ゆるキャン△おねショタ純愛エピソード~お姉ちゃんに任せて。エッチは初めてだけど、私頑張ってみるから。セックス、ボクくんにならしてあげてもいいよ♡素敵でHな思い出、一夜だけつくってあげるね♡ 作:37級犬築士
「……oh」
「ふっふっふ……お姉ちゃん特性の豆乳鍋、鶏もも、白菜、しめじ、にんじん、おネギ、鮭、つみれ、そしてきりたんぽ!」
「……ugh」
きゅるると、さっきからずっとかわいらしい音が鳴いている。
「うんうん、お腹すいたよね。ちょっと容器を拝借、きりたんぽ、お肉、野菜……はい、どうぞ」
「Thank……a、アリガトウ……o、オネーチャン」
「うん、どういいたしまして。ふふ、おねーちゃんって呼ばれちゃった、なんだか嬉しいや」
鍋をかき回し、自分の分をよそう。
ボクくんは意外に箸を使えるようで、問題ないと器用に開いたり閉じたりとして見せた。
「さて、じゃあ一緒に」
「……(コク)」
「「いただきます(イタダキマス)」」
―BGM―
「?」
なんだろう、楽しい食事になると不思議と口笛とメロディが聞こえる。
…ま、なんでもいっか。楽しいご飯だもん、笛ぐらいなるよね
「……」
「さ、食べて、ボクくんの口にあったらいいけど」
まずはお先にと、なでしこに言われ少年は取り皿と向き合う。初めて食べる鍋なのだろうか、あったかいスープと具材を前に目を見開言えなんとも興味深々な様子だ。
「……ッ」
「あ、それがきりたんぽだよ。えっと、ライススティック。こねこねして、ちゃんと炭火で焼いたんだよ。」
「hu,hu……om,nom,nom」
「お、どうどう、どうかな?」
箸で持ち上げたきりたんぽに少年はかぶりつく。秘奥地で食べるには大きく熱い、4分の1ほどをかみちぎり、熱そうに口から白い息を吐きながらゆっくりと味わう。
「どうかな……熱いなら、お水」
「……Yummy」
「!」
咀嚼し嚥下して、少年は笑顔を見せた。息を吹きかけ、かじったきりたんぽにまた食らいつく。
「ha……yummy!」
「美味しい、よかったぁ! うん、熱いから気を付けてお食べ。」
「Yummy……I'm love it !!」
「らぶぃっと、うさぎ?……えっと、まあとにかく美味しいんだね。きりたんぽ、気に入ったんだ」
「キリタンポ……キリタンポ、Yummy」
「うん、きりたんぽいいでしょ!……豆乳スープがしみ込んで、もちもちのしんなり。これなら、鍋一つでお腹いっぱいになるし、いいよねきりたんぽ」
「……オネーチャン、オナベ、キリタンポ、オイシイ」
「わぁ、日本語!!……ボクくん偉いねぇ。 ほら、もっとお食べ、お肉もあるから、どんどん食べようね」
少年の食いつきになでしこもようやく安心を得た。よほどお腹を空かせていたのか、熱さに苦戦しながら起用に箸で食べ続けている。
…うんうん、やっぱりお鍋は誰かと一緒に食べると、もっとおいしいよね。
少年の喜ぶ姿を噛みしめ、なでしこもまた自分の分に手を付ける。
市販の豆乳スープだが、野菜とお肉にも魚にも合うまろやかな味わい。豆乳は豆のうまみをいっぱいに含んでいるから、あっさりしていながら濃厚な食べ応えもある。
まろやか豆乳スープに舌を打つ。だが、こうもまろやかだとやはりあの味を足したくなる。
「……さて、ここでアジヘンカンフー……えっと、なんだっけ?…ま、とにかく味変!」
つい最近見た蛇の人のネタをうろ覚えに口ずさむ。ゴマ豆乳鍋、スープと具を取り皿に補充し、そこに
「…ラー油、コチュジャン。まろやか味もいいけど、ピリ辛もいいよね」
スープにちょい足し、赤みを帯びたスープをまずひとすすり
「……ん、ぷはっ」
程よくピリッと来るからみ、トウガラシの風味が食欲をそそる。
「うん、これいい。……鮭も脂がのっててトロトロ、ニンジンもほくほくで柔らかい」
「……」
「つみれもいいねぇ。ショウガ効いてるから、トウガラシと合わさってあったまるなぁ」
「………」
…ジー
「…うん、さっきから見てるね、でも」
視線の先、赤い色が気になるようだ。
「えっと、これね、辛いよ。……あぁ、ホットかな。辛いってどういえばいいんだろ」
「……(ソワソワ)」
「食べたそうにしてる。……ちょっとだけだよ」
箸で白菜を掴み、ふうふうと冷ます
「……ちょっとだけ、あーん」
「……ah」
口を開ける。まるで餌を待つひな鳥のように。
…可愛い
つい眺めて、箸が止まってしまった。我に返り、なでしこは少年の口に白菜を入れる。
口が閉じ、小さな唇が箸をはみ、ぬるりと抜ける。
「どうかな、大丈夫かな?」
「?」
「あぁ、あまり美味しくない?……うぅん、トウガラシの匂いとか、良くなかったのかな」
