※この作品はR-18です。

インフィニット・ストラトス 機人の力を持つ者    作:ナハト・リコリス

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順番が思い切りに変になりましたが、実はただ単にメモリーから入れる際に間違えてましたので。

後ですが、現在は仕事で寮生活で、PCは実家なのと、雪で帰れないせいでこんな変な感じになりました。


第4話 クラス対抗戦での出来事

クラス対抗戦のトーナメント表も発表されて数日が経った。

 

 

織斑に関しては篠ノ之とセシリアの二人が猛特訓をつけ、俺は基本的に関係ないので三人とは違うアリーナでISの練習をしていたのだが、その際に鈴と出会ったので、鈴と一緒にISの練習に付き合ってもらった。鈴には対価として、織斑の専用機【白式】の持つ単一能力【零落白夜】の情報を提示しておいた。

 

序に武装に関しては【雪片弐型】一つという事と、織斑が切り札にするだろう戦術を教えておいた。

 

まぁ鈴からすれば敵である俺が仲間の情報を教えるのには驚いていたが、今回の事案では少し違うのだ。

 

「本来なら俺のしている事は違反だろうが、織斑に関してはお前を泣かしたという前科付きだ。それに、今回の戦いで例えあいつが勝っても負けても、俺には一切何のダメージも無いし、この程度の情報なら少しお前も調べたら多分簡単に知れるほどの情報だから、問題は一切ないだろ」

 

「まぁ確かにそうよね。と言うかだけど、あいつが切り札にしているのまで教えて、あんたは大丈夫なの?」

 

「大丈夫だろ?と言うかだ、相手の使用している武装と単一能力の情報を知っていれば、自分がどんな風にしたら勝てるか考えるのに少しは楽だろ?特に織斑に関しては武装と単一能力は実の姉である織斑先生が現役時代に使用していたのとまったく同じものだが、織斑先生と違ってISの操縦云々の力量に関しては大きな開きがある。この程度の情報提供は許容範囲内だ」

 

流石の鈴も唖然としていたが、だが同時に俺の言っている事案に関しては間違ってもいないため、俺に感謝の言葉を言ってその日は終わった。

 

 

だがしかし、鈴と一緒に訓練をした次の日の夜、滅茶苦茶に怒っていますと言う感じ全開の鈴に捕まってしまった。

 

滅茶苦茶に怒っている鈴により、無理やり話を聞かされたのだが、内容的には織斑が鈴の身体的特徴(貧乳)を言ったらしく、俺達としては痴話喧嘩的な事案を持ってくるなよなと思いつつ、クラス対抗戦で織斑をボコボコにしてやれと言って対応するしかなかった。

 

と言うよりも、誰が好き好んで【馬に蹴られる】事案に関わりあいたくないのもあるが、当初から織斑のあの朴念仁ぶりと、鈴の織斑に対して【好き】と直接告白する勇気が無いヘタレの相手などしたくもない。

 

おまけにだ、織斑の思考レベルに関しては、多分だが小学生の中学年か高学年レベルが良いところだし、あいつに【恋愛云々】を期待するだけ無理だろうと俺達は思っている。

 

 

 

そしてクラス対抗戦当日、俺達からすれば初戦の織斑と鈴と戦いは、二人の痴話喧嘩事案であるが、アリーナ内では通路が立ち見の状態になるほどの状態で、アリーナ内や管制室で観戦するよりも、外で観られるリアルタイムモニターでの観戦する事にした。

 

アリーナに入れなかった生徒や関係者がモニター前でいて、映像には第一試合である織斑と鈴の二人が戦いが始まるのを待っている様子であった。

 

 

何故管制室に行かなかったと言うと、本来は今後の俺自身のIS操縦方面の向上と、鈴に対しての情報流出を織斑先生に報告するついでに、管制室でゆっくりと見ようと思っていたら、俺の周囲の監視を頼んでいるボルフォッグから定時連絡が来て、管制室で篠ノ之がいるのを知ったからである。

 

何しろ織斑以外全くと言っていいほど眼中に無い清掃道具がいるので、下手に情報流出をした事を言えば、後々でクソ面倒な事案が発生する事が目に見えていたので、行くのを急遽止めたのだが、元々管制室側に移動していたので、アリーナ内に入るのは時間的に難しいと判断し、モニターでの観戦となったのだ。

 

 

