インフィニット・ストラトス 機人の力を持つ者 作:ナハト・リコリス
次からは原作ですが、バトルシーンに関しては一部は書きませんので、ご了承ください
俺が織斑一夏以外にISを動かせると言う事が判明し、IS学園への入学が決定した数日後、俺は転生させた神と再会した。
と言うかだ、普通に目が覚めたら、家のリビングに良い笑顔を浮かべているチャラい格好の男性がいたのには驚いたが、自分を転生させた神だと思い出したのは、少し頭を冷やしたのもあったからだ。
「いや~、久しぶりだね」
「何でお前がここにいるんだよ、クソ神」
「何でって、後少ししたら正式に原作開始なんだよ。このままの状態だと色々と面白くないから、君にスキルの追加をしに来たのさ。まぁちょっとしたお詫びも含めてね」
「はっ?」
流石の神の言葉に唖然としたが、俺自身が自分で掲示した転生特典であったが、現在の特異体質に関しては神様側の遊びだったらしいのだ。
だがしかし、こんな異常体質を見る医者がこの世界に存在する訳ではないので、この手の治療が出来る存在を呼びつけるらしい。
「だけどさぁ、それだけじゃ面白くないじゃない。だから、君にスキルとか、君の周りに色々と増やそうかと思ってね。そのほうが何か面白そうな事も増えそうだし、ね」
内容が内容なので、思い切りこの神に対して怒りがわいてきたのだが、他の皆に言われて何とか怒りを抑えたのだった。
くそ、チャラい格好の美青年系の男なんて死ねばいいのに・・・
「それでさぁ、君に与えるスキルなんだけど、君の好きな数でいいよ。序に、選ばしてあげるからさ」
「・・・だったらまずはサイコロをくれ。まずは1~3の目しかないサイコロだ」
俺がそう言うと、神様は不思議そうにしながらも言われたとおりのサイコロを出したので、サイコロを振ると【3】が出たのだった。
「次に普通の1~6の目があるサイコロを3つくれ。その数の分だけ、適当にガチャみたいな方法で俺に与えるスキルを決めれるだろ?」
「・・・あぁ~なるほどね。最初のサイコロはそう言う事だったんだ。確かにこれなら、君の運にしか左右されないし、この手の運的な方面は、神である僕等も手を決して手を出す事は出来ないからね」
「そうなのか?まぁ俺は適当にサイコロの神様に決めてもらおうと思っただけだがな。まぁスキル云々も、ガチャみたいな扱いにしたほうが、お前としてもいいだろうと思ったからな」
「まぁね。最大で【18】個のスキルか、最低値の【3】個のスキル、おまけにガチャ方面なら、君のこれからの方面が楽しみで仕方ないけどね。まぁ特例として、【10】以下なら、君の身体を診察する医者は別枠にするよ。これはいいね?」
「その点は別に構わないよ。何しろこの身体だからな。診察できたりする医者は必要だからな」
そう言って俺は3つのサイコロを振ると、合計値は【12】だった。その後ガチャと言う扱いで、スキルを貰ったのだが、当初はとんでもないものばかりを持たされる羽目になった。
因みにであるが、ガチャにすると言っても、与えられるスキルの関係上結構あると言う事なので、俺自身も色々と面倒なので同じようなスキル関係だけを纏めた感じのスキル構成の箱にしてもらい、それで適当に1回ずつ引く事にしたのだ。何か纏めて引くと色々と怖かったので、1回にしたのだ。
結果で言えばだ、当初貰ったスキルの内容文が一部思い切り酷いのも有ったりしたが、大半の人間でも進入する事が出来ないように【陣地作製】で家を改良し、下手にふざけた人間が入って来れないように魔改造とも言えるほどに色々と施してもらった。
そしてIS学園に入学する日となり、俺は少しの別れとなったのだ。
まぁ事前に荷物等は準備してもらったので、大丈夫だろうと思いつつ、少しはまともな人がいてほしいと思うしかなかった。
