栗拾いに出かけた日。私とNTR太郎の叔父さん(以後、叔父さん)とNTR太郎と私の3人で山に出かけた。元々、NTR太郎にとってのお小遣い稼ぎで行く話で私は自由にしてて良かったそうだが傷心から立ち直った私も何もしないでは暇なので一緒に手伝う事になった。
かご一杯になるのも早いもので、軽トラックの荷台もどんどん栗で埋まって行った。NTR太郎との運動で、体力低下にもある程度は歯止めが効いているだろうと思ったが栗拾いを舐めていた。
今はゴミと枯れ葉を集めて燃やす所だ。店で買ってきたアルミホイルにサツマイモを入れて中に入れる。
「NTR太郎、ライターをロッジから取って来てくれ」
「分かった」
そう言って取りに行った。叔父さんは着火剤を入れて彼の帰りを待っている。
私は静かにライターを取り出して叔父さんに見せた。
ロッジにライターはない。後で燃やす話を聞いて集めて持っていた。
「何だ、持ってたのか」
NTR太郎に電話しようとスマホを取り出した。
「叔父さん、ロッジにライターはありません。置いてあったもの全て私が持ってるからです」
彼は手を止めて私の話に耳を傾ける。
「どうしてそんな事…」
「話があるんです」
私は手短に話した。NTR太郎の性癖の事、実際に分かれて嬉しそうにしてた話。私は別れたくない事、それについて悩んでいて話す相手がいなくて困っている事。
叔父さんはやや困惑していたが、最後まで口を挟まず聞いてくれていた。私が話し終えると、彼は腕を組んで考えた。
「…あまり言いたくないけど別れた方がいい。自分の性癖のために間男を用意してでも寝取らせようとするなんて、考えられないけど…前例があるんだろ?甥は君の意志に関係なく傷つけるつもりだ。そんな事許されていいはずがない」
あれからネットで調べてみたが、NTRと言う性癖の事はやはりよく分からなかった。価値観の違い、趣味の違い。とにかく理解の範疇を超えている。
NTR花子は自ら寝取らせるために私を仕向けようとしていた。本人は興奮よりも辛さが上回ったと言っていたが、NTR太郎は異常に興奮していた。
彼が大五郎先輩と通謀していたかは分からないが、NTR花子の様に間男を仕向ける可能性は充分に考えられた。
「それでも、愛してるんです。…別れたくありません」
「…分かった。いい提案がある。でも、これは君にとって非常に過酷な方法だ。俺もあまり気が進まない。だが、上手く行けば君達は恋人でいられるかもしれない」
どんな提案でもいい。私はうなずいた。
「聞かせてください」
どこかぎこちないままのNTR菊子との日々は少し物寂しい。
心ここにあらずというか、ぼんやりしたりする。
かと思えば、急に「何も聞かず抱きしめて欲しい」と言い出したりする。
あまり心に配なので、どうかしたのか聞くが何も教えてもらえない。
あの日からだ。栗拾いに出かけたあの日から。
叔父さんが何か知ってるかもしれないが、何をどう聞けばいいのだろう。
今晩は真夜中に俺の家にやって来た。
俺の部屋に連れて行くと、強く俺を抱きしめたまま動こうとしなかった。
話しかけても、頭を撫でてみても、何をしても…。
「NTR菊子、一体どうしたんだ…。最近は様子が変だ」
「……大丈夫」
そう言ってゆっくり体を起こした。目の前で大きく深呼吸をした。
「ねぇ、NTR太郎って寝取ったり寝取られたりするのが好きなんだよね」
「…何を急に」
彼女はため息をつくといきなり俺のパソコンを起動して、目の前で俺のアカウントにログインして見せた。ニヤリと笑って見せる。
「見たのか…」
「君はフィクション内じゃ満足できない。私と付き合ってるのも、誰かに寝取ってもらうためなんでしょ」
「違う、俺は…」
彼女は思い切り机を叩いた。その威圧的な態度に、俺は思わず怯んで言葉を呑み込んでしまう。
俺と旧道で会ったあの日、ナイフを持って俺に迫って来たあの時と同じ気迫だ。
というより、今取り出されても何も違和感ない。持ってるかもしれない。
「…提案があるんだ。私は…NTR太郎と別れたくない。君の性癖とも上手く付き合っていく方法を考えたんだよ」
