黒歌の眷属性活 作:こくもつさん
あけおめこ
とよろ(激遅)。
そしてお久しぶりです。そしてそしてまた文体が変わってます。よろしくお願いします。
「今日はマンコもケツ穴も使わねェでいい。オレたちの仕事を手伝ってもらうぞ」
いつもより遅くに目覚めた黒歌は、マスターにそう言われたはずだった。
最初は、まさかそんなことを言われる日が来るなんて、と驚いた。マスターとその眷属たちは精力旺盛で毎日誰かしらが黒歌の身体で遊んだし、何なら複数人に犯されたり誰がどの穴を使うかでもめたりすることまであったほどなので、そういうことをしなくていい日、というのが訪れるなんて黒歌は思ってもみなかったのだ。
黒歌がマスターの眷属になってから数ヶ月、初めてもらえた休日。いや、マスターの仕事を手伝うということなら休日とは言い難いが、ともかく膣穴や尻穴の休養日だ。酷使にはもう慣れてしまったとはいえ、休ませられるのならそれに越したことはない。文句はなかった。
若干、本当にちょっとだけ残念に思えたりもしたが――ともかく、今日はエッチなことをしない日だと、黒歌はそう認識し、マスターに飲めと差し出された試験管の変な色の液体を、深く考えず飲み干したのだった。
その結果。
「なっ、ななな、なにコレ!? 私、おチンポ生えてきちゃったんだけどっ!!?」
黒歌の身体にあるはずがないものが、生えてきた。
感覚に驚き着物をめくって見てみれば、股間の間、陰核と膣口の間からでろんと垂れ下がっている肉の棒。黒歌がよく知るモノよりは色が薄く、おまけに玉と袋はないものの、指三本分ほどの太さと手のひらを立てたくらいの長さを持つそれは明らかにオスの象徴そのものだった。
今まで扱いたりしゃぶったり、入れたり入れられたりしていたものが自分のまたぐらにある異常。幻覚かと思えど空気に触れる感覚は確かなものだし、おっかなびっくり掴んで持ち上げてみればずっしりとした重さも感じられた。
どう考えても、これは自分の身体から生えている。そしてそんなことになった原因は、どう考えてもさっき飲まされた薬のせい。そこまでをはっきり確信し、黒歌は、傍でにやつくマスターと、生やしたそれを観察する気満々なマルダン、ジルダン、レルダンの三兄弟にじとっと憤りの眼を向けた。
「マスターたちのこと信じてたのに……酷いにゃん。ピアスとか刺青とかならまだしも、何の断りもなくこんなもの生やすだなんて。それに今日はエッチじゃない普通のお仕事するんじゃなかったの? マスターの嘘つき……!」
「嘘じゃねェよ。それに、いつもみたいにチンポ生やしたお前を犯してやろうってわけでもねェ。これは臨床試験だ。……悪魔の出生率が低いってことは知ってるだろ? その問題を解決するための手段の一つとして、女同士でもガキが作れるようになる薬ってのを前々から考えてたんだよ」
「黒歌殿が飲んだのは、その試作品第一弾! 要するに、女性に陰茎を生やす薬なのでありますな!」
「ヒヒッ……ひ、被験者は、とう、当然女が、ひ、必要だから……」
「だから黒歌氏にお声がかかったのでござる。納得していただけたでござるか?」
マスターに続いて、マルダン、ジルダン、レルダンの三人が、まるで示し合わせたかのように揃って言った。妙な気味の悪さを感じたが、しかし言っていることに突っ込むべき点は見当たらず、黒歌は釈然としないながらも彼らの言い分を信じることにした。
ただ唯一、そういう説明は薬を飲ませる前にするものじゃ、という思いは拭えなかったが、今更言っても仕方がないことだと呑み込んだ。その代わり、今度は不安のほうが膨れてきた。
「もう……。わかったけど、でもおチンポ、このまんまじゃないわよね? ちゃんと元に戻る、わよね……?」
「もちろんでござるよ黒歌氏。データ上では……まあ大体、二、三時間でござるな、それくらいしたら萎んで消えるはずでござる」
「ならいいんだけど……。それで、臨床試験だっけ? 私は何すればいいのかにゃ? 早いこと終わらせちゃってよ」
