※この作品はR-18です。

破滅した世界で   作:ひでぼんず

3 / 19
第03話

前話までの適当なまとめ

殆どの人がゾンビになってたので、欲しかった車なんかをゲットしてきた。犯罪?

私以外の人なんていないみたいだから有効活用っ!

 

 

 

4日目。

目が覚めるとまずは食事。山と積まれたレトルト食品から適当に取りだして食べる。食べ終わったら後片付け。

食事を終えると今度は昨日オープンカーに積んできたお荷物を建物内に運び込む。なんだかんだで汗だくになる。全裸だからどうでもいいけどね。

 

車から荷物を下ろし終わると今度はBDプレイヤーやゲーム機なんかをつなぐための大画面テレビを持ってくることにした。もちろん全裸のまま車に乗り込み、このあたりで一番大きな電気店に向かい、とりあえず一人で設置ができそうな42インチの液晶テレビとビデオカメラを数種類、接続ケーブルなどを車に積み込んだ。

必要な物を積み込んだ私は発電所に戻ると今度はテレビの設置作業とゲーム機とかのを行った。

 

普通の女性ならこの手の配線は苦手だけど、私はなんだかんだ言ってこの手の作業は割と得意だ。鼻歌交じりで接続し終わると動作チェック。問題なし。とりあえずビデオカメラのバッテリーにも充電開始する。お腹がすいてきたので体の汗を拭ってから昼食を食べた。

 

お腹がいっぱいになったので、とりあえずゲームをすることにした。一緒に遊ぶ友人などはいないけど、アパート住まいだった私にはお金があっても遊べなかったやつから堪能することにした。色々なゲームで取っ替え引っ替え遊ぶこと数時間。疲れ切った私はゲーム機の電源を切ると休憩を取ることにした。

 

「・・・・・・んーっ、満足っ!」

 

気がつけば時間は夕方の6時。大慌てで食事を作りたった一人の夕食を終えると退屈な時間になった。

 

「寝るのはちょっと無理だし、・・・どうしようかなぁ・・・?」

 

またゲームをやるのも悪くないけどそればっかりじゃつまらないので、私は車に乗り込むと街中に向かって走り出した。

誰も見てくれないネオンランプが所々で輝き、ゾンビ達があてどもなく彷徨く町を私はゆっくりと走り続けた。

目的地は特にない。ダラダラと運転しているとこの町の繁華街に到着した。

 

ちょっと前までならば考えたことすらなかった全裸で繁華街に訪れるという行動だが、ゾンビしかいない今となってはちょっとした刺激程度でしか無くなっていることに思わず含み笑いをしながら私は適当な店のドアを開けた。

何か異様な漂う臭気が立ちこめる店内に顔をしかめながら店内を見回す。それほど興味を引くような物など無かったのですぐに店を出た。

何軒か適当にみて歩いているうちに小路の一角に隠れるような感じの小さな店の扉があった。

 

興味津々で入店すると、其所はどうやらアダルトショップだったらしく、いろいろな形のディルドーやプラグ、浣腸器、鞭などが所狭しと飾ってあった。

 

「え・・・?こんな店あったの・・・?」

 

入り口は小さかったけど予想以上に広い店内に入ると、私は興味津々で至る所に飾られている道具を手に取って観察した。先日訪れた中古ショップにはなかった色々な用途に使われる特殊な器具や、拘束具、潤滑ローションなどの消耗品などを見ているうちに私は徐々に興奮し始めていた。

 

「んと、コレ・・・お尻の穴に入れると猫の尻尾みたいになるの?」

 

パッケージを開け、お尻に差し込む部分を口に入れて唾液で濡らすと私は猫の尻尾のような玩具の先端をゆっくりと肛門に潜り込ませた。

 

「ん・・・なんか変な感じ・・・・」

 

店内に置いてあった鏡でお尻からぶら下がる尻尾を見てみる。なんだかエロ可愛い。せっかくなのでもうちょっと店内を漁ると今度は猫耳付きのカチューシャも見つけた。もちろん頭に乗せた。なんだか楽しくなってきたので、ほかに何か無いかもうちょっと探してみた。SM用の首輪も見つけたので首に巻き付けた。なんかゴツいので少しでも可愛くなるように鈴も一緒にぶら下げてみた。