そして試合が始まり、戦いの様子では鈴が衝撃砲【龍砲】で一夏を牽制しながら、俺が教えた近接格闘戦しかできない織斑の切り札である【瞬時加速(イグニッションブースト)】も視野に入れ、しっかりと対応している様子であったし、織斑自身も篠ノ之とセシリアによる訓練で得た移動方法等を使用しながら善戦している様子であった。

 

織斑の今の実力も、IS学園に入学してから習得した技術等なので、例え織斑がこの戦いで負けても、近接格闘武器一つと言う超が3つほど付いてもおかしくない近接特化機体の専用機である【白式】で、ここまで代表候補生相手に持ちこたえられるほどの実力を習得したという事実自体は変わらないので、これから先の本人の意思次第で代表候補生ではなく、何処かの国家代表クラスの実力を保持する事態になってもおかしくないほどの可能性を秘めているのだろうと同時に俺自身も思うほどだった。

 

 

と言うかだが、俺の場合もその気になればもっと上に行けるのであろうが、ISの性能自体が俺の持っている量産機系の存在よりも全面的に下な上に、基本的に主人公機やエース専用機とも言える機体を扱っている俺からすれば、ISは完全に思い道理にならない機体性能な上に、下手に高い実力があり過ぎると、織斑と違って後ろ盾が無い俺の命を奪うためだけに色々と面倒な事を起こそうとするかも知れない存在がいる可能性が高いので、そこそこ程度で良いようにしているのだ。

 

まぁこの学園にいる間は学園の特記事項により、3年間と言う期間だけ少しはマシになれるかも知れないが、3年間は長いようで短い期間なので、下手に実力を強くすると面倒なので、織斑よりも下程度にしておかないと色々と面倒だよなぁと思っている。

 

 

 

モニターでの織斑と鈴の戦いに関しても、このままいけばどちらが勝つのか勝敗は分からないかなと思っていたのだが・・・

 

【・・・何かが、来ます!!】【・・・学園が危ないわ!!】

 

神夜とシャインの二人が同時に警鐘を鳴らした瞬間、先程まで戦っていたアリーナ内で非常事態が発生したのか、中継されていた映像は突然途切れてしまったのだ。

 

同時に周りを見回すと、モニターのある場所から他の場所への移動ができないとと言う発言も聞こえた。同時に俺の持っている携帯が震えたので見てみると、別口で召喚していたシャドウ丸からの通信である事が分かった。

 

俺はパニックになりかけている周りに注意しながら移動し、周りに俺の姿と通信が聞こえないようにし、誰にも見られないような場所で低い声で話をした。

 

同時に会話している内容が後々何かでバレたら色々と面倒な可能性がある為、スキル【情報操作】を使い、俺が見られない場所でいるのと、会話している内容等を聞かれないようにしてから携帯をとった。

 

「どうなってるんだよ、これは?」

 

【大変ですよ。第2アリーナ内では遮断シールドがレベル4で設定され、学園のシステムを乗っ取られたので対処にかかっている状態ですよ。おまけに謎のISが戦っていたあの二人を襲っている。しかも、その相手は俺が調べた限り【無人機】で、こいつが学園のシステムに介入したっていうのが原因らしいですね】

 

「無人機?・・・ISの大前提【人が乗らないと起動しない】って事実を覆すって事は、開発者である篠ノ之博士が送り込んだ品物って事か。どういうつもりだ?」

 

【さぁ、そこまでは分かりませんよ。ですが俺が調べた限りでも謎のISには生体反応は無いんで、その可能性が高いでしょうね】

 

「・・・色々と面倒だが、アリーナ内にいる観客席の人達を逃がす対処している面々を助けてやってやれ。織斑達に関しては距離的に教師達に任せよう。下手に俺達やお前達が介入したら、この事態を引き起こした篠ノ之博士に目をつけられたら最悪の場合、お前等のデータを利用した危険な存在を開発しそうだからな」

 

【・・・確かに、そうですね。了解しました。それじゃまぁ向こうさんにも気づかれない程度で助けますよ】

 

そう言って通信を切った後、俺は神夜とシャインが警告した事態は、この事件を起こした存在が犯人なのかと思って聞いたのだが、二人からの返答は違っていた。

 

【いえ、今の事態を引き起こしている存在では無いですね。私の感になりますが、そんな気がします】

 

【私もそう思います。おまけに私が見た予知は、アリーナの中で織斑・セシリア・鈴の三人に、その近くに何故かあの篠ノ之まで巻き込まれている感じで、4人とも死亡している様子でしたわ】

 

