『DRAGONBALL』から帰還した件! 作:成りきりコピー機
<ソーナ>
私は支取蒼奈。
駒王町にある駒王学園に通う3年生にして現生徒会会長。 ただし、それと同時に私は悪魔でもあります。 私の本名はソーナ・シトリー。 冥界に住まう第72柱の上級悪魔にして名門シトリー家の次期当主。 将来、恥じることのないよう子供の頃からの厳しく育てられてきた甲斐はあり周りの期待に応えるべく、地道に時には自分を殺し気品に満ち溢れた振るまいをすることもやむ無しということもありましたわ。
しかし、そんな日常も今や崩れ行く時、何故なら…。
タップ~ンタップ~ン♪
校舎の廊下を歩く度に私の胸が揺れ動くと同時に…。
「「「「ゴックリ!」」」」
周りにいる男子生徒の目線が注目の的となり、皆で私の胸をガン見するなり生唾を飲み込みます。
『おい! やっぱスゲェーよな、あれ⁉️』
『いったい何カップあんだよ、あのおっぱい?』
『なんで、今まで隠してたんだろうな⁉️』
『あんな胸に包まれたら、さぞいい夢見れんだろうな!』
…などというヒソヒソ話が否が応でも耳から放れません。 その度に同行してもらっている生徒会メンバー達が周りに注意を促してくれますが…、時にはその娘達です、チラ見。
今ではすっかり成れもしましたが、以前まではAカップだった私ですが顔は兎も角、胸に関しては誰にも見向きもされなかったというのに…、そうなった原因は真神一誠くんのせいです。 彼は私のAカップをGカップにした張本人。 全校の男子生徒のみならず、下級生まですれ違うこどと多くの注目を浴びるようになり、元々脚光は浴びることには免疫はありましたが…どちらかと言えば、それは生徒会長の地位と顔が理由というだけで…、こうして違う目線で見られるのは動揺を隠せずにいました。
以前から異性だけでなく、同性からも告白されることは多数はありましたが…、でも。
「お~い、ソーナ!」
階段から掛け上がってきて、気さくに話しかけてくるのは…。
「真神くん! 学園では『先輩か、生徒会長です。』と何度言ったら…⁉️」
「気にしすぎだって? 付き合ってるなら、二人の間に固ッ苦しいのは無しにしようぜ!」
そう私と真神一誠くんとは付き合い始めたんです。 本当は眷属に欲しかったのですが、彼は
「あれ? おかしいですね?」
私はいざ、彼を転生させようとして時に駒の数に応じてその人物が自分よりも力が上回っている場合は駒の数を増やすことで転生させると分かっていましたが彼は
「真神くん! 代わりにどうですか? あなたを生徒会メンバーに推薦することを…。」
「断固、お断りしますからね!」
即効で断られました…。
理由を聞けば…その1『自分は朝が弱い!』登校する生徒の監視役など無理。 その2『勉強が苦手!』格闘技やスポーツなら兎も角、生徒会メンバーは成績が良くなっては生徒の示しがつかない。 私は別に気にする必要はないとお話しましたが断固拒絶されてしまいました? 最後に…『女癖が悪い!』それにはさすがの私ですら否定が出来ず、彼は確かに若くして世界最強400戦無敗を誇る格闘チャンピオンでありますがそれと同時に学園一のおっぱい好きで『おっぱい魔人』と呼ばれ、多くの女生徒からは批判されていることも事実確認されていましたから…彼の女好きと手クセの悪さは百も承知していましたが…、それでも彼に憧れる女子生徒も少なからずは存在されており、実を言えば私もその彼の
真神くんの逞しく鍛え抜かれたまでの強靭なまでに引き締まった体に引かれる女生徒は多く、私も実のところでは顔よりも筋肉フェチなところがあり、彼の身体目当てで…、眷属に欲しかったのもただ神器の所有者というだけではなく、『
でも、彼には迷惑をかけることになるとは思いますが…、これまでも私に好意を寄せる輩は大勢いることを考えれば真神くんと付き合っていることにすれば、断る口実になると考えました…でも、やはり彼を欲しかったのも又事実。
<リアス>
『成る程、彼が『真神一誠』なのね?』
私はリアス・グレモリー。
この駒王学園に通う3年生でソーナ・シトリーとは幼い頃からの親友であり、名門グレモリー家の次期当主で上級悪魔の一人でもあるんだけれど…。
最近、親友のソーナに彼氏ができたと聞いて驚いているわ? あれだけ男嫌いで異性には興味すら示さなかったのに何故か、あの『真神一誠』くんだけには普通に接しているどころか、お弁当まで差し入れているけど…。
バッタン!
