(この人がエリック陛下の敵。何だろう?とても冷たい雰囲気…)
エミールが垣間見た女帝キリー・ギャレットはそれはいとも高貴な美女だ。艶やかになびく黒髪の長髪、毒を持つ真紅の瞳、ナイフのように鋭い鼻、唇には真紅のルージュ。
露出の多いドレスは華美な装飾が施され、色は男を誘う黒のレースのドレス。脚にはガーターベルトが履かれ、脚線美はなかなかのものだ。
周囲には美少年が甲斐甲斐しく女帝に己の舌を這わせ、露わになっている胸にキスを捧げたり、股間にも美少年がパンティーの上からキスを捧げる。両方の胸は既に露わになり1つずつの乳首を一生懸命舐めて、快楽を提供している。
エミールは密かにゴクリとツバを呑み込む。思っている以上に骨が折れる仕事かも知れない、と。
しかし、ここまで来たら逃げる訳にもいかない。そこで、エミールはエリオットが夜にしてみせてくれたキスを思い出す。あのキスは女性にも応用がきくキスだったらしい。エリックもそれは当たりだと言っていた。
エリオット宰相は男も女もいける両刀使い。なので、基本的に女性にも応用がきく技術をエミールに教えたのだ。
しかし、いきなりキスをすると怒るかも知れない。エミールは許可を得る為に口を開いた。
「あ、あの。陛下の唇にキスをしてよろしいでしょうか?」
「きちんと許可を得てからキスをしたいとは、見上げた心掛けだこと。良いでしょう…キスを頂戴?」
「陛下…」
エミールは柔らかくキスを捧げた。蕩けてしまう程優しいキス。やがて、キスは激しくなる。キリーの舌が容赦無くエミールの舌を弄ぶ。キリーの手はエミールの顔を掴み逃さないように固定している。
「んんっ…んんっ…はあっ…陛下」
「あなたの口、美味しい…」
大人の女性の色香たっぷりに囁くキリー。しかし、冷たい怒りが胸を担当する美少年に向けられた。
「貴様…気を抜いていたな!心を込めて舐めなさい!」
「も、申し訳御座いません…」
怯えた瞳で謝る美少年はまた舌を使って乳首を弄ぶ。吸い込み、あどけない口に含む。
「ああ…そうよ…この快楽こそ、私が求めるもの…!みんな私だけの物。この快楽も、ああッ…いいわ…そこ」
「もっとあなたの口を頂戴?」
真紅の瞳を向けてエミールの瞳を覗き込むキリー。エミールは頷いた。そして、また口づけを交わす。
「んんっ…ンフゥ…んんっ…少年よ…名前は?」
「エミール…です、陛下…んんっ…んんっ…」
「まるで、とろけるような口づけ…気に入ったわ」
「陛下…ありがとうございます。今度は胸を俺に舐めさせてください……気に入らないのでしょう?」
「そうね。あなたの口、どんな感じなのかしら?」
先程まで舐めさせた美少年をどかして、エミールに右側の乳首を舐めさせる。
エミールは口に含む。そして吸い込んでみた。香水の匂いがする。
「アアッ…!激しい…!」
「いかがでしょうか?」
「そうよ…もっと…激しく噛んで」
「こうですか?」
エミールは口に含み歯で噛んでみる。そして引っ張る。
キリーは激しい喘ぎ声を上げた。
「アアン!イイっ!そうよ…激しく噛んで…攻めて…もっと」
エミールは手でおっぱいを掴み乳首を攻める。まとわりつくように噛んで、舐めて、愛撫だけでイカせようとした。
「アアン!そうよ…いかせて。お前達も激しく噛んで…!」
女帝に尽くす夜伽達は一斉に口を激しく使い出す。女帝の身体は激しい快楽を覚え、花びらからは欲望の蜜が溢れて、夜伽の口を汚す。快楽に溺れる女帝は既に一匹の雌だった。
「ああッ!あハァ!あん!あハァ!イ…イクーっ!!」
そして女帝は全身で快楽を感じ、はしたなく絶叫を上げ、絶頂を感じた。
「いかがでしょうか?陛下…?はあっ…はあっ…」
「エミール……今夜はあなたといっぱいしましょう?あなたのアソコも気になるわ…」
「他の者は今夜は下がって頂戴」
他の夜伽を下げさせると、女帝は自ら、花びらを開けエミールを誘う。そこはもう欲望で濡れに濡れている。
「あなたのモノ、ガッツリハメて」
エミールは下着を脱いだ。そして、自分自身でも初めての異性とのセックスをする。
「僕、初めてなので馴れていませんけどよろしいでしょうか?」
「じゃあ…私好みのあなたにしてあげる。突っ込んで、思い切り」
「アウッ!陛下ッ!」
女帝の花びらは蠢いて、けしてエミールを離そうとはしない。
エミールが味わうそれは快楽というより、苦痛だった。しかし。発情した雌に止める術など持たない。
まるで喰い尽くすように初めての少年の精を喰らう。
「あなたのコレ、いいわ…ビンビンで硬くて大きくて、最高よ!」
「アウッ!アアッ!陛下!」
「毎晩、コレを味わいたい!もっと、激しく!もっと激しく!私を突いて!突きまくって!」
「アウッ!アアッ!すごい…陛下の中が蠢いてる!出ちゃう…!もう…」
「まだよ!まだ!私を満たして!」
まるで拷問のような夜伽をエミールは初日にして味わった。
朝が来る頃にはエミールは意識を失いかけて危険な状態だった。
散々、精を喰らった女帝はまどろんでグッスリ寝ている。
目眩が覚える程の苦痛を味わったエミール。しかし、味をしめた女帝は毎夜の如くエミールと溺れ始める。
それが地獄の苦しみである事にまだエミールは気づいていない……。