インフィニット・ストラトス 機人の力を持つ者 作:ナハト・リコリス
あと今回の臨海学校の事案で箒の専用機である紅椿登場と一夏の強化の回になるのですが、今作品では色々と違う扱いです
あとですが、今回は滅茶苦茶をやる予定です。
というか、やっぱり【アレ】をしたいという気持ちが高いので、今回の話でやろうと思っております。
因みに私の思う【アレ】を予想できる人はいるかな?
シャルロット・デュノアの実家でもあるデュノア社の幹部役員でもあるナーデル・デュノアの逮捕は全世界で大々的に報道され、ISができて発生した事件としては、日本の輝夜市で起きた事案と並ぶとされたほど危険な事案として報道された。
何しろ報道された案件だけでも、デュノア社の土地を使っての違法薬物栽培に精製業務まであり、更にはマフィアと繋がっての案件とまでなっていたからだ。
それだけに飽き足らず、彼女に協力したとして多数のフランス政府高官が捕まり、その大半が余りにも危険な女尊男卑思考の女性高官で、彼女達は賢い自分達がこの国を動かし、不要な女や使えない男は見世物にして生かすとしたある種の差別思想をもつ危険なカルト集団のような人物達とされた。
本来ならこんな事件の大本であるデュノア社もこのまま倒産かと思われたのだが、今回の事案はデュノア社は実は一切関わっておらず、ナーデル・デュノアとその仲間達が書類全てを偽造し、結果的にはフランス国家を巻き込んだ最悪の事件とされたのだ。
実はフランス政府はBPから受け取っていたナーデルとその仲間である高官達による多数の偽造された書類等のデータを他国にも提供し、当初は偽造されたとはいえ余りにも酷すぎる内容であったため、BPの調べた情報を自分達で事実確認のために国連から参加した第三者機関による調査により、調査の結果提供された情報は真実であり、デュノア社とフランス政府はナーデル・デュノアとその仲間達による被害者とされた。
ナーデル・デュノアと協力者であった仲間達は、最高裁判所により死刑宣告がなされた上に、すぐさま裁判で判決の降った存在全員に対して死刑が執行された。
同時に国連主体でISによる余りにも酷すぎる女尊男卑の案件として、更に法的に今回のような事案が起きないようにとさらなる法整備が進められることとなった。
同時にこのデータを提供したBPの事は各国政府にとっても悩みのタネになったのだが、それはまだ別の話である。
何しろフランス政府やデュノア社ですら何年も何人もの人間によるチェック等を含めて偽造された事すら気づかない程のデータの誤差等を見つけ、更にはそこから犯罪組織へ流れた部分の情報等など、世間に対して報道された以上の事案が齎されたのだ。
しかも報道させなかった情報は、下手に世間に何かで流れた場合、国家の威信は国内外含めてガラスの如く砕け散ると言っていいほどの最低最悪な情報まで存在していたからだ。
同時にこれ等の情報収集がある種の短期間であったことも知られ、BPという組織の持つ情報収集能力の恐ろしさと、構成員等の未知過ぎる存在に対して自分達の国も今回のような事案系の問題は無いのかしっかりと調べ直そうと言う感じになるのは仕方ない事実でもあった。
因みにシャルロットも当初は周りの皆からも心配や犯罪者の関係者みたいな扱いとかをされていたが、本人が自分は大丈夫とした事と、報道等でナーデルが勝手にした事が報道され、デュノア社やフランス政府までも被害者になっていたことで、シャルロットへは逆に関係者扱いした存在は謝りに来ていたほどであった。
各国政府方面の話を諜報系の存在から聞いた俺であったが、近々学園の外に出ての臨海学校案件になり、その分の書類処理を現IS学園の生徒会長として頑張りつつ、書類仕事をしていた。
だが個人的な準備ができているのかと言う話になった際に、自分ができていない事を思い出し、次の休みに外出して必要な物を揃えることにした。
