※この作品はR-18です。

インフィニット・ストラトス 機人の力を持つ者    作:ナハト・リコリス

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今回は鈴が初登場回になります。
次回からクラス対抗戦です。


第3話 もう一人の幼馴染み来訪(織斑の)

クラス代表が織斑に決定したのだが、俺と織斑の関係に関しては当初の出会いの時より悪化はしていないのだが、向こうが勝手に俺を敵視している感じになった。

 

俺達自身も、完全に嫌な者を見るような感じで見る織斑との仲を改善しようと思う事もなく、クラスメイトとして最低限レベルでの付き合いで放置し、周りも織斑の視線などの事情を知っているため、周り(篠ノ之は織斑と同じで敵意を向けているが)は触らぬ神扱いで放置してくれている様子であった。

 

織斑に関しては未だに俺がセシリアをクラス代表選の戦いに後に奴隷にしたという事で怒っているのだろうが、そうなった理由に関してもあの時にちゃんと説明した。

 

 

おまけに織斑の実の姉でクラス担任である織斑千冬も、セシリアの自業自得の事案として俺に一任している。

 

と言うかだが、俺自身セシリアを奴隷扱いにしたが、セシリアの体を弄んだりもしていないし、性的な方面での扱いもしていないので、そこまで酷い事案ではない。

 

 

セシリアに関しては自分のベッドが変わってしまったのに怒ったが、自分以外の人達と共同生活を行う上に、イギリスの代表候補生になったら他国のホテル等で寝泊まりをしなければいけなくなったりするので、自分勝手な理由の事案だけで生活はできないので、その点は諦めるしかない状態になったのだった。

 

 

因みにであるが、セシリアのベッドに関しては後日担任である織斑先生からのありがたい特別な指導を受ける羽目になり、数日げっそりとしていた顔になっていたが、その結果で色々と反省している事案になっていた。

 

 

 

 

それ以外に関して出言えば、俺や織斑にISでの運用法を教えてくれる先生として活躍しており、セシリア自身も織斑と関われるので喜んでいた。

 

まぁ俺からすれば、クラス代表でもある織斑の方に力を入れてもらい、俺に関しては織斑とは最低限レベルにしているので、恋する乙女からすればある意味いい扱いだろうと思う。

 

 

それ以外の生活面での方面に関しては言っていないので、俺自身も気を付けている位であるのだが、ISによる訓練に関しては、セシリアが武装の展開で俺に銃口を向けていたので、危うく機嫌の悪い竜馬と、面白半分で虐めようとしていたアルフィミィが出て来ようとしたのを抑えたりと大変であった。

 

因みに、この銃口問題に関してもセシリアは織斑先生からキツいお言葉を受ける羽目になっていた上に、近接格闘用のは音声による出し方だったので、織斑先生からも注意されていた。

 

 

 

織斑先生からの俺に関しての評価は、織斑よりかは少しマシな程度で、ISに関しては織斑と五十歩百歩と言う扱いなので、しっかりと練習すれば良いという事案だけであった。

 

言ったら悪いが、スキルで運用するゲッターとかの超非常識的な存在とかに慣れていたりするので、武装の出現には色々と手間取っていたりする。

 

と言うかだが、ゲッターを扱える時点で、俺もある意味人外レベルの存在なんだよなぁと思ってしまったため、出席簿による制裁を食らったのは仕方ないだろう。

 

 

 

そんな風に色んなことがありつつも日常は進み、一夏のクラス代表就任パーティーで、俺は輝夜市の生れであることを告白すると、全員が唖然としていた。

 

同時に俺の親戚が問題となっていた企業グループの存在だと知ると更に驚いていた。

 

「まぁそういう訳だから言って悪いが、あの町でいた俺からすれば、今の世界中の女性は【虎の威を借る狐】以下どころか、社会のクズだと思っている。皆には悪いが、あの町で生活していた男性達にとって、それほどまでにあの町の男性達は精神的にも肉体的にも傷を負わされている。生存している人の中にはサバイバーズ・ギルドやPTSDを患い、日常生活を送ることすらが最早困難だと言える状態になっている男性とも会った事があるから、俺自身もそう思えるほどになっている。それもこれも、ISを運用する為に必要な部品を造っていたという思いと、ISを使えるから自分達女性は偉いのだと、それだけの圧倒的な権力(ちから)を持っていると勘違いした女性達の思いが原因で、皆も知っているほどの非人道的な事案を起こしたんだ」

