※この作品はR-18です。

裏切られた"僕"は絶望して逃げたが、入れ替わった"俺“はその後の人生を謳歌する。   作:美味しく食べよう

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VSギルドマスター

ギルドマスターと戦う前に、ギルドの倉庫に来た。

 

「何で倉庫に?」

 

「あぁ。これからお前の技術を試しにいくんだが、本当に試すだけだからな。使うのは刃がついた本物の武器じゃなくていい。木剣を使う。あぁそうだ。お前剣は使えるか?剣以外にも木槍や棍棒もあるぞ。」

 

「あ、じゃあ剣で。俺武器使えないんですよ。使ったことないし。あの鉈もドワーフの工房からプレゼントされた物ですし。」

 

「あぁ〜ドワーフの工房か。あそこの店主は気前がいいからな。新米冒険者って言うとプレゼントしてくれるんだよ。俺も貰ったぜ。」

 

いつのまにか腰にあった剣をポンポンと叩く。

 

「本気で戦う時は、他の剣だがな。コイツは常備してるのよ。

しっかし、あのドワーフの爺さんはすげぇな。30年近く経った今でも使えるぜ。」

 

そういって木剣を取り、此方に一本投げてきた。

それを受け取る。

 

「よし、じゃあ門の外に行くか。」

 

 

 

 

 

 

というわけで門の外にやってきた。

時間は夕暮れ、日が赤く見える。なんか、サムライ同士の決闘みたい。

 

「よし、じゃあ構えろ。」

 

そう言うギンさんは、既に構えている。

剣道とかで見る、中段の構えだったかな。

 

此方は構えも何も知らない。

だから一番ぶっ叩きやすくするため、肩に担ぐ。

これで突っ込んで思いっきりぶっ叩き続ける。

 

「行きます!」

 

「来い!」

 

「エエエエエエィィッッッ!!!」

 

気合を出すため大声を上げる。

そのまま走って走って走って、跳び上がって全力の力を込める。

 

その木剣を、ギルドマスターは両手で握った木剣で受け止められた。

カァァァァンッッッ!!

バギィッッッ

 

お互いの木剣が折れた。

 

「…もういい、大丈夫だ。」

 

「…え?」

 

「いや、お前は確かに力が強い。俺の腕が痺れるぐらいだからな。俺の筋力SSだぞ?本当に力は強い。だが、剣の腕前はそんなに良くはねぇ。本当に力づくって感じの剣撃だった。」

 

(一発で見抜くのか。中々やりおる。)

 

「今ので、分かったんですか?」

 

「あぁ、これでも剣術流派の師範になったんだ。」

 

「はぁ....こんだけで終わりですか…」

 

「言っただろ?試すだけだって。お前は術を覚えれば強くなれる。俺の師匠に手紙を出しておくから、そこに行って剣の手ほどきを受けてこい。」

 

「ギルドマスターの師匠って…おいくつなんですか?」

 

「あの人はもう90超えてるはずなんだが…見た目が若すぎるんだ。見たら驚くぞ?」

 

「ふーん。その方がいるのは?」

 

「この町にいる。人通りが少ないところで隠居しながら弟子をとってるんだ。」

 

「それ隠居って言います?」

 

「…言えねぇかもな。まぁとにかく、そこに行ってこい。腕は保証する。なんてったって、俺の師匠だからな。」

 

 

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