久々に外に出たのはいいのだが、何故か更識姉妹に捕まり、一緒に買い物をする事になってしまった。
因みに二人共私服だが、二人共似合っていたとしか言いようがなかったほどだ。
簪に関しては臨海学校が終わった後くらいに織斑が原因で開発そのものが凍結された自身の専用機が学園に持ち込まれる手筈となっており、臨海学校が終わった後は俺達も協力しながらも開発になっている。
「それにしてもだけど、大丈夫なの?」
「皆が知らない人格の一人で、プログラム作成が得意なのがいるから、簪の機体の状態を見てからプログラム作成を含めて手伝うつもりだ。因みに前に簪にはそいつが作った遊びプログラムを提供したが?」
「・・・あれで遊びなら本気が怖い。私でもあそこまでのプログラム作成はできない」
「か、簪ちゃんがそんな風に言うなんて、そんなにヤバいの?」
流石に刀奈も不思議にしており、簪からキラが作ったプログラムの内容を見たら、刀奈はギロッと俺を睨んだ。
「・・・これ、何?相当凄いプログラムだと思うんだけど?多分だけど、何処の企業も喉から手が出るほどの超一流の腕前だけど?」
「プログラム関係は俺は全く分からないから知らん。序に学園の外でもある今はそいつに変われないからな。おまけに、ただでさえお前等みたいな美人二人と一緒なんだから、これ以上の変な揉め事はゴメンだ」
俺がそう言うと二人は顔を真っ赤に染めた。
こいつ等くらいなら美人だとかのお世辞は聞き慣れていると思ったが、微妙に違ったらしい。
そんなこんなで目的地に到着したのだが、何故かそこでシャルロットとセシリアと出会い、向こうも臨海学校での水着を買いに来たらしく、目的地が同じなので五人で行くことになった。
因みに五人から着る水着を選んでほしいと言われたが丁重にお断りした。
だがしかし、何故か四人とも俺に選んでほしいみたいな感じだったのでどうしようかと迷ったら、アルフィミィからある提案を受けたが、流石にそれはと思ったが、四人の雰囲気的にこの場合は仕方無いと諦めた。
「楯無以外は臨海学校で見るだろうし、臨海学校で俺基準でいいなぁと思った順に一日デートでいいか?楯無は一番最後な。お前は二年生だし、同室である俺に簡単に見せられるだろ」
俺がそう言うと楯無以外の三人は後ろに炎を灯し、
水着の選定に入っていった。因みに楯無も最後とはいえ一日デートは嬉しそうにしていた。
俺に関しては臨海学校という学園の外で女性メンバーに変更する気は無く、おまけに賞品として一日デートにしたが、まぁその時に何事もなければいいかと思うのであった。
因みに、女性陣が水着を購入中に今のご時世では当たり前的な女尊男卑思考の女性が、俺に自分が試着して元に戻さないのを俺に戻せと言ってきたが、俺は呆れるしかなかった。
「それ位は自分でしたらどうですか?それに少し前にフランス政府まで騙した悪女がいたのに、そういう行為は止めた方がいいですよ。結構世界レベルで変わろうとしてるに」
「ふざけんじゃないわよ!!女の私が男のあんたに命令して何が悪いって言うのよ!!」
まぁそんな態度でいたら、近くにいた女性警備員がやってきたのだが、どうやら目の前のこの女の知り合いみたいで、全面的に女の主張を信じている様子だった。
同時に被害を訴える女と女性警備員の話し方や目配りなどを見て、俺はこの二人に違和感を感じた。
「(この二人、なんかこの手のやり取りが慣れてるな。・・・恐らく常習犯だな、これは)」
【だね。恐らく恐喝と強盗、悪かったら暴行事案もかな?】
【それにしても、ここ毎日報道されてる悪女案件を言っただけでこれとは、女としてのどうなのかと思いますわ】
【止めとけ止めとけ。どうせ今までこのやり方で生きてきたんだろうしな】