真神くんがお弁当のおかずを口に入れた瞬間…、急に倒れ意識不明になり保健室へ運ばれていったわ。 無理もないことよ…、ソーナは学園の生徒会長で成績やスポーツも優等生で容姿端麗な美少女ではあるけれど…、唯一の弱点は料理。
以前、ソーナが持ってきてくれた手作り殺人クッキーを食べた途端に、この世の物とは思えない味と触感が口に広がりそれ以降の記憶はなく、目が覚めた時は冥界の病院のベット上で目覚めたのよね?
ソーナには料理の才がみじんも無いのよ…。
それよりも気になるのはあの真神一誠くんのことよ? 男に興味もなかったソーナが唯一、彼氏に指名しただけじゃなくって…以前、眷属である小猫が口にしたことのある少年。 それと同時に私にも分かるわ! 彼に宿る何か、強烈な力の波動が…。
これは私達も調査してみようかしらね?
<ソーナ>
『真神一誠くんを私のものにしたい!』のは山々でも現状では私だけの力では事実上不可能です! だから、私は
あらかじめ、【悪魔の駒】の開発者でもある四大魔王の一人、アジュカ・ベルゼブブ様から許可もいただいていることですから。 悪魔の駒には特殊な力を持つ者やハイレベルな相手には駒の数を増やして転生させることは下僕を持つ主である者なら皆分かっています。 だから…、【
「珍しいわね、ソーナが私に頼み事だなんて? まあ、ソーナとは親友だからやぶさかではないけれどね♪」
「ありがとう、リアス。」
あっさり承諾してくれるのも幼い頃から親しくしているからこそ、快く受け入れてくれるのもリアスの良いところだと私も感応を覚えます。
「ところで何なの? ソーナがわざわざ頼み事なんて、よっぽどのことなのよね?」
「ええ、実は今回、
リエゾンとは連結のことで…それは悪魔に転生させる際に本来なら主である上級悪魔が一人で人間や他種族を自分の眷属へ転生させるのですが…、その悪魔の実力やレベル足りない場合は駒の数を増やしたり、中でも『変異の駒』は1つの駒で全ての駒の役割を果てすと言われており、様々な自作自演は存在しますが…。
今回の
しかし…、これにはあまりにも危険が多く。 例えば、連携というのは相性もあり悪魔とのバランスや力の向上なども関係しており、今まで≪リエゾン≫を使用してまで転生悪魔にさせる者などは存在しなかったがため、アジュカ様もこれまで解明出来なかった謎を解くことができればと渋々ながら承諾を余儀なくされて頂きました。
「ちょっ…、ちょっと待ってよ⁉️ 本気なの、だって『リエゾン』っていうのはッ⁉️」
「はい。 勿論、仰りたいことは柔順承知しております。 …ですが、今回の儀式には魔王アジュカ様も立ち合われますので…、ご心配には及ばないはず…です。」
リアスは『リエゾン』と聞くと酷く動揺を隠せずにいましたが…『私も必死なのです!』と伝えると彼女はティーカップのお茶を飲み干して。
「…ソーナがそこまでして、下僕にしたい相手って誰なの?」
「ええ…、その彼の名は…。」
<リアス>
私は正直驚きを隠せずにいたわ?
いつもは冷静沈着なソーナが…焦ったような様子で表情を曇らせる。 まさか、ソーナがここまで必死になるなんて、よっぽどの力の持ち主なのかしら? いいえ…ソーナは力にばかり関心するような性格ではないはず、おそらく好きな異性が出来た………? もしかしたら⁉️
「…ソーナがそこまでして、下僕にしたい相手って誰なの?」
「ええ…、その彼の名は…。 『真神一誠』くん…のことなんです。」
やっぱり、そうだったんだわ⁉️
『真神一誠』以前、眷属の小猫の報告のターゲットになった子だわ! 何か特別な力を持っているとは思ってけど、ソーナ一人の力で転生させられないとなるとそれほどまでの実力者になるんだわ、きっと⁉️
『