「確認すべき点は色々とあるのであるが……まず何よりも正常に機能しているかを確かめねばならんでありますな! つまり、きちんと射精できるか、である!」
肉でぶ厚い胸を張ったマルダンが、今度は少し前のめりになって黒歌の肉棒を見て言った。しかし着物の端から露になっているそれは、まだ下を向いたまま。臨戦態勢とは程遠く、そもそも射精できる状態にはなかった。
まずは肉棒を
ならばどうするか。たぶん、手っ取り早く媚薬の類を使うのだろう。あるいはこれ幸いにと犯さない約束を反故にしていつもの輪姦が始まるのかとも思ったが、どうやら今日のマスターたちには本当にその気がないようで、にやにやと笑ったまま、マルダンだけが何やらむにゃむにゃと魔法陣を編んでいた。
薬ではなく術なのか。まあどちらでもいいことだ。黒歌が邪魔にならないように着物を脱ごうと手を掛けた、その時だった。
「んっ……ふ、んぅ……っ♡」
艶めかしい吐息。女の子の声が不意に聞こえてきた。
黒歌のものではなかった。そしてこの場には黒歌以外女はいない。いったい誰だと顔を上げれば――
「し、しろ――!?」
ベッドの上で自身のまたぐらをまさぐっている白音の姿が、目の前にあった。
頬は僅かに上気して赤く色付き、目は気持ちよさそうに細められ、そして漏れる艶めかしいため息の隙間からはくちゅくちゅと水音まで聞こえてくる。彼女は自慰の真っ最中だった。
妹のそんな場面を見てしまった気まずさとか、そもそも白音がどうしてここにいるんだとか、今の自分の姿を見られてはまずいとか、途端にいくつもの感情がせり上がって黒歌はパニックになりかけた。が、しかし一瞬の後に気付いた。これはマルダンの魔法陣だ。
マルダンが使ったのは、たぶん、映像を映し出す魔法なのだ。よくよく見れば窓の枠のような縁取りが宙に浮かんでいて、目の前の白音の姿はその中にだけ見えている。
黒歌は安堵した。が、しかし続いて眉根が寄った。この映像がマルダンの魔法だったとして、彼はいったいどういうつもりなのだろう。まさかこれで黒歌が興奮すると――黒歌が、妹をオカズにオナニーできるような奴だと思ったのだろうか。
心外だ。さすがにそこまでは堕ちていない。ついでに言えばどうしてマルダンが白音のこんな映像を持っているのかも問い詰めたいところだ。それが録画であれ生放送であれ、妹の私生活が盗撮されている状態は絶対によろしくない。
『ちょっとマルダン! マスターも、さすがに私、怒るからね!』
黒歌は、下手人とそれを許したマスターに本気で怒鳴った。そのはずだった。
しかし、喉から叫び声は出なかった。それどころか視線すらマスターたちに向いてもいない。黒歌の目は、股を広げて乳首とクリトリスをこね回す白音を凝視したままだった。
その時黒歌は、遅れて自分の肉棒が鎌首を持ち上げ反り返り、ガチガチに硬くなっていることに気が付いた。自覚し、同時に肉棒から発せられる熱が身体と頭にまで上ってくる。息が独りでに荒くなり、そして右手が幹を握ると、そのまま扱き始めた。
「はぅ……っ♡」
その瞬間、黒歌の腰がビクンと跳ねた。クリトリスに直接触れたような鮮烈な快感電流が全身に走っていた。
「あ、ひぃっ……♡! う、うそぉっ……! おチンポって、ますたーたち、こんなに、すごいの……っ♡」
「ふむ、奥様うっとりのビックマグナムとはいえ、やはり生えたて未使用の逸物であるからか随分敏感なようでござるな。まあ悪いことではないでござる」
「ヒヒッ……あ、あとは、まぁ……し、白音のオナニーショーも、ずい、随分、お気に召した、み、みたいだしな……」
いつものように引き攣った声で笑うジルダン。しかしその嘲りも、そしてレルダンの観察するような眼差しにも、黒歌は全く気付いていなかった。ぷっくり膨らんだカリ高の先端、薄ピンク色の亀頭の先から滲んだ我慢汁をすくって塗り付け、滑りのよくなった肉棒を必死になって刺激している。
