※この作品はR-18です。

俺の彼女を寝取ってくれ   作:ヤングコーン

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俺はNTR太郎だ。正直、自分に関する事はそれ以上重要な情報がない。
他人に寝取られるための準備は運もあって順調に進んでる気がする。

自分の前で恋人を犯してくれるシチュエーションは何とかなるんじゃないか期待しているが、さすがに自分から動画を送ってくれる人は多くないだろうな。というのが最近の悩みだ。

その動画を他人にバラしたり、警察に突き出したり、ネットで公開したりしないというのに。現実は残酷だ。





※本作の登場人物の殆どのメンタルがこの上なく荒んでいます。気分が悪くなった時は読むのをやめてください。また、病んだり気分が落ち込んでる場合も読まない事をお勧めします。

また、本作に出て来るそれっぽい情報はうろ覚えで書いてるソースを提示できない非常に信憑性に欠けるものです。


2話 NTR菊子の企み

私の名前はNTR菊子。NTR学校に通う1年生だ。

持ち前の可愛さと立ち回りで早くも様々な先輩方の後輩ポジションを勝ち取り、スクールカーストをぶっちぎっていくスタイルのエネルギッシュな女の子。

 

昔の自分とはキャラを変えてみようと思って、これまでの付き合いの人物がまるでいない学校に進学してみた。昔の自分を知る人がいない環境って控えめに言っても最高だ。

 

ここ最近の趣味と言えば彼女のいる男に気のある素振りを見せて別れさせる事だ。

 

このゲームで最も肝心なのはいかに女から恨みを買わず、ヘイトを彼氏に向けさせたまま別れさせるかという事だ。順風満帆なスクールライフを送るためにも下手に女性陣からの恨みを買うべきではない。

 

…しかし、このスリル、この優越感!!

 

昨日までは恋人にご執心だった男が、その女をかなぐり捨てて私を求める。

ああ…悔しいだろうなぁ。こう胸にぐっと来る物がある。

 

もちろん、アフターケアも忘れない。

 

彼氏と別れた女には

 

「男は下半身で考える生き物だよ」

 

と言い、彼女も私も失った男には

 

「ヒス女なんかと付き合う日数は一日でも短い方がいいよ」

 

など適当なこと言って慰めている。

 

ああ…別れた原因は私なのにお互いがお互いをずっとずっと憎み合ってる。

こんな事駄目だってわかるのにやめられない。何にも代えがたい快感♡

 

誰かを別れさせた日はたまらずにスチュワート(絶妙にいい凸凹感のある抱き枕)とベッドで燃え盛る夜を過ごすのだ。

 

さすがに悪目立ちしたくないので最近は控えていた。

スチュワート(抱き枕)ともすっかりご無沙汰である。

 

そんな純真無垢な天使モードに徹していた私の中の小悪魔を呼び起こしたのはNTR花子だった。

奴は1つ上の先輩だ。と言っても年齢差を感じさせない、先輩風を吹かせない彼女とは同齢の様に接している友達だ。

 

この学校に私に見合う男がいないから、恋人がいないのは仕方がない…が、奴は私よりも先に恋人を作ってしまった。確か彼女のベースの容姿はいい。モテる。しかしこれがわからない。

 

同学の男子は奴の私服姿を知ってるのか??センスとかブランドとかそういう話じゃない。某国のスイーツみてえな訳の分からない蛍光配色の、パンケーキでも頭から被って段々畑みたいになったんじゃねえかってぐらい意味不明な造形のパーカーを着て、どっかの古着店で買ったメンズジャケットでも腰に巻いてんのかという謎のスカートを履いて、トイレのスリッパみてえなサンダルを足に通して歩いてんだぞ。むしろどこの星に出かければ買い揃えられるんだそんな服。

 

あいつが美人で通っているのは学校制服のおかげだ。でなければNTR学校のヤベー奴と呼ばれてたに違いない。いくら日頃仲良くしてるとは言え、ショッピングモールで見かけた時あのダッセぇ私服姿の奴と友達と思われたくないから話しかけなかった。私は悪くない。

 

…こほん。

 

とにかくNTR花子が私よりも先に恋人を作るのは癪だ。当然別れてもらう。

どこがいいのか惚れてる相手はあの童貞と言う概念に足を生やしたモヤシの擬人化みたいな奴だ。

 

NTR花子はどこの女子グループにも属しないはぐれだ。

NTR太郎は誰にも相手にされてない。

 

スチュワート(抱き枕)の出番はない。さっさと手短に破局させてやる。

 

あれこれ考えていると、継母からおつかいを頼まれた。

断るととっても怖いので、言いたい事はあったが行く事にした。

 

最短距離で行くなら旧道を通った方が早いな。私は自転車で出かけた。

 

 

 

 

 

自宅。俺は部活に入っていない。だから自由時間は部活に打ち込む生徒よりもあった。

しかし、家に帰ったからと言って部屋でゴロゴロしたり自堕落な時間を過ごすつもりはない。

家に帰るとランニングに出かけ、帰れば部屋にある筋トレ器具で体を鍛えていた。

 

鍛える筋肉は決まって遅筋と決めている。間違えても速筋を身に着けない様にしなければならない。

目に見える筋肉をつけてしまえば、寝取られたときに相手との体格差で劣等感を抱けないからだ。パッと見はガリでなければならない。

 

ならば筋力をつける必要はないのではないか。それは違う。

俺は別にボディービルダーでもなければスポーツ選手になる夢もない。

偏に良質な自慰の時間を得るためだけに体を鍛えていた。

 

