※この作品はR-18です。

裏切られた"僕"は絶望して逃げたが、入れ替わった"俺“はその後の人生を謳歌する。   作:美味しく食べよう

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次は説明会です。


“俺"の始まり

「…ん?」

 

俺は目が覚めた。知らない洞窟で。

 

「んーと…あ、そうだ!俺転生したんだ!」

 

(その通りだ。お主は転生したのだ。)

 

「ははっ!俺無事に転生できたんだな!…でも、なんだここ?」

 

(そこはお主が入った体の元の持ち主が死のうとした場所だ。)

 

「うぇ!?マジで!?…本当だ、手元にナイフがあった…」

 

(なにやら、とても辛いことがあったらしいな。)

 

「おいおい、淡白だなぁ。そいつは責任持って転生させたんだろうなぁ?」

 

(勿論だ。こちらの都合で元の持ち主を転生させたんだ。今は優しい世界に生まれてるぞ。)

 

「ほぉ〜そうかいそうかい。それならいいや。んじゃ、まず俺は何をすればいい?」

 

(早速で悪いが、闘いだ。)

 

気がつけば、洞窟の入り口の方から、なんか、緑色で、ガタイがよくて、豚顔で、人型のやつが入ってきていた。

 

「アイツか?」

 

(そうだ。あれはオークだな。)

 

「ヨッシャ!任せな!…ところでアイツ食えんの?」

 

(普通の豚肉だぞ。)

 

「ヘッヘ。肉大好き❤」

 

「ブモォッ!」

 

奴は威嚇の声を上げる。面白ぇ。戦闘態勢に入ったな。

 

「ウッシ行くぜ!」

 

全力で地を蹴り肉薄し、

 

「シッッ!!!」

 

一気に空気を吐き出し、体幹を固め、渾身の拳を放つ。

 

「ブモォッッッッ!!」

 

奴は叫び声を上げた。

 

「ウッシもう一発!」

 

すぐに拳を引き、反対の拳で追撃を浴びせようとしたが、

 

ズウゥゥン

 

オークは倒れた。

 

「え?」

 

(ふむ、どうやらワンパンだったようだな。)

 

「えぇ!?」

 

マジかよ!この世界のモンスター弱くね?それとも俺が強い?

 

(お前が強すぎるのだ。何故素手で倒せるんだ?)

 

心底不思議がった声だ。

 

(しかし、力が強すぎたのだな。拳を見ろ。)

 

「え?ッッッ!!」

 

悲惨なことになっていた。グシャグシャなのだ。死ぬほどに痛い。

 

(よく叫ばなかったな。凄まじい精神力だ。)

 

「ヘッヘ、痛みには慣れてるんでね…」

 

というのは嘘です。無茶苦茶に痛いです。今すぐに泣き叫びたいくらいです。

 

体が弱いのか。まぁ前の世界で鍛え込んだからな。力加減が分からん。

 

(回復してやるから、少し寝てろ。)

 

「寝ようにもよぅ、痛すぎだっつぅの。」

 

(それもそうか。ではこうしよう。)

 

「え?」

 

意識が急に落ちていく。

落ちきる寸前、

 

(起きた頃には絶好調だと思うぞ。)

 

という声が聞こえた。

 

 

 

 

 

(まったく、オークを素手で倒すとは。普通の成人男性では手も足も出ないモンスターだぞ、それを素手とは。いやはや、この力がこちらに向くと思うと…

やめよう、胃が痛くなりそう。しかし、この力は凄まじいな。やはりこいつに依頼してよかった。『魔王討伐』。さて、これから忙しいな。この体を前世のこいつと同じぐらいに魔改造して、と。ふむ、あと24時間かかるな。

おっと、オークの死体の時間を停止させてと。よしこれで一先ずは終わり。とりあえず、我も寝よう。)

 




前書きのところに本文書いちゃったんだよね。書き直すの大変でした。
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