インフィニット・ストラトス 機人の力を持つ者 作:ナハト・リコリス
そして私のやりたい【アレ】を出します。
色々と思うのですが、やっぱり【アレ】をしたい感が強くてこうしました
臨海学校が始まり、俺と織斑はどうなるのかと思ったら、教師と同じ部屋割りになっており、織斑は家族で同室となり、俺は山田先生と同室になった。
そして初日の今日は海を楽しめるとなったのだが、俺に関しては海パンに上にジャージを着て泳ぐ気はサラサラなかった。
「何であんたそんな恰好なのよ?」
「鈴か。最初から俺は泳ぐ気は無いんだよ。色々と昔のこともあってな。今日はできたら思い出に浸りたい気分なんだ」
「・・・そうなんだ。まぁそういう時もあるわね」
白騎士事件で起きた本当の真実を知っている俺にとって、俺の両親と一緒に遊びで海まで来たりした思い出もあり、今回は久々に海を見たせいで少し思い出に浸りたい気分でもあったからだ。
何しろ輝夜市での生活と事件後の色々で来る事はできず、おまけに俺自身の精神的な面もあって来ようとすら思えなかったのだ。
今は何とか吹っ切れたところもあるので、別に海で遊ぶと言うなら今回でなくともいいしなと思っていたりもしたからだ。
鈴も俺の言葉の意味を理解してくれて、後は何も言わずに、その場を去ってくれた。
後のこの思いがとある事件が原因で壊されるとは思わず、同時に事件を起こしたであろう元凶に対しての怨みが増す事になるのだが、このときは思いもしなかったのだ。
そして海や周りを見ていたが、途中でセシリア・シャルロット・簪の三人が来て、自分達の水着姿を見せに来ていた。おまけなのか、タオルでぐるぐる巻きにしたラウラもいたが、ラウラも可愛い感じの水着姿を見せてくれた。
(水着姿に関しては原作と同じで。簪は皆さんの想像に任せます)
因みに結果で言えば、事件の後で俺が思い出したのだがセシリアとシャルロットの二人は夏休み中に一度は故郷に帰らなければ行けないと思い、デートの話に関しては、簪が最初で、後はセシリアとシャルロットは国での事案が終わってからとした。
流石に二人からも仕方無いと納得してくれたが、俺と一日デートで良かったのかと思ったほどだ。
まぁ話を聞いた限りでは、織斑への好意が完全に無くなった上に、共にいる男性としては俺がまだマシらしいから仕方ないとした。
そんなこんなで夕食後に皆の入浴が終わって少しした後に、篠ノ之・セシリア・シャルロット・鈴・ラウラが織斑先生の部屋にやって来たが、俺は事前に先生に報告していた風呂に入らせてもらった。
何しろ俺の体質的にも一人でゆっくりとしたかったからだ。
「時間はどれくらいだ?」
「神夜はこういう時は長風呂派なので。まぁ1時間位は時間を潰しますので。皆も話があるならゆっくりしてろ。だが、風呂には来るなよ。流石にこんな時くらいは一人でゆっくりとしたいんでな」
こういう時くらいは精神的にもゆっくりしたいので、織斑先生も呆れながらも了承してくれた。
そして次の日の朝、最初の授業として専用機持ちとそれ以外で分けられていたのだが、何故か白を貴重としたISスーツに身に纏った篠ノ之箒が専用機持ちの場所にいたので、当初は不審に思ったが、生徒会長として観ていた彼女の情報を思い出し、同時にこの場にいることを納得した。
因みに簪も本来ならこっち側なのだが、専用機の保持をしていないので、一般扱いでいた。
「(全く、あの清掃道具は何を考えてるんだ?)」
【ほんと、最悪だね。この場にいる意味を考えたら吐き気がするよ】
【だな。全く、実力もねぇ上に知識も無い。それなのに自分だけのISを誕生日プレゼントにおねだりするとは、力の意味をはき違えるのもいい加減にしてほしいぜ】
【ですわね。確かに歴史上の観点からすれば、力ある者の力を借りるのは何の問題でもありません。ですが】
【織斑さんと一緒にいる時間を得るためだけにこんな真似をするなんて、専用機を持つために努力した人々をあざ笑っているとしか言いようのない最低最悪な恥晒しですね】
【流石にここまで来るとアルフィミィちゃんも呆れますの。まぁ顔やスタイルは良いですから、後で世界中にアルフィミィちゃんの作品として扱ってあげますの。おまけで織斑一夏もいれてあげますの(笑)】
アルフィミィの言い分には俺達も辞めさせようかと思ったが、流石に今回の事案は予想が簡単であり、同時に今も専用機を手に入れようと頑張っている人達への侮辱と判断できたのもあったので、そのまま許可しておいた。
実は篠ノ之箒の誕生日が確か今日7月7日なのを思い出し、そしてこの場にいる時点で姉である篠ノ之束と連絡をとれ、そこで誕生日プレゼントとしてISを強請ったのだろうと予想がついたからだ。
理由に関しては織斑と少しでも近くにいたいという恋する乙女心だろうが、この場合は愚行でしかない。