そして、白音だ。彼女の自慰はさらに激しさを増し、軽イキしたのか淫らな吐息をはっきりとした喘ぎ声に変え、切なそうに身をよじるさまは、頭が沸騰しそうなほどの興奮を黒歌に与えていた。ぴちっと閉じていた幼い筋が僅かに解け、ひくひく震えながら蜜を零す光景から視線は一ミリも動かせず、妹をオカズになんてできるはずがない、などと憤っていた思考はもはや頭の片隅にも残っていない。
あるのはただ、射精欲求。生やされた肉の淫棒にすっかり頭を支配されてしまった黒歌の右手は、白音のスパートにますます肉棒を扱く速度を上げた。おっかなびっくり味わっていた肉棒快楽にも慣れ、今は絶頂へと導く乱暴な手の上下運動。しかしいくら乱暴だろうと、これまでにマスターたちの肉棒を何度も満足させてきた歴戦の手コキは、ついさっき生まれたばかりの
「あっ♡ あっ♡ 来るっ、くるくるくるっっっ♡」
肉棒を伝う快楽の熱がぎゅっと蟠り、そして一秒とたたずに決壊した。
「おチンポっ、イクぅぅっっっ♡♡♡♡♡」
びゅっ、びゅるびゅるびゅるっっ
ビクビク震えた肉棒から、勢いよく精液が噴き出した。肉棒が爆発でもしてしまったかのようだった。腰が勝手に反り返るその度に精液を噴き出し、悪臭を放つ白濁を撒き散らす。女の絶頂とは違う、脳味噌をガツンと殴られるような快感と、その後に続く虚脱感が黒歌を襲った。
射精も止まり、黒歌は立っていられなかった。よろよろ後退ってちょうどあった椅子にどっかり腰を下ろし、快楽の余韻にぼんやり思った。
(お、男の快感……これ、すごい、にゃん……)
マスターたちが味わっていた快楽。その一端だろうが黒歌は知って、そしていつも彼らが黒歌の身体を貪る理由を理解した。こんなに気持ちよくてすっきりするなら、そりゃあ穴を誰が使うかでもめもするだろう。
手でこれなら、膣穴や尻穴はいったいどれだけ気持ちよくなれるのか。呆けたままの頭で妄想し、連動して、へたった肉棒がぴくりと動いた。
その時ふと、むわっと生臭い精液のにおいが濃くなった。いや、近くなったというべきか。嗅ぎ慣れたにおいに肉棒がさらにピクピクッと反応し、ついでに下の膣穴もじわっと濡れて――目の前だった。
黒歌が出したものであろう白濁に塗れた白音が、にやぁっと淫靡に微笑み言ったのだ。
「気持ちよかった? 姉さま」
「ひゅ――」
全身が一気に冷え切った。白音が、黒歌に言っている。映像であるはずの白音が、黒歌が出した精液を浴びて厭らしい顔で嗤っている。
現実を呑み込むまでに数秒かかった。
「ぐほほほ! タネ明かしの時間ですな! といっても単純なのでありますが……つまり、映像ではなく一種の空間ゲートなのでありますよ、吾輩の魔法は! 空間を繋げてあるので、痴態も嬌声も、そしてザーメンも、行き来は自由なわけですな!」
「だからね、姉さま。わたし、ずっと見てたよ? 姉さまが私の恥ずかしいことじぃっと見つめながら、必死になっておチンポしこしこしてたとこ。わたしのエッチなとこ見ていっぱい興奮してくれたんだよね」
白音はクスクス笑い、白い髪から滴ってきた精液を人差し指で救い取ると、黒歌に見せつけるようにして赤い舌にそれを垂らした。最後には指ごと舐めしゃぶり、うっとりほおを緩ませた。
「姉さまの、すっごくおいしいかったよ。……ふふ、また食べさせてくれるの?」
目を細め、白音が黒歌の股間を見やった。満足していたはずの肉棒が、また黒歌の意思を無視して立ち上がっていた。己が吐き出したものをおいしそうに、淫靡に舌の上で転がすさまが、黒歌の頭の中を否応なしにピンク色に染めてしまったのだ。
再び性欲に乗っ取られそうになる右手。生唾を呑み込んで喉がごくりと鳴ったが、しかし黒歌は辛うじて、本当にギリギリのところで踏み止まった。
「だっ……だめ、駄目よ白音は……! だって姉妹なのに、守らなきゃ、なのに……っ!」
「でも姉さま、そんなこと言って楽しんでたでしょ? 姉さまがいっつも……主さまたちにおチンポでいじめられて気持ちよくなってるの、わたし、知ってるんだから」