 

気がついたら猫耳尻尾で首輪付きの変態さんになってました。悪ノリしてたのは否定できないけど、コレはエロイ。とは言え見せる相手はどこにもいない。

矛盾してるよなぁと思いつつ、店内を漁っているうちに眠くなってきたので今日はこのへんで探索を諦めることにした。

 

繁華街から少し離れた所にあるホテルに入った私は、フロントから適当に鍵を持ち出すとその番号の部屋に移動した。

まだ電気が生きている為にエレベーターも普通に使えたので、階段を延々と上る必要はなかった。かなり疲れもたまっていたので部屋に入った私は、身につけていた玩具をすべて外すと何も考えずにベッドに潜り込んで眠り始めた。

 

次の日の朝。今までの習慣というのは恐ろしい物で、いつも通りの時間に目を覚ました私は、とりあえず食事を得るためにホテル内にあるコンビニに足を踏み入れた。

ごく普通のバターを塗った食パンにロースハム、生野菜の代わりの野菜ジュースが今日の朝食。お腹がふくれたので一休みするとトイレタイム。

トイレを済ませたら今度は街中の探索。ゾンビ以外は誰も見てないはずなので何も考えずに全裸のままで行くことにする。絆創膏や昨日身につけていたHな玩具等を目についた適当なデイバッグに入れると私はホテルを後にした。

 

ホテルを出るとまずは昨日置きっぱなしにしていた車の回収に向かった。向かったのはいいのだが、ゾンビが徘徊する街中にオープンカーを放置するとどうなる?答えは座席が汚れて座りたくない車になるでした。さすがにここまで汚れた車に乗る気にはならないので私は別の移動手段を探すことにした。時間など気にしなくてもいいので、ウインドーショッピング気分であちこちを覗きながら歩いていると、一軒のスポーツ用品店を見つけた。

 

店頭に飾られていたインラインスケートを見てちょっと閃いたので、私はその店の中に足を踏み入れると全裸のままニーパッドやエルボーパッド、ヘルメットを身につけ、足のサイズにあったインラインスケートを履いた。こう見えても昔さんざんやっていたのでそれほどもたつくこともなくスンナリと店の外に滑り出した。

 

「うん。この感じ。懐かしい~。」

 

自分の足の力だけで風を切って進む感覚に笑みを浮かべながら私は街中を軽快に滑走していた。トリックとかは転んだらシャレにならないのでやらないけど、普通に滑走するならまず転ぶ心配はない程度の技術はあるので、私は何の気兼ねもなく風を切って当てもなく滑走し続けた。

 

「あ・・・どうせなら誰もいないし思い切ってアレも着けてみようかな・・・」

 

馬鹿馬鹿しい考えとは思いながらも特に問題もないので、私は背負っていたデイパックから猫耳カチューシャと尻尾を取り出すと道のど真ん中で身につけた。

 

「エロかわってこんなのかなぁ?」

 

全裸に猫耳尻尾姿でインラインスケートを楽しんでいると、可愛い制服で有名なファミレスを発見。何か無いかと思い店内に入ってみると可愛らしいデザインのミニスカート制服のゾンビウエイトレスとご対面。ちょっと驚いたけどスルーして店内に入る。幸いなことに冷蔵庫のストックは無事だったのでここで昼食を食べることにした。

 

ゾンビに囲まれての食事など落ち着かないので、まずは店内からゾンビを追い出すことから始めた。直に触るなんて事はしたくないので、食材を運ぶカートを上手く使ってゾンビを外に押し出す。それほど数はいなかったけど結構な重労働になった。誰もいなくなった店内に戻るとそれなりにいい時間になっていたので食事の準備に取りかかる。メニューは面倒なこともあったのでとりあえず目に付いたエビドリアに決めた。適当に調理を済ませたドリアを汚れのついてない皿に盛りつけると食事に取りかかった。

「ん~っ、おいひ~っ!」

 

満足するまで食べた。お腹いっぱいになると眠気が襲ってきた。目一杯インラインスケートで滑ってればそれなりに疲れもたまる。どうしようかなぁと考えた末に店内のお座敷スペースに座布団を敷いてコロンと横になる。インラインスケートはもちろん脱いでます。あとはそのまま深い眠りへと落ちていくだけ・・・

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。