Daff -indifferencet's End 作:アンデッド
ある手配師の語り
いやっー多種多様と言いますかー
血は抗えないって言うんですかねー
これはですね、知り合いの国連で働く
ニューハーフ方から聞いた話なんです。
その方はいわゆる、国連の『裏』を担う方でして
世界中の犯罪組織などに資金提供や
コンサルタント業をおこなう事を
主にやってました。
まぁーその
低下させたいなら摘発するのではなく、カネを払い
“害虫駆除”を頼んだほうが良い」そうです。
で、その女性が趣味がありまして
その趣味というのがAV(成人向け映画、エロビデオ)に
出ることらしいんですよ。
大体は、普通にまぁ……そういうことして
終わるんですけ、ど、も。
たまーにどうやら『地獄の支配の一角』を担う
悪魔さんから頼まれていわくがある、いわゆる
“呪いの家”で撮影を依頼されるらしいんです。
いったいその方は何やってるんですか?って
尋ねたら「たまに他の部屋に行ったり、
うろちょろしてる」らしいんですよ。
色々と釈然としない部分が多いんですけど……
ある日のこと。
また、その日も依頼されて悪魔さんといっしょに
AV撮影してたんです。なぜか……わからない
ですけど、
搭載装備のカービン・ライフルや愛用の自動拳銃
を持ってくるよう言われたんですよ。
妙だな~って思いつつも用意して
撮影開始となりました。
始まって早々、男優さんの様子がおかしく
なったそうで「ヴヴヴウヴギギギギギギギギギギギギギギギヴヴヴウヴ」うなり声をあげ始めた。
撮影開始まえにそういえば腕に
包帯巻いてたからどうしたのって、聞いたら
「歩いてたら猿みたいなのに咬まれた」
話してたことを思い出したんです。
これはヤバいと思い、蹴り飛ばし
全裸で殴りかかったらしいんです。
咬まれたり、体液とかに注意しながら
こめかみ、わきの下、肋骨の下など
急所的な箇所に打撃を食らわせて
いったんですよ。
実はこの女性の方、日本人なんですけど
アメリカ海軍などに所属していた
プロの方らしいんです。
それでもまだ、動くもんだから
最終的に足を刈って倒れる男優の頭を
蹴り続けていきました。
まだ動きが止まらないから殺すつもりで
膝を振り下ろそうとしたら
背後からふと「下がってろ」ショットガンを
構えた悪魔さんが現れたです。そのまま
サッと、男優さんに離れたらすぐ男優さんの
頭を撃ち抜いたですよ。
また警察やらを呼んで時に、悪魔さんに
何が起きてんのって訊ねたんです。
いつも通り、ぶっきらぼうな感じで
「
猿に憑りついてたヤツも燃やした。
咬まれたヤツと血が口に入ったヤツを
見かけたら、頭を狙え。銀の銃弾で」だけ
言われたそうなんです。
気になったからナイトウォーカーって
なんですか、聞いたんです。
そしたらその女性曰く「山に住む神のようなモノ
の眷属」だけしか答えてくれませんでした。
ちなみにそのニューハーフさん、血の
つながりはありませんけど娘さんが
いらっしゃいます。
聞いたら、日本でタレントとして
かなり有名な方の名前ですよ。
さぁ、一話と関連性が出てきました。