「えっ……そ、それって……」
「お前の“普段の仕事”ってやつは、もうバレちまってるってことだよ。……何を固まってやがる。同じ屋敷に住んでんだから、いずれこうなっちまうのは当たり前じゃねェか。まさかお前も、ずっと隠し通せると思ってたわけじゃねェだろ?」
マスターがにやにやと、いつもの悪そうな笑みを浮かべて言った。至極当然、常識だとでも言わんばかりの軽い調子だったが、しかし黒歌はそんなふうには受け取れなかった。
一大事だった。目の前の白音が淫魔もかくやといった艶めかしさを発しているのと同じくらい、黒歌にとって、自分が毎日のように多数とセックスしてよがっている、ということを白音の知られてしまったということは問題だった。
白音が自分を見る眼差しが軽蔑のそれに変わってしまうのは耐えられない。そしてこのままでは白音は、自分と同じ所まで堕ちてしまうだろう。白音には明るい人生を歩んでほしかったから、今までマスターたちの非道な扱いにも耐えて来たのに。
いや確かに白音の言う通り、最初の頃を除けば“耐えている”という感じではないが――ともかく、白音を巻き込むことだけは防がねばならない。思考が重なりそんな想いとなって、それが、とうとう頭の中で倫理観と拮抗していた射精欲求を押し退けることに成功した。
のだが、しかし。
「だめだよ、姉さま。今更もう遅いんだから」
「うぐっ……!? し、白音!?」
黒歌が椅子から立ち上がろうとした瞬間、何か弾力のある紐のようなものが手首に巻き付き、黒歌を椅子に引き戻した。加えてそのまま椅子に縛り付けられてしまい、身動きが取れなくなる。
そして拘束された黒歌ににじり寄り、白音は何か、透明感のあるピンク色の物体を、両手で持って取り出した。
「せっかくだから、次はわたしがおチンポしこしこしてあげるね? ……“わたしが”っていうか、こっちでだけど」
目の前まで持ってこられて、わかった。白音の両手に収まる程度の大きさのピンク色の物体は、いわゆるオナホールだ。半透明なその内部に、ヒダや凹凸のある穴が開いているのがうっすら見えた。
さらにその形、手足を除いた人の身体を模したもののようだった。ある意味猟奇的だが、しかしその分、慎ましやかな胸や尻、一本筋のような陰部はかなりリアルだ。そして、顔。
白音に似ている気がするのは、またマスターたちの嫌がらせか――それとも心の中の黒歌自身が、それを犯したいと鼻息を荒くしているからだろうか。
「そっ、そんなわけ――」
「いっぱい出してね、姉さま。ほら、入れちゃうよ――っ!」
筋をくぱぁっと開き、露になった精液を搾り取るための穴。既にローションか何か塗り込んであるのか透明な糸を引くそこに、白音は精液の残滓が残る黒歌の肉棒の先をくっつけて、そのまま一気に押し込んだ。
「ッッッ――♡♡♡♡」
ずにゅにゅにゅにゅっと、黒歌の肉棒が一気にオナホールを貫いた。全身が辛うじて中に納まって、パンパンに張れ上がった亀頭に押し広げられているオナホールの首と、そして半開きだった口は大きく広げられ、顔を出した鈴口はぱくぱくとわなないている。
それと同じように、黒歌自身の口もぱくぱく喘ぎ、声も出せないほどの深い快感を味わわされていた。にゅるにゅるのイソギンチャクみたいな偽ヒダと突起が集まったカズノコ天井、穴が狭いせいでそれらすべてが肉棒に密着し、黒歌はオナホールに挿入させられた途端に絶頂しかけた。
肉棒を削られるかのような強い刺激。縛り付けられながらも腰を突き上げ、過ぎた快楽に涙までもが浮いている。絶頂を堪えられたのは、偏に妹を想う黒歌の意思があってのことだ。それがなければ一瞬であっけなく射精していただろうほど、そのオナホールは、とんでもなく名器だった。
「わぁ! 姉さま、すっごく気持ちよさそう! 泣いちゃうほどこのおマンコよかったの?」
「ふーっ♡ ふーっ♡ ……し、白音ぇっ……! ほんとに、だめ……っ♡ やめ、てぇっ……♡」