「……(プルプル)」
「あれ?」
少年が震えだす。口元を押さえ、傍にあった紙コップで水を飲み干した。
「うそ、そんなに辛いはず……もしかして、コチュジャン溶け切ってたかったのかな。ごめんね、ボクくん……ほら、お水おかわり」
なでしこから水を受け取り、飲み干す。まだ辛みが取れないらしく、今度は自分の取り皿のスープと具材を食べだす。
辛みを上書きしようとしているのか、ちょっと慌ただしくて見てられない。
「えっと、そんなに急いで……あら?」
一瞬、目が見開く。
口元を押さえ、また水をゆっくりと飲み干す。
「えっと、今度はどうしたの」
「……(グスン)」
「…もしかして、噛んだの、口の中」
口元を指さす。日本語だが、なんとなく意味を理解してくれた。
「あぁ、ごめんね。…なんだか、こうなっちゃって」
座ぐりながら近づき、なでしこは少年のほほに触れる。
「ちょっと、触るよ。」
「…?」
「お口、見せて。あーんして、あーん」
自分で口を開いて見せ、少年に口を開けるように促す。
「……ah」
「……んん、ちょっと暗い」
傍に焚火も置いてあるが、夜ということで影がかかってあまり見えない。
「…ちょっと、ごめんね」
「!」
「噛まないでよ……ちょっと、ちょっとだけ」
指先で舌を弄る。少年は口を開いたまま、じっと動かない。なでしこは指先でどこが傷ついてるか探し出す。
…舌、噛んでないね
「…ごめんね、ちょっとだけ」
指先が頬の裏側をくすぐる。唇に触れ、そのうらっ川に指を這わす。
「!?」
「痛い?……あぁ、無理に探さない方が」
「……オネ、オネエチャ」
自分の名を呼ぼうとしている。嫌なのだろう、早く終わらせねばとなでしこを焦らせる。
「…もうちょっと、あった!」
下唇の裏側、前歯で噛んだのか、少し血が出ている。
「ちょっと痛そうだね。軟膏、お口の奴あるから、ちょっと待ってね」
少年お口から指を引き抜く。唾液で濡れた手を拭き、なでしこはテントに戻る。
「……ッ」
一人残された少年、口内には血の味だけではない、もっと暖かい、くすぐったい感覚が未だ残っている。
「…ugh」
なでしこの指が自分の口をまさぐる。傷を見てくれたのは理解している、だが、それでもおかしい。
少年の心臓は高鳴り、頬は上気して朱色を帯びる。
〇
「えっと、軟膏は……あ、あった」
「…オネエチャン」
「!」
テントの入り口、光の陰で、その姿はわかる。
「あぁ、ボクくん、待ってくれていいのに……今ね、お薬」
……ドサッ
「!」
「……ッ」
突然、なでしこは理解が追い付かなかった。振り向くや、自分の体がシュラスコの上にぼふんっと倒れたのだ。
胸の中にある温もりすぐにその犯人を理解する。
「あぁ、ボクくん?」
「……オネエチャン」
涙目で、縋り付くように自分に視線を送る。端正な顔立ちで、思わず息をのむ。母性を刺激してやまないあどけなさ、少年はなでしこに、拙い言葉で願いを伝える。
「オネエチャン、Help……Please help, 」
「え、助けて……そんなに痛いの」
口元に指をさす、だが少年は首を横に振る。
「Pain, I've pain!!」
「ペイン、痛いってこと?」
「……(コクリ)」
今度は縦に頷く。でも、口ではないのだ
「どうしよう、お腹痛い?それとも頭?……えぇ、どうしよう、もういっそ救急車を」
迷子を保護して、食事を食べさせて安心していたのもつかの間、とんだハプニングでなでしこは焦りだす。
「えっと、ボクくん。痛い所はどこ?……えっと、うぇ、ウェアーイズユアペイン!」
焦る頭を酷使し、正しい英文を唱えた。
「………(プルプル)」
だが、意味は伝わっていないのか、少年はどこかうつむき、すぐに答えようとしない。
「ね、ねえボクくん……どこが痛いのか、お姉ちゃんに教えて。私、何でもするから。」
体を起こし、ちょうど膝の上に少年が乗る態勢になる。
「…ッ」
「あっ、ごめん……って、あれ?」
無理な態勢だったのか、滑り落ちるように少年は尻もちをする。
なでしこを前に、その足を開いたいわゆるМ字の態勢にだ。
「!!」
とっさに足を閉じ、少年を身をかがめる。正座で前かがみに、だがなでしこの目にはしっかりととある部位が目に映っていた。
ズボンの生地がゆったりとしたものだったせいか、その奥にある膨らみはなんとも元気にそびえていた。
「えっと、今のって……何?」
首を傾げ、理解が追い付かないなでしこ
そんななでしこを横目に、少年は涙を浮かべながら、静かに一言つぶやいた。
「……Pain」
無自覚エッチィお姉さんの攻撃、少年は大ダメージ、生涯消えない性癖を獲得した。