※この作品はR-18です。

二亜リビングヘル   作:ラスティ

5 / 12
⋇出血表現、残酷描写、リョナ、拷問描写あり

 二亜さん拷問。とりあえずマイルドな感じのから。ちなみに今回は行為中にDEMモブの台詞は無し。何となくその方がいいかなって。
 将来の夢は悪の組織の拷問官です。



拷問
三角木馬、鞭打ち


 DEMに囚われ、精霊としての力を封じられ、抵抗と脱出の手段を全て奪われた状態の絶体絶命の二亜。助けに来る者の心当たりもなく、また見知らぬ誰かが危険を冒してまで助けてくれるわけもない。とどのつまり絶望的な状況であった。

 

「痛い痛いっ! ハゲるハゲる! あと尻に火が付く!」 

 

 そんな絶望的な状況の中、二亜は元気に騒いでいた。

 閉じ込められていた牢にやってきた男たちに手錠を嵌められたかと思えば、髪を引っ掴まれてそのままいずこかへと引きずられている真っ最中。頭皮が引っ張られてかなり痛いし、石畳に裸のお尻が擦れて今にも火が付きそうな状態だ。これで騒ぐなと言うのがそもそも無理だった。

 

「つーかこんなんでも一応女よ!? お姫様抱っことは言わないけどせめてもうちょっとマシな扱いしろっての!」

『何言ってか分かんねぇけど、これだけ元気なら今日もたっぷり悲鳴が聞けそうで楽しみだぜ』

『こいつ悲鳴はめっちゃエロいんだよなぁ。これで乳とかケツもでかかったら文句なしなんだが』

 

 てっきり寄ってたかって犯されるかと思いきや、まさかの酷く雑な扱いである。正直女として見られているかどうかすら疑問だ。

 これには遠慮なく抗議させてもらったものの、どうやら言語が違うようで誰もまともに取り合ってはくれない。ただそれでも何か自分たちの琴線に触れるものがあったのか、二亜を指さし何事かを口にしながら大笑いしていた。

 そんな風に雑に運ばれること数分。中世の古城か何かかと思えるほど地下牢の雰囲気抜群の廊下を通り、二亜はとある一室へとたどり着いた。

 

「お、到着? って投げんなよ、オイ! 最後まで雑――っ!?」

 

 無論ここに来て突如丁寧に扱われるわけも無く、部屋の中にぶん投げられる。

 いっそのこと噛みついてやろうかと思った二亜だが、視界に広がった光景の衝撃に二の句が継げなくなってしまう。更には途方もない怖気を覚え、身体が芯から冷えていく。目の前の光景はそれほどに衝撃的であった。

 

「うわぁ……これは、幾ら何でも冗談っしょ……?」

 

 まず目に入ったのは、血痕。壁や床、果ては天井に至るまで凄惨に飛び散った大量の血痕だ。部屋の中で大量虐殺でも行われたのかと考えるほどの量であり、どう控えめに見積もっても一人分の血の量ではない。しかもそれが古びて乾き切り半ば粉末状と化したものから、比較的新しいものまで何層にも築かれている。

 凄惨極まる部屋の中央には、こちらも夥しい血に塗れたある種呪いすら感じられるベッド。もちろん快適さなどとは縁遠い、鋼の冷たさと拘束具の縛りを存分に味わえるハードなベッドだ。とどのつまり、拷問台。

 部屋の中には至る所に古今東西のありとあらゆる拷問器具が乱雑に存在しており、用途の察しすらつかないものまで数多く存在していた。おまけに明らかに拷問ではなく処刑に使うとしか思えない恐ろしいものまで。

 こんな場所に二亜を連れて来て、何もしないなどということはありえない。当然するつもりなのだろう、拷問を。

 

「えーっと……こんな事しないで、あたしともっと楽しいことしない? 何て言ってみたり……あはは……」

 

 裸で後ろ手に戒められたまま、恥も屈辱もかなぐり捨てて悩ましいポーズを取ってみる。

 だがすぐに無駄だと悟り、二亜は乾いた笑いを零すのであった。人間、それも男などやはりクソでしかないのだと、改めて思い知りながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、ぐっ、うぅぅぅ……!」

 