「なにがだめなの? 気持ちいいんでしょ? ……ああ、そっか。姉さまは無理矢理されるのが好きなんだから、“やめて”は“もっとして”ってことなんだよね。パ……主さまが言ってたよ」
「そっ、そんなこと……ぉ、にゃあぁっっっ♡♡♡」
反論、というか言い訳を黒歌が口にする間もなく、白音はオナホールを両手でしっかりと握り、上下させ始めた。シリコン質の蜜壺に全身を舐め上げられ、黒歌の肉棒と、引っぱられて腰までがビクビク跳ねた。
一度で絶頂寸前まで追い込まれるほどの快楽が、さらに勢力を増して何度も肉棒に刷り込まれている。そしてぐちゅんぶちゅんと、中の蜜とドプドプ溢れる我慢汁が撹拌される厭らしい水音と、加えてマスターのそれによく似た嘲弄の笑みを浮かべた白音の言葉が、その快楽と興奮をさらに強めた。
「姉さま、お尻が動いてるね♡ 妹におチンポしこしこされて、気持ちいんだね♡ 認めちゃえば? わたしに気持ちよくしてもらえて、嬉しいんでしょ?」
「ふっ♡ ふっ♡ ふーっ♡ にゃ、あああぁぁっっ♡♡♡ きもちいいっ♡ おチンポ気持ちいから、もうむりぃっっ♡♡♡♡♡」
「もう、お返事になってないよ姉さま♡ おしゃべりできなくなっちゃったの? ……ふふっ、そうだよね。姉さまは、気持ちよければ妹のことだってどうでもよくなっちゃうような、“変態マゾメスネコ”だもんね」
そのフレーズが脳みそに染み込んで来て、黒歌は以前、丸木戸たちとのSMプレイで口走ってしまったことを思い出した。徹底的に焦らされ、煮詰められた性欲に屈服してしまったあの変態プレイ。屈辱的な行為にむせび泣いて悦んでいた黒歌の姿を、白音は目撃してしまっていたらしい。
酷くみじめに感じた。そしてそれはかつての変態プレイの時のように、そっくりそのまま肉棒と、そして膣穴の奥の子宮を疼かせた。
ぶしゃあっ、と、おもらしのように黒歌の膣穴は歓喜の涙を噴き出した。肉棒の絶頂を堪えようと踏ん張るあまり、メスの部分の絶頂を止められなかったのだ。
「あははっ♡ 姉さま、おマンコでお返事しちゃうんだ♡ 認めちゃうんだ、自分が“変態マゾメスネコ”だって♡」
「ふっ♡ うっ、うううぅぅっっ♡♡♡♡♡」
涙が出てきた。それが悲しみなのか喜びなのか、もはや黒歌にはさっぱりわからない。
しかし白音は、その時一瞬、とてもやさしげ、いとおしげな顔で言った。
「ヘンタイでもマゾでも、人じゃなくなっちゃっても、いいんだよ、姉さま。どんな姉さまだって、
「し、しろ、ねぇ……♡♡♡」
安堵の、その直後。オナホールから肉棒が抜ける寸前で手を止めた白音が、黒歌の耳元までその小さな口元を寄せ――
「だからさっさとザーメン出して、また白音にぶっかけて気持ちよくなっちゃお?」
囁いた。
「イっちゃえ、ヘンタイ姉さま♡」
そしてオナホールに一息で肉棒を押し込んだ。
散々に黒歌を追い詰めたニセモノの精液絞り穴による、とどめの一呑み。とうとう黒歌は耐えられなかった。
「イッ――――ぐう゛う゛ううぅぅぅぅッッッ♡♡♡♡♡♡♡」
びゅばばばばっと、我慢に我慢を重ねた分、放たれた射精の勢いは正に噴火のようだった。
最初の射精の倍はあろうかという量と、黒歌を襲う絶頂快楽。もはや完全に黒歌の制御を離れた腰はガクガク揺れながら肉棒を突き出し、その肉棒は突き出された先、白音へと思う存分精液を浴びせかけた。目を閉じ、きゃあと楽しそうにそれを受け止める彼女は、一秒とかからぬうちに頭の先から足の先まで黒歌の汚濁に塗れることとなった。
そんな激しい絶頂が、一分近くも続いただろう。半分白目をむきながら震え続けていた黒歌の腰が、やがて止まって椅子に落ちた。射精も止まり、肉棒もくたびれたように首を垂らす。人生二度目のオスの絶頂、それも普通は男ですら味わうことのないだろう深すぎる快楽と射精疲労に見舞われた黒歌も、半ば意識を飛ばしながら弱々しく息を漏らした。
「は、う……♡」