 

俺がそう言うと、新聞部の先輩ですら当初は怒っていたが、自分達と同じ女性が起こしたとも言える非人道的とも言える事案は、輝夜市が消滅した後も連日ニュースで取り上げられ、今でも輝夜市で起きた謎の消滅事故究明として特番も未だに何度も作られており、その際に輝夜市で行われていた事案も何度も放映されていた事と、自分達が使っている教科書にもISによる大規模な被害を起こした大事件の一つとして取り上げられており、この場にいる全員が俺の言葉に関して言い返しができない状態になっていた。

 

「まぁそういう訳だから、この学園生活で少しは皆もしっかりと考えてほしい。俺自身も俺の持っている思いを払拭できるかも知れないが、その点は皆の心次第だ。誰であろうと、自分が決めた意志で、その結果の先に未来が決まるんだ。君達自身の未来が、明るいのか、それとも暗いのか、それは今ここにる君達自身が選べるものだからね」

 

俺はそう言うと、この雰囲気でパーティーを続けていくのは気分的に悪いだろうと思い、俺はこの場から退室したのだった。

 

 

まぁセシリアに関してはクラス代表を決める戦いの際に別で話していたし、おまけに俺と同室であることも知っている面々がいるので、あの場に残っていればその点は色々と聞かれるだろうが、その点に関しては仕方ないと諦めてもらおうと思った。

 

 

 

 

そしてまた数日が過ぎ、教室で2組に転校生がやって来た話になったのであるが、その話題の転校生が織斑の知り合いと思われる女性が来たのだが、よりにもよってアルフィミィの好みであるロリ体系の女性だったので、見た瞬間にアルフィミィが襲おうとしたので、全員でアルフィミィが表に出てこないように何とか止めたのだった。

 

 

と言うかだが、俺は危うくアルフィミィに身体の支配権から全てを、対象を見た一瞬程度で奪われかけたので、本気でヤバかったと思ったのだった。

 

「(何しますの。あんなに可愛いんだから、少しでも私はあの子と一緒に遊びたいですの~!!!)」

 

「(辞めろ!!お前の言ってる遊びはこっちが色々と後で大変なんだよ~!!!)」

 

「(頼むから、これ以上僕達にまで被害が及ぶ真似はやめてよ!!そんなことされたら、僕達全員解剖された上に、ホルマリン漬けですまないんだから!!!)」

 

「(おまけにもう少しで授業が始まりますわ。こんな時に問題は起こすような真似は辞めて下さい!!)」

 

「(そうですよ!!幾ら何でもこんな理由で私達も死にたくは無いんですからね!!!)」

 

「(と言うかお前、今出てる俺から身体の方まで奪うって、あの一瞬でそこまでできるお前の行動が可笑しすぎるだよ!!)」

 

表に出ていないだけで、俺達の心で起こっていた事案であるが、俺達は2組の転校生でもある【凰 鈴音(ファン リンイン)】との最初の出会いでもあった。

 

 

 

彼女の来訪により、織斑一夏と天宮勇太の両名の運命は、更に加速していく事になった。それは両者にとって良い意味でも、そして悪い意味でも・・・

 

 

 

その日の昼飯までの間に、清掃道具とセシリアの両名が織斑先生の授業中に、織斑関係で集中できていない事が原因で織斑先生の出席簿によるありがたい制裁を受けた後、今日に関しては俺は織斑・清掃道具・セシリア等と一緒に食事をする事になったのだが、その際に先に来ていた感じの凰が待っていた。

 

 

まぁ結果で言えば、俺達5人で食事する事になったのだが、俺からすれば彼女を見た瞬間に暴走するアルフィミィに関しては、最初の事案の後に俺も含めた全員で大説教のおかげなのか、少しはマシになっているのだが、精神内とはいえド変態の相手はマジで疲れるとしか言いようがなかった。

 

 

因みにその際に、本人から凰と言うのはなれていないと言う事なので、【鈴】と言う事を言っていいと言われたので、少しは楽に話せる感じになった。

 

まぁしかし、鈴に関しても織斑が好きなのだろうと言う事は話の感じで分かったのであれだが、同時に相当な努力家である事も理解したし、おまけに俺の嫌いな感じの女性でないのは良かったのだが、それでもアルフィミィが虎視眈々と狙っているので、これから要注意だなぁと思うしかないのであった。