今は疲労の元になる乳酸の解消にストレッチをしている所だ。

体を動かしている時は頭の巡りも良くなる。

こうしている間にさえも今後どうやってNTR花子を寝取ってもらうか思考を巡らせねばならないからだ。

 

幸運にも最近、先輩の1人がNTR花子に目をつけているらしい。

前から問題行動を起こして度々停学になっている、1年留年しているヤツだ。

 

どうやって学校に入学したのか分からないほどの脳筋マウンテンゴリラ野郎だが、俺との体格差は燃えるものがある。出来れば初めては金髪で褐色肌のDQNに寝取ってもらいたかったが、まだチャンスは2回あるのだから今はあいつで妥協しよう。

 

さて、今日はkonozamaで頼んでいた物が来る。

あれはこれからのNTR計画の必衰アイテムだ。少々値は張ったが…これからの人生を豊かにするための投資だと思えば安いもの。

 

今日はテンションも上がっていた事もあって遠くまで走りすぎた。早く家に戻らないと。

 

「NTR太郎先輩…?」

 

振り返るとそこには自転車を漕いでるNTR菊子がいた。わざわざ同校生徒が殆ど利用しない旧道でランニングをやっているというのにどうしてこんな所で遭遇してしまうんだ。

 

クラスメイトに家に帰ると運動などせずにオタ活に勤しんでいるかネットサーフィンに耽っているかという陰キャのイメージが崩れてしまっては一大事だ。ランニングしている姿は見られたくなかった。

 

とは言え、魚は切り身のまま泳いでると言えば信じてしまいそうなNTR菊子だ。誤魔化し様はあるだろう。

 

「NTR菊子さん、こんばんは。奇遇だねこんな所で」

 

「こんばんは。NTR太郎先輩はNTR花子ちゃん家からの帰宅ですかー?」

 

「ははは、さすが彼女の自宅にあがる勇気はないよ」

 

「ふーん…。先輩達ってもっと進んでるかと思ってました」

 

寝取らる事は万々歳なのだが、恋人を作るは3つほど嫌な事がある。まず1つ目はメールのやり取りをしなければならないという事。2つ目は定期的にデートをして関係を保持しなければならないと言う事。3つ目は時間とコストがかかりすぎる事だ。

 

俺の人生は自慰に始まって自慰に終わる。それ以外の時間はそれの質を高めるための要因でしかない。いわばオマケだ。

 

その数少ない娯楽を、ただ恋と言うだけのために費やさなければならない。

愛は性欲を綺麗に見せるためだけのラッピングだ。本質以上に大事にするにはあまりにくだらない。

 

「愛し合っていればこそ、適切な距離感があるんだ。学生の本分は学業だしね」

 

「そんな事言って、あまり奥手だと他の誰かに取られちゃったりしません?」

 

願ったり叶ったりだ。俺の目の前でズッコンバッコンやってくれりゃ猶の事いい。

 

「からかわないでくれ。ところで、NTR菊子さんは一体どうしてこの辺に?」

 

「母さんにおつかいを頼まれたんだー。ねえ先輩、私足が疲れちゃって。家までまだ距離あるから休憩したいけど、人通りの少ない道を1人じゃ危ないかなーって思ってて…」

 

ああ、この上目遣いは自分が可愛く見える角度を把握してるアレだ。やめろその顔。

俺はすぐにでも帰ってお風呂に入り、食事をしてベッドで自慰に耽りたいが…。

 

仕方がない。今のところ、今一つ関係を持たない彼女との足掛かりは1つでも欲しい所。

少し移動して近くの公園に寄った。旧道沿いの公園だ。人通りも少ない。俺とNTR菊子が一緒にいるのを目撃される心配もないだろう。

 

寄るのはトラックの運ちゃんぐらいなんじゃないかと思われる自動販売機で温かいコーンスープを買ってNTR菊子に渡した。彼女はお礼を言って受け取る。

 

「実は最近、思い悩んでる事があるんです」

 

「悩んでる事?」

 

内容は好きな子がいると言う物だった。でも、好きな男は既に誰かと付き合っている。既に恋人のいる人にアプローチをかけるというのは非常にいけない事で…でも好きな人が他の誰かといるのは辛い…だとかそんな感じだった。

 

NTR花子と別れた後、NTR幸子かNTR菊子と交際する予定なので彼女にはフリーのままいて欲しい。ここは思い切って玉砕してもらう事にしよう。

 

「恋人と言う関係は、結婚と言う名のゴールのための仮免許に過ぎない。それを本免許を得たような気になって胡坐をかくのは大変愚かな事だ。自身の好意が本物であるのなら、それに背く事はない。恋人と言う関係に甘んじている片割れから交際の権利をはく奪すれば良い」

 

個人的には妻となった女性に不倫されたい願望もあるが…そもそも誰とも結婚したくないというのが難点だ。自分のプライベートに他人が踏み込むという事そのものに非常に強い不快感を感じる。俺に配偶者はいらない。

 

だから、結婚が恋人という関係のゴールなどとは思ってない。今作った適当な持論だ。

 

さて、後はその想い人にアプローチでもして勝手に失恋してくれる事だろう。

 

平生を装う一方で、腹でほくそ笑んだ。

失恋して傷心状態のこいつなら落としやすいはず。NTR花子のNTR計画は早く進める必要がある。

 

そんな事を考えていると、NTR菊子は俺の首に腕を回し唇にキスをして来た。

 

「その好きな男性っていうのはね、先輩の事なんだ…」




NTR菊子を後輩ポジと書いてた事を思い出して、NTR太郎より学年が下とは書いてないから同学年でいいかと思って書き進めてたもののやっぱりまずい気がして書き直してたら投稿が遅れた。

矛盾を探したら大量に出てきそう←
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