※この作品はR-18です。

裏切られた"僕"は絶望して逃げたが、入れ替わった"俺“はその後の人生を謳歌する。   作:美味しく食べよう

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今回で主人公の名前決めます!
謎の存在さんも!


"俺"の本当の始まり

そんなこんなで、主人公達の道中。

 

「そういや、俺の名前どうするんだ?」

 

(ふむ、そうであったな。名前か…名前くらい自分で考えろ。)

 

「うわ、冷たいやつー。そうだなぁ、そんじゃぁ『シュラ』ってのはどうだ?」

 

(いいのではないか?あの強さを見ると、名前がピッタリだ。)

 

「よぉーし!そんじゃぁ今から俺は『シュラ』だ!」

 

こうして、『シュラ』の物語が始まった。

 

 

 

 

「あぁーにしても…腹へったな。」

 

(ふむ、それなら、ちょうどお前が仕留めたオークがあるぞ。それでも食ったらどうだ?)

 

「そうだった!オークがあったわ!早速出してくれ!」

 

(お安い御用だ。)

 

すると、目の前にオークの死体が現れた。

 

「おぉ〜何回見てもすげぇな!」

 

(世辞として受け取っておこう。)

 

それでは早速いただこう、と言いたいが。

 

「なぁ、これどうやって解体するんだ?」

 

(知らないのか?仕方ない。我が教えてやろう。)

 

そうして始まった解体。

 

(それでは先ず…)…

 

謎の存在の声に従い、手際よく捌いていくシュラ。

とても手先が器用である。

 

(なかなか上手いぞ。では次に…)…

 

そうして、あっという間に解体し終えた。

 

「なんだ。やってみれば出来るもんだな。」

 

そして目の前の豚肉もどきを焼いて食べてみる。

 

「うめぇ〜。甘い肉汁が口の中に広がって最高〜。食感もなんだか柔らかくて食べやすいし。味付けがないから肉本来の旨味が口いっぱいに広がって…」

 

そして瞬食した。

 

(はやっ!!)

 

「ごちそうさまでした。いやー食ったぜ〜。」

 

(この残ったやつはしまっておくぞ。)

 

「サンキュー。」

 

残っていた肉やら皮やらが瞬間で消えていく。

 

「もう日も暮れてきたし、今日はここまでだな。また明日進もう。」

 

(そうだな。夜になるとモンスターが活発になる。それに暗いと襲われても分からない。)

 

そういうことで、寝床を探し始めるシュラ。

 

「あ、ここなんか良いんじゃねぇか?」

 

草が生い茂っていて柔らかそうな所。

そこに決定したシュラは、ゴロンと仰向けになる。

そして視界に映ったのは、

 

「うおぉ〜、超綺麗やんけ。」

 

寝床を探す間に日が沈み、月が出始めていた。

そして夜空一面に広がる星々。

前世の地球の都会では滅多にお目にかかれない。

 

(ふむ、そうだな。本当に綺麗だ。)

 

謎の存在も肯定する。

濃紺色の暗い空に、点々と光り輝く星々が煌めいている。

なんとも美しい、神秘的な空間である。

ちょっぴりノスタルジーに浸ってしまう。

 

「こういう景色は東京じゃなかなか見れないからな〜。この世界に来てよかったよ。ありがとな。」

 

(礼を言うのはこちらの方だ。魔王討伐の依頼を受けてくれたこと、言葉では言い表せないほどに感謝している。)

 

「よせやい。俺だって俺の目的のためにこの世界に来たんだ。お互いの目的が噛み合った。ただそれだけのことさ。」

(そう言ってくれると助かる。)

 

「しっかしよ〜、こういう景色は他にも見れるのか?」

 

(一生使い切っても回れぬ程にはな。)

 

「そうか。そりゃ楽しみが一つ増えたな。」

 

(しかし、本当に良かったのか?こちらの世界に来たら、二度と戻れなかったのだぞ?地球には未練はないのか?)

 

「ねぇよ。親もいねぇし、兄弟や姉妹もいねぇ。周りにも友人はほとんどいなかった。やることと言ったら、体鍛えるか勉強するか、それぐらいだ。」

 

(そうなのか。悲しくはないのか?)

 

「初めからそうだったから分かんねぇや!アーハッハッハ!」

 

(そうか…)

 

まぁ本人が幸せならそれで良いのだが。

わざわざ慰めや同情の声をかけるなど、本人への侮辱だろう。

本人には本人の価値観や感情がある。そこに口出しなど、野暮なものだろう。

 

「そういえばお前、名前はなんて言うんだ?」

 

(名前は無いな。なんだったら付けてくれ。)

 

「えぇ〜、また俺かよぉ〜。しょうがねぇな〜。うーん…そんじゃお前は

『シーク』だ!」

 

(シークか…由来とかはあるのか?)

 

「全部謎だからシークレット、縮めてシークだ!」

 

(安直だな。まぁそれでいい。気に入った。礼を言う。)

 

「気に入ったか!そうか!ガッハッハッハ!」

 

それから、シュラとシークは意識が落ちるまで語りあった。




背景とか作るの難しいです。
私はノスタルジーを感じるものが好きなんですが、文章で表現するのは難しいですね。
精進します。
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