 

 

と言うかだが、清掃道具が【ファースト幼馴染み】、鈴が【セカンド幼馴染み】と織斑が言っていたのだが、それはどうなんだろうなぁと全員で思った事である。

 

 

 

 

その日の夜、偶然廊下を歩いていた俺は、泣いている状態でいた鈴を見つけたので、泣いている理由を聞くために部屋に呼んだ。

 

鈴自身も泣いていたが、すんなりと俺の言う事を聞いてくれ、俺とセシリアのいる部屋に入って来たのだった。

 

 

泣いている鈴からすぐに話を聞くのは無理だろうと思ったので、部屋に置いていたお茶とお菓子を出して、ゆっくりと話を聞く体制でいる事にした。

 

 

落ち着いた鈴から話の内容を聞くと、鈴は織斑と一緒にいたいために、織斑の部屋に行き、同室であった清掃道具と部屋を変わろうと言ったらしい。

 

それと同時に、昔織斑に対して告白をしたらしいのであるが、その意味を間違えて覚えていたらしく、それで泣いていたらしい。

 

 

 

まぁ鈴が織斑一夏を好きなのは確定したのは良いのだが、鈴には部屋に関しては寮長である織斑先生も関わっている事と、部屋に関しても、俺と織斑一夏の二人はISを偶然とはいえ動かしてしまったという事実が原因で急遽寮生活を余儀なくされた事もあるので、クラス対抗戦の前後くらいで俺達は個室に移動になる可能性が高いと言う事実を教えたら、鈴自身はそこまで考えていなかったのか驚いていた。

 

 

 

因みに男子の部屋が同室ではなく個室になるのは、俺が一夏と同室ではなく、別々にしてほしいと言ったのだ。

 

 

 

実はクラス代表を決める戦いの時に、セシリアへの制裁の話をした際に一緒にした話で、織斑と同室は拒否したいと織斑先生に直談判したのが理由で、織斑先生に関しても当初は渋ったのであるが、クラス代表戦で一夏に勝ったら考えると言質を取ったおかげでもあった。

 

と言うかだが、IS学園内での俺の体質の事を知られる心配を減らしたいのと、俺の精神安定を考えれば個室にしてほしかったのだ。

 

 

 

それにだ、今一緒にいるセシリアのような金髪美人と一緒にいる時点で、幾ら輝夜市で色々と女性方面で嫌な目にあっているとはいえ、性欲方面がまったく無い訳ではないので、結構キツいと言う部分はあるし、一部はスキルの情報操作を使ってセシリアにも誤魔化して女性陣がシャワーを浴びていたりするのだが、個人的には精神的にゆっくりとしたいという部分は存在しているのだ。因みに性的方面を理由に言ったのもあり、織斑先生自身も言われた当初は色々と困っていたが、しっかりと了承はしてくれた。

 

ただし、何かの理由で個室にならない場合は事前に連絡してもらう予定にしてもらっている。

 

 

 

一通り鈴から話を聞いた俺達であったが、セシリアに関しては、鈴が言った告白発言の意味が分からなかったので、俺が教えたら理解してくれた。

 

同時に俺は、これを気に織斑の知り合いでもある鈴から色々と織斑に関して聞いておこうと思った。

セシリア自身も俺がそう言ったので、好きな人間を知りたいと思っている部分で良かったのだろうが、俺が聞きたいのはそんな事ではないからだ。

 

「鈴、織斑って、お前が知っている限りで全く変わっていないのか?性格とかだが?」

 

「性格?そうね、まったくあいつは変わってないわね。だけど、どうしてそんな事を聞くのよ?」

 

俺はそれを聞いて、織斑の性格が昔からだと知ったので、俺とあいつが理解しあえるというのは相当難しいのだと理解した。

 

鈴には俺が輝夜市でいた人間だと知ると、世間で知っている限りでも滅茶苦茶に酷い場所であった事を知っていたので驚いていた。

 

「織斑と俺じゃISに関しての認識がまったく違うんだよ。織斑はISを【救える為の力】と見ているのに対し、俺はISを【傷つけるだけの力】という存在としての認識なんだよ」

 

「救える為の力と傷つけるだけの力?それはどういう意味ですか?」

 

