※この作品はR-18です。

インフィニット・ストラトス 機人の力を持つ者    作:ナハト・リコリス

18 / 36
原作におけるセシリアとのクラス代表戦前の話になります。

クラス代表戦の戦いは書きませんが、皆様が書いている内容でご想像してください。


第1話 全ての始まり

俺はIS学園に入学したのはいいのだが、何でこうなったと思うしかなかった。

 

「決闘ですわ」

 

「あぁ、望むところだ。勇太もそう思うだろ?」

 

イギリス代表候補生の【セシリア・オルコット】と、人の気もしないで勝手に自分と同じ思いだと勘違いしている初のISを動かす事のできる男性操縦者【織斑一夏】の下らない論争が原因で、俺は頭を抱えてしまう状態だった。

 

 

 

事の起こりは数分前に遡る。

 

 

俺はIS学園の【1年1組】に編入され、そこには初の男性操縦者である織斑一夏もいたので、同じ男性同士で監視等をし易くする為であろうと思ったのであるが、このクラスの担任が【織斑千冬】であると知ると、クラスの女子の大音量の黄色い歓声が原因で、後の自己紹介云々が聞こえなくなっていたのだ。と言うかだが、一瞬ガラスのほうを見た際に揺れていたので、どんだけの音を出すのかと思ったほどだ。

 

まぁしかし、織斑なんて珍しい苗字なのと、織斑一夏の発言で二人が姉弟と言う事がクラス全員にばれたので、俺としてはこのせいで耳が少し聞きにくい状態にもなっていたので、色々と面倒だなと思うしかなかった。

 

 

休み時間になって織斑一夏がやって来たのだが、自分以外の男性がいた事に喜びを感じ、馴れ馴れしくもいきなり人の名前を呼んできたのだ。

流石の織斑の態度に、俺も含めた他の人格メンバー全員が一夏の余りにも馴れ馴れしい態度に腹をたてていた。

 

「(・・・こいつ、まったく自覚無いのかよ。誰のせいでこんな目に合ったと思ってるんだ?)」

 

【流石にこれは酷いね。と言うかだけど・・・】

 

【あぁ。こいつは俺達が何でこんな目にあっているのかを、そして完全に【今の】自分の立ち位置が分かってないぞ】

 

【流石にここまで酷いと、アルフィミィちゃんでも唖然としますの(まぁコミケ用の素材にはしますけども。顔は良いですし)】

 

【ですね~。一体どういった教育を受けてきたのでしょうか?】

 

【と言うよりも、この方には指摘するようなまともな友人なんていないのでありませんか?いたとしても、本当の友ではないでしょうね】

 

織斑一夏に対しての評価に関しては、出会って数分でいきなり最低値扱いになったが、流石の俺としても何とも言えない感じになっていた。

 

俺に関してはもう少し織斑との交流を深めてから本当の意味で【一夏】と呼ぶ事にしようと思っていたのだが、これに関しては【織斑先生】と区分する為であって、IS学園以外では現状ではこいつの名前なんて呼びたくも無いと思ったからだ。

俺と同じで他のメンバーに関しても、こいつに関しては名前呼びはしたくないと満場一致で決定した瞬間であった。

 

 

 

その後授業は進んでいったのだが、織斑がISの専門書を捨てていた事が判明し、俺は織斑に勉強を教えるように言われたのだが、こちらとしても分厚さのおかげで鈍器扱いもできるほどの参考書に関しては仕方ないとしても、未だに全て覚えていないのもあり、人に教えられないと言って断った。

 

と言うかだ、初のISの男性操縦者である【織斑一夏】が出た事で、もしかして他にもいるのではと世界一斉で行なわれた【第2の織斑一夏を探せ】の事案も含めて、織斑には俺よりも結構な日数があったのだ。

 

こっちは分かってから1ヶ月半程度しか経っていないのもあり、参考書に関しては約3分の1程度と思う部分くらいしか読めていないのだ。

と言うかだ、織斑が古い電話帳と間違えて捨てたと言っても間違いではないほどに分厚過ぎる上に、専門よりの言葉なので色々と難しいのだ。

 

 

 

特に俺の場合は動かせると判明してから、参考書の厚さもあったのと、就職しようと思っていた会社に連絡等をして色々と対応し、おまけに連日のTV速報的な報道に、思い切り人を人体実験の道具にしようかと思っている下種な連中に対しての対応に、IS学園での生活による保障等を日本政府に訴えたりもしたし、止めに神によって新たに与えられたスキル検証や、勉強方面に関しては3分の1でも読めているだけマシなほうだと思えるほどなのだ。

 

その点を言うと、織斑先生もできている部分で良いと言われたので、少しは参考書を見せながら教えることにした。ちなみに、織斑に関しては参考書をもう一度再発行するという事なので、しっかりと勉強をしてもらいたいと思った。

 

そしてその休み時間に俺の参考書を読ませながら、織斑と勉強をしていたら、イギリス代表候補生の【セシリア・オルコット】がやって来て、色々と自慢をして帰って行ったのだが、その際の一部は織斑が怒らせてしまったのだが、内容的には仕方ないと諦めた。