「(だろうな。まぁ犯罪面に関しては後でボルフォッグ達に調べてもらうか)」
そして俺を警備員が連行しようとしたら、水着を買い終わっていた四人も途中からこの様子を見ていたので、俺を助けてくれた。
おまけにIS学園の名前も出されたので、二人は逃げようとしたが、別の警備員がやってきた。
そして新たにやって来た警備員が四人から事情を聞いて、同時に俺はその間に、ボルフォッグ達に連絡して二人を調べて貰った。
問題の女と女性警備員と話し合いをしようとした時に、ボルフォッグからメールでこの二人が真っ黒な上に、監視カメラ等のデータを書き換えていた事実をメールで知らされた。
因みにこの間も二人は自分達は悪くないと言った風な主張をしているが、担当している警備員も困った様子であった。
「更識、悪いが警察を呼んでくれ。その二人、多分だが何人かの男性を同じ手口でハメてる可能性がある。何しろ俺の話を聞くふりしての話のやりとりとかが妙に手慣れてたから、恐らく恐喝と強盗、更には暴行事案もあると思うぞ」
俺がそう言うと、二人はこの場から逃げようとしたので俺はすぐさま二人を捕まえ、逃げようとした時点で俺の予想が当たっていると周囲にバラした二人は警察に突き出されることになった。
同時にボルフォッグ達に頼んで監視カメラの映像データの書き換えをした事を警察にも分かるようにした。
後にこの二人が逮捕された後、この時の捕物等がSMSで動画付きで逮捕された二人の姿は投稿された。そしてその次の日のニュースや新聞の一部に乗るだけのものだと思われたこの事件は、後日とんでもない方向に行く事になった。
実は逮捕された彼女達に対し、ISができて女尊男卑の法令等ができたと同時に多数の男性達に被害を出しており、なんと全国から数万件もの被害を受けたとした男性達から被害報告が発生し、結果的に膨大な量の恐喝と強盗、暴行事案も含まれた大事件となったのだ。
そしてこの事件は逮捕されて一気に被害報告が増えた事で連日全国ニュースや新聞の一面を飾るものになった。
結果的には俺達の案件で逮捕された後に、多数の被害届による逮捕に切り替わったが、一貫して二人は警察でも全くと言っていいほどの反省の色がなかったらしく、最終的に裁判で二人揃って無期懲役刑が言い渡される事態になった。
判決が決まったこの時になってやっと自分達のしてきた事を反省したらしいが時すでに遅く、後のドキュメンタリー等でも『余りの女尊男卑思考の末路』として語り継がれることになるのであった。
因みにこの二人に関しては再審請求等を求める裁判等も拒否され、担当した弁護士も何度か謁見して罪状の減刑を求める為の行為を彼女達に言ったが、彼女達自身が自分達が犯した犯罪の重さを理解しようとせず、結果的に彼女達を護る気等も無くなり、判決後には彼女達の弁護から離れた程であったらしい。
最終的に彼女達二人に関しては、女性刑務所でも新たにできた一番キツい所に入れられ、家族からも縁を切られ、無期懲役刑の中でも仮釈放すらない終身刑と言える事案で、しかも遺体になっても外に出られることは無く、刑務所内にある無縁仏として扱われるほどだったらしい。
逮捕されて連行されて行く二人を見送った後、俺達はコンビニで弁当を買ってから学園に戻ってきた。
流石に警察関係の事案だったので、帰りのモノレールに遅れる可能性があると思って事前に学園に報告した。
学園側も当初は警察関係の事案なので驚かれたものの、話内容を聞いて納得してもらい、寮の門限に関しては今回は特例とし、最悪の場合は明日の朝一番のモノレールに乗って帰ってくれば良いとなったが、最終便で帰って来る事になった。
因みに四人も連行されて行く二人を見て、自分達はあんな風にならないようにしようと話し合っていた。
そして数日後、臨海学校が始まるのであったが、まさか事件に巻き込まれるとは思わなかったのであった。