「織斑はISを、自分が救いたいと思っている人達を【絶対に助けられる力】と思ってるんだよ。そんな事なんて一切無いのにな」

 

「・・・どういう意味でしょうか、それは?一夏さんの考えの何が間違っているのですか?」

 

「分り易く言えばだ、織斑はお前等が国や組織とかから余りにも理不尽な要求を突きつてられても、絶対に自分がお前等を守れると思ってるんだよ。ISの力でな」

 

俺がそう言うと、織斑の性格を知っている鈴は簡単に納得し、セシリア自身も少し時間はかかったが理解してくれた。

 

「逆に俺に関しては、ISに【誰かを救う力】も何も無いって事を知ってる。あるのは今の世界情勢を、正確に言えばこれから先の未来で輝夜市のような世界を作り出すような力しかないって事を知ってる。だから、織斑と違って、ISは誰かを泣かすだけの存在だとしか思っていないだよ、俺はな(正確には俺達は、だけどな)」

 

「・・・なるほどね。確かに一夏に関してはそういう風に見てる可能性はあるわね。あいつってそう言ったところがあるしね」

 

織斑の性格を熟知している鈴の言葉に、セシリアも織斑の部分を除けば俺の言った事に一理あるという風になり、俺は織斑とこれから先も仲良くできない事も話した。

 

セシリアも鈴も最初は驚いていたが、クラス代表を決める際の事件(セシリアの方面は制裁込みで話をした)を聞いて、鈴に関しては呆れてしまった。

 

「まぁ確かにあんたからの話を聞いた限りだと、それは一夏の方が間違ってるわね。クラス代表を決めるので、いくら日本に対しての暴言吐いたからって、他人の国の文化を否定するのは間違ってるし、おまけに決闘にした後での勝敗後の権利云々に関しても、織斑先生が許可を出したのを取り消そうとするのも間違ってるわね」

 

「そう言う事だ。だがまぁお前の方面に関しては、どうせもう少ししたらクラス対抗戦になるから、そこで決着をつけたらいいだろう。お前が何で怒ってるかも分からないんだし、この際だから思い切り対抗戦まで怒ってますって感じで織斑を困らせて、クラス対抗で自分に勝ったら少しだけ教えてやる程度にしてやればいいだろう。そうすれば織斑もお前にちゃんと謝るだろうし、俺もこれ以上は織斑の恋愛関係に首を突っ込みたくはない。流石の俺も馬に蹴られたくはないからな(と言うかだが、織斑が誰と付き合おうと、俺の敵にならないなら放置するのが一番だからな。まぁ敵になったら、容赦する気は一切無いしな)」

 

俺がそう言うと鈴は顔を真っ赤にしたが、流石に他人と話をした事で落ち着いた様子になり、同時に鈴もセシリアが織斑を好きだと理解したので、お互いに恋する乙女同士という感じで、織斑との関係も改善していこうという風になったのだ。

 

 

 

まぁ俺としては織斑が誰を選ぼうと関係ないし、俺自身も輝夜市での人生で最悪とも言える出来事があったので、女性に対してそこまで仲良くなろうとも思っていない。

 

 

俺自身、輝夜市を滅ぼした後、輝夜市の外の世界で何度か女性と関わったが、大半がクズとも言える存在ばかりだったので、大半の女性全員を人生の地獄に叩き落してやった。

 

同時に地獄に叩き落した存在の家族等で怨んでいる存在達もいたのだが、俺に直接・間接問わずに手を出してきた時点で、そいつ等も同じように地獄に叩き落し、その結果で色々と多方面から恐れられているが、大半は俺を怨んでいる相手が悪い事案なので、自業自得として大半が理解されないで生きている。

 

セシリアへの制裁云々に関しては、俺自身IS学園に入学して一日も経たないで起きた事案なのと、セシリア自身が言った発言の重さと、決闘後の【奴隷】宣言もあったので、そこまでしなくても自分から堕ちると言っているほどの存在に対して、そこまでしなくても大丈夫だと思ったからだ。

 

 

 

そして次の日、クラス対抗戦のトーナメント表が発表されて、織斑の初戦の相手は鈴だったので、俺としては何と言う運命なんだろうなぁと思うしかなかったのだった。

 

 

だがしかし、どうせなら鈴に色々と助言してやって、織斑を困らせてやるのも一つかと思ったりもした。

 

 

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