んだ。
なお余談だが、夫の死の間際にゼノビアが耳元で何か囁くと、夫は金切り声を上げて絶命したという真偽不明のエピソードがある。
一説によれば、彼女の子供は皆、当時ゼノビアとの関係が疑われていた貴族との不貞の子であり、それを告げられたショックが彼の止めの一撃となったという……。