シャインの予知内容を聞いて、俺は思い切り不思議に思ってしまった。何しろアリーナに織斑・セシリア・鈴がいるのは理解できる。だがしかし、何の関係性も無い篠ノ之がいるという事が、余りにもおかしいと思ってしまい、俺は移動する足を止め、シャインの予知内容を考えてしまった。

 

【・・・もしかしてなんだけど篠ノ之さん、この事件で管制室から移動できるようになった後、アリーナ近くの放送室まで行って、一夏を応援しに行ったって事は、無いかな?】

 

【・・・キラ、幾らなんでもそれは無いだろう?今アリーナにいる敵は、アリーナのシールドを壊したほどで、今起きてる非常事態を発生させた存在だぞ?そんな事をしたら自分も死ぬかも知れないって、普通は気づくだろうが?放送室にいる人間を助けに行ったんじゃないのか?】

 

【・・・そうですの。竜馬の言うように放送室にいる人間を助けに行ったという方がマシですし、応援なんてそんな事をしたら自分が真っ先に狙われる可能性が高いのに、自分の命と引き換えになるような事案をするような・・・】

 

キラが言った発言に、否定的な発言を竜馬とアルフィミィはしたのだが、流石に俺達もその可能性は低いと思ったが、少し考えてみると篠ノ之の性格に関しては短い期間とはいえ、キラの可能性が高いのではと思い、それ以上は口にしない事にしておくことにした。流石に言って悪いが、自分達が言った事が事実になったら怖いと思う部分もあるからだ。

 

なので、竜馬が言ったように放送室にいる人間を助けに行ったという事にしようと、全員で思いを統一しておく事にした。

 

流石にキラが言った発言が正解だった場合、流石の俺達ですら思いたくない滅茶苦茶な行動をする馬鹿な人間であるとわかったら、IS学園全体でかん口令をしかれ、今回の事件の案件の中で、特別階級クラスの秘匿事案になり、この手の事案に関しては、どんな理由でも外に漏らすような事があったら、漏らした人間の命すら平気で奪うような事態になるからだ。

 

 

理由は簡単で、篠ノ之箒が死傷者を絶対に出す可能性がある事案を起こした犯人なんて事態になれば、IS学園だけでなく、世界中の人間が彼女を【大量殺人者】として罵るだろう。

 

何しろ少し考えれば誰もが分かる程の危険な存在が今の学園を襲っているという事実と、その敵の保有している攻撃力に関しては、管制室にいたのなら一番理解ができる事案だろう。

 

最悪の場合、彼女はIS学園から退学処分の上、国家における最高裁判において速攻で【死刑】判決が宣告され、速攻で行われる事案になるのが、俺達が思っている事が正解なら、【本来なら起きる可能性のある事案】として高いのだ。

 

 

だがしかし、今の世界情勢では【こんな事態には絶対にならない】のだ。

 

 

何しろISを開発した篠ノ之束博士は、妹である篠ノ之箒を溺愛していると言われており、もしも俺達の思った通りの事案であった場合、篠ノ之束博士は妹の命を守る為なら、平気で世界中に存在するISを二度と使えなくするような事を平気で行う可能性が高いので、今の女尊男卑の継続を願っている一部の女性達からすれば、例え自分の子供の命があった上で、何十人の命が奪われる事態になっても、ISが使えなくなる事の方が重要なので、事件そのものをもみ消すだろうと思うしかなかった。

 

だからこそ篠ノ之箒と言う存在は、全ての国家から特別に色々と便宜を図ってもらっているのだ。例えそれがどれほど人の道を外れている行為であっても、今の世界にとっては【ISが動かせない】という事態以上に、深刻な事案は無いのだから・・・

 

 

俺達も思っている事案が正解で無い事を祈りつつ、もしもの時を想定し、俺はボルフォッグに連絡を取り、シャインの予知内容を教え、アリーナと放送室に関しての様子を監視してもらう事にした。

 

そしてもしも俺達が思ってしまった事案が正しかった場合、後で篠ノ之箒をこの世から正式に抹殺する為の証拠として保存してもらう事にした。

 

 

 

 

問題の場所にたどり着くと、何の変化も無いと言う状態であったのだが、同時に俺自身も何故か【危険】だと思うような感じになった。

 

そしてその感覚が強くなると同時に、俺の目の前の空間が【ガラスが割れる】と言う感じになり、割れた空間の先は血のような色をした気味の悪い空間が存在した。

 

「・・・さて、蛇が出るか、鬼が出るのか、どうなるのやら、だな」

 

俺達はその空間を見据えながら最大限の警戒をしていたら、【それ】は現れた。その空間からのしのしと言った感じで歩いて出てきたのは化物であった。

 