言葉は未だ戻らない。しかし、その表情はいかにも幸せそうだった。それを認めた白音が顔にべったり張り付いた精液を手で拭うと、こちらも幸せそうに、しかしマスター譲りの悪い笑みも含ませつつ、もはや白濁に犯されていない部分を探すのが難しいほど汚れてしまった自分の身体を見下ろした。
「さっきよりいっぱい出たね、姉さまの精液。普通の女の人がこんなにいっぱい出されちゃったら、お腹が破裂しちゃわないかなぁ」
そして足元と、周囲を見回す。精液の水たまりができているのはもちろん、あちこち壁にも飛び散っている。左右に分かれてそれを逃れていたマスターたちは、愉快そうに笑って頷いた。
「かもなァ。だがまぁ、構いやしねェだろ。受精率の面でも、多く出せりゃそれに越したことはねェ」
「加えて気分もよいものでありますからな! 腹がはち切れんばかりに出してやったとなれば、その征服感は実に甘美なものでありましょう!」
「で、でも、どうして、かな……。ほん、本来、ここまで大量射精が、で、できるような設計、じゃ、ない、ないんだけど、な……」
「そうなんだ。じゃ、それだけわたしの
すっかり黒歌の形に歪んでしまった白濁濡れのオナホールを抱え上げ、白音は黒歌に首をかしげてみせた。しかし黒歌の脳味噌は白痴と化したまま。サボテン並みのIQにまで堕ちた黒歌は、そもそも目の前まで寄った白音の顔すら認識できていない。
何の反応も返さず幸せそうに胸を上下させるだけのその様を見て、気付き、白音は嘲笑った。
「そっかぁ、姉さま、メスネコだもんね♡ 気持ちいい時に、難しいことなんてわかんないよね♡」
「は……ふぇ……?」
嗤う白音の方を、黒歌は不思議そうな顔で見つめて首を傾けた。誰かが自分に話しかけてきたことはわかったが、やはりそれ以上のことは理解できない。
白音はそんな黒歌の姿に満足そうに頷いて、そして黒歌に背を向けた。
「それで……臨床試験はこれでおしまい? これだけいっぱい精液が出せれば、射精の機能確認は十分でしょ?」
「そうでござるなぁ、十分すぎるほどでござる。……ただまあ、実際にセックスした時のデータが取れないというのは、やはり残念でござるが……」
「仕方ねェだろ。黒歌が白音を犯すなんて、そんなことあるわけがねェんだから。なァ?」
レルダンが残念そうに言って、マスターはニヤニヤと黒歌を見た。ちょうどその頃、黒歌もようやく射精の余韻から意識を取り戻し始め、その焦点と聴覚が戻った。
そして戻った視界、見つめたままの白音の、背を向けた故に突き出された小ぶりなお尻が揺れる光景と一緒に、黒歌は白音の挑発染みた台詞の意味を理解した。
「そうだよ。だって姉さまに、
白音の嘲りの声調は、ダイレクトに黒歌の肉棒を貫いた。ありていに言うとイライラさせた。身体に力が戻ると同時に、一度真っ白に漂白された黒歌の頭はそのイライラ、脈動する肉棒から伝わってくる性衝動に塗りつぶされた。
椅子の背で手首を縛っていた弾力のある紐を力任せに引きちぎり、起き上がる。同時に白音も異常に気付いたのかハッとして振り返ったがもう遅く、黒歌の老手はがっちりと、白音の細い腰を捕まえていた。
「みゃんっ……!」
試験管やらビーカーやら、薬のあれこれが乗っていた台に白音の上半身を押し倒し、お尻だけを黒歌の方に掲げさせた体勢。精液に濡れてにおい漂うその二子山の上に、さらに濃いにおいを放つ、硬く熱い肉塊が着陸した。
「ふふ……姉さま、度胸ないって言われて怒っちゃった?」
「ふぅーっ♡ ふぅーっ♡」
一度目や二度目の勃起よりもさらに大きく、雄々しくそそり立つ肉棒を尻たぶに擦りつけられながら、白音は妖しい笑みを黒歌に向けた。それに対する返事は性欲に血走った眼差し。黒歌は鼻息荒く、逃がすまいと、白音の腰を掴む手の力をさらに強くした。
「いいの? 白音のことを守りたいから、主さまの眷属になったんでしょ? 白音をこういうエッチなことに巻き込みたくなかったんでしょ?」
