ある日のこと…
伊並「紅晴さま大庭さま笠音さま…いつぞやのご縁もあることですし、少し相談に乗っていただきたいのですが…」
樹里「お、おう…」
結菜「まあ、相談ぐらいなら…」
アオ「いいよー」舌ペロ
伊並「ありがとうございます…!それで…あの……」
樹里「早く言えよ」
結菜「込み入った相談なのかしらぁ…?」お茶ズズー
伊並「……男性の精液というものは、飲み下すべきなのでしょうか…?」
結菜「ブフォッ!?」ブバッ
樹里「おい今なんつったコイツ…」
アオ「わーお…」
伊並「実は自分、今お付き合いをしている方がいまして、たまに行為の最中に口淫をして差し上げるのですが、出された後にどう行動すべきなのか分からなくて…」
伊並「普段はそのままティッシュに出すと気を悪くされるかなと思い、飲み下しているのですが、これって『普通』なんですかね…?」
伊並「…こんなことを相談できるのはあなた方だけなんです!どうか自分に『普通』の行動をご教授いただけないでしょうか!!お願いします!!」(土下座)
樹里「お、おいやめろって!わぁったから!」
アオ「伊並さんもヤることやってるんだね」舌ペロ
結菜(…こんなとこを相談すること自体『普通』じゃないと思うのだけれど、それは言わないでおきましょうかぁ…)
結菜「…普通にティッシュに出していいんじゃないかしらぁ…それで怒る人なんていないと思うけどぉ…」
伊並「それが普通なんですね?」
結菜「いや、普通かどうかは分からないけどぉ…」
樹里「樹里サマは飲んでるぞ?」
結菜「え…そうなのぉ…?」
樹里「出すより飲んじまったほうが早いだろ。それに飲むと心なしか親父も興奮するんだよなー」
結菜「…んん?」
樹里「…あ、ちが……カレシだよカレシ!言い間違えだ!樹里サマのカレシは喜ぶって話だ!」
結菜「…あなたの家庭の事情には首を突っ込まないでおきましょぅ…」
伊並「飲むのが普通…ということですか?」
樹里「あー、まあ樹里サマんとこは少し特殊だからあんま参考にならねーと思うけどな…」
アオ「でも普通か普通じゃないかで言ったら姉ちゃんのところは普通だと思うよ?私もよく飲まされるし」
結菜「…えまって、どういうことぉ…?」
アオ「私は不味いから飲みたくないんだけど、カレシが飲め飲めってうるさいんだよね…飲まなきゃ不機嫌になるし…」
結菜「…ちょっと、大丈夫なのあなたの彼氏ぃ…?」
アオ「えー?普段は優しいよ?」
伊並「えっと……つまり、どうするのが普通なんですか?」
樹里「まっ、飲むにしろ飲まないにしろ、結局はお前がどうしたいかじゃないのか?」
結菜「そうねぇ…」
アオ「それが一番いいよねー」舌ペロ
伊並「…自分が、どうしたいか…」
その日の晩…
伊並「じゅるっ…ぐぽっ…」
彼氏「伊並さん…そろそろ……うっ…!」
ドピュッ! ビュッ! ビュルル!
伊並「んぐっ…!む……ん……ごくっ…ごくんっ…」
結局自分は、何が普通なのかも、自分がどうしたいのかも分からず、これまで通り精液を飲み下すことにしました。
この選択が『普通』だったのかは私には分かりません。
でも…
彼氏「…伊並さん、付いてるよ」
伊並「ふぇっ?…んっ…」(指で口の端の精液を拭われる)
彼氏「ふふっ」
それでも、あなたが嬉しそうだから、自分はこれで良かったのだと思います。
だって、好きな人のために尽くすことは、今も昔も、どこの誰だって同じく『普通』のことなんですから……
おわり