そして不思議の国のアリスのアリスのような衣装をした篠ノ之束の姿を見て、同時に彼女が妹である箒への専用機である〘紅椿〙の運用を見ながら、俺は心の中にあるドロドロとした怒りを抑えながらいた。
「(まぁ今回は放っておくか。篠ノ之束の顔を見れるだけで今回はマシにしておくか。本当なら殺してやりたいが、こんな場所でする気は無いしな)」
本当ならISの生みの親であり、世界中に指名手配されている篠ノ之束を殺してやりたい気持ちが強いが、こんな人目の多い場所でするのは俺自身の保有する能力を掲示することになる。
事前の調査で篠ノ之束の性格は理解しており、下手に俺達が能力を使ってしまえば、人を助けるために使う能力も、使ってしまった際の結果を知るためだけに、他人の命を平気で奪える危険過ぎる存在だと認識しているからだ。
何しろ調べた限りであるが、篠ノ之束は自分が認識した存在以外はどうでもよい存在としている。
つまり彼女が認めた人間存在以外は、相手が死のうと、例え血塗れで助けを呼べば助かる可能性がある状態でも彼女は何もしない存在だとボルフォッグ達による調べで分かったからだ。
それを聞いた時、俺は白騎士事件で起きた真実の意味が分かった。
彼女からすれば、あの事件は自分の造ったISが世間に認められなかった腹いせにしたパフォーマンスなのだ。
そしてこのパフォーマンスで巻き込まれて死んだ人間は、彼女にとっては路傍の石のようなものだと知ったからだ。
世界中の人間が否定した自分の生み出したISが、世界中に認められればそれでいいと思っていると予想した時、俺は決してどんな事があろうと許す気にはなれなかった。
「(お前の顔は覚えたぞ、篠ノ之束。お前も、そしてお前が大切にしている者があるなら、お前と一緒に葬ってやる。それが俺の、いや、俺達の復讐だ)」
専用機を貰って嬉しそうにしている清掃道具の顔と、それを見る篠ノ之束を見ながら、俺は篠ノ之束への復讐を再度誓うのであった。
そして清掃道具の嬉しそうな顔で終わると思ったら、山田先生が織斑先生に対して大急ぎで来たのだが、同時に俺達の前に謎の人物が現れ、俺に対して攻撃をしてきた。
流石の事態に周りが唖然としたが、俺は目の前の存在にだけ対処することにした。
そうでなければすぐさま殺られるのが目に見えているほどの実力者だからだ。
「た、助けねぇと!?」
「止めなさい!あんな攻防をしてる二人の間に入ったら、逆にあの覆面してるのに殺されるわよ!」
「私達の武器では下手をすれば天宮を殺してしまう。ここは様子を見るしかない」
織斑はこの攻防に入ろうとしたが、周りが止め、清掃道具も今の自分ならと思っていたらしいが、周りから止められていた。
同時に俺は目の前の人の正体が分かったのだが、流石にこの展開は良かったと思ったからだ。
そして俺は蹴りを、向こうは拳を放ち、場所を入れ替えると覆面にしていた布を外した。
「おう!王者の風よ!!」
「「全新!系列!」」
「「天破!!侠乱!!」」
「「見よ、東方は、赤く燃えている!!」」
『『『『『・・・・・・・・・・』』』』』
流石の事態に周りが唖然としていた。
覆面にしていた存在が覆面をとくと、おさげ頭の老人?が現れ、おまけに周りに炎が見えている幻覚までこの場の人間全てが見ているのだ。
「お久しぶりでございます、師匠!!」
「うむ!貴様等の拳も良いものになっておるな」
『『『『『え?・・・・工エエェェ(´д`)ェェエエ工』』』』』
そして勇太が片膝をつけ、更には頭まで下げた姿を見せた挙げ句、さっきまで戦闘をしていた相手を師匠と呼んだので、周りにいた人間全てが声を上げるのであった。
「えっ?さっきまでのって一体何?」
「流派東方不敗の挨拶みたいな演舞ですが?」
「挨拶みたいな演舞って何なんですか!?」
一応変な状態になった山田先生に対して勇太がそう言うと、流石の山田先生の返答は皆の答えであった。
「さてと、すまぬがこやつを連れて行くぞ?」
「あ・・えっと・・何処に?」
「なぁに、こやつ等の修行よ。何しろこやつ等はわしの弟子であるがまだまだ未熟者ゆえな。此度は久々に修行をつけに来た次第よ」
「何処までもお供させてもらいます!」
そう言うと勇太は師匠と呼ばれた存在と共に崖から飛び降り、何処かに消えてしまった。
因みに流石に崖から飛び降りたので山田先生が驚いていたが、二人は崖の下にある岩に降り立ち、そこから〘水面を走って〙移動するのであった。
「・・・一体何なんですか、あの二人は!?」
流石の事態に山田先生も報告するはずだった連絡を忘れ、途中で織斑先生に言われるまで報告しに来た事案を忘れるのであった。
やはりやりたい
流派東方不敗のご挨拶ともいえる演舞
多機能のが何とか仕えたのでしたかった方面に変更しました。スマホだと難しい