※この作品はR-18です。

裏切られた"僕"は絶望して逃げたが、入れ替わった"俺“はその後の人生を謳歌する。   作:美味しく食べよう

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第二章の始まりです!


旅立ち

あの後、勇者様(笑)は目覚めて、市民に謝罪していた。市民に生ゴミを投げつけられてました。頭臭そう。

その取り巻き共も謝罪していた。勇者様(笑)含めて三人は終始嫌そうな顔をしていました。

一人、エリスとやらだけは本当に申し訳なさそうな顔をしていた。

その後四人は交通費だけギルドから貰って王都に帰っていった。

 

そんなこんなで、それから更に二週間後、俺たちは旅をすることになった。

色々と見聞を広めるため、俺達夫婦の穏やかな生活を営める場所を探すため、それと、魔王を倒すため。

 

この世界には色々とあるらしい。ダンジョンとかね。

ダンジョンは今まで攻略されたことが一回もないらしい。ダンジョン自体が日夜成長するため、探索が間に合わないのだ。だからお宝が眠っている可能性も高い。色々と収集してみるのも面白い。

 

ていうかシークはこの世界の案内人的なやつなのに、そういう所は説明してくれてない。コイツ何?

 

まぁいいや。空間魔術とか教わったし。

 

魔術は『魔剣術』と非常に似ているという。

そもそもアレ自体が身体を強化するための魔術らしい。それに付与魔法というものでもあるという。

 

魔術とは、脳に思い描くイメージを媒介にして、それを魔力で実現させる、という理屈らしい。なので、イメージができるなら、あらゆる魔術は可能らしい。でもそのイメージが難しいから魔術とは難しいという…

 

まぁ俺は想像とか空想していたから余裕ですけど。

ただ、どうしても出来ない魔術は闇魔術だけ。闇とは何か、闇をどういう風にイメージするのか、全く想像できない。闇を使うってどういうイメージなんだろう?

 

まぁそんな感じで魔術を二週間で習得していました。空間魔術も難しかったけどさ、想像できないわけではなかったんだよね。なんか…空間と空間の間に新しい空間を見出すっていう…

 

そういう感じでした。ツバキとイチャイチャしたり、師匠と殺しあったり、高難度の依頼をこなしたり。充実した二週間でした。

 

師匠と別れて、ギルドの人とも挨拶をして、鍛冶屋のおっちゃんにお礼を言ったり、宿屋の人にも挨拶して。何故かヘルガさんもついてくることになった。

 

「アタシはな!お前のことが好きなんだ!受け入れてくれ!!」

 

そう言われました。一度は断ったんだよ?俺には妻がいるって。

でもね、その妻が、

 

「良いではないですか。甲斐性がないとあのボンクラに言われていましたし、それの意趣返しという意味で何人も妻を娶っては良いのでは?」

 

いや、なんで?あなた多分ヤンデレだよね?俺が傷ついたりしたら発狂したり、近づいてくる女性を脅迫したりさ、知ってるんだよ?この前だって睨みきかしてたよね?

 

という感じで断っていたんだけど…酒盛られて責任を取らされました。

妻が二人!うん!…なんで?!

 

なんでヘルガさんが俺のこと好きなの?マジでなんで?

俺何もしてないんだけど?何かしたっけ?

 

それを聞いたら、

 

「顔が好みだから。」

 

こう言われました。

結局顔かよ…ラッシュ君がかわいそうだ…ラッシュ君の顔見たけど、普通の男性でしたよ?勇者様(笑)は俺から見てもイケメンでした。だからラッシュ君は寝取られたのかな?ホント、残酷だなぁ…

 

俺?イケメンらしいです。

 

さて、旅の準備を整えてと…

道具屋で色々な道具を揃えました。水筒だったり保存食だったり、テントだったり魔道具だったり。全部俺の空間魔術で収納したよ。俺魔力量を鍛えてたから結構多いんだよね。あ、あと移動の手段の馬とかも欲しい。しばらくは徒歩の旅になるだろうなぁ。

 

色々なところを見てまわりたいからちょうどいいや。

 

そんなこんなで、今は夜、明日から旅を始める。

俺と二人は向かい合っていた。

 

「いよいよ明日だな。」

 

「ええ、そうですね…」

 

「そうだなぁ…しっかし、シュラが異世界からやってきたとは…驚いたよ。」

 

「へぇ。ヘルガでも驚くことがあるんだ。」

 

「お前、アタシをなんだと思ってんだ?」

 

『姉御。」 「雌ゴリラ。」

 

「ツバキお前、ぶっ飛ばすぞ?」

 

「いいですよ?またやりますか?まぁ、今度も私の勝ちでしょうけど?」

 

『きぃーーー!ムカつく!」

 

すっかり二人は打ち解けていた。今では軽口を叩き合う仲である。

今はじゃれあっている最中だ。スタイルのいい美女二人がじゃあっているのを見ると、俺もその中に入りたくなってくる。

 

ムクムク

 

は?!我が息子もじゃれあいたいのか!?

 

めざとくヘルガが見つける。

 

「んん〜?これは何かな〜?」

「あらあら、なんともまぁ…何でしょう?」

 

『すまん。」

 

「気にすんな。お前も男の子だからな♪お姉さんが抜いてやろう♪」

「あら?お姉さんなら私もですよ?」

『何ぃー?やるのか?これなら負けねぇぞ?」

「望むところです。」

 

「「シュラ、審判を頼む。」」

 

「はい…」

 

旅の前日だというのに、精がつかないっす。

 

 

 

 

 




ちなみに私はブッサイクです。よろしくお願いします。
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