※この作品はR-18です。

裏切られた"僕"は絶望して逃げたが、入れ替わった"俺“はその後の人生を謳歌する。   作:美味しく食べよう

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鍛錬の成果2

「はい!私はシュラと契りを交わします!!」

 

え?え?マジ?聞かれてた?え?

 

(クックック……)

 

シークの笑う声が聞こえる。

 

コイツ………………

 

嵌めやがったなァァァッッッ!!!!!

 

マジかよ!!めっちゃ恥ずかしいんだけど!!

 

「え?マジで?いつから?」

 

「最初からです。シュラ。私のことをそんなに好いていてくれたのですね…

私も、シュラのことを愛しております。この戦いが終わったら、世界中を共に冒険しましょう。約束です。そして、最後に静かな場所に家を建てて、幸せに過ごしましょう。いいですね?決まりですよ!!」

 

ツバキはここまで一息で言い切った。ツバキも俺のことを…?

両想いだったのか…もっと早く伝えておけばよかった…

こんなに騒がしい時じゃなくて…

 

「ごめん、言うのが遅くなった。この戦いが終わったら結婚しよう。」

 

「っ!!はい!喜んで!!」

 

ツバキはそう言って、抱きついてきた。

そのままキスをする。舌を舐め合うような、大人のキスだ。

 

「私の初めてです。忘れないでくださいね?」

 

ニコッとツバキは笑った。

その顔に、俺は安心感を感じた。

 

「ツバキ、共に戦ってくれ。俺の背中は任せたぞ。俺はモンスターを狩る。

撃ち漏らしたやつをツバキに頼む。」

 

「はい!シエンさんが町を守ってくれていると思います。安心して行ってください!」

 

「よし、いくか!」

 

そう言って、俺は腕輪を外した。

 

その瞬間、俺は力に目覚めた。

 

急速に集まってくるように感じる。

 

俺はこの時、初めて自分のステータスを実感した。

 

(あぁ、俺はこれほどに力があったのか…)

 

今なら殲滅できるという全能感に溢れている。

 

そのまま、俺は特攻した。

 

モンスターは俺を捕捉すると、我先にと襲いかかってくる。

それを俺は剣で細切れにする。

 

ザンッッッ!!

 

一振りで六は斬った。

 

後ろから矢が飛んでくる。

それは的確にモンスターを穿つ。

ツバキの破魔の矢だ。やはり彼女は強い。そして頼もしい。

 

(あぁ、俺も頑張らなくては!)

 

更に突っ込んでいく。剣の間合いの外にいるやつは、槍で突き殺す。

剣以外にも、いろいろな武器を扱う術を教わったのだ。

一秒で十回は突いて引ける。

武器をシークにしまってもらい、それを瞬間的に出してもらうのだ。

次は大槌で地面ごとモンスターを粉砕する。半径八メートルぐらいの地形が陥没した。この調子で大槌で粉砕していく。

 

「ブフオオオォォォッッッ!!!」

 

サイのようなモンスターが突進してくる。

 

「いいぜ、来いよ!」

 

限界まで引き付けて、魔力を全力で打ち込む。

 

あと五歩

あと三歩

あと一歩

 

今!!

 

上から頭に大槌を振り下ろす。

トマトのようにソイツの頭は潰れた。

脆いな…

 

「次来いやァァァッッッ!!」

 

 

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