※この作品はR-18です。

裏切られた"僕"は絶望して逃げたが、入れ替わった"俺“はその後の人生を謳歌する。   作:美味しく食べよう

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鍛錬の成果4

「くそ、キリがねぇ…」

 

俺はまだ余裕があるが、ツバキが心配だ。

 

「グルアアァァァッッッ!!」

 

ッッッッッッ!!!

 

まずっ!

 

ズバンッ

 

「よう!よそ見すんなよ!」

 

「ギルドマスター…」

 

危うく一撃貰うところだった。それを防いでくれたのは、ギルドマスターだった。

 

「おう!よく聞けよ!本来ならモンスターは他種族同士で群れを作らねぇらしい。だが、妙に統制が取れてる。ということは取り仕切ってる長がいるはずだ。」

 

「マジか!ということはそいつを倒せば…」

 

「あぁ。モンスターは散り散りになるはずだ。」

 

「ちょっくら行ってくる!そのまま倒すわ!」

 

バビュンッッッと走って大群に突っ込んでいくシュラ。

 

「ちょ!マジかよ!あぶね…マジかよ…」

 

片っ端から切り崩していくシュラを見て、ギルドマスターはため息を吐く。

 

「アイツあんなに強くなったのか…俺も負けてられねぇな!!」

 

ズバンッと愛用してる両手剣でモンスターをなぎ払う。

 

「うおおオォォォォォッッッッ!!!」

 

最後には、笑顔で突撃していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、ツバキside

 

「はぁ…はぁ…援軍はまだですか…」

 

若干息が上がっている。

もともとシュラが規格外なだけであって、ツバキは普通だ。

むしろ一般人よりも体力が多い。

それに加えて、魔力を大量に使用している。

 

「くっ、ここまでですか…」

 

「グルアア!!」

 

ナギナタを構えるが、力が入らない。

魔力を大量に使用した影響である。

 

「ぁ…」

 

まずい

 

そう思った瞬間、

 

ドゴォォンッッッ!!

 

モンスターの頭が爆発した。

いや、正確には火の玉が着弾した。

 

「後衛!放て!!」

 

「「「「「「「「「「「「おうッッッ!!!」」」」」」」」」」」

 

魔法を使える冒険者や、弓矢を使う冒険者が援護してくれた。

 

「皆さん!!」

 

ツバキは驚く。自分とシュラがなんとしても食い止めて、モンスターから時間稼ぎをして、その間他の冒険者は避難誘導するはずだったからだ。

 

「ツバキさん!!俺たちも戦います!!!」

「俺も戦うぜ!」

「私も久々にやっちゃうわ!!」

「モンスターコロス!!」

「姉御や兄貴にばかり戦わせられねぇぜ!!」

「「「「「「「「「おう!!」」」」」」」

 

頼もしい援軍の到着である。

一人理性のない奴がいるが…

ちなみにまだ冒険者になって一ヶ月ちょっとしか経ってない。

…姉御?

 

「みんな……お願い!もう少しだけ、力を貸して!!」

 

「「「「「「「「当たり前だッッッ!!!」」」」」」」」」

「俺たちの町が黙って蹂躙されるわけにはいかねぇ!!」

「その通りだ!!!」

 

みんながみんな、力を合わせて一つになっている。

 

「あとは頼みました…シュラ…」

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