裏切られた"僕"は絶望して逃げたが、入れ替わった"俺“はその後の人生を謳歌する。 作:美味しく食べよう
そんなこんなでシークと喋りあいながら道を進む。
街道が整備されており、シークの案内があるから、迷うことなく進める。
あ、そうそう。途中でいい感じの長さの木の棒を拾ったからそれを今は護身用に持っている。
シュラは 木の棒を 手に入れた!!
閑話休題
また、シークの話によると、この世界はステータスなるものがあるらしい。
ゲームでよく見るようなアレだ。
この世界においては、能力を分かりやすく表示したものである。
具体的にはこんな感じ。
生命力 ----
持久力 ----
筋力 ----
魔力 ----
知力 ----
精神力 ----
生命力が高いと、死ににくくなる。
持久力が高いと、長時間動き回れる。
筋力が高いと、より重いものが持てる。
魔力が高いと、より強い魔法を発動できる。
知力が高いと、頭がいいということになる。
精神力が高いと、状態異常にかかりにくくなる。
ちなみに状態異常とは精神的な異常である。
例えば、混乱、無気力、洗脳などだ。
(お前の筋力は高いと思うぞ。オークをワンパンだからな。期待していいぞ。)
「なんかワクワクするな!」
そうこうしていると、何やら町が見えてきた。
高い壁があり、壁の途中で巨大な門がある。その前には武装した人が立っている。恐らく検問だろう。
(さて、覚えているな?お前が言うこと。)
「なんだっけ?」
(たわけ。ちゃんと覚えておれ。身分を証明するものがない、これだけだ。)
「それだけか。それなら簡単だな。俺は超素直だし。」
(そうだな。まるで子供だ。)
「なにぃ〜!?」
軽口を叩き合うくらいには二人(二人?)の仲は深まっていた。
そしてたどり着く。
「では次の者、こちらに。」
「はーい!」
純粋な子供のように返事をする。
「うむ、元気があってよろしい。君、身分を証明できるものはあるかな?」
「それが無いんですよ〜!」
「ふむ、そうか。では何の目的でこの町にやってきたんだい?」
「冒険者になるためです!」
チラリと兵士の視線が鎧の内側に向く。
「ふむ、嘘はついていないようだ。では、この板を渡しておく。身分を証明できるものができたら、この板を返しにおいで。」
「はーい!ありがとうございます!」
「うむ、結構。では次の者。」
こうしてシュラは町に入れた。
「あぁ〜緊張した。案外簡単に通れたな。」
(どこからどう見ても子供のようだからな。よほど捻くれてなければ、何も疑いなどしないだろう。)
「なるほど。まぁ俺悪さする気なんてないし。」
(うむ。では早速、冒険者ギルドに向かおう。)
「おう!」
無理でした。ごめんなさい。次回ですね。