※この作品はR-18です。

裏切られた"僕"は絶望して逃げたが、入れ替わった"俺“はその後の人生を謳歌する。   作:美味しく食べよう

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勇者にザマァ3

シュラside

 

俺はギルドマスターの部屋に呼び出されていた。

何があったんだ?

 

ギルドマスターの部屋に入る前に、扉を叩く。

 

「シュラです。呼び出されたので参りました。」

 

『おう、入ってくれ。』

 

「失礼します。」

 

「な?コイツは礼儀をしっかり持ってるんだぜ。お前を殴ったてのだって、相応の理由があるんだろ?」

 

「だから!アイツは俺をいきなり殴ったんだ!」

 

「いや、俺に剣で切り掛かって来たのどこのどいつだよ?お前だろ?ちょっとは自分のしたことを反省しろよ。俺が今ここで切り掛かったらお前だって抵抗するだろ?なに当たり前のこと言ってんだ?」

 

勇者(^ω^)がいたので、先ほど起こったことを洗いざらい全部ぶちまけた。

 

「ほう…」

 

それを聞いたギルドマスターの目が剣呑なものになる。

ありゃ怒ってるな。勇(^ω^)、ご愁傷様です…

 

「ち、違っ!本当に俺はいきなり殴られたんだ!見ろ!アイツには傷がなくて、俺にはあざがある。これはいったいどういうことでしょうか?!」

 

一転して勇者は勝ち誇った顔を向けてくる。

 

「あ、じゃああの場にいた全員連れて来ましょうか?彼らは何と言うんでしょうか?楽しみですね?」

 

「………」

 

(^ω^)は黙り込んだ。勇者なんて(^ω^)で十分だ。

 

「それに彼は、スタンピードを制圧したと言うが!彼は何かしら魔道具の力を使ったに違いない!勇者である私より強いなどあり得ない!」

 

「魔道具って…例えば?」

 

「それは…分からないが…とにかく!彼は魔道具を使ってスタンピードを収めたんだ!決して彼の力じゃない!」

 

「あのさ、魔道具使おうが何しようが、遅れてきて戦わない間抜けよりよっぽどマシだろ?」

 

「ッッッ!!」

 

「遅れてきた癖にデカい態度するんじゃねぇよ。」

 

「…決闘だ!」

 

「いいですけど、何を賭けますか?」

 

「は?勇者の俺に許してもらえるんだから、それが賭けだ!」

 

「話にならんわ。一昨日来やがれ。」

 

「いいから決闘を受けろ!!」

 

「じゃあ、俺が勝ったら、市民に向かって土下座して謝れ。誠心誠意『遅れてしまいすいませんでした』って。」

 

『いいだろう!ただし!俺が勝ったら、ツバキとやらはもらっていくぞ?」

 

「いいよ。お前みてぇな雑魚は稀に見る程度だからな」

 

「なっ!」

 

「受けるんだろ?早く受けろよ?」

 

「受けてやろう、受けてやろうとも!」

 

 

 

俺と勇者とその取り巻きとギルドマスターは町の外にやってきた。

人がいない平原までやってくる。

 

「それじゃ、時間は無制限、どちらかが戦闘不能になるまで、魔道具の使用禁止、殺した場合は反則負けとする。始め!」

 

これってさ、大会とかなら分かるんだけどさぁ、一回限りの勝負で殺しは無しとか言っても、殺しちゃったら決闘自体成り立たなくね?

 

「死ねエエエエエエェェェ!!!」

 

すごい気迫の勇者様(笑)

だが、

 

カンッ!

 

それだけで終わった。勇者様(笑)の剣を俺が片手で握った剣で受け止めたのだ。びっくりするほど威力がない。師匠の剣を受けたから分かるけど、コイツは碌に鍛えていないんだろう。

 

「興醒めだよ。もう寝てろ。」

 

未だ力を入れ続ける勇者様(笑)の剣を受け流す。

面白いぐらいに体勢を崩す勇者様(笑)。

その瞬間、柄尻を勇者様(笑)の顎に打ち込む。

 

「がっっ!?」

 

脳震盪を起こし、そのまま倒れていく。

勝負アリだな。

 

「そこまで!勝者シュラ!」

 

「はぁ....終わりかよ…弱すぎだろ。」

 

勇者の後ろで取り巻きどもが唖然としている。

勇者様(笑)が一瞬で負けたからだろう。

 

「はい。俺の勝ち。なんか文句ある?」

 

「あんた…いつのまにそんな強くなったの…」

 

「つーかお前、俺のこと知ってるみたいな口聞いてるけど、もう俺たち赤の他人なんだよな?もう関わってくんなよ。そこの勇者様(笑)にも伝えとけ。」

 

「「「………………」」」

 

取り巻きどもは黙ってしまった。

 

エリスは、シュラに「赤の他人」と言われたとき、胸が痛んだ。

その理由は分からない。何故かは分からない。

だが、自分は何かとんでもないことをしでかしてしまったのではないかと不安になる。

 

「よし、これで決闘は終わりだ。約束通り勇者様には謝罪をしてもらおう。

『私には市民を助ける力がありながら、怠けていて助けることをしませんでした。誠に申し訳ありませんでした。』ってな。」

 

「決定ェェェ!」

 

ギルドマスターがそう叫んだ。

 

「「「…」」」

 

勇者様(笑)の取り巻きどもは意気消沈していた。

 

 

 

 

 

 

 




色々と誤字がありますので編集で直していきます。
眠い中やっていますので…すいませんでした。

ちなみに勇者は鍛錬をしています。
ただシュラの鍛錬が異常なだけです。現実世界で片腕で人を投げるとかいませんよね?…いないよね?


それと、勇者は一般人よりはるかに強いです。
それ以上にシュラやギルドマスター、シエンとかが強すぎるのです。
この後、エリス(ラッシュの元婚約者)の心境を書こうと思います。
よろしくお願いします。
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