「それはっ……ま、万が一にも白音がマスターたちに孕まされちゃったら、危ないからよっ……! 白音の身体じゃ、出産になんて耐えられないから……っ!」
それは半分本当の心配で、半分は捻り出した建前だった。
つまり、黒歌にはもう、自分を止めるつもりがなかった。
「だから――ケツマンコならっ、大丈夫なのっっ♡♡♡」
腰を引き、肉の薄いお尻に対してやけに肉厚な窄まりに狙いを付けて、そのまま黒歌は貫いた。
「みぃ、んぅっ……♡」
白音は抵抗せず、肉棒の纏った精液と蜜の混合ローションの滑りもあって、あっけなく根元までが呑み込まれた。黒歌の鼠径部と白音の尻肉がぴたりとくっつき、黒歌の身体が心地よさにぶるりと震えた。
「ふあぁぁぁ……♡♡♡ や、やば……っ♡♡♡ 入り口はきゅってしてるのに、中はふわとろっ♡♡♡ こ、こんなのっ、すぐに――」
「でちゃいそう? 姉さまチンポ、早漏さんだねぇ♡」
遮ってニタァっと笑うなり、白音は尻穴の中の肉棒をさらに締め付けた。柔らかくホカホカと熱い腸壁が、中でびくびくと虚勢を張る剛直に張り付き、くすぐるように絡みついた。
オナホールとは違う、生物的な熱と動き。初めての肉の味は三度目とは言えどこれまでとは全く別種の性交で、黒歌はまたしても即絶頂するレベルの快感を脳と肉棒に叩き込まれることとなった。
「ふぅッ……♡♡♡ こ、のっ♡♡♡ おチンポ突っ込まれてるくせに、生意気言うんじゃないのっ♡♡♡」
しかし、黒歌はまたも射精を堪えた。今度は姉としてではなく、小さな少女を犯すオスとして言葉だったが、ともかく白音の早漏煽りは黒歌の心、もとい男根に火を付けて、歯を食いしばりながらピストン運動を開始した。
引き抜けば、逃がさないとばかりに竿に張り付き伸びるピンク色の肛門粘膜。そして突き入れればその時初めて白音の口から、喘ぎ声のような嬌声が漏れ出した。
「みゃんっ♡♡♡ 姉さまのチンポっ、子宮の裏側……っ♡♡♡ 気持ちいいところに当たってるっ♡♡♡」
「やっぱりっ! ここだと思ったのにゃんっ……んぅっ♡♡ 姉妹だからっ、感じるところは一緒みたいねっ♡♡♡ そらそらそらっ♡♡♡」
ようやく白音の上手を取れた黒歌は、調子付いてますます激しく腰を振った。自身の経験に基づいて見つけ出したスポットを、亀頭で何度も殴りつける。白音の真白い腹にその痕跡が浮き上がるほど激しい連打で、やがて白音の身体も完全にスイッチが入り、嬌声は肉棒を引き抜くときにも生じるようになった。
それによってさらに黒歌の口角が上がり、スパートをかけんとさらに身体を密着させ、白音の背に抱き着いた。
「ずぅっと私に守られてたくせにっ♡♡♡ エッチの時だけマスターみたいになるだなんて、そんな生意気許さないにゃんっ♡♡♡ 白音は私の妹なんだからっ、おとなしく私の言うこと聞いてればいいのっ♡♡♡♡♡」
「はうっ♡ んぅっ♡ みゃぁっ♡♡♡」
「イけっ♡♡♡ イけっ♡♡♡ 私のおチンポでお潮びゅーびゅー撒き散らして、みじめにイっちゃいなさいっ♡♡♡」
半ば眼は虚ろに、すべての意識を白音の尻穴を耕す肉棒に集約させて、
「ああぁぁっ……♡♡♡ イくっ♡♡♡ イかせるっ……♡♡♡ 白音……私の……♡♡♡ 私の、ケツマンコ穴ぁっっ♡♡♡♡♡」
「みぅっ♡♡♡ あっ♡♡♡
と、喘ぎ声の合間に上気した身体をよじり呟いた白音の声も、全身で白音の尻穴を味わうのに文字通り夢中な黒歌には聞こえなかった。しかし、その代わり。
「えいっ♡」
「んにゃあ――!!?」
その肉棒に触れた感覚には、敏感に気が付いた。
何かが肉棒に絡みついてきた。いや、もちろん抽送の間じゅう腸壁に擦られ続けてはいたのだが、その感触とは明らかに違うものだった。より弾力があり、より複雑な動きをする“なにか”。突如として腸内に現れたぬるぬるぷにぷにのそれが、生き物のように黒歌の肉棒を舐め、撫で、吸い付いたのだ。
それはさっきまでの激しい性交、手もオナホールも尻穴も、どれもがお遊びに感じるほどの深すぎる快感を黒歌に与え、そして容易く絶頂へと導いた。