 

目の前にいるのは見た目に関してワニのような存在なのだが、体色は漆黒と言う感じで、所々に血のような赤いラインのような物が存在し、口からは黄色い唾液のような物を出していたのだが、その唾液が地面に落ちると、地面から白い煙が上がっていた。

 

そして両腕の部分には手が存在せず、代わりに太陽光で綺麗な銀色に反射をする刀のような刃物が存在していた。

 

そして相当鍛えられていると言っていいほどの筋肉を持ち、しかも俺達が知っている動物と違って【二本足】で歩きながら俺を見ているのだが、その眼は金色に輝きながらも、その眼はまるで世界に対しての憎しみのようなものを感じさせるようなものだった。

 

 

身長は3mほどで、ファンタジー等に登場する爬虫類型の人間【リザードマン】等の系列と言えばいいのだろうかなと思うほどであった。

(見た目に関してですが、ウルトラマンレオに登場したツルク星人の巨大化している時の姿を黒にし、皮膚の溝部分に赤いライン、目が金色と思ってください)

 

 

俺は目の前の存在をよくよく観察しながらも、同時に恐怖を感じていた。と言うのも、俺を見る相手の眼は完全に俺を【敵】として認識しているような感じで、リザードマンが出てきた空間の穴のような物も、リザードマンが出た後には跡形もなく消えてしまった。

 

リザードマンが俺に襲い掛かって来たので、俺は素早くISを展開しようとしたのだが、何故かISを展開する事が出来なかったのだ。

 

その事実に気づいた時には、もうリザードマンは俺を切り裂こうとしていたので、とっさに俺は相手の下を転がりながら相手の斬撃を回避したのだが、その際にほんの数秒前に俺の後ろにあった電柱を切断したのだが、リザードマンの手にある刀身は刃こぼれを起こした様子もなく、逆に銀色の反射光を俺に見せつけるような状態であった。

 

流石の事態に俺もどうしようと思ってしまった。何しろ相手の斬撃のスピードは速く、おまけにこっちはISを展開できない上に、このリザードマンの事を緊急通信で報告しようとしたのだが、目の前の存在なのか、それとも別口でなのか、妨害電波が出ている俺に対しての何かしろの救援は来ない事態になっていたのだ。

 

 

 

流石に色々とキツい状況と思っていたのだが、突然相手は俺の相手を止め、後ろに来た時と同じような穴が開いたかと思うと、その穴に戻ろうとした。

 

俺達自身もこの相手が俺を殺せそうなのに殺さないで逃げに徹すると言うのもおかしいと思った時に、俺はシャインの予知内容を思い出した。

 

シャインの予知では、アリーナにいる織斑達3人が死んでいるという事案を思い出し、俺は目の前の敵が出る場所を間違えたのだと気がついたのだ。

 

 

すぐさま敵の出した空間に入ろうとしたのだが、その前に敵共々空間が消えてしまい、織斑達が危険だと俺達は思った。

 

だがしかし、未だに電波障害があるのかISの回線は使用できないので、俺達は持っている能力を使用する事にし、俺達の能力を製作者や後々で面倒事を起こす可能性が高いISを一度外し、俺達はシャドウ丸とボルフォッグに急いで連絡を取り、俺がアリーナに入った後の監視カメラ等の映像処置を頼み、同時に俺はEXゲートの力を使ってアリーナ内に

侵入しようと思った。

 

 

だが全力で能力を使用できない二人から、一部の干渉はできたものの、これ以上の介入は学園側や篠ノ之束にバレる可能性があるので無理だと言われた。

 

そして俺は【ダンクーガノヴァ】を身に纏い、EXゲートの力でアリーナに侵入した。同時にスキル【情報操作】も使用し、俺は敵と対峙したのであった。

 

 

スキル【情報操作】を使ったのは、このスキルも電子機器等にも影響を与える事を思い出したのと、纏った状態での使用を今までした事は無かったが、シャドウ丸やボルフォッグの協力もこれ以上無理だと言われたのもあり、できる手札で何とかしようと思ったのもあったからだ。

 

 

そして俺がゲートから出た時、アリーナにいた織斑達3人はISを纏っておらず、織斑は敵の刃で殺されそうになっていたので、俺は相手に体当たりをし、織斑の命を助けた。

 

と言うかだが、俺があと数秒来るのが遅かったら、織斑の身体は横に真っ二つにされていたか、首が刎ね飛ばされていたと思うので、ある意味ギリギリだと思うしかなかった。

 

 

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