 

 

 

そして授業が始まってすぐに織斑先生からクラス代表を決めると言う話になったのだが、その際にクラスメイトが織斑と俺を推薦してきたのだ。

世間的に【男性操縦者】とされ、おまけに織斑はクラス担任でもあり、世界最強と言われている織斑千冬の弟と言うことが、会話が原因で分かったのもあり、仕方ないと思っていたのだが、それにキレたのがセシリアだった。

 

そしたらだ、セシリアは国際問題に匹敵しかねない暴言を吐いてしまっていたのだ。

 

「(おいおい。こいつ頭に血が上りすぎて、自分が何言ってるのか分かってるのか?)」

 

【・・・どうだろうね。流石にこれは頭に血が上っていて、何て発言扱いじゃすまないよね、これは】

 

【当たり前です。あの女は自身が宣言した通り、イギリスの代表候補生ですよ?この発言に関してはイギリスが日本に対して宣戦布告したとしても過言ではないですわ】

 

【だよな。幾ら自分が選ばれなかったからって、流石にこれは、なぁ。織斑先生も自薦他薦は問わないって言ったのになぁ?】

 

セシリアからすれば、国家代表候補生でもある自分が選ばれるのだろうと思ったのだろうが、ここには男性操縦者である俺達二人がいるので、認知度的にはセシリアよりも上なのだから仕方ないだろうが、いくら何でもこいつは発言の重さを理解していないのだろうか?と思ったほどだ。

 

まぁ頭に血が上り過ぎたのが原因なのだろうがと思ったのだが、流石の俺達も驚くしかなかった。

 

そう思っていたら、織斑が【料理の不味い国】発言をしたので、セシリアと織斑の二人でヒートアップし、その結果が冒頭の事案に至るのであった。

 

 

 

 

流石の俺も色々ともう精神的に参ってしまった部分もあるのだが、織斑の言った発言に関しては訂正をさせてもらった。

 

イギリス料理が不味いというのは合ってはいるが、それに関してはイギリスという国土問題や、そうなってしまった食事事情が原因であるだけで、それを除いたら何処の国にでも普通にある文化による違いでしかないのだ。

 

おまけに、今や日本の国民食と言ってもいい【カレー】は、イギリスが作り上げた【カレー粉】が原因だという事を話したら、クラス全員が全く知らなかったのかビックリしていたほどだ。

 

「と言うかだ一夏、何で急にお前は料理が不味いという風になったんだ?今はクラス代表を決めるための話し合いの場だ。他人の国の文化を非難する場じゃないだろ?」

 

「そ、それは・・・だ【それとお前に先に言っておきたいことがある】な、何だよ?」

 

「馴れ馴れしく人を【勇太】と呼ぶな。俺はここにおられる先生達や関係者を除けば最年長の年上だ。年上に関してはそれなりの敬意を払え。逆に、俺がお前を下の名前で呼ぶのは俺達の担任でもある織斑先生と区別するためだ。何かあった時に織斑と呼んでは、どっちなのか分らない時に困るから下の名前を呼んでいるだけに過ぎない。それを弁えろ」

 

俺の言った正論とも言える言葉に何も言い返しができない一夏であったが、俺も授業時間がもったいないので、決闘で決める事にするなら構わないと言ってこの話を終わらせる事にし、授業は再開された。

 

 

 

 

このクラス代表をかけた一つの事件が原因で、織斑一夏と天宮勇太との未来における大きな分岐点になったと、数百年後の未来において発見された天宮勇太のIS学園時代の日記に、織斑一夏との始めての出会い等が記載されており、初のISを動かせる男性操縦者【織斑一夏】とのこのやり取りが原因で、後の歴史の教科書に載るほどの存在となったと過言ではないと、後世の歴史評論家達に言われるほどである。

 

 

 

 

クラス代表を決める為に戦う事が決まったのは良いのだが、IS関係の事を事前に調べている俺からすれば、織斑には絶対に専用機が授与されるのが目に見えているし、セシリアに関しても態度等で専用機を持っているだろうと確信していたが、俺に関してはIS学園にある練習用ISの1機を借りての運用だろうと想定していたので、後で織斑先生と山田先生から色々とIS側の事情を聞こうと思った。

 

 

放課後になり、俺と一夏には急遽寮生活をするようになっていると言われ、俺は事前にIS学園内の寮生活になる可能性も考えて準備をしていたので良かったが、一夏に関しては織斑先生が準備をしたらしいのだが、余りにも数が少なそうだと思ったぐらいである。

 

山田先生から寮のカギを預かると同時に、俺の予想とは違ってIS学園で使用している練習機の1機をもらい受ける事になったのだった。因みに、貰った機体に関しては改造をしても構わないと政府公認であると山田先生から言われたので、山田先生の意見も聞いて第2世代の【ラファール・リヴァイブ】を貰う事にした。

 