 秘部に食い込む鋭い刃に今にも下腹部を引き裂かれそうで、二亜は唇を噛み締めて必死に痛みを堪える。

 拷問部屋へと連れてこられた二亜が最初にその身に受けたのは、オーソドックスな三角木馬による洗礼だった。とはいえ何もかもがオーソドックスで基本に忠実と言うわけではない。木馬の三角形の頂点の角度は酷く鋭角であり、おまけに金属製。常人が座らされれば間違いなくあっさり裂けかねないほど危険な代物。二亜はそんな三角木馬に、後ろ手に戒められたまま跨らされていた。

 

「ぐっ、ぎいいいぃぃいぃぃっ……!?」

 

 しかもただ跨るだけでは済まされない。男たちが木馬の正面のスイッチを弄ると、両の足首に取り付けられた足枷から伸びる二本の鎖が、木馬の台座の中へゆっくりと引き込まれていった。

 そうなればすでにピンと伸ばされた状態の二亜の両脚も、下へ下へと引っ張られていく。だが二亜自身は三角木馬に跨っているため、当然ながら鋭い刃は徐々に秘部へと食い込み引き裂き始める。人間に比べると遥かに丈夫な精霊であるが、幾ら何でも限度があった。

 

「がああぁああぁっ!? が、う、ぐぅぅううぅっ……!」

 

 更に惨いのは、同時に行われる責め苦が一つでは無いこと。

 三角木馬の上で悶え苦しむ二亜の背中に、音を突き破る衝撃を伴い鞭による一撃が叩き込まれる。鋭い痛みに悲鳴を上げて悶え、その悶えで秘部に更に刃が食い込み叫ぶという悪循環。挙句鞭を扱う男は一人ではなく二人もおり、二亜は三角木馬の刑を受けながら二人からの鞭打ちの刑に処されていた。

 もちろん使われている鞭も三角木馬と同じく人の心など感じられない作りで、先端に行くに従って凶悪で鋭い突起がズラリと全周に並ぶ、ノコギリ染みた恐ろしいものであった。さすがにそんな鞭で一撃を受ければ、今の二亜の身体は耐えられない。事実二亜の背中に刻まれた傷跡からは、確実に血が流れ出していた。

 

「ぎゃあぁぁぁあぁぁっ!!」

 

 そして今度は正面から鞭が振るわれる。薄い胸から脇腹にかけての肌が弾け飛び、血肉が舞い散って壁や床を汚していく。

 今更ながらにこの部屋の血痕が雰囲気作りのものではなく、実際に汚れた結果なのだと理解させられていた。きっと二亜のように凄惨な拷問を受けた者たちが流した血なのだろう、と。

 

「あ、が、うあぁぁああぁぁぁぁ!?」

 

 更に痛みの余韻が消えない内に、背後から下半身に向けて一撃を受けた。尻肉と太腿にかけての肌が引き裂かれ、一筋の赤い線が引かれる。

 情けも容赦も全く無い、二亜の身体が壊れることも厭わない苛烈な責め苦。精霊と言う貴重なサンプルを殺したりはしないはずと高をくくっていたが、どうやらそれは間違いだったらしい。故意か事故かはともかく、男たちは二亜が死んでしまっても構わないのかもしれない。

 

「ひぐっ、ぎ、ああぁぁぁぁっ……!?」

 

 そして男たちは何も操作していないはずだと言うのに、再び鎖が台座の中へと引きずり込まれていく。すでに限界まで伸ばされた二亜の両足が軋みを上げ、三角木馬の鋭い刃先がついに秘部を切り裂き始めた。

 粗相をしたかの如く二亜の股の間から真っ赤な血が流れ出し、木馬の側面を伝い濡らしていく。必死に太ももで木馬を締めあげるようにして抗う二亜であったが、流れ出した自らの血がそれを妨げる。血で滑って木馬に両足でしがみつくことができず、刃先は更に深く秘部を切り裂き進む。

 

「いっ、ぎっ!? があっ、ああぁぁぁぁっ!」

 

 ゆっくりと股を裂かれていく痛み、前後から鞭で激しく嬲られる激痛。耐え難い苦痛に悶えながら喘ぐ二亜。身体に刻まれていく無数の裂傷からとめどなく血が流れていくが、一向に責め苦は衰えない。むしろより激しく、残酷さを増していく。

 

「――ぎゃあぁぁぁぁああぁぁぁぁっ!?」

 

 顔面を鞭でしばかれ、鋭い激痛と共に右の視界が光を失う。血液でも涙でもない体液が見えない瞳からどろりと零れ落ちていく感覚に、眼球にまで裂傷を刻まれたことを理解させられた。