因みにであるが、俺の身体を見てもらうのは存在に関しては物品になり、一応スキルで貰った物の中に収容したのと、家に置いた二つを貰って対応する事となった。
まぁ見た目が仮面ライダースーパー1の調整機に似てるけど、それは仕方ない事だと思って諦める事にした。
神 Sids
勇太と話を終えた神は天界に戻って来た後、自身に当てられていた書類を精査しながら、勇太がやった方法を思い返し、楽しそうに笑みを浮かべていた。
「まったく、あんな方法を選ぶとは思ってなかったね。しかし、これで余計に【彼を殺せにくくなった】しね」
そう言って【とある一枚の書類】を見つめていた。その書類には、勇太がいる世界に対しての警告等が記載されており、その中には勇太が滅ぼした【輝矢市】の情報が掲載されていた。
だがしかし、その情報には真相と言える部分に関しては、何故か【記載が表記されていない】と言うものだったのだ。
これは神自身が警告等が出る事案になった際に調べた事案の一つであり、同時にこの事案に関しては、少し時間を置いて情報等を更に得たものであったのだが、完全に真相が分からない事案になっているのだ。
実を言うと勇太が滅ぼす事にした原因でもある輝夜市の異常なまでの女尊男卑の動きの詳細を調べていたのだが、その大本が判明しなかったのだ。
この事実を知った神は、念のために他の場所でも確認されている同様の事案に関しても、大本の部分が輝夜市の案件同様に判明していなかった。
自分達神々の方面での調査で異常な原因の大本が判明しない事に、書類を見た神ですら目を潜めた。
「・・・やはりか。あの世界に【何か】が暗躍しかけてるな。たく、あの子の事案程度じゃすまなくなりそうだね、これは」
実は転生させた神自身も、勇太の言っていた特典の危険性を知っていたので、本人が封印処置をとっていたのもあったが、もしもの時のために勇太を【殺す案件】すら作っていた。
同時に勇太の特典に関しても、特典使用に関しての部分に色々と修正等も入れ、世界崩壊や危険な歪みを起こさないようにも細工もしていたりしたのだ。
その本人はまったく知らないものであるが、その修正が原因で今の彼の体質とも言える状態になったのだが、自分の仲間とも言える面々と協力して色々とやっているし、
特典としての能力云々も、あまり多様はしていないからだ。
おまけに使用している方面に関してもしっかりとしているので、今まで自分が関わってきた転生者達のように【世界征服だ】や【ハーレムを作ってやる】みたいな感じすらも出さないでいた。だがしかし、女性に対しての扱いが余りにも酷いと言える系列になってしまっているが、彼の今までの人生を考えれば、仕方ないのかも知れないと思った。
「しかし、一体誰があの世界に介入しているんだ?別世界方面の干渉とかではなさそうだけど、こっちも調べないといけないな」
だからこそ、神は【遊び】と言う名目で勇太にスキルと人員を増やして対処できるようにしたのだ。
何しろ彼の今の体質でもある男女の身体に変わったりする程度ならマシであるが、調べた限りでも自分に関与されないほどの暗躍している存在が確認されたと言う事実がでたのもあり、そのための処置として勇太達にスキルと仲間になる存在を与えようとしたのだ。
だがしかし、勇太のスキルの決め方が原因で、結果としては大失敗とも言える事態になったのだが、それでも彼の身体が変わる状態をしっかりと治せるのは与えられただけ、マシだと思うしかなかったが、それと同時に色々と彼にとっての安全策を考えなくてはいけないのだと思ってきた。
そして同時に、神はあの世界で暗躍している存在を色々と考えながら、勇太の特典か、それとも暗躍している存在の介入によって消えるかも知れない世界の行く末を見守るのだった。
同時に神自身が世界の命運を自分の手で操作する事ができない規約なので、あの世界の命運を勇太に頼らないといけないのかと思うと、心苦しいと思うしかなかったのだった。