練習機のラファールを俺の専用機にする為に初期化等を山田先生監修のもとで行い、俺の左手首にネイビーカラーのブレスレットとして待機形態でいる事になった。

因みにであるが、後で山田先生からISで運用できる多種多様の武器や装備品関係のカタログを貰ったのだが、滅茶苦茶に厚かったのだが、その中で面白い物があったので、今回の決闘の切り札として採用が決まり、今回の決闘用の俺の切り札として採用する事が決まり、準備してもらう事になったのは言うまでもない。

 

 

 

そして寮のカギに記載されていた番号の部屋に行くと、同室の人間が問題のセシリアと同室であったのであるが、セシリアも当初は驚いていたが、理由を俺が簡単に話すと納得し、同時に教室内で見せていたのと違う姿だったのだが、決闘でもしも俺が勝てばこの関係も大幅に変化するので、俺は簡単にセシリアに合わせておいた。

 

 

次の日、俺の予想道理に織斑には専用機が授与される事と、俺はIS学園で運用している練習機が授与された事が織斑先生経由で報告された。

おまけに時期と時間的な関係でアリーナでの練習ができないので、織斑先生等の先生方に色々とIS方面の話を聞きながら、決闘当日に使用するISの装備の準備をして対応するしか無いと思うのであった。

 

 

 

その際に、ISの開発者でもある篠ノ之束博士の妹である【篠ノ之箒】の名前が挙がり、本人は姉との関係を否定したので、少しはマシな存在なのかと思ったのだが、その日の昼食時間の際、偶然織斑と篠ノ之が俺が食べている席の近くにいたのだが、織斑に上級生がISの事を教えると言った際に、篠ノ之は何と数分前に嫌がっている感じであった姉の名前を平気で使ったのだ。

 

流石に俺達もこの篠ノ之箒の態度に関しては呆れてしまい、篠ノ之箒に関しては、織斑が好きなのだろうと言う事は態度で予想していたのだが、好きな人間と一緒にいる為だけに、嫌いだと思っている口ぶりの姉すらも平気で利用するこの女には呆れてしまった。

 

「(数分前に教室で【自分はあの人と関係無い】って言っておいて、一夏を他の人に取られそうになったから利用するって、滅茶苦茶最悪だな、あいつは)」

 

【流石にあれじゃあな。いくら何でもあれじゃ、織斑に関しては今回のクラス代表戦で勝てる要素は何一つないな】

 

【えぇ。私達もISに関しては世間一般で知っている程度の間違い付きの知識ぐらいしかありませんし、今後の上級生からの有効な意見等を聞く機会すらもこれで失いましたわね】

 

【まぁ別にいいんじゃないんですの?どうせあの清掃道具は愛しい人との時間欲しさに、周りとの協力をできなくしたんですから、後々で困るのは向こうですの】

 

【だね。それにあの子と言い、僕達が調べたISの生みの親でもある姉の篠ノ之束も、ISを否定した面々に対しての仕返しに、白騎士事件を起こした可能性が高い人物だからね】

 

【そうですね。まぁそういう考えになってしまった思いに関しては、私達も理解はできます。ですが、やり方に関してはまったく感心しませんからね】

 

俺達は織斑と篠ノ之に気づかれないようにさっさと昼食を済ませ、その場を後にした。

 

 

そして決闘当日になった。

俺に関してはIS学園で受領したISに関しても、今回の決闘用の武装選択、セシリアの情報集めもしたので、勝敗に関しては限りなく負けに近いのだが、時の運次第という事になるだろうと思った。と言うかだが、俺の能力で運用できる方面と比べて、滅茶苦茶に反応速度等が遅く感じるので、色々と疲れる事案でしかなかった。

 

織斑に関しても一応周りにそれとなく聞いたのだが、篠ノ之に無理やり道場に連れていかれ、ずっと剣道ばかりしていたらしく、ISに関しての知識方面の勉強に関しては一切していないと言う風に聞いたので、織斑が俺と戦っても勝てる要素は少ないと理解したが、織斑の専用機の所持している武装次第だろうなぁと思った程度である。

 

 

だがしかし、この勝負の勝敗に関係なくセシリアに関しては、事前に織斑先生と話し合い、勝敗に関係なく【制裁】をする事に関しては話をつけておいた。

 

織斑先生からも言われたのだが、去年も似たような生徒はいたらしいのだが、流石にセシリアの暴言に関しては看破できるものではないので、本来は国際問題的な事案になるのだが、今回に関してはこの勝負の終わった後の【制裁】ですませる事案にしてもらった。

 

 

 

ちなみに、織斑先生にこの【制裁】用の必要物品を頼んだら、内容的に余りにも多いのでビックリしていたが、それ等を使った特性のカグヤ汁】を飲んで、次の日にその効能の凄さを知ったので、制裁に採用されてしまったけれど、まぁこの場合は良いだろうと思った。まぁそのせいで色々と織斑先生の状態に全員がびっくりしていたが、織斑先生に関しても制裁後まで他言無用にしてもらっているので、制裁が楽しみである。

 

 




活動報告に今作品でのシャルロットをどうするかのアンケートをしております。


さらっと一夏による破滅ルートにも投票がきているので、個人的にはビックリです
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。