 このまま両の目までをも奪われる。そう怯える二亜であったが、意外なことに左目に鞭は飛んでこなかった。だが顔面を鞭で打たれないわけではなく、絶妙なコントロールで頬や右の目蓋などを抉られ刻まれるのであった。

 

「はあっ……はあっ……はあっ……!」

 

 そうしてひたすらに身体を鞭で打たれ、どれほどの時間が経過した頃だろうか。ほとんど全身余すところなく鞭による裂傷を刻まれ、腫れあがった傷跡で目も当てられない有様となった二亜。

 両足を引く鎖もすでに限界まで巻かれており、足首や膝、大腿といった部分の骨が今にも外れそうなほどに張り詰めている。もちろんそんな状態で秘部が無事でいられるわけがなく、無垢だった花園は見事に引き裂かれ腹部の辺りまで食い込んでいた。足元にできた血だまりは最早池といっても過言ではないほどだ。

 おまけに鞭で裂かれた肌からも出血しているため、もう出血多量で二亜の意識は朦朧としている。治療をしなければそろそろ危険な状態であった。

 

「こ、これで……おわり……? ははっ……もうへばった、とか……早漏、すぎない……?」

 

 絶え間なく浴びせられていた鞭による乱打が途切れたため、拷問の終わりを確信した二亜は腫れ上がった顔で何とか冷笑を浮かべ、男たちを挑発する。

 余裕があるわけではない。むしろ逆だ。二亜としてはここで殺してもらいたかった。自分を助け出してくれるような存在に心当たりは無いので助けは期待できないし、顕現装置の中には医療用顕現装置という治療目的の顕現装置も存在する。何が目的でそんなことをするのかは分からないが、治療されて何度でも拷問にかけられるのは目に見えていた。

 ここで殺してもらえなければ、いつまでもこの地獄が続くのだ。そんな生き地獄を味わうくらいなら、一刻も早く楽になりたい。そんな思いから二亜は男たちを挑発していた。

 言葉は通じなくとも小馬鹿にするような笑みを向けられたのは分かったらしい。正面にいた男は何やら分からないことを口にすると、二亜に近寄ってきて三角木馬の正面で何かスイッチを弄り始めた。

 

「な、なにを、して――っ!?」

 

 そして生じた変化を目にして、二亜は恐怖に凍り付く。

 跨らされている三角木馬、その刃の部分ともいえる頂点に恐ろしい物体が顔を出した。先ほど身体を打ってきた鞭と同じ凶悪な突起が並んだ、金属製の円盤――ノコギリ。それが二亜の下腹部の十数センチ先でゆっくりと回転を始めていた。

 

「じょ、冗談でしょ!? やめろっ、やめろやめろやめろっ!!」

 

 そのまま亀の歩みのような遅々とした勢いで迫ってくるノコギリを目前に、全力で叫びを上げて身を捩る。鞭打ちも三角木馬攻めも、これに比べれば可愛いもの。チェーンソーにも似た回転するノコギリの不気味な駆動音が、より激しく直接的に恐怖を煽っていた。

 だが無論のこと、二亜を助ける者もいなければ止めてくれる者も存在しない。

 

「ぐっ、ぎ――ぎゃあぁぁぁあアアぁあああァァぁあアぁァァぁ!!?」

 

 高速で回転する丸ノコは、無情にも二亜の下腹部を切り裂き始める。ゆっくりと刃先で肉を削り取られていく激痛に、二亜は喉が張り裂け悲鳴に血が滲むほどの絶叫を上げた。

 敏感な陰核も処女肉もお構いなしに削り取られ、周囲に飛び散る血飛沫と肉片。ガクガクと痙攣しながら絶叫を迸らせ、限界まで見開かれた瞳から絶えず苦痛の涙を零し続ける。最早処刑と言って差し支えない凄惨極まる拷問。

 だが遅々として進まないノコギリの歩みにより、二亜の下腹部は未だ二割も切り裂かれていない。この地獄のような激痛はまだまだ途絶えず、それが終わっても決して止むことは無いのだ。

 

「アあぁぁァアアあああァァぁあアァぁあアアあぁぁぁぁっ!!」

 

 惨たらしい生き地獄の中、二亜は悲鳴を上げながら心の中で必死に願っていた。どうか死なせて欲しい、殺して欲しいと。誰にともなく、切実に。

 

 

 

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