「イ゛―――――く゛う゛う゛ううぅぅぅッッッ♡♡♡♡♡♡♡」
「みゃっ♡♡♡ わぁっ、お腹の中に、熱いのいっぱい出てる……♡♡♡」
三度目とは思えないほどの精液が、白音の腸内に吐き出された。その量はほんの数秒で白音の腹をポッコリ膨らませ、そして入りきらなかった白濁が、脈動する竿と肛門の肉輪の僅かな隙間を押し広げて吹きこぼれてしまうほど。挙句にその圧力は、射精の勢いも手伝って肉棒を尻穴から押し出してしまった。
ぬぽんっと勢いよく抜け出て、最後に一発、もう大分薄くなってしまった白濁を白音の背に吐き出してから、黒歌の肉棒は沈黙した。代わりに栓の抜けた白音の尻穴から射精のように精液が噴き出して、黒歌を再び椅子へと追いやった。
その逆流もやがて止み、後には大きな精液だまりと、力尽きた肉棒、そして未だ腹を膨らませたままの白音が残った。その尻穴は今が大きく口を開け、中の赤い粘膜と精液の白が混ざり、荒く息をつく呼吸の度に伸縮し、てらてらと厭らしく瞬き蠢いていた。
その奥にも、黒歌の肉棒を無理矢理絶頂に引っ張り上げた“なにか”は見えなかった。しかし我に返った黒歌は、快楽で霞んだその感覚に一つ、覚えがあったことを思い出していた。
圧倒的な、有無を言わさぬ人外の快楽。以前に味わわされたことがあったのだ。そして、それは――
「
台の上で息をつく白音に、黒歌は半ば呆然と呟いた。
その瞬間、白音は弾かれた起き上がって振り返り、
「みぃ! ママ、わかるの? わたし、嬉しい!」
今までとは違って純粋な、それでいて白音とはかけ離れた無邪気な笑顔で、日灯は嬉しそうにそう言った。
日灯が生まれた時、あるいは日灯を胎に植え付けられた時、黒歌は彼女の種である淫蟲の力を受けていた。さっきに肉棒を襲った快楽は、その時のそれとよく似ていたのだ。
だから日灯だとわかったのだが、しかし黒歌は自分で見破り、しかもそれを認められておきながら、未だ信じられずにいた。だってどう見ても目の前で喜ぶ彼女の姿は白音のもので、日灯ではない。気配も魔力も白音のそれだ。
一体どういうことなのか、射精直後の脳味噌はその答えを導き出せなかったが、マスターが答えてくれた。
「日灯も成長してんだよ、お前の知らないところでな。……元が人の身体に寄生する蟲だからなのか知らねェが、こいつ、人の身体に入って操る技を覚えやがったんだよ。ただ今のところは、魂の抜けた空っぽの身体しか乗っ取れねェみたいだが」
「乗っ取り……? じゃあ、本物の白音は……」
「ここだよ、ママ」
白音――もとい、日灯が微笑んだ。その両手には先ほど黒歌の精液の二発目を搾り取った、人形オナホールが抱えられていた。
日灯はそれを胸に抱きしめ、それがなんと、解けるように身体へと吸い込まれた。と同時。
「みぃ!」
小さな身体に猫耳と触手の二股尻尾、本物の日灯が、白音の身体から弾き出されるようにして飛び出てきた。いつもの着物のまま、構わず嬉しそうに精液濡れの黒歌に抱き着いてくる。
あっけにとられつつ条件反射的にその頭を撫でて、そのすぐ後、日灯が抜け出て台の上に仰向けに倒れ伏した白音の身体が、ゆっくりと持ち上がった。
手が動き、またぐらへ。足がさらに開かれるのと共に膨れた腹の丘から頭が上がって、そして、その表情。
「ねぇ、しゃまぁ♡♡♡♡♡」
快楽に蕩け切った白音が、茹った眼差しで黒歌を見つめ、とろとろにほぐれた股の一本線をくぱぁっと広げてみせつけた。
「もっと、入れてぇ……♡♡♡♡♡」
「……ああちなみに、このチンポを生やす薬、未だ未完成でござってな。精液は出せても精子は創れないのでござる。……要するに、いくら中出ししても妊娠の心配は皆無でござるよぉ……?」
付けたされたレルダンの言葉に、黒歌の肉棒は、またしても蘇生を果したのだった。
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