「NTR菊子…」
「あれから少し勉強してね。寝取らせってジャンルを知ったんだ。君は自分の愛する人が他人に犯されて興奮するどうしようもない人。だからね、君の願望通り誰かに寝取られてあげるよ…そゆプレイの一環としてね」
それから彼女は俺の元に戻って来ると、俺を抱きしめた。
「私頑張るから…。だから、一緒にいさせて欲しいの…」
俺は目頭が熱くなった。たった今、初めて本気でNTR菊子が好きになった。彼女は俺の性癖を知りながら、拒むどころか受け入れるために自身を折ろうとしている。こんな俺のために。
他人との性行為を受け入れてでも、俺との恋愛関係を続けたいと言っている。
NTR菊子だけじゃない。俺は心の底から誰も信用できなかった。誰にも理解されないと思ってた。彼女はこんなにも俺を愛していた。
「NTR菊子、俺を赦してくれ。俺が悪かった、自分でもこの性癖をどうする事もできなかったんだ。ごめん…頼む、どこにも行かないでくれ…!」
誰と交わって欲しくない。俺だけのNTR菊子であって欲しい。
NTR菊子は首を横に振った。
彼女は身に着けていた、見た事のないショルダーバッグから白いラベルのDVDを取り出した。奥にもう1枚見えた。
「…私はずっと君との交わりを求めてた。でも、いつも欲しい時は勃たない。私で興奮してほしい。だから……今日この日のために先にヤッて来たよ。君の許可なしにね」
俺の感情に反して、一物はその言葉に感応する。この下劣な性欲をここまで憎んだ事はなかった。彼女はDVDを不織布ケースから取り出してパソコンに読み込ませる。
『いぇーい。NTR太郎、見てる?今から、おじさんに寝取られたいと思いまーす』
画面に映るダブルピースするNTR菊子は言葉とジェスチャーとは裏腹に真顔のままそう話す。
それきりしばらく動かずにこっちを見ていた。10秒ほど経つと、画面のNTR菊子は首をかしげる。
『ねえ、本当にこんな事で興奮するの?…君の性癖はちっともわからないよ』
そう言うと彼女はカメラに向かって歩いてきて、カメラを左に回した。映っているのは寝転んでいる「おじさん」と呼ばれる男性の足と勃った一物。画面のNTR菊子はその一物をまじまじと眺めている。
『大きいよね。NTR太郎のおち〇ぽとどっちが大きいかな』
そういって息を吹きかけると、ピクッと一物が震える。彼女は妖しい笑みを浮かべる。
「あそこに寝てるの誰だと思う?君の叔父さんなんだ。結構まだ若いしイケメンだよね」
隣のNTR菊子がベッドで足を貧乏ゆすりさせながらまるで他人事の様に話す。
俺はこの後何が起こるのか想像して血の気が引いていく。
こんな事を俺のために?冗談だよな??新しいドッキリ…であってくれ。
画面の中のNTR菊子はコンドームを俺の時の様に一物に被せる。
『…ねぇ、私を止めてみせてよ。君のために、恋人でもない人に初めてを捧げようとしてる私をさ』
できるはずがない。あれは画面の中で、既に起こっている事だ。
記録を見ているだけの俺は、指をくわえてみているしかなかった。
画面の中の彼女は一物を握ると自身の秘所にリードして、それからゆっくりと腰を下ろした。
『はい、処女喪失♡』
画面に映る彼女と、隣にいる彼女が同時に同じ事を言った。
それから、叔父さんの上でベッドをぎしぎし言わせながら踊る様に腰を振っている。
叔父さんの息遣いと、肌のぶつかり合う音と、NTR菊子の小さな嬌声が聞こえてくる。
こんなに辛く悲しいのに、俺の一物はズボンを突き破らんと勃起させていた。
隣にいるNTR菊子はクスクス笑いながら俺のズボンのチャックを開けた。
パンツのボタンも取ると、いよいよと言わんばかりに亀頭が顔を出す。
「凄い…私きこんなに興奮してくれてる…。あは、先走り汁がプクーって鈴口から溢れてるね」
今まで積極的に色んな事をして来た。朝からフェ◯したり、たくし上げをして性交渉を強請って来たり。それでも背伸びしてる子供みたいで可愛かった。
今じゃ聞きたくもない様な淫語を滔々と口にしている。
画面の中のNTR菊子が動かなくなった。
『…凄い、びゅー、びゅーって…ナカに出てる…』
NTR菊子は立ち上がると再生ボタンをそこで一時停止した。そしてスカートをめくりあげる。
「…もういいよね。じゃ、やろっか」
半ば放心状態の俺の胸を突き飛ばし、ベッドに押し倒すと彼女は俺の上に乗った。慣れた様子で俺の一物を握り秘所に当てると、コンドームを被せ有無を言わさずストンと落ちる。
初めての挿入。童貞の喪失。
一物から先が別世界にいる様だった。千もの手に丹念に撫でられ、天へと導かれる様な感覚。粘りつく愛液が舐る様に纏わりつく。
「あ…、はっ…」
動けない。気持ち良すぎる。下手に動けば射精してしまう。
俺の性癖を知られたがために、既に叔父さんに彼女の初めてを奪われてしまった事へのショックが大きいが…これ以上情けない所は見せたくない。そんな意地だった。
平生を装うので精一杯な俺と、特に表情に変わり映えのないNTR菊子。
「……それじゃ、動くよ」
ヌリュ、ヂュッ…。
彼女の秘所から一物が引き抜かれる。
「あ゛っ、がっ、くあっ…」
更に恐るべき事実…。最大のエクスタシーの訪れは挿す時ではない。引き抜く時だった。俺は足の先までピンと体を大きく反らせる。口の端から涎が垂れた。
俺は、耐える事ができた様だ。射精はしてない。
しかし、射精は時間の問題に思われた。
抽送なんて…とてもできない。
俺は動けなかった。
「あはは、人間ブリッジだ。…えいっ」
ストン。また落ちて来た。
「あ…んっ、んん…」
「可愛い…。女の子みたいな声出てる。そんな顔で、そんな声聞かされたら私…」
グヂュっ、ニヂュ、グッッヂュ、ジュボッ。
激しい抽送が始まった。ギコギコとベッドが軋む。彼女は俺の腹の上で明るく無邪気に跳ねる。
「NTR菊子、やめ…俺…俺…」
「イけ」
短い命令と、つねられた乳首と、飲み込まれた一物から押し寄せる快楽の波は理性の防波堤を乗り越え脳にぶち当たる。俺の一物は震え上がり、排尿感覚にも似た射精をしてしまった。
ビュル、ビュルルルル…ビュゥーーッ!
ドクッ、ドクドク…。
俺の一物を膣が飲む喉の様に締め上げ種を搾り取る。
もっとも、コンドームしてるから彼女の子宮には届かないが。
…しばらくお互いに動かなかったが、少ししてNTR菊子はため息をついて腰を上げた。
彼女はパソコンの前に行くと、動画の再生ボタンを押した。画面がワイプすると別アングルに変わった。向かいにあった黒い点がカメラだった事が分かる。
別アングルに映された映像には、NTR菊子の下腹部を叩いて跳ねる叔父さんの一物とただ彼の上で跳ねるNTR菊子が映し出されていた。
呆然としてると、NTR菊子が堪え切れないと言う具合に笑い出した。
「あはっ、あははははっ!ばっかみたい、うふふふ…。NTR太郎、こうでもしないと勃起してくれないでしょ?」
俺はようやく理解できた。してやられたのだ。NTR菊子は俺と性行為するためだけにこんな仕掛けをしたのだ。変な笑いが込み上がって来る。
なおも可笑しそうに笑うNTR菊子を力一杯抱きしめた。
「い、痛いよNTR太郎…」
「お前という奴は…、お前と言う奴は…!!」
俺は大泣きした。抱きしめる彼女も、俺の背中に手を回して抱きしめてくれた。
「もういい、もういいんだ…。もうどこへも行かないでくれ。俺のそばにいてくれ。お前を失いたくない、誰とも寝て欲しくない…」
「…うん。どこへも行かないよ。君が望むのなら」
口付けを何度も何度も交わした。
彼女は大きくアクビをした。
「はは、さすがに眠くなって来ちゃった。そろそろ帰るね」
泊まって行くように勧めたが、どうしてもと言うので帰らせた。自宅まで送らせて欲しいと言っても断られた。理由は分からない。気が気でならなかったが、俺はただ自転車で帰る彼女の背を見守るしかなかった。
…その翌日、俺へ宛てた白いラベルのDVDが郵便受けの中に入っていた。
控えめに言っても超眠い。校正頑張ったけど、誤字脱字とか多いかも。
他のミスはない…はず
モンハンライズ、来月の頭ぐらいには買いたい。
最近色々あって体験版すらダウンロードしてプレイしてないって言